理想・L9
理想L9 | |
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ボディ | |
乗車定員 | 6人 |
ボディタイプ | 5ドアクロスオーバーSUV |
駆動方式 | 四輪駆動 |
パワートレイン | |
エンジン | 1.5 L L2E15M 4気筒ターボ |
モーター | 永久磁石同期電動機2個 |
最高出力 | 330 kW (440 hp) |
最大トルク | 620 Nm |
前 |
前:ダブルウィッシュボーン式 後:マルチリンク式 |
後 |
前:ダブルウィッシュボーン式 後:マルチリンク式 |
車両寸法 | |
ホイールベース | 3,105mm |
全長 | 5,218mm |
全幅 | 1,998mm |
全高 | 1,800mm |
車両重量 | 2,520kg |
理想L9(中:理想L9、英:Li auto L9)は、理想汽車が製造・販売するPHEVのフルサイズSUVである。
全電気航続距離は190 km(WLTCモード)で、PHEVにおいてトップクラスの距離である。レンジエクステンダーとして発電機用のエンジンも付いており、合わせた航続距離は1,100 kmになる。
歴史
[編集]2022年3月にオンラインで存在が明らかにされ、同6月に公式発表[1]。8月から納車を始めるとした。
予約開始から3日間で3万台を超えたことがアナウンスされた[2]。
仕様
[編集]この車種は、レンジエクステンダーやPHEVに分類される。ボディサイズは、メルセデス・ベンツ『GLS』やBMW『X7』などと同クラスである。
動力
[編集]フロントに130kW(170ps)のモーター、リアに200kW(270ps)のモーターの2つの電気モーターを搭載している。総出力は440kW(440 hp)、620 N・m。最高速度180 km/h、0-100 km/h加速は5.3秒。
バッテリーは44.5 kWの三元系リチウム電池を積んでおり、全電気航続距離は190 km(WLTCモード)。急速充電では、20%から80%まで30分で充電する。
1.5リッター4気筒ターボガソリンエンジンをフロントに搭載し、ガソリンタンク容量は65 L。ガソリンエンジンは電気モーターのレンジエクステンダーであり、車輪を直接駆動するものではない。
装備
[編集]ヘッドアップディスプレー(HUD)、ステアリングホイールおよびセンターコンソール上のディスプレーに加え、助手席と後部座席にもエンターテインメント用のディスプレーが備えられている[1]。また、全席に温熱マッサージシートと電動プリテンショナーシートベルトが、後部座席には冷温庫や小型テーブルなどが装備されている。
ADASについては、自社開発ADASとなるLi AD Maxを標準装備。フロントには走査線128ラインのLiDAR 1台、8メガピクセルカメラ6台、2メガピクセルカメラ5台、前方ミリ波レーダー1台、超音波センサー12台を搭載し、車両の周囲と遠くの物体の両方を360度検出する[3]。さらに、NVIDIA製の自動運転チップ「Orin-X」2個を採用し、総演算能力508TOPSと冗長構成を実現している[1]。これにより、自動駐車、都市内のスマート走行、オートパイロットなどの機能を提供する[1]。
脚注
[編集]- ^ a b c d “中国EVの理想汽車、2車種目となるSUVを発売 価格は約920万円”. 日本経済新聞. 2022年8月7日閲覧。
- ^ “中国・理想汽車のフラッグシップSUV『L9』発売、予約が3万台超”. レスポンス. 2022年8月7日閲覧。
- ^ “予約はすでに3万台超! 中国「理想汽車」のフラッグシップSUV「L9」とは何か”. Merkmal. 2022年8月7日閲覧。