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石神山古墳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
石神山古墳
所在地 福岡県みやま市高田町上楠田
位置 北緯33度05分40.1秒 東経130度28分48.6秒 / 北緯33.094472度 東経130.480167度 / 33.094472; 130.480167座標: 北緯33度05分40.1秒 東経130度28分48.6秒 / 北緯33.094472度 東経130.480167度 / 33.094472; 130.480167
形状 前方後円墳
規模 全長58.5m
埋葬施設 石棺直葬
出土品 石人、埴輪
築造時期 5世紀中頃
史跡 昭和51年(1976年)国の史跡
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石神山古墳(せきじんさんこふん)は、福岡県みやま市に所在する前方後円墳である。国の史跡に指定。武装石人が出土したことで知られる。

概要

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上楠田集落の北方、東西に延びる丘陵の西端標高56mの地点に立地する[1]。墳丘は3段築成で全長58.5mを測り[1]葺石埴輪を備える[2]

明治44年(1911年)に地元民が付近を開墾中、直葬された大・中・小3基の阿蘇凝結凝灰岩製刳抜式舟形石棺と武装石人が掘り出された。

石棺は長さがそれぞれ2.37m、1.89m、1.32mであり[2]、内部には朱が塗られていた。副葬品片、刀子片、銅釧、鍍銀銅器が出土している[1]

石人は高さ1.06mで衝角付冑をかぶり、三角板鋲留短甲と草摺を着装し、赤色顔料が塗られている[1]

1959年3月31日に舟形石棺3基が県の有形文化財に、また1976年2月6日に古墳本体が国の史跡に、同年6月5日に石人が国の重要文化財に指定された。

数少ない石人を伴う古墳として極めて重要であるばかりでなく、3石棺の直葬という珍しい類型を示すものとして注目される[3]

脚注

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  1. ^ a b c d 現地説明版
  2. ^ a b 「日本古墳大辞典」313頁
  3. ^ 石神山古墳 みやま市

関連項目

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外部リンク

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