コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

福島県立相馬東高等学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
相馬東高等学校から転送)
福島県立相馬東高等学校
地図北緯37度48分21.9秒 東経140度56分20.9秒 / 北緯37.806083度 東経140.939139度 / 37.806083; 140.939139座標: 北緯37度48分21.9秒 東経140度56分20.9秒 / 北緯37.806083度 東経140.939139度 / 37.806083; 140.939139
過去の名称 相馬郡立相馬女子技芸学校
福島県相馬実科女学校
福島県相馬高等女学校
福島県立相馬高等女学校
福島県立相馬女子高等学校
国公私立の別 公立学校
設置者 福島県の旗 福島県
学区 全県学区
宮城県 丸森町山元町
校訓 自律・共生・創造
設立年月日 1907年(明治40年)5月1日
閉校年月日 2022年(令和4年)3月31日
共学・別学 男女共学
課程 全日制課程
単位制・学年制 単位制
設置学科 総合学科
学期 2学期制
学校コード D107220960024 ウィキデータを編集
高校コード 07171E
所在地 976-0014
福島県相馬市北飯渕字阿弥陀堂200
外部リンク 公式サイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
テンプレートを表示

福島県立相馬東高等学校(ふくしまけんりつ そうまひがしこうとうがっこう)は、福島県相馬市に所在した県立高等学校

概要

[編集]
歴史
1907年明治40年)創立の「相馬郡立相馬女子技芸学校」を前身とする。高等女学校を経て1948年昭和23年)の学制改革により、新制高等学校「福島県立相馬女子高等学校」となった。長い間女子校であったが、2003年平成15年)に現校名に改称し、男女共学を開始した。2012年平成24年)に創立105周年を迎えた。
設置課程・学科
全日制課程 総合学科単位制) - 5系列(文理・情報ビジネス・芸術文化・生活福祉・スポーツ)
校訓
「自律・共生・創造」
校章
2003年(平成15年)に新しく制定された。太陽と海(波)を図案化したもの。
中高一貫教育(連携型)

沿革

[編集]
前史
  • 1903年(明治36年)4月 - 中村高等小学校校長の太田宗雄とその他有志により、「四行塾」が開設される。
    • 女子への裁縫教育を目的とした私塾で、修業年限を1年とする。
  • 1905年(明治38年)5月 - 中村町に移管され、「中村町立相馬女学校」に改称。
正史
  • 1907年(明治40年)5月1日 - 相馬郡に移管され、「相馬郡立相馬女子技芸学校」に改称。修業年限を2年とする。
    • 以後5月1日を創立記念日とする。
  • 1911年(明治44年)3月 - 「福島県相馬実科女学校」(相馬郡立)に改称。修業年限を4年とする。
  • 1920年大正9年)4月 -「福島県相馬高等女学校」(相馬郡立)に改称。
  • 1922年(大正11年)
    • 1月 - 番地を変更。相馬郡と中村町の負担による校舎建築の許可が下りる。
    • 4月 - 福島県に移管され「福島県立相馬高等女学校」に改称。校舎を相馬市中村字川原町151番地に移転。
    • 10月27日 - 相馬郡庁において校舎落成式典を挙行。
  • 1944年(昭和19年)- 勤労動員が開始。
  • 1945年(昭和20年)
    • 4月 - 学校での授業が停止。
    • 9月 - 終戦により授業を再開。
  • 1946年(昭和21年)4月 - 修業年限を5年とする(4年修了時点で卒業することもできた)。
  • 1947年(昭和22年)4月1日 - 学制改革(六・三制の実施)が行われる。
    • 高等女学校の生徒募集を停止。
    • 新制中学校を併設し(名称:福島県立相馬高等女学校併設中学校、以下・併設中学校)、高等女学校1・2年修了者を新制中学2・3年生として収容。
    • 併設中学校は経過措置としてあくまで暫定的に設置されたため、新たに生徒募集は行われず、在校生が2・3年生のみの中学校であった。
    • 高等女学校3・4年修了者はそのまま在籍し、4・5年生となった(4年修了時点で卒業することもできた)。
新制高等学校
  • 1948年(昭和23年)4月1日 - 学制改革(六・三・三制の実施)により、高等女学校は廃止され、新制高等学校福島県立相馬女子高等学校」が発足。
    • 通常制普通課程・家庭課程(現・全日制課程普通科・家庭科)を設置。
    • 高等女学校卒業生(5年修了者)の希望者を新制高校3年生、高等女学校4年修了者を新制高校2年生、併設中学校卒業生(3年修了者)を新制高校1年生として収容。
    • 併設中学校を継承し(名称:福島県立相馬女子高等学校併設中学校)、在校生が1946年(昭和21年)に高等女学校へ最後に入学した3年生のみとなる。
  • 1955年(昭和30年)4月1日 - 福島県立相馬高等学校から定時制家庭科別科(修業年限2年)が移管される。
  • 1956年(昭和31年)3月 - 定時制家庭科別科の募集を停止し、家庭課程の定員を増員。
  • 1957年(昭和32年)3月31日 - 定時制家庭科別科を廃止。
  • 1958年(昭和33年)
    • 1月 - 創立50周年を記念して、体育館講堂が完成。
    • 4月1日 - 家庭科の募集を停止。
  • 1960年(昭和35年)3月31日 - 家庭科を廃止。普通科のみとなる。
  • 1963年(昭和38年)3月から1964年(昭和39年)3月 - 南校舎が完成。
  • 1965年(昭和40年)3月から1966年(昭和41年)2月 - 北校舎が完成。
  • 1968年(昭和43年)7月 - プールが完成。
  • 1974年(昭和49年)3月 - 和室が完成。
  • 1981年(昭和56年)3月 - 新体育館が完成。
  • 2000年(平成12年)11月 - 校舎移転整備事業を開始。
  • 2003年(平成15年)
    • 1月 - 学校敷地造成工事が完成。
    • 4月1日 - 「福島県立相馬東高等学校」(現校名)に改称。男女共学を開始。総合学科を設置。普通科の募集を停止。校歌・校章・校旗・制服を制定。
  • 2004年(平成16年)
  • 2005年(平成17年)4月 - 連携型中高一貫教育を開始。
  • 2007年(平成19年)9月 - 創立100周年記念式典を挙行。
  • 2011年(平成23年)3月11日 - 東日本大震災の発生により被災。
  • 2022年令和4年) - 新地高校と統合し、福島県立相馬総合高等学校が開校し、閉校[1]

進路概況

[編集]

部活動

[編集]
運動部
文化部
同好会

交通

[編集]

著名な出身者

[編集]

堀下さゆり

脚注

[編集]
  1. ^ 統合校の校名について - 福島県教育委員会(2021年1月14日)

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]