田口尚幸
表示
この記事の主題はウィキペディアにおける独立記事作成の目安を満たしていないおそれがあります。 (2022年9月) |
田口 尚幸(たぐち ひさゆき、1964年3月 - )は、日本の国文学者。愛知教育大学教育学部国語教育講座教授。
人物情報 | |
---|---|
別名 | 田口 尚之 (読み同じ・本名) |
生誕 | 日本・岐阜県土岐市 |
国籍 | 日本 |
出身校 |
慶應義塾大学文学部 慶應義塾大学大学院文学研究科 |
学問 | |
研究分野 |
日本文学 国語教育 |
研究機関 | 愛知教育大学 |
学位 | 文学修士 (慶應義塾大学) |
学会 |
中古文学会 日本歌謡学会 |
公式サイト | |
田口研究室 | |
脚注 |
経歴
[編集]岐阜県土岐市出身。本名は、尚之(ひさゆき)。岐阜県立多治見北高等学校、慶應義塾大学文学部卒業、同大学院文学研究科国文学専攻修士課程修了。上代・中古・中世・近世に時代区分される古典文学のうち、上代では万葉集の山部赤人、中古では伊勢物語、近世では箏曲・地歌の歌詞を研究対象とする。
伊勢物語の研究では、通説と称されることもある三段階成立論を多角的に検討し、批判的立場に立つ。章段どうしを相互補完的につないで通読する「相補論」=「つなぎ読み」を展開。「伊勢物語対話講義」「伊勢物語で遊ぼう」も、無料公開している。
山部赤人に関しては、作者による周到な計算にもとづく表現方法の解明につとめる。
箏曲・地歌に関しては、歌詞解説の立場から、演奏家と組んで活動することもある。
著書
[編集]- 『伊勢物語相補論』(おうふう、2003年9月)
- 『伊勢物語入門 ミヤビとイロゴノミの昔男一代記』(鼎書房、2004年6月)
- 『読めて書ける伊勢物語 四十五首の恋心』(日本習字普及協会、2008年3月)
- 『万葉赤人歌の表現方法 批判力と発想力で拓く国文学』(鼎書房、2010年3月)
- 『箏曲地歌五十選 歌詞解説と訳』(邦楽ジャーナル、2009年1月)
脚注
[編集]