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田沼望

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

田沼 望(たぬま のぞみ、文久3年8月15日[1]1863年9月27日)- 明治33年(1900年8月24日[2][3][注 1])は、明治時代の宮内官、政治家華族貴族院子爵議員。旧姓は伏原[1]

山城国京都少納言伏原宣諭の次男として生まれる[1]。旧遠江国相良藩上総国小久保藩)藩主家当主の田沼智恵の入婿となり1880年(明治13年)12月11日に家督を継承[1]1884年(明治17年)7月8日、子爵を叙爵された[4]

1878年(明治11年)宮内省十一等出仕となる[1][3]。以後、同御用掛、侍従試補などを歴任した[1][3]

1891年(明治24年)4月10日、貴族院子爵議員補欠選挙で当選し[2][5][6]、1897年(明治30年)7月9日まで1期在任した[2]

親族

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補注

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注釈

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  1. ^ 『平成新修旧華族家系大成』下巻79頁では8月14日没

出典

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  1. ^ a b c d e f g h 『平成新修旧華族家系大成』下巻、79-80頁
  2. ^ a b c 『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』46頁
  3. ^ a b c 『明治過去帳』605頁
  4. ^ 『官報』第308号、明治17年7月9日
  5. ^ 『官報』第2336号、明治24年4月17日
  6. ^ 『貴族院要覧(丙)』昭和21年12月増訂、4頁
  7. ^ a b 『平成新修旧華族家系大成』下巻454-455頁

参考文献

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  • 『貴族院要覧(丙)』昭和21年12月増訂、貴族院事務局、1947年
  • 大植四郎編『明治過去帳』新訂初版、東京美術、1971年(原著私家版1935年)
  • 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年
  • 霞会館華族家系大成編輯委員会『平成新修旧華族家系大成』下巻、霞会館、1996年
日本の爵位
先代
叙爵
子爵
相良田沼家初代
1884年 - 1900年
次代
田沼正