白河高原カントリークラブ
白河高原カントリークラブ Shirakawa Kogen Country Club | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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所在地 |
日本 福島県西白河郡西郷村大字真船字欠入1番地 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
概要 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
開業 | 1963年(昭和38年)8月10日 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
運営 | メンバーシップコース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
設計 | 富沢 誠造 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
運営者 | 東京建物リゾート 株式会社 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
コース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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その他 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
公式サイト | 白河高原カントリークラブ |
白河高原カントリークラブ(しらかわこうげんカントリークラブ)は、福島県西白河郡西郷村にあるゴルフ場である。
概要
[編集]1961年(昭和36年)代に入り、福島県西白河郡西郷村真船の開拓部落、位置的には那須と同じ山塊の東側斜面に「東北の軽井沢」を掲げての福島県南開発開発事業が動き出した[1]。辺り一面は柏の原生林で、起伏の少ない斜面に、別荘分譲地、スキー場、スケート場、家庭遊園、そしてゴルフ場などを造る計画である[1]。先頭で動いたのが参議院議員の松平勇雄(後・福島県知事一覧|福島県知事)で、白河市をバックにして発足した観光事業である[1]。
1961年(昭和36年)7月26日、新たなゴルフ場の建設に向けて経営母体「白河高原開発株式会社」を設立し、会長に松平勇雄が、社長には佐藤亨が就任した[1]。佐藤は東京の「府中カントリークラブ」(1959年(昭和34年)開場、設計・富澤誠造、横山良(改修設計))を開場し、福島でも「水石山ゴルフ場」(1955年(昭和30年)開場[2])を造って知名度があった[1]。
1963年(昭和38年)8月10日、コース設計は富澤誠造に依頼し、コ-ス造成工事を着工し、18ホール、6,620ヤード、パー72規模のゴルフ場が完成し、開場された[1]。富澤は、府中カントリークラブでのコンビで、生涯100コース余のコ-スを設計した実績が評価された[1]。富澤は「なだらかな絶妙の地形に、関東周辺には見られない柏の木が自然美を生かし、ゆったりと楽しめるコースを造った[1]。私の会心作のひとつ」と語った[1]。
クラブハウスは、ゴルフ場用地内の雑木を伐って、主柱、大梁、小梁に使い組み立てた、茅場から刈り集めた茅で合掌造りの屋根を葺いた。原生林の春の芽吹きと、秋の紅葉を見事に映えて、プレーヤーを喜ばせた[1]。
所在地
[編集]〒961-8071 福島県西白河郡西郷村大字真船字欠入1番地
コース情報
[編集]- 開場日 - 1963年8月10日
- 設計者 - 富沢 誠造
- 面積 - 830,000m2(約25.1万坪)
- コースタイプ - 丘陵コース
- コース - 18ホールズ、パー72、6,675ヤード、コースレート71.5
- フェアウェー - コウライ
- ラフ - ノシバ
- グリーン - 1グリーン、ベント
- ハザード - バンカー62
- ラウンドスタイル - キャディ付きかセルフの選択制、乗用カートプレー
- 練習場 - 15打席250ヤード
- 休場日 - 無休、11月24日〜4月中旬クローズ[3][4]
クラブ情報
[編集]ギャラリー
[編集]交通アクセス
[編集]エピソード
[編集]- 作家の大岡昇平は「軽井沢には、皇族、貴族が作り上げた閉鎖社交界があり好かぬ」、白河高原には「まだ別荘が一軒も建っていないのが私の気に入った」と、1965年(昭和40年)12月1日発行の会報『白河高原』に書いている[1]。
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k 『美しい日本のゴルフコース BEAUTIFUL GOLF CULTURE IN JAPAN 日本のゴルフ110年記念 ゴルフは日本の新しい伝統文化である』、ゴルフダイジェスト社「美しい日本のゴルフコース」編纂委員会編、「山椒魚の棲む阿武隈川上流、標高800メートルの高原に『東北の軽井沢』を目指した」、東京 ゴルフダイジェスト社、2013年12月、2021年5月20日閲覧
- ^ 「福島県ゴルフ場ランキング 歴史の古い名門ゴルフ場ランキング」、1955年(昭和30年)開場の水石山ゴルフ場は、いわき市の郊外にある水石山(標高735メートル)の山頂にあったゴルフ場で、現在は水石山公園となっている、GOLF COURSE RANKING CLUB、2021年5月20日閲覧
- ^ a b 「白河高原カントリークラブ」、ゴルフダイジェスト、2021年5月20日閲覧
- ^ a b 「白河高原カントリークラブ」、ゴルフホットライン、2021年5月20日閲覧
- ^ a b 「白河高原カントリークラブ」、アクセス、2021年5月20日閲覧
関連文献
[編集]- 『ゴルフ場ガイド 東版』、2006-2007、「白河高原カントリークラブ」、東京 ゴルフダイジェスト社、2006年5月、2021年5月20日閲覧
- 『美しい日本のゴルフコース BEAUTIFUL GOLF CULTURE IN JAPAN 日本のゴルフ110年記念 ゴルフは日本の新しい伝統文化である』、ゴルフダイジェスト社「美しい日本のゴルフコース」編纂委員会編、「山椒魚の棲む阿武隈川上流、標高800メートルの高原に『東北の軽井沢』を目指した」、東京 ゴルフダイジェスト社、2013年12月、2021年5月20日閲覧