田中山神社
田中山神社 | |
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所在地 | 広島市安佐南区安東6丁目3-2 |
主祭神 |
帯中津日子命 息長帯日売命 品陀和気命 大雀命 市寸島比売命 多岐都比売命 多紀理比売命 菅原大神 |
社格等 | 旧村社(上安村、相田村、高取村) |
創建 | 1299年(正安元年) |
本殿の様式 | 三間社入母屋造 |
別名 |
八幡宮(旧称) 一ノ宮八幡宮(旧称) 安の天神さん(通称) |
例祭 | 10月15日直近の日曜日 |
田中山神社(たなかやまじんじゃ)は、広島県広島市安佐南区にある神社。
由緒
[編集]『芸藩通志』によると、1299年(正安元年)武田信宗が銀山に築城した際、鬼門を除くために勧請した
村帳簿に記載されていたという1715年(正徳5年)の神社改めの際の申し出書によると、信宗は、御供米として田圃を寄進し、後に毛利元就が当地の領主であった1541年(天文10年)以降は、社領として40石を寄進していたが、1600年(慶長5年)に毛利輝元が防長に転封され、福島正則が領主となるに及んで社領を没収されたとある
当神社棟札によると、1778年(安永7年8月25日)本殿が再建された
1871年(明治4年)、政府が定めた社格によって村社となり、神饌幣帛料を供進された。当神社は、上安村、相田村、高取村の産土神で古くから一ノ宮を称していたが、そのような確証がないため、一ノ宮の名称は取り消しとなった
1887年(明治20年)10月10日の祭礼の際に、拝殿と幣殿が火災により焼失したが、翌年11月、再建上棟した
摂末社
[編集]当神社には、境内社1社と、境外社4社の合わせて5社の摂末社がある
天満宮
[編集]天満宮(てんまんぐう)は、菅原道真を祭神とする唯一の境内社
河原恵美須神社
[編集]河原恵美須神社(えびすじんじゃ)は、広島市安佐南区上安2丁目3-16に鎮座する事代主命を祭神とする境外社
河内神社
[編集]河内神社(こうちじんじゃ)は、広島市安佐南区上安5丁目に鎮座する猿田彦命を祭神とする境外社
山崎河内神社
[編集]山崎河内神社(やまのさきこうちじんじゃ)は、広島市安佐南区高取南1丁目27-1に鎮座する猿田彦命を祭神とする境外社
大利河内神社
[編集]大利河内神社(おとしこうちじんじゃ)は、広島市安佐南区高取北1丁目に鎮座する猿田彦命を祭神とする境外社
交通
[編集]- アストラムライン上安駅下車、徒歩7分
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 『安古市町誌』
- 広島県神社庁『廣島縣神社誌』
- 安郷土史懇話会『目で見る安の今昔』
外部リンク
[編集]・田中山神社公式ウェブサイト