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田塩鼎三

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
田塩 鼎三
生誕 1890年2月11日
日本の旗 日本 奈良県
死没 (1969-12-23) 1969年12月23日(79歳没)
所属組織  大日本帝国陸軍
軍歴 1911年 - 1945年
最終階級 陸軍少将
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田塩 鼎三(たしお ていぞう、1890年明治23年)2月11日[1] - 1969年昭和44年)12月23日[1])は、大日本帝国陸軍軍人。最終階級は陸軍少将。

経歴

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1890年(明治23年)に奈良県で生まれた[1]陸軍士官学校第23期卒業[1]1937年(昭和12年)8月2日陸軍歩兵大佐進級と同時に歩兵第33連隊附となった[2]。同年10月25日第26師団兵器部長に就任し[2]1939年(昭和13年)10月に第3軍兵器部長と歴任した[2]

1940年(昭和15年)8月1日に陸軍少将に進級し[2]9月28日関東軍兵器部長に着任[1]1941年(昭和16年)10月に北部軍兵務部長に転じ[1]1942年(昭和17年)8月に第7師団兵務部長に就任した[1]1944年(昭和19年)3月には大阪で編制された第5野戦補充隊長に就任し[1]、華中方面に出動[1]1945年(昭和20年)2月1日に同部隊を基幹として湖北省漢口で編成された独立混成第83旅団(第6方面軍[3]の旅団長に2月20日に着任[1]。漢口の守備に任じ終戦を迎えた[1]

1948年(昭和23年)1月31日、公職追放仮指定を受けた[4]

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k 福川 2001, 442頁.
  2. ^ a b c d 外山 1981, 302頁.
  3. ^ 藤井 2020, 111頁.
  4. ^ 総理庁官房監査課編『公職追放に関する覚書該当者名簿』日比谷政経会、1949年、「昭和二十三年一月三十一日 仮指定者」212頁。

参考文献

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  • 福川秀樹 編著『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。ISBN 4829502738 
  • 外山操 編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。ISBN 4829500026 
  • 藤井非三四 著『知られざる兵団 帝国陸軍独立混成旅団史』国書刊行会、2020年。ISBN 4336065977