知多奥田駅
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知多奥田駅 | |
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駅西側(2023年) | |
ちたおくだ CHITA OKUDA | |
◄KC21 美浜緑苑 (1.4 km) (1.7 km) 野間 KC23► | |
所在地 | 愛知県知多郡美浜町奥田森越70-3 |
駅番号 | KC 22 |
所属事業者 | 名古屋鉄道 |
所属路線 | 知多新線 |
キロ程 | 8.1 km(富貴起点) |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
4,446人/日 -2021年[1]- |
開業年月日 | 1975年(昭和50年)7月6日 |
備考 | 特殊勤務駅(駅集中管理システム導入駅) |
知多奥田駅(ちたおくだえき)は、愛知県知多郡美浜町にある名古屋鉄道知多新線の駅。駅番号はKC22。
全ての列車が停車する。
歴史
[編集]- 1975年(昭和50年)7月6日 - 開業。当初は無人駅。
- 1976年(昭和51年)4月4日 - 知多新線が野間駅まで延伸。途中駅となる。
- 1983年(昭和58年)4月 - 当駅付近に日本福祉大学が開校したことに伴い特急停車駅に昇格[2]。一部の時間帯に駅員が配置される[3]。
- 1987年(昭和62年)5月 - 自動改札機設置[4]。
- 1999年(平成11年)5月10日 - 当駅の特急通過を中止。全列車が停車するようになる。
- 2007年(平成19年)7月14日 - トランパス導入。それと同時に、終日有人駅となる。
- 2011年(平成23年)2月11日 - ICカード乗車券「manaca」供用開始。
- 2012年(平成24年)2月29日 - トランパス供用終了。
- 2024年(令和6年)9月28日 - 特殊勤務駅となり、土休日のみ終日無人化[5]。
駅構造
[編集]6両編成対応の相対式ホーム2面2線を有する高架駅。列車の行違いが可能であるが、一線スルーではなく、左側通行である。特殊勤務駅(管理駅は知多半田駅)で、窓口営業時間は平日の7:00 - 12:00と13:00 - 19:30となっている(土休日は休業)。改札口は2階にあり、付近には自動券売機(継続manaca定期乗車券及び新規manaca通勤定期乗車券の購入にも対応しているが、7:00~22:00以外の時間帯は名鉄ミューズカードでの決済は不可能である[6])と自動精算機(ICカードの積み増し等も可能)を1台ずつ備えている。高架下の1階部分には、「ヤングプラザ」と称する地元運営のテナントが入居し、トイレ・飲食店2軒・臨時の不動産屋がある。駅構内にはバリアフリー設備としてエレベーターが設置されている。
2023年9月30日に富貴駅が無人化されて以降[7]、知多新線では唯一の有人駅である。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | KC 知多新線 | 下り | 内海ゆき[8] |
2 | 上り | 太田川・金山・名鉄名古屋方面[8] |
-
入口
-
改札口
-
ホーム
-
駅名標
配線図
[編集] ← 富貴方面 |
→ 内海方面 |
|
凡例 出典:[9] |
利用状況
[編集]現在、技術上の問題で一時的にグラフが表示されなくなっています。 |
- 「移動等円滑化取組報告書」によれば、2020年度の1日平均乗降人員は3,626人である[10]。
- 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は6,253人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中63位、河和線・知多新線(24駅)中7位であった[11]。
- 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は7,542人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中60位、河和線・知多新線(26駅)中6位であった[12]。
『愛知県統計年鑑』、『知多半島の統計』各号によると、一日平均乗車人員の推移は以下の通りである。
年 | 総数 | 定期 | 備考 |
---|---|---|---|
1978(昭和53)年度 | 305 | 253 | [13] |
1979(昭和54)年度 | 337 | 259 | [14] |
1980(昭和55)年度 | 433 | 260 | [15] |
1981(昭和56)年度 | 380 | 274 | [16] |
1982(昭和57)年度 | 917 | 819 | [17] |
1983(昭和58)年度 | 3957 | 3541 | [18]日本福祉大学開校 |
1984(昭和59)年度 | 3977 | 3559 | [19] |
1985(昭和60)年度 | 4192 | 3737 | [20] |
1986(昭和61)年度 | 4319 | 3832 | [21] |
1987(昭和62)年度 | 4212 | 3744 | [22] |
1988(昭和63)年度 | 4068 | 3593 | [23] |
1989(平成元)年度 | 4225 | 3744 | [24] |
1990(平成 | 2)年度3934 | 3425 | [25] |
1991(平成 | 3)年度3854 | 3319 | [26] |
1992(平成 | 4)年度3725 | 3199 | [27] |
1993(平成 | 5)年度3905 | 3370 | [28] |
1994(平成 | 6)年度3907 | 3376 | [29] |
1995(平成 | 7)年度3567 | 3041 | [30] |
1996(平成 | 8)年度3381 | 2840 | [31] |
1997(平成 | 9)年度3200 | 2690 | [32] |
1998(平成10)年度 | 3141 | 2699 | [33] |
1999(平成11)年度 | 3147 | 2720 | [33] |
2000(平成12)年度 | 3187 | 2778 | [33] |
2001(平成13)年度 | 3299 | 2876 | [34] |
2002(平成14)年度 | 3209 | 2750 | [34] |
2003(平成15)年度 | 3150 | 2727 | [34] |
2004(平成16)年度 | 3237 | 2813 | [35] |
2005(平成17)年度 | 3185 | 2761 | [35] |
2006(平成18)年度 | 3134 | 2703 | [35] |
2007(平成19)年度 | 3083 | 2604 | [36] |
2008(平成20)年度 | 2946 | 2459 | [36] |
2009(平成21)年度 | 2867 | 2405 | [36] |
2010(平成22)年度 | 2879 | 2405 | [37] |
2011(平成23)年度 | 2995 | 2525 | [37] |
2012(平成24)年度 | 3042 | 2587 | [37] |
2013(平成25)年度 | 3136 | 2670 | [38] |
2014(平成26)年度 | 3035 | 2573 | [38] |
2015(平成27)年度 | 2852 | 2691 | [38] |
2016(平成28)年度 | 2721 | 2270 | [39] |
2017(平成29)年度 | 2628 | 2207 | [39] |
2018(平成30)年度 | 2664 | 2246 | [39] |
2019(令和元)年度 | 2781 | 2391 | [40] |
知多新線のみの場合、最も利用客が多い。
駅周辺
[編集]主な施設
[編集]東側(美浜町河和方面)
[編集]- 日本福祉大学、日本福祉大学付属高等学校
- 愛知県道275号奥田河和線
- 農業地帯であり、知多新線沿線の中でも広大に田畑が広がるが、美浜町議会は知多奥田駅東側に陸上競技場を中心とした運動公園を整備すると発表、公園全体の完成は2023年ごろを予定している[41]
西側(伊勢湾方面)
[編集]- 奥田地区の中心部は海寄りの国道247号沿いであり、徒歩10分程度かかる。
- 美浜町立奥田小学校
- 南知多ビーチランド(案内看板有り。駅からは徒歩15分)
- 美浜郵便局
- 三菱UFJ銀行武豊支店ATMコーナー
- 知多信用金庫奥田支店
- 亀の井ホテル知多美浜(旧・かんぽの宿知多美浜)
- 恋之水神社
バス路線
[編集]- 美浜町巡回ミニバス「自然号」
- 西部コース:上野間駅・役場方面、野間公民館方面。
- 備考
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ “令和3年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)” (PDF). 名古屋鉄道. 2022年10月13日閲覧。
- ^ 『保存版 知多半島の名鉄90年 ―常滑線・河和線・知多新線それぞれの歩みをたどる90年のドラマ』 郷土出版社、1999年 ISBN 978-4876701193 p.235
- ^ 寺田裕一『改訂新版 データブック日本の私鉄』ネコ・パブリッシング、2013年、257頁。ISBN 978-4777013364。
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、570頁。
- ^ “一部の駅における窓口係員配置時間の変更について”. 名古屋鉄道 (2024年8月23日). 2024年8月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月23日閲覧。
- ^ “名古屋鉄道”. 名古屋鉄道. 2024年9月27日閲覧。
- ^ “一部の駅における窓口係員配置時間の変更について”. 名古屋鉄道 (2023年2月22日). 2023年2月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月22日閲覧。
- ^ a b “知多奥田(KC22)(ちたおくだ) 路線一覧”. 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
- ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
- ^ “令和2年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)” (PDF). 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
- ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和55年刊』、愛知県、1980年、223頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和56年刊』、愛知県、1981年、229頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和57年刊』、愛知県、1982年、241頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和58年刊』、愛知県、1983年、225頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和59年刊』、愛知県、1984年、225頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和60年刊』、愛知県、1985年、243頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和61年刊』、愛知県、1986年、237頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和62年刊』、愛知県、1987年、225頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和63年刊』、愛知県、1988年、225頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成元年刊』、愛知県、1989年、227頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成2年刊』、愛知県、1990年、225頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成3年刊』、愛知県、1991年、227頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成4年刊』、愛知県、1992年、231頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成5年刊』、愛知県、1993年、223頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成6年度刊』、愛知県、1995年、223頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成7年度刊』、愛知県、1996年、第10章 運輸・通信
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成8年度刊』、愛知県、1997年、第10章 運輸・通信
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成9年度刊』、愛知県、1998年、第10章 運輸・通信
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成10年度刊』、愛知県、1999年、第10章 運輸・通信
- ^ 愛知県企画振興部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成11年度刊』、愛知県、2000年、第10章 運輸・通信
- ^ a b c 知多統計研究協議会(編)『知多半島の統計 平成14年版』、知多統計研究協議会、2002年、47頁
- ^ a b c 知多統計研究協議会(編)『知多半島の統計 平成17年版』、知多統計研究協議会、2005年、47頁
- ^ a b c 知多統計研究協議会(編)『知多半島の統計 平成20年版』、知多統計研究協議会、2008年、111頁
- ^ a b c 知多統計研究協議会(編)『知多半島の統計 平成23年版』、知多統計研究協議会、2011年、43頁
- ^ a b c 知多統計研究協議会(編)『知多半島の統計 平成26年版』、知多統計研究協議会、2014年、43頁
- ^ a b c 知多統計研究協議会(編)『知多半島の統計 平成29年版』、知多統計研究協議会、2017年、43頁
- ^ a b c 知多統計研究協議会(編)『知多半島の統計 令和元年版』、知多統計研究協議会、2019年、43頁
- ^ 知多統計研究協議会(編)『知多半島の統計 令和2年版』、知多統計研究協議会、2021年、43頁
- ^ “美浜町運動公園概要”. 2018年5月2日閲覧。
- ^ “送迎バス”. アクセス. ホテル小野浦. 2022年12月29日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 知多奥田駅 - 名古屋鉄道