田守伸也
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たもり しんや 田守 伸也 | |
生年月日 | 1979年 |
---|---|
出身地 | 和歌山県 |
国籍 | 日本 |
職業 | パズル作家 |
所属 | 日本パズル連盟 |
ジャンル | パズル・謎解き・クイズ |
公式サイト | |
パズル作家 田守伸也 オフィシャルウェブサイト 田守伸也 (@tamori_puzzles) - X(旧Twitter) | |
田守 伸也(たもり しんや、1979年 - )は、日本のパズル作家。パズル研究家。
和歌山県出身。日本パズル連盟所属。
過去の担当番組は『脳内エステ IQサプリ』や『最上級のひらめきニンゲンを目指せ!クイズ!金の正解!銀の正解!』など。
国内外で開催されている大規模なパズル大会(アジア数独選手権、世界パズル選手権選抜大会、世界ナンプレ選手権選抜大会、日本パズル選手権など)の問題プロデューサー、問題制作者。
パズル研究家としての活動では、虫食い算の名作『孤独の7』の初出が既存情報と異なることを見つけたり、あるなしクイズの歴史の研究をしたりしている[1]。
略歴・人物
[編集]- 和歌山県生まれ。日本パズル連盟所属[2][3]。
- ナンバープレースなどの数学系・ロジックパズルや様々なパズルだけではなく、謎解きの問題も制作している。一般誌に加えて、認知症予防のパズルや子ども向けの教育パズル、知育パズルも制作する[4]。大手企業のキャンペーンや社内報、会報誌でパズル制作をしている[5]。法務省の機関で行われた授業でパズル協力をしている[6]。
- 国内外で開催されているパズル大会の問題制作も行う。アジア・ナンプレ選手権、世界パズル選手権選抜大会、世界ナンプレ選手権選抜大会、日本パズル選手権、パズル・ジャパン・オープン、ナンプレ・ジャパン・オープンの問題制作者[6]。
- パズルの講演も行っている。パズル以外に数理マジックにも精通していることから、知的遊びの幅広い話を聞くことができる[6]。
- パズルやトリックアートの事業を手掛けるアソビディアのサポートスタッフもしており、問題制作やデザインやパズル指導員などを担当している[7][8]。
- 日本では数人しかいない不可能クリエイター(不可能物体の制作者)でもある。特に、彼がトランプを入れた不可能ボトルはあまりに完成度が高いため、国内だけではなく海外からの評価も高い。また彼が制作した世界最小口径のビン詰めトランプは、第一人者ハリー・エン以上のクオリティと言われ、1万ドルでも欲しがる愛好家がいる。日本では、京都のパズル工房「葉樹林」に保管されている[9]。
- 彼の不可能ボトルを手に取ったマジシャンのMr.マリック、Dr.レオン、からくりどーる、ムッシュ・ピエール、深井洋正らは彼の不可能ボトルを大絶賛した[10][11][12][13]。
- 2020年7月19日、仕事仲間の息子で小学4年生の行人(ゆきと)さん9歳が作った問題をツイートで紹介。そのツイートは1万9000件以上リツイートされた他、4万3000件以上の“いいね”も獲得し、大きな注目を集める。[14][15][16][17]
- E・F・オドリング (E. F. Odling) の名作『孤独の7』の初出がそれまで知られていた1925年ではなく、ストランド・マガジン1922年11月号、ヘンリー・デュードニーのコラム内ということを見つけた。[1]
- あるなしクイズが明治24年には楽しまれていた[18]ことを最初に明らかにした。
書籍
[編集]単著
[編集]- 『パズル作家は本当に頭がいいのか? これからの時代を生き抜くためのパズル作家の頭の使い方。』(20分で読めるシリーズ)まんがびと、2020年4月。ASIN B0874B7HM7。
関連書籍
[編集]- 『数学マジック事典 改訂版』東京堂出版、2015年8月。ISBN 978-4-490-10867-5。 - 編集協力
- 『数学パズル事典 改訂版』東京堂出版、2016年3月。ISBN 978-4-490-10875-0。 - 編集協力
- 『最上級のひらめき人間を目指せ! 金の正解!銀の正解! 厳選問題集』扶桑社、2017年8月。ISBN 978-4-594-07800-3。 - 作家
- 『脳検版 脳いきいき100日ドリル』学研プラス、2020年7月。ISBN 978-4-05-611580-2。 - パズル制作
- 『脳活性ドリル150問』ブティック社、2020年12月。ISBN 978-4-8347-7624-9。 - パズル制作
- 『脳活性ドリル150問 vol.2』ブティック社、2021年6月。ISBN 978-4-8347-7648-5。 - パズル制作
- 『脳活性ドリル150問 vol.3』ブティック社、2021年12月。ISBN 978-4-8347-7679-9。 - パズル制作
- 『脳活性ドリル150問 vol.4』ブティック社、2022年6月。ISBN 978-4-8347-7709-3。 - パズル制作
- 『謎解きブック 紅玉』大創出版、2022年6月。 - 謎解き制作
- 『謎解きブック 紫水晶』大創出版、2022年6月。 - 謎解き制作
- 『謎解きブック 翠玉』大創出版、2022年6月。 - 謎解き制作
- 『謎解きブック 蒼玉』大創出版、2022年6月。 - 謎解き制作
- 『脳活!問題集150日』ブティック社、2022年12月。ISBN 978-4-8347-7746-8。 - パズル制作
- 『かいけつゾロリのドキドキなぞときパズル城』ポプラ社、2023年1月。ISBN 978-4-591-17597-2。 - 問題制作
- 『脳活性ドリルデラックス vol.1』ブティック社、2023年5月。ISBN 978-4-8347-7762-8。 - 問題制作
- 『脳活!問題集150日 vol.2』ブティック社、2023年6月。ISBN 978-4-8347-7768-0。 - パズル制作
- 『脳が喜ぶいきいきドリル150日』ブティック社、2023年9月。ISBN 978-4-8347-7798-7。 - 問題制作
- 『脳活性ドリル漢字デラックス』ブティック社、2023年10月。ISBN 978-4-8347-7784-0。 - 問題制作
- 『脳活性ドリルデラックス vol.2』ブティック社、2023年11月。ISBN 978-48347-7810-6。 - 問題制作
- 『脳活!問題集150日 vol.3』ブティック社、2023年12月。ISBN 978-4-8347-7816-8。 - 問題制作
- 『脳が喜ぶいきいきドリル150日(Vol.2)』ブティック社、2024年3月。ISBN 978-4-8347-7838-0。 - 問題制作
- 『脳活性ドリルデラックス vol.3』ブティック社、2024年5月。ISBN 978-4-8347-7848-9。 - 問題制作
- 『脳活!問題集150日 vol.4』ブティック社、2024年6月。ISBN 978-4-8347-7854-0。 - 問題制作
- 『1日5分 脳活ドリル150日』ブティック社、2024年9月。ISBN 978-4-8347-7887-8。 問題制作
- 『パズルの算法』上原隆平著、日本評論社、2024年9月。ISBN 978-4-5357-8987-6。 歴史、問題、不可能物体協力
アプリ
[編集]- ナンプレ picks - 2016年3月15日公開。大人気パズルのナンバープレースが毎日遊べるゲームアプリ。(株式会社NTTドコモ)[6]
- ナゾトキ館~グレとリリィの不思議な館~ - iOS版[19]、Android版[20]。2021年2月24日公開。謎解き問題に答えて、不思議な館から脱出するゲーム。(株式会社ワークス)
- 謎解きアイランド - iOS版[21]、Android版[22]。2021年7月25日公開。判じ絵、あるなし、並べ替え、法則、なぞなぞのひらめき的思考が要求されるクイズゲーム。(株式会社ワークス)※2021年10月12日のバージョンアップから名称が「謎解きアイランド」に変更になる。旧名称は「ヒラメキアイランド」。
- 懸賞ナンプレ - iOS版[23]。2022年2月3日公開。大人気パズルのナンバープレースが遊べるゲームアプリ。(BABANGIDA)
- 学校バックれる! - 脱出ゲーム - iOS版[24]、Android版[25]。2022年8月24日公開。学校をバックれる脱出・謎解きゲーム。(株式会社ワークス)
過去の参加番組
[編集]テレビ
[編集]- 脳内エステ IQサプリ(フジテレビ) - 問題作成
- 最上級のひらめきニンゲンを目指せ!クイズ!金の正解!銀の正解!(フジテレビ) - 作家
- ドデスカ!(メ〜テレ) - 謎解き出題
- ホリナツのカンムリ(仮)(メ〜テレ) - 出演、謎解き出題
ラジオ
[編集]- 伊織もえのCHU!CHU!チューズデイ~夜ふかしラジオ~(InterFM897) - 出演、パズル出題(音声による出題)
- 子守康範 朝からてんコモリ!(MBSラジオ) - パズル提供
- 福知山ふるさと季行(京都FM丹波放送) - 出演
- SUPER CAST(ZIP-FM)- 出演
WEB配信番組
[編集]- マリックがきた!! Mr.マリック公式チャンネル - パズル制作、パズル監修
- higashiomi.TV - パズル提供
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b 日本パズル連盟『パズラバ第7号』2023年。
- ^ “『パズル作家は本当に頭がいいのか? これからの時代を生き抜くためのパズル作家の頭の使い方。』 田守伸也 著”. まんがびと. 2020年4月17日閲覧。
- ^ 「オフィシャルウェブサイト/プロフィール」
- ^ “『パズル作家は本当に頭がいいのか? これからの時代を生き抜くためのパズル作家の頭の使い方。』 田守伸也 著”. まんがびと. 2020年4月17日閲覧。
- ^ “パズル作家の仕事とは?読者投稿コーナーの「月4万円の原稿料」からはじまったキャリア”. Workship MAGAZINE (株式会社GIG). (2022年1月13日)
- ^ a b c d 「オフィシャルウェブサイト/実績」
- ^ 「アソビディア サポートスタッフ」
- ^ 「オフィシャルウェブサイト/パズルの制作」
- ^ 箕浦喜順、 物体屋『不可能物体の系譜』2016年。
- ^ “マリックがきた!! Mr.マリック公式チャンネル”. 公式YouTube. 2021年2月26日閲覧。
- ^ 「Dr.レオンのコンプリート・ダイアリー「不可能なオブジェ」」2021年6月12日
- ^ 「からくり一座のええ男ええ女channel/2021年7月5日」
- ^ ムッシュ・ピエール/2021年4月30日
- ^ “「4-3=5+2」のぼうを1本動かして正しい等式にせよ パズルデザイナーの小4息子が考案した間題が超難問”. ねとらぼ. (2020年7月23日)
- ^ “「4-3=5+2」のぼうを1本動かして正しい等式にせよ パズルデザイナーの小4息子が考案した間題が超難問”. ねとらぼ (アイティメディア). (2020年7月23日)
- ^ “「1時間かけても分からなかった」 小4が作ったクイズが難題すぎるも解けるとスッキリ!”. grape (グレイプ). (2020年7月24日)
- ^ “「正しい等式にせよ」数学者も悩ました小4男子の問題が話題…そのスゴさをパズル作家に聞いた”. FNNプライムオンライン (フジテレビ). (2020年7月28日)
- ^ 考物博士著『考物博士』学齢館、1891年、117頁。
- ^ “謎解き館~グレとリリィの不思議な館~”. App Store. 2021年2月24日閲覧。
- ^ “謎解き館~グレとリリィの不思議な館~ - Google Play のアプリ”. play.google.com. 2021年2月24日閲覧。
- ^ “謎解きアイランド”. App Store. 2021年7月25日閲覧。
- ^ “謎解きアイランド - Google Play のアプリ”. play.google.com. 2021年7月25日閲覧。
- ^ “懸賞ナンプレ”. App Store. 2022年2月3日閲覧。
- ^ “学校バックれる! - 脱出ゲーム”. App Store. 2022年8月24日閲覧。
- ^ “学校バックれる! - 脱出ゲーム”. play.google.com. 2022年8月24日閲覧。
外部リンク
[編集]- パズル作家 田守伸也 オフィシャルウェブサイト
- パズル作家:田守伸也 - Ameba Blog
- 田守伸也(パズル作家) (@tamori_puzzles) - X(旧Twitter)
- 田守伸也 (100010252544481) - Facebook
- 田守伸也 (@shinya_tamori) - Instagram