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田谷

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
株式会社田谷
TAYA Co., Ltd.
種類 株式会社
市場情報
東証スタンダード 4679
1999年12月6日上場
本社所在地 日本の旗 日本
150-0001
東京都渋谷区神宮前二丁目18番19号
設立 1975年(昭和50年)9月30日
株式会社ビューティショップ田谷
業種 サービス業
法人番号 7011001013925 ウィキデータを編集
事業内容 美容師法に基づく美容室(美容師法上の「美容所」)の経営
代表者 田谷 和正 (代表取締役会長)
保科 匡邦(代表取締役社長)
資本金 1,480百万円
発行済株式総数 5,100,000株
売上高 6,785百万円(2021年3月期)[1]
経常利益 △1,282百万円(2021年3月期)[1]
純利益 △1,013百万円(2021年3月期)[1]
純資産 1,025百万円(2021年3月期)[1]
総資産 4,899百万円(2021年3月期)[1]
従業員数 1,020名(2021年3月31日現在)[1]
支店舗数 美容室117店舗、小売店1店舗(2021年3月31日現在)[1]
決算期 3月31日
主要株主 (有)ティーズ 33.55%
田谷 哲哉 3.05%
赤城自動車教習所 2.73%
日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 2.15%
田谷和正 1.15%
TAYA社員持株会 1.02%
日本カストディ銀行(信託口5) 0.95%
浜野統一 0.92%
日本カストディ銀行(信託口6) 0.88%
住友生命保険 0.80%(2021年3月31日現在)[1]
関係する人物 田谷 哲哉(創業者)
外部リンク https://www.taya.co.jp/
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株式会社田谷(たや、TAYA Co.,Ltd.)は、東京都渋谷区本社を置き、日本全国で美容室チェーン展開する企業。「TAYA」をはじめ、「TAYA&Co.」「Capelli Punto NY」「MICHEL DERVYN」等のブランドで店舗を展開する。低価格業態のファミリーヘアサロン「Shampoo」も展開している。

概要

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主力は美容室「TAYA」ブランド。全サロンを直営で展開している。主に首都圏(東京都・神奈川県)と九州(福岡県)が地盤。自社開発商品のシャンプー剤・トリートメント剤・化粧品・ウイッグ・サプリメントも販売。

店舗数

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(2021年8月31日現在)[2]

  • TAYA:80店舗
  • TAYA&CO.:2店舗
  • Capelli Punto NY:1店舗
  • Shampoo:12店舗
  • MICHEL DERVYN:2店舗
  • beautiful hair:1店舗(小売店)

営業支店

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  • 関西支社:〒530-0002 大阪府大阪市北区曽根崎新地二丁目3番3号 桜橋西ビル9F
  • 九州支社:〒812-0013 福岡県福岡市博多区博多駅東一丁目17番25号 KDビル6F

過去のブランド

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過去に運営していたサロン。

  • アランエドワーズサロントーキョー
  • Bumble and bumble.NEW YORK
  • Highlight GALLERY
  • クレージュ・サロン・ボーテ

沿革

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  • 1964年10月10日 - 創業者の田谷哲哉が、東京オリンピック開会式の日に「田谷哲哉美容室」を東京都千代田区麹町に開業。
  • 1975年 - 株式会社ビューティショップ田谷(現:株式会社田谷)を設立。アジアの美容界に呼応し「全アジア・ヘアデザイナーアカデミー(A・H・A)を創設。以降、毎年アジア各都市で「全アジア・ヘア&メイクアップコンテスト」を開催。
  • 1983年 - 神奈川県横浜市に本社ビルを建設。
  • 1986年 - 神奈川県横浜市にトレーニングセンターを開設。九州(福岡県)へ進出。
  • 1988年 - TAYAアーティスティックチーム(現:クリエイティブチーム)がロンドン・ワールド・ヘアドレッシング・コングレスより日本代表として招聘され出場。
  • 1990年 - TAYAアーティスティックチーム(現:クリエイティブチーム)が'90ニューヨークI.B.S(インターナショナルビューティーショー)に日本代表として招聘され出場。
  • 1991年 - 本社機能を渋谷区原宿へ移転。
  • 1992年 - 第2次美容白書発表。その後のヘアカラーブームの起点となる。
  • 1994年 - 業務拡張のため本社機能を移転。関西(大阪府)へ進出。
  • 1997年 - 美容業界で初めて日本証券業協会(現:ジャスダック)に株式を店頭公開。
  • 1998年 - 米国「カペリプント サロン/スパ」と提携、東京銀座に1号店をオープン。ファミリーを対象とした低価格サロン「Shampoo」1号店を福岡県中間市にオープン。
  • 1999年 - 東京証券取引所市場2部に上場。
  • 2000年 - 渋谷区神宮前に本社ビルを竣工、同所へ本社を移転。
  • 2001年 - 東京証券取引所市場1部に指定替え。
  • 2003年 - 田谷和正が代表取締役社長に就任。TAYAアーティスティックチーム(現:クリエイティブチーム)がロンドン・ワールド・ヘアドレッシング・コングレスより日本代表として招聘され6度目の出場。ヘアケア商品の販売のため楽天市場へ出店。
  • 2004年 - ベルギー国CADSインターナショナル社との提携により大阪府大阪市内にMICHEL DERVYNハービスPLAZAエント店を開設。
  • 2005年 - 東京都中央区銀座に170坪のフラッグシップサロン「GRAND TAYA」をオープン。
  • 2007年 - オリジナルのスキンケア化粧品「トゥール・ザン・レール」シリーズの販売を開始。
  • 2009年 - ヘアケア商品の販売のため、Yahoo!ショッピングへ出店。
  • 2014年 - 創業50周年を迎える。オリジナル情報誌「MARIQUITA」創刊。自社開発オリジナルウィッグ「ヘアコサージュ」発売。
  • 2016年 - 保科匡邦が代表取締役社長に就任。田谷和正は代表取締役会長に就任。
  • 2017年 - 株式上場20周年。即時ネット予約システム「リザービア」導入。TAYA会員オンラインショップ開設。
  • 2018年 - ネット予約とオンラインショップが利用可能な「TAYA公式アプリ」導入。
  • 2019年 - 創業55周年を迎える。
  • 2021年 - 競争激化や新型コロナ感染拡大の難局を乗り越えるため、33店舗閉鎖などを含む、構造改革プラン「T9」を発表[3]
  • 2022年4月17日 - 創業者で名誉会長の田谷哲哉が81歳で死去[4]同月21日に社長の保科匡邦が退任し顧問に就任し、取締役執行役員である中村隆昌が6月21日の株主総会で社長に選出された。[5][6]
  • 2024年4月1日 - ブランドリニューアル。ロゴを斜体の「TAYA」から正体の「TAYA」に変更。新ロゴの「A」は間のラインを抜き、漢字の「人」を表現し、二つの「A」は「人と人」を意味する[7]

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h 株式会社田谷『第47期(2020年4月1日 - 2021年3月31日)有価証券報告書』(レポート)、2021年6月24日。
  2. ^ 株式会社田谷『月次動向(2021年8月度) (PDF)』(レポート)、2021年9月10日。2021年10月9日閲覧
  3. ^ 株式会社田谷『事業構造改革プラン『T9』の実施について』(レポート)、2021年4月28日。2021年10月9日閲覧
  4. ^ “田谷哲哉氏死去(田谷創業者、元社長)”. 時事通信社. (2022年4月25日). https://web.archive.org/web/20220425034219/https://www.jiji.com/sp/article?k=2022042500474&g=obt/ 2022年4月25日閲覧。 
  5. ^ 経営再建進める田谷が社長交代、48歳の中村隆昌執行役員が昇格”. ビュートピア(Beautopia) - 美容業界ニュースメディア (2022年4月25日). 2022年9月14日閲覧。
  6. ^ 田谷[4679:代表取締役の異動および役員人事に関するお知らせ 2022年4月21日(適時開示)]”. 日本経済新聞 電子版. 2022年9月14日閲覧。
  7. ^ 「TAYA」ブランドリニューアルのお知らせ - TAYA公式サイト 2024年3月26日(2024年5月24日閲覧)

外部リンク

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