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矢崎千代二

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
矢崎 千代二
(やざき ちよじ)
生誕 1872年3月20日
日本の旗 日本神奈川県横須賀市汐入
死没 (1947-12-28) 1947年12月28日(75歳没)又は12月29日
中華民国の旗 中華民国北京市立第三病院[1]
国籍 日本の旗 日本
教育 東京美術学校西洋画科選科
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矢崎 千代二(やざき ちよじ、1872年3月20日明治5年2月12日) - 1947年昭和22年)12月28日又は12月29日)は、日本洋画家[1]

経歴

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  • 1872年(明治5年)神奈川県横須賀市に生まれる。
  • 1887年(明治20年)大野幸彦の下で洋画を学ぶ。
  • 1897年(明治30年)東京美術学校西洋画科選科に入学し、黒田清輝に師事する。1900年(明治33年)7月に卒業。同年白馬会に入会。白馬会展に作品を出展する。
  • 1903年(明治36年)第五回内国勧業博覧会に出展した「鸚鵡」が三等賞。
  • 1907年(明治40年)ヨーロッパ等を巡歴し、1909年(明治42年)帰国。同年個展を開く。同年第3回文展に出展した「夕凉」が褒状。
  • 1910年(明治43年)第4回文展に出展した「奈良」と1913年(大正2年)第7回文展に出展した「草刈」が共に3等賞。
  • 1916年(大正5年)再びヨーロッパに渡り、サロン・ドートンヌ等に出展した。
  • 1927年(昭和2年)日本パステル画会を創設
  • 1947年(昭和22年)北京市立第三病院にて死去。享年75。

作品

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  • 教鵡(きょうむ、1900年、東京芸術大学
  • 残照、インド・ダージリン(1920年頃、個人)
  • 南洋の夕雲(1922年、横須賀美術館
  • ヴェニス(1923年、横須賀美術館)
  • ブエノスアイレス議事堂前(1931年、横須賀美術館)
  • バタビア(1934年、横須賀美術館)

著作

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  • 絵の旅から(1926年、朝日新聞社
  • パステル画の描き方(1929年、文房堂
  • 南米作品解説:南米絵行脚(1932年、実業之日本社
  • 南米絵の旅(1933年、実業之日本社)

出典

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  1. ^ a b 東京文化財研究所 矢崎千代二より

外部リンク

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