生き事
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『生き事』(いきごと)は現代詩の同人雑誌。2005年夏に創刊。松下育男の呼びかけにより阿部恭久、佐々木安美が創刊時の同人。その後3号で岩佐なを、4号で廿楽順治、8号で柿沼徹が同人として参加。編集、出版は生き事書店(9号現在、佐々木安美の住所)。
既刊
[編集]- 創刊号(2005夏)
- 阿部恭久「身の遣る瀬」他、佐々木安美「小詩集・世界のごく限られた一点を」、松下育男「火山」
- 2号(2006夏)
- 阿部恭久「九月のひかり」他、松下育男「国語」他、表紙画・日比野光希子
- 3号(2007夏)
- 岩佐なを「幻帖」、阿部恭久「個人のはじめの名前」、松下育男「ほかのものがみたい」、表紙画・大野隆司
- 4号(2008秋)
- 廿楽順治「化車」、阿部恭久「モダンをつづく、」、岩佐なを「続幻帖」、松下育男「コーヒーに砂糖は入れない」、表紙画・小方正法
- 5号(2009秋)
- 廿楽順治「漏刻」、柴田千晶「狢/錆色の月」、岩佐なを「乾物台車/はだか脳」、佐々木安美「アラジンの意味」、越智洋「かんじんなことは目に見えないか」、阿部恭久「働き者」他、清水哲男「味のわたし」、松下育男「初心者のための詩の書き方」、表紙画・宇田川新聞
- 6号(2010夏)
- 岩佐なを「銅版画苦楽部」、阿部恭久「瞬く旧惑星」「旧惑星」、高階杞一・松下育男(共詩)「風の引き出し」、土肥あき子「あらは」、佐々木安美「ましら」、廿楽順治「ライトヴァース」、表紙画・高橋千尋
- 7号(2011秋)
- 小池昌代「皮の手袋」、岩佐なを「海町」、阿部恭久「近代」「食ふ輩」「生き事」、廿楽順治「人名詩」、高階杞一・松下育男(共詩)「川沿いの道」、表紙画・辻憲
- 8号(2014春)
- 阿部恭久「仏の事」「船は出る」、岩佐なを「指ざわり」、柿沼徹「虫の来歴」「濁音の境」、佐々木安美「途方流木」、廿楽順治「松田正平展」、表紙画・岩佐なを
- 9号(2014秋)
- 柿沼徹「鳥獣の境」、岩佐なを「Cパン」、阿部恭久「素敵(俳句17句)」、廿楽順治「夜の目測(ジャージ経、竹林の経営、側面光、書体の声、夜の目測)」、佐々木安美「巨大な石」、表紙画・岩佐なを