コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

真教寺 (杉並区)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
真教寺
所在地 東京都杉並区永福1-7-79
山号 柳水山
宗派 浄土真宗本願寺派
本尊 阿弥陀如来
創建年 文禄3年(1594年
開山 真了法師
法人番号 4011305000317 ウィキデータを編集
テンプレートを表示

真教寺(しんきょうじ)は、東京都杉並区にある浄土真宗本願寺派寺院

概要

[編集]

1594年文禄3年)、真了法師によって開山された。元々は江戸麻布宮村(現・東京都港区元麻布)に位置していた[1]

同宗派の西本願寺が浜町御坊(後の築地本願寺)を建立すると、浜町御坊の寺中に入った。その後昭和初期までは、築地本願寺とともに歴史を歩んだ[2]

1923年大正12年)の関東大震災で焼失し、1928年(昭和3年)に築地本願寺から分かれて現在地に移転した、その後も1945年昭和20年)の空襲で罹災している[2][1]

仏像等

[編集]

本尊阿弥陀如来は、1630年寛永7年)に西本願寺から贈られたものである[2]

他にも、親鸞自作の自身の像、妻の玉日の像、義父の九条兼実の像が安置されている。当初は月輪寺にあったものだが、本願寺坊官下間家に渡り、その後明治時代に下間家と親交のあった那須家に譲り、1935年(昭和10年)頃に那須家より当寺に奉納されたものである[1][2]

交通アクセス

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ a b c 大谷光男、嗣永芳照 著『杉並区史跡散歩 (東京史跡ガイド15)』学生社、1992年、69p
  2. ^ a b c d 105 真教寺【寺院】(永福1丁目7番79号)杉並区教育委員会事務局生涯学習推進課文化財係

参考文献

[編集]
  • 大谷光男、嗣永芳照 著『杉並区史跡散歩 (東京史跡ガイド15)』学生社、1992年