相沢博
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相沢 博(あいざわ ひろし、1909年(明治42年)8月4日[1] - 1992年(平成4年)12月7日)は、ドイツ文学・比較文学者。
宮城県生まれ。1933年東京帝国大学独文科卒。同大学院を経て、戦後東京大学教養学部教授、1970年定年退官、青山学院大学教授。1980年退職。専門はドイツ伝承文学。
著書
[編集]単著
[編集]- 『メルヘンの世界』講談社〈講談社現代新書 172〉、1968年12月。ISBN 9784061155725。
- 『メルヘンの面白さ 分類グリム童話の鑑賞』中央大学出版部〈UL双書 19〉、1973年2月。
- 『アルテンベルク物語』赤坂三好絵、講談社〈児童文学創作シリーズ〉、1982年4月。ISBN 9784061190528。
- 『グリムの笑い話 大人のメルヘン』NTT出版、1991年5月。ISBN 9784871881166。
翻訳
[編集]- アグネス・ザッパー『愛の家族』講談社、1980年11月。
共訳
[編集]- グレッセ編 著、相沢博・永野藤夫 訳『ドイツの怪奇民話』評論社〈世界の怪奇民話 2〉、1982年6月。ISBN 9784566055513。
脚注
[編集]- ^ 『現代物故者事典1991~1993』(日外アソシエーツ、1994年)p.9
参考
[編集]- 「メルヘンの世界」著者紹介
- 相沢博先生のこと 江村洋「比較文學研究」1970-07