田口秀実
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田口 秀実(田口 秀實[1]、たぐち ひでざね、文政十一年〈1828年〉3月[2] - 1892年〈明治25年〉4月)[3]は、江戸時代から明治時代にかけての日本の学者(水戸学藤田派)、祠官(大洗磯前神社・酒烈磯前神社)[4][5]。従七位[5]。
人物
[編集]父は常陸国行方郡潮来村(現・茨城県潮来市)の関戸幸蔵[2]。母は鹿島郡鉾田村(現・鉾田市)の田山喜森の娘[2]。妻は鹿島郡勝下村(現・鉾田市)で天保年間に鰯の地引き網漁により財をなした小沼家の当主・藤左衛門の娘[6]。同村の旧家・田口茂兵衛家を再興し、田口姓を継承した[2]。娘婿・贇郎の五男に足立豊[7][8]。
脚注
[編集]- ^ 『大洗神社宮司田口秀実口上書』, 署名.
- ^ a b c d e f g 旭村史編さん委員会 1998, p. 420.
- ^ 旭村史編さん委員会 1998, p. 429.
- ^ 旭村史編さん委員会 1998, p. 428–429.
- ^ a b 但野正弘 1997, p. 152.
- ^ 旭村史編さん委員会 1998, p. 424.
- ^ 旭村史編さん委員会 1998, p. 419.
- ^ 筒井住蓮 1911, p. 217.
参考文献
[編集]書籍
[編集]- 筒井住蓮 編『大日本華族大鑑』都通信社、1911年。
- 但野正弘『藤田東湖の生涯』錦正社〈水戸の人物シリーズ〉、1997年。ISBN 978-4-7646-0351-6。
- 旭村史編さん委員会『旭村の歴史:通史編』旭村教育委員会、1998年。
史料
[編集]- 田口秀實『大洗神社宮司田口秀実口上書』 。 - 国立国会図書館デジタルコレクション。