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霞ヶ関駅 (埼玉県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
的場駅 (東武鉄道)から転送)
霞ヶ関駅*
南口(2006年8月)
かすみがせき
Kasumigaseki
(東京国際大学前)
TJ 22 川越市 (3.4 km)
(2.2 km) 鶴ヶ島 TJ 24
地図
所在地 埼玉県川越市霞ケ関東一丁目1-4
北緯35度55分32.26秒 東経139度26分35.27秒 / 北緯35.9256278度 東経139.4431306度 / 35.9256278; 139.4431306座標: 北緯35度55分32.26秒 東経139度26分35.27秒 / 北緯35.9256278度 東経139.4431306度 / 35.9256278; 139.4431306
駅番号 TJ23
所属事業者 東武鉄道
所属路線 東上本線
キロ程 34.8 km(池袋起点)
電報略号 セキ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗降人員
-統計年度-
[東武 1]25,039人/日
-2023年-
開業年月日 1916年大正5年)10月27日[1]
備考 * 1930年昭和5年)1月に「的場駅」から改称。
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霞ヶ関駅(かすみがせきえき)は、埼玉県川越市霞ケ関東一丁目にある、東武鉄道東上本線である。駅番号はTJ 23副駅名は「東京国際大学前[2]

年表

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駅構造

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島式ホーム1面2線の地上駅で、橋上駅舎を有している。

定期券売場が設置されていたが、前述の通り廃止された。また、ホーム上には売店「access」があったが、2017年10月19日を以って閉店した。改札階とホーム、北口・南口との間は階段のほかエスカレーターエレベーターにより連絡している。

かつての駅舎は2階建てで、ホームとは地下通路で連絡していた。2005年に現行の橋上駅舎の供用を開始し、2006年には新たに北口が開設された。南口側には駅ビルが建設された。

のりば

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番線 路線 方向 行先[5]
1 TJ 東上線 下り 小川町方面
2 上り 池袋方面

利用状況

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2023年度の1日平均乗降人員25,039人である[東武 1]

近年の1日平均乗降人員および乗車人員の推移は下記の通り。

年度別1日平均乗降・乗車人員
年度 1日平均
乗降人員
[6][東武 2]
1日平均
乗車人員
[7]
出典
1990年(平成02年) 33,641 17,049
1991年(平成03年) 35,217 17,785
1992年(平成04年) 36,415 18,405
1993年(平成05年) 36,849 18,609
1994年(平成06年) 37,063 18,722
1995年(平成07年) 37,658 18,576
1996年(平成08年) 36,731 18,131
1997年(平成09年) 35,415 17,473
1998年(平成10年) 34,404 16,994
1999年(平成11年) 33,429 16,389 [* 1]
2000年(平成12年) 32,980 16,292 [* 2]
2001年(平成13年) 31,955 15,837 [* 3]
2002年(平成14年) 31,393 15,553 [* 4]
2003年(平成15年) 30,518 15,102 [* 5]
2004年(平成16年) 30,145 14,921 [* 6]
2005年(平成17年) 29,522 14,587 [* 7]
2006年(平成18年) 29,031 14,325 [* 8]
2007年(平成19年) 28,827 14,328 [* 9]
2008年(平成20年) 29,006 14,451 [* 10]
2009年(平成21年) 28,801 14,385 [* 11]
2010年(平成22年) 28,762 14,379 [* 12]
2011年(平成23年) 28,579 14,264 [* 13]
2012年(平成24年) 29,237 14,592 [* 14]
2013年(平成25年) 29,686 14,827 [* 15]
2014年(平成26年) 28,817 14,400 [* 16]
2015年(平成27年) 29,448 14,727 [* 17]
2016年(平成28年) 29,854 15,002 [* 18]
2017年(平成29年) 30,046 15,089 [* 19]
2018年(平成30年) 29,962 15,022 [* 20]
2019年(令和元年) 29,021 14,541 [* 21]
2020年(令和02年) 17,892 8,964 [* 22]
2021年(令和03年) 22,214 11,129 [東武 3]
2022年(令和04年) 24,540 12,288 [東武 4]
2023年(令和05年) 25,039 12,530 [東武 1]

駅周辺

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南口

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北口

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コミュニティバス

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乗り場は北口側にある。(20系統は当駅の南口も経由する。)

駅名の由来

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当駅周辺はその昔、鎌倉街道にあったとされる「霞ヶ関」にちなみ、明治時代に町村制が施行されて入間郡霞ヶ関村』となった。ところが、駅は当初川越藩の的場[注 1]があったとされた場所に設置されたことから、当時の地名を取って『的場駅』と命名された。

その後、1929年昭和4年)に霞ヶ関カンツリー倶楽部ができたことに伴い、1930年(昭和5年)に駅名を『霞ヶ関駅』に改称した[注 2]

東京都千代田区霞が関にある「霞ケ関駅」と間違えられる場合があるが、当駅の方が歴史は古く、早くから「霞ヶ関駅」を名乗っている[注 3]。しかし、混同を防ぐために住宅・商業広告などでは敢えて「東武霞ヶ関駅」と表現されることがある。また、有人改札の窓口には「東京都の霞ケ関駅ではありません」といった内容の案内板が設置されている。

その他

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かつては当駅より埼玉県営鉄道が分岐していた。川砂利運搬用の専用鉄道で、1957年(昭和32年)に廃止となった。近くを走るJR川越線の的場駅 - 西川越駅にわずかな遺構(廃止前はJR川越線と立体交差する箇所があり、その名残がわずかに残っている)があるが、それ以外に痕跡はない。

ギャラリー

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隣の駅

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東武鉄道
TJ 東上本線
TJライナー・川越特急
通過
快速急行・急行・準急・普通
川越市駅 (TJ 22) - 霞ヶ関駅 (TJ 23) - 鶴ヶ島駅 (TJ 24)

脚注

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注釈

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  1. ^ 的を射る弓矢の練習場のことである。
  2. ^ 「的場」は、10年後の1940年(昭和15年)に開通した鉄道省(現・東日本旅客鉄道川越線の駅名に再び採用された。当駅から南西へ徒歩20分ほどの所にある。なお、霞ヶ関カンツリー倶楽部の最寄り駅は川越線笠幡駅である。
  3. ^ 帝都高速度交通営団(現・東京地下鉄)の霞ケ関駅は1958年(昭和33年)10月15日に開業した。

出典

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  1. ^ a b 「私設鉄道運輸開始」「軽便鉄道免許状返納」『官報』第1277号、1916年11月2日国立国会図書館デジタルコレクション
  2. ^ a b 新たな広告媒体として「副駅名称」を導入します! 〜第1弾は東上線の3駅で開始します〜』(PDF)(プレスリリース)東武鉄道、2016年1月26日。オリジナルの2016年5月18日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20160518131342/http://www.tobu.co.jp/file/pdf/7b137a3100113e1fcc7125fee7ef6987/160126.pdf?date=201601261158522020年3月19日閲覧 
  3. ^ a b 東武鉄道年史編纂事務局 編『東武鉄道六十五年史』東武鉄道、1964年、212頁。全国書誌番号:64010839 
  4. ^ 東上線・越生線・東武スカイツリーライン・伊勢崎線・日光線・鬼怒川線において 2023年3月18日(土)ダイヤ改正を実施します 〜東上線から、東海道新幹線 新横浜駅へダイレクトアクセスが可能に〜』(PDF)(プレスリリース)東武鉄道、2022年12月16日。オリジナルの2022年12月16日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20221216093042/https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/releases/20221216095003CgiPlyiMuAYy0ETMej1V2g.pdf2022年12月17日閲覧 
  5. ^ 霞ヶ関駅 構内マップ”. 東武鉄道. 2023年6月4日閲覧。
  6. ^ レポート - 関東交通広告協議会
  7. ^ 埼玉県統計年鑑 - 埼玉県

利用状況

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埼玉県統計年鑑
東武鉄道の1日平均乗降人員
  1. ^ a b c 駅別乗降人員 2023年度』(PDF)(レポート)東武鉄道、2024年、13頁。オリジナルの2024年5月18日時点におけるアーカイブhttp://web.archive.org/web/20240518015737/https://www.tobu.co.jp/pdf/corporation/passengers_2023.pdf#page=13 
  2. ^ 駅情報(乗降人員)”. 東武鉄道. 2024年7月30日閲覧。
  3. ^ 駅別乗降人員 2021年度』(PDF)(レポート)東武鉄道、2024年、13頁。オリジナルの2024年5月18日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20240518021804/https://www.tobu.co.jp/pdf/corporation/passengers_2021.pdf#page=13 
  4. ^ 駅別乗降人員 2022年度』(PDF)(レポート)東武鉄道、2024年、13頁。オリジナルの2024年5月18日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20240518021731/https://www.tobu.co.jp/pdf/corporation/passengers_2022.pdf#page=13 

関連項目

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外部リンク

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