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松下育男

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

松下 育男(まつした いくお、1950年8月22日- )は、日本詩人。妻は1984年群像新人文学賞評論部門優秀作を受賞した文芸評論家・詩人の松下千里[1]

人物・来歴

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福岡県遠賀郡に生まれる。東京都立九段高等学校を経て、1974年に早稲田大学第一政治経済学部を卒業した。1975年、上手宰三橋聡らと同人誌『グッドバイ』を、1976年には個人誌『榊』をそれぞれ創刊した[2]。1979年、詩集『肴』でH氏賞受賞[3]

1990年代以降は長らく詩作から離れていたが、2005年、阿部恭久佐々木安美と同人誌『生き事』を創刊する[4]

著書

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  • 『榊さんの猫 松下育男詩集』紫陽社, 1977
  • 『肴』1978
  • 『松下育男詩集』思潮社 新鋭詩人シリーズ, 1979
  • 『ビジネスの廊下 松下育男詩集』新風舎, 1988
  • 『きみがわらっている』ミッドナイト・プレス, 2003
  • 『松下育男詩集』 (現代詩文庫) 思潮社, 2019
  • 『コーヒーに砂糖は入れない』思潮社, 2021
  • 『これから詩を読み、書くひとのための詩の教室』思潮社, 2022年4月 ISBN 978-4-7837-3826-8

共著

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脚注

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  1. ^ 松下育男のツイート”. 松下育男(@fampine)さん / Twitter. 2022年7月25日閲覧。
  2. ^ 松下育男詩集 松下育男(著/文) - 思潮社”. 版元ドットコム. 2020年7月25日閲覧。
  3. ^ 受賞者リスト - 日本現代詩人会
  4. ^ 『松下育男詩集』2019