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知人駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
知人駅
駅建物(2011年11月)
しれと
Shireto
春採 (4.0 km)
地図
所在地 北海道釧路市知人町
北緯42度58分10秒 東経144度22分18秒 / 北緯42.96944度 東経144.37167度 / 42.96944; 144.37167座標: 北緯42度58分10秒 東経144度22分18秒 / 北緯42.96944度 東経144.37167度 / 42.96944; 144.37167
所属事業者 太平洋石炭販売輸送
所属路線 臨港線
キロ程 4.0 km(春採起点)
駅構造 地上駅
開業年月日 1925年大正14年)2月11日
廃止年月日 2019年令和元年)6月30日*
備考
* 2019年(平成31年)3月31日より運転休止
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1977年の釧路臨港鉄道 知人駅と臨港駅、南埠頭と周囲約1 km範囲。右下、貯炭場の荷卸線分岐より少し上の、本線複線間に焦茶色の線で島式ホーム状に見える辺りが知人駅で、駅舎はその右上の水色屋根の建物。右上、やはり本線複線間に白く島式ホーム状に見える辺りが臨港駅で、駅舎はその右の水色屋根の建物で、駅前に小さなロータリーが見える。左側に釧路港南埠頭があり、先端の太平洋炭礦の専用船着場の手前に小野田セメント(現太平洋セメント)の工場があって、手前の油槽所と共に専用線が引き込まれている。かつては臨港駅から手前の漁港前の道路脇に、大洋漁業の工場前まで専用線が引かれていたが、既に撤去されて軌道跡は草生している。この時点では、臨港駅から先の入舟町駅までの利用は、一部を除いて殆んど停止されていた。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

知人駅(しれとえき[1])は、北海道釧路市知人町(しりとちょう)にあった、太平洋石炭販売輸送臨港線

貨物専用駅であり、石炭輸送列車が発着していた。地上駅

歴史

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 年表

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駅名の由来

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地名より。知人岬のことを指すアイヌ語「シレトゥ(sir-etu)」(地の・鼻、転じて「岬」の意)に由来する[3]

駅周辺

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廃止時

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太平洋石炭販売輸送
臨港線
春採駅 - 知人駅

旅客営業当時

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釧路臨港鉄道
臨港線
米町駅 - 知人駅 - 真砂町駅

なお、城山駅より9.4キロ、春採駅より3.9キロ。

脚注

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  1. ^ a b 内閣印刷局, ed (1925-02-23). “彙報 地方鉄道貨物運輸開始 釧路臨港鐵道株式会社、西武鉄道株式会社(鉄道省)”. 官報 (国立国会図書館デジタルコレクション) (3749). https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2955897/4. 
  2. ^ 釧路・臨港線 石炭列車ラストラン:どうしん電子版(北海道新聞)”. どうしん電子版(北海道新聞). 2019年3月31日閲覧。
  3. ^ 山田秀三『北海道の地名』(2版)草風館、浦安市〈アイヌ語地名の研究 別巻〉、2018年11月30日、266頁。ISBN 978-4-88323-114-0 

関連項目

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