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田丸辰

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
田丸辰
本名 田丸 辰
生年月日 (2002-02-06) 2002年2月6日(22歳)
出身地 東京都北区
別名
  • 爆速のジェットマン
  • 天才
  • 天心二世
国籍 日本の旗 日本
身長 163 cm (5 ft 4 in)
体重 54 kg (119 lb)
階級
スタイル キックボクシング
拠点 東京都町田市
チーム 平井道場→TRY HARD GYM
トレーナー
現役期間 約7年 (2016年 -現在)
キックボクシング記録
試合数23
勝利18
ノックアウト4
敗戦3
ノックアウト0
引き分け0
無効試合2
ウェブサイト RISE 選手データ
最新更新日: 2024年2月4日
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田丸 辰(たまる とき、2002年2月6日 - )は、日本男性キックボクサー広島県東京都北区出身。TRY HARD GYM所属。元RISEフライ級王者。元RISEスーパーフライ級王者。RISE2階級制覇王者。RISE WORLD SERIES 2023 -54kg Tournament優勝。

来歴

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10歳からアマチュアキックボクサーとしてMAキックやBigbangアマチュアを中心に活躍し、様々な王座を獲得したりトーナメント優勝を果たした。

2017年9月3日、Bigbang 30でプロデビュー戦として飯尾馨一と対戦し、3RKO勝ちを収めた。

2018年5月25日、RISE初参戦となったRISE 124で遠山翔太と対戦し、3-0の判定勝ちを収めた[1]。以来田丸はRISEの選手として活躍することとなる。

2018年11月2日、RISE 128の初代RISEスーパーフライ級王座決定戦で金子梓と対戦し[2]、3-0の判定勝ちで初代王座を獲得した[3]

2019年5月15日、RISE 132のRISEスーパーフライ級タイトルマッチで政所仁と対戦し[4]、3-0の判定勝ちで初防衛に成功した[5][6]

2020年4月1日、アマチュア時代より所属していた平井道場からTRY HARD GYMに移籍した。

2020年9月4日、RISE 142のRISEスーパーフライ級タイトルマッチで大﨑一貴と対戦し、0-3の判定負けで王座から陥落した[7]

2022年4月24日、RISE 157のRISE初代フライ級王座決定トーナメント準決勝で空龍と対戦するも[8]、1R中に田丸が偶然のバッティングで鼻骨を骨折したため無効試合となった[9]。その後、8月のRISEでダイレクトリマッチによる再戦が決定したが[10]、空龍が新型コロナウイルスに感染し欠場[11]、空龍の状況を協議した結果、田丸が特例で決勝進出を果たすこととなった。

2階級制覇

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2022年10月30日、RISE 162のRISE初代フライ級王座決定トーナメント決勝戦で数島大陸と対戦し[12]、3-0の判定勝ちで王座を獲得しRISE2階級制覇を達成した[13]

2023年3月26日、RISE ELDORADO 2023でRISE WORLD SERIES 2023 -54kg Tournament出場権を賭けて風音と対戦し[14]、3-0の判定勝ちでトーナメント出場権を獲得した。

2023年7月2日、ABEMA presents RISE WORLD SERIES 2023 1st RoundのRISE WORLD SERIES 2023 -54kg Tournament(Bブロック)1回戦でWPMF世界ライトフライ級王者でTrue4U 108ポンド王者のペッシラー・ウォー・ウラチャーと対戦し[15]、1Rに左膝蹴りによるKO勝ちで準決勝に進出。

2023年8月26日、ABEMA presents RISE WORLD SERIES 2023 2nd RoundのRISE WORLD SERIES 2023 -54kg Tournament(Bブロック)準決勝で2年11ヶ月ぶりに大﨑一貴と再戦し、2-0の判定勝ちでスーパーフライ級王座を奪われたリベンジを果たすと同時に決勝に進出[16]

2023年9月14日付で自身の防衛戦の目途が立たないことと減量苦を理由にRISEフライ級王座を返上した[17]

2023年12月16日、RUF presents RISE WORLD SERIES 2023 Final RoundのRISE WORLD SERIES 2023 -54kg Tournament決勝でラジャダムナンスタジアム認定バンタム級王者のクマンドーイ・ペッティンディーアカデミーと対戦し、3-0の判定勝ちでトーナメント優勝を果たした[18]

2024年3月17日、RISE ELDORADO 2024のRISE世界バンタム級タイトルマッチで王者の志朗に挑戦。しかし1R終盤に偶然のバッティングで志朗が鼻骨を骨折したため無効試合となった[19]

2024年6月15日、RISE WORLD SERIES 2024 OSAKAでジョン・ヒョヌと対戦し[20]、1R KO勝ちを収め試合後に志朗との再戦をアピールした[21]

2024年9月8日、RISE WORLD SERIES 2024 YOKOHAMAのRISE世界バンタム級タイトルマッチで王者の志朗と仕切り直しのダイレクトリマッチを行い、0-3の判定負けを喫しRISEスーパーフェザー級ライト級スーパーライト級3階級制覇王者の裕樹以来史上2人目の3階級制覇を果たせなかった[22]

戦績

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キックボクシング 戦績
24 試合 (T)KO 判定 その他 引き分け 無効試合
18 4 14 0 0 2
4 0 4 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
× 志朗 5R終了 判定3-0 RISE WS 2024 YOKOHAMA
【RISE世界バンタム級タイトルマッチ】
2024年9月8日
ジョン・ヒョヌ 1R 0:36 KO RISE WORLD SERIES 2024 OSAKA 2024年6月15日
志朗 2R 無効試合 (偶然のバッティング) ABEMA presents RISE ELDORADO 2024
【RISE世界バンタム級タイトルマッチ】
2024年3月17日
クマンドーイ・ペッティンディーアカデミー 3R終了 判定3-0 RUF presents RISE WORLD SERIES 2023 Final Round
【RISE WORLD SERIES 2023 -54kg Tournament 決勝】
2023年8月26日
大﨑一貴 3R終了 判定2-0 ABEMA presents RISE WORLD SERIES 2023 2nd Round
【RISE WORLD SERIES 2023 -54kg Tournament(Bブロック)準決勝】
2023年7月2日
ペッシラー・ウォー・ウラチャー 1R2:57 KO ABEMA presents RISE WORLD SERIES 2023 1st Round
【RISE WORLD SERIES 2023 -54kg Tournament(Bブロック)1回戦】
2023年7月2日
風音 3R終了 判定3-0 Cygames presents RISE ELDORADO 2023 2023年3月26日
クンスックノーイ・ブームデックシーン 3R終了 判定3-0 RISE164 2024年1月28日
数島大陸 5R終了 判定3-0 RISE162
【RISE初代フライ級王座決定トーナメント 決勝】
2022年10月30日
空龍 1R 無効試合(偶然のバッティング) RISE157
【RISE初代フライ級王座決定トーナメント 準決勝】
2022年4月24日
× 政所仁 3R終了 判定0-3 Cygames presents RISE WORLD SERIES 2021 OSAKA 2021年7月18日
× 大﨑一貴 3R終了 判定0-3 RISE142
【RISEスーパーフライ級タイトルマッチ】
2020年9月4日
MASAKING 3R終了 判定3-0 RISE on ABEMA 2020年7月12日
× 鈴木真彦 3R終了+延長終了 判定0-3 Cygames presents RISE WORLD SERIES 2019 Final Round 2019年9月16日
政所仁 3R終了 判定3-0 RISE132
【RISEスーパーフライ級タイトルマッチ】
2019年5月19日
一樹 1R1:56 KO RISE130 2019年2月3日
金子梓 3R終了 判定3-0 RISE128
【初代RISEスーパーフライ級王座決定戦】
2018年11月2日
林祐哉 3R終了 判定3-0 RISE127 2018年9月16日
KING剛 3R終了 判定3-0 RISE126 2018年7月16日
遠山翔太 3R終了 判定3-0 RISE124 2018年5月25日
清志 3R終了 判定3-0 Bigbang32 ビッグバン 統一への道 其の32 2018年2月18日
萩原秀斗 3R終了 判定3-0 Bigbang31 ビッグバン 統一への道 其の31 2017年12月3日
飯尾馨一 3R 2:02 KO Bigbang30 ビッグバン 統一への道 其の30 2017年9月3日

獲得タイトル

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  • アマチュア
    • MAキックJr -28kg級王座
    • Bigbangアマチュア -31kg級王座
    • Bigbangアマチュア -34kg級王座
    • Bigbangアマチュアトーナメント -37kg級 優勝
    • Bigbangアマチュア -37kg級王座
    • Bigbangアマチュア -40kg級王座
    • アマチュアシュートボクシング2014全日本王座決定戦ジュニア45kg以下の部 優勝
    • BigBangアマチュア -50kg級王座
    • KAMINARIMON全日本ジュニア -55㎏級トーナメント 優勝
    • BigBangアマチュア -55kg級王座
    • J-NETWORKアマチュアチャンピオンシップトーナメントバンタム級 優勝
    • K-1チャレンジ全日本大会Aクラス -55kgトーナメント 優勝
  • プロキックボクシング

受賞歴

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  • RISE’s PRIZE 2023 MVP
  • イーファイト格闘技月間ベストファイター賞(2023年12月)
  • RUF presents RISE WS 2023 Final Round MVP

脚注

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  1. ^ 【RISE】直樹が連敗脱出し、幕張メッセ大会参戦アピール”. efight.jp. 7 October 2020閲覧。
  2. ^ 【RISE】無敗同士の王座戦に挑む金子梓「この一戦で終わってもいい覚悟」”. efight.jp. 21 July 2022閲覧。
  3. ^ 【RISE】無敗対決を制した16歳・田丸辰が初代王者に、那須川天心も祝福”. efight.jp. 7 October 2020閲覧。
  4. ^ RISE 5.19 後楽園ホール:田丸辰「初防衛に成功したら、やりたい選手がいる」、政所仁「圧勝し続けている田丸選手に圧勝したい」”. boutreview.com (13 May 2019). 7 October 2020閲覧。
  5. ^ 【RISE】田丸辰が初防衛成功で2階級制覇を宣言、工藤政英が悶絶KO勝ちで連敗脱出、梅野源治は前哨戦でTKO勝ち、原口健飛が上位ランカー北井智大に完勝、森本"狂犬"義久が因縁の篠塚辰樹との激闘を制す”. gonkaku.jp. 7 October 2020閲覧。
  6. ^ RISE 132 Results: Tamaru Defends Against Mandokoro, Umeno Stops Lee”. combatpress.com. 7 October 2020閲覧。
  7. ^ 【RISE】大﨑一貴、田丸辰に完勝で王座戴冠、前口太尊は壮絶殴り合いを制す”. efight.jp. 7 October 2020閲覧。
  8. ^ 【RISE】田丸辰、1階級下の王座戴冠へ「自分自身の戦い」那須川天心のボクシング転向に「引き継いでRISEを背負う」”. efight.jp. 19 April 2022閲覧。
  9. ^ 【RISE】元王者・田丸辰が偶然のバッティングで鼻骨骨折!続行不能により空龍戦はノーコンテストに”. efight.jp. 24 April 2022閲覧。
  10. ^ 【RISE】梅井泰成が門口佳佑を挑戦者に迎えて初防衛戦、初代RISEフライ級王座決定トーナメント準決勝の田丸辰vs.空龍が仕切り直しの再戦”. gonkaku.jp. 21 July 2022閲覧。
  11. ^ 【RISE】再起戦・南原健太と3連勝・樋口知春の極真会館コンビが参戦、田丸vs.空龍の準決勝は中止に”. gonkaku.jp. 17 August 2022閲覧。
  12. ^ 【RISE】田丸辰vs.数島大陸で初代RISEフライ級王座決定戦、有井渚海が約1年ぶりの試合で彪司と対戦”. gonkaku.jp. 13 September 2022閲覧。
  13. ^ 完璧に試合をコントロールした田丸辰が判定勝ちで二階級制覇。「移籍してから勝ってなくてジムのせいで弱くなったと言われるのが悔しかった」【RISE162】”. tokyoheadline.com. 31 October 2022閲覧。
  14. ^ 【RISE】風音が〝青コーナー扱い〟に不満 田丸辰と再起戦も「同じレベルじゃない」”. tokyo-sports.co.jp. 15 February 2023閲覧。
  15. ^ 【RISE】-54kg世界トーナメント決定、志朗・大﨑一貴・田丸辰がスペイン・ベルギー・タイ・ポルトガル選手を迎え撃つ。志朗vs.大﨑待望の声に田丸「ムカつく」”. gonkaku.jp. 18 May 2023閲覧。
  16. ^ 田丸辰が母の死乗り越え準決勝で大﨑一貴にリベンジ。決勝は志朗を破ったクマンドーイと対戦【RISE】”. tokyoheadline.com. 27 August 2023閲覧。
  17. ^ 【RISE】王者・門口佳佑、魁斗にリベンジ&防衛戦!数島大陸vs松本天志が新王座戦=10.29”. efight.jp. 14 September 2023閲覧。
  18. ^ 【RISE】田丸辰がクマンドーイからダウン奪いトーナメント優勝「お父さん、お母さんに感謝」 - 格闘技 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 16 December 2023閲覧。
  19. ^ メインイベントの志朗vs田丸辰はバッティングでノーコンテスト。ともに早期の再戦を希望【RISE】”. tokyoheadline.com. 6 April 2024閲覧。
  20. ^ 【RISE】田丸辰が韓国強豪を迎え撃つ「自分が魅せていきたい」と主役宣言=6.15”. efight.jp. 13 June 2024閲覧。
  21. ^ 【RISE】田丸辰、三日月蹴りで秒殺KO勝利!志朗との再戦をアピール”. efight.jp. 15 June 2024閲覧。
  22. ^ 【RISE】田丸辰が志朗に0-3判定負け「5R途中で延長の準備していた心構えが二流だった」”. 日刊スポーツ. 2024年9月8日閲覧。

外部リンク

[編集]
前王者
王座新設
初代RISEスーパーフライ級王者

2018年11月2日 - 2020年9月4日

次王者
大﨑一貴
前王者
王座新設
初代RISEフライ級王者

2022年10月30日 - 2023年9月14日(返上)

空位
次タイトル獲得者
数島大陸