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王立公園 (スウェーデン)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
王立公園
The King's Garden
王立公園 (スウェーデン)の位置(ストックホルム県内)
王立公園 (スウェーデン)
分類 公園
所在地
座標 北緯59度19分52.3秒 東経18度4分17.8秒 / 北緯59.331194度 東経18.071611度 / 59.331194; 18.071611座標: 北緯59度19分52.3秒 東経18度4分17.8秒 / 北緯59.331194度 東経18.071611度 / 59.331194; 18.071611
設備・遊具 噴水
アクセス 王立公園駅下車
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王立公園[1](おうりつこうえん、英語: The King's Garden)またはクングストレードゴーデン[2]スウェーデン語: Kungsträdgården, 英語: The King's Tree Garden[3])は、スウェーデンストックホルムの中心部にある公園[4]

クングストレードゴーデンには、クングストレーゴーデン[5]、クングストレッドゴーデン[6]、クングストラッドゴーデン[7]、クングストラッドゴーダン[8]などの表記ゆれがある。

概要

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カール12世像
地図
1 - ヴォロダルスキの噴水
2 - カール13世像
3 - モリンの噴水
4 - カール12世像

ストックホルムで最も長い歴史をもつ公園の1つである[9]。主にカール12世広場 (sv:Karl XII:s torg)、カール13世広場 (Square of Charles XIII)、モリンの噴水 (sv:Molins fontän) 広場、ヴォロダルスキの噴水 (Fountain of Wolodarski) 広場から構成されている[10]

カール12世広場の中心にはカール12世の像が、カール13世広場の中心にはカール13世の像がある[4]。カール12世像は、ロシアの方向を左手で指差している[10][11]。ヴォロダルスキの噴水広場には、サクラの木が植えられている[4]。冬には、スケートリンクが設備され、無料でアイススケートをすることができる[12][13]

歴史

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モリンの噴水

1430年エーリク7世の個人的なキャベツ畑として使われていたという記録が残っている[14]1530年にはグスタフ1世の個人的な庭園として使われていた[14]1635年フランス式庭園を有するマカロス宮殿 (en:Makalös) が南の端に建造される[2][15]

18世紀末に一般に開放された[14]1825年、マカロス宮殿が火災によって全焼する[14]1875年ストックホルム市の管理のもとに置かれる[15]1998年、ヴォロダルスキの噴水広場に、63本の八重桜が日本よりスウェーデン国王に贈られ、植樹される[4][16][17]

交通アクセス・周辺

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最寄り駅は、ストックホルム地下鉄ブロー線 (sv:Blå linjen (Stockholms tunnelbana)) の王立公園駅である[2]

公園の北側にはハムンガータン (sv:Hamngatan, Stockholm) という通りが、東側にはクングストラッドゴードシュガータン (sv:Kungsträdgårdsgatan) があり、南側には Strömgatan という通りがある[18][19]。ハムンガータンを挟んですぐのところに、百貨店ノーディスカ・コンパニーが立地している[7]

公園の西隣には、Strömgatan 沿いにスウェーデン王立歌劇場があり、その北側には1644年建造の聖ヤコブ教会 (sv:Jacobs kyrka) があり、またハムンガータン沿いにユニクロの北欧1号店であるクングストラッドゴーダン店がある[20][21][22]

脚注

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  1. ^ スウェーデン大使館 [@embswetokyo] (2018年1月17日). "2018年1月17日のツイート". X(旧Twitter)より2019年4月27日閲覧
  2. ^ a b c 西崎莉緒 (2018年10月30日). “【世界の街角】四季折々の自然が美しいストックホルムの王の庭園(Kungsträdgården)を訪ねてみよう!”. GOTRIP!. 2019年4月27日閲覧。
  3. ^ Cherry blossoms at Kungsträdgården”. K Composite Magazine (2009年4月26日). 2019年4月28日閲覧。
  4. ^ a b c d Kungsträdgården”. Nova Fairy Tales. 2019年4月27日閲覧。
  5. ^ エリクソン 2017 カレンダー”. エリクソン・ジャパン (2016年12月13日). 2019年4月28日閲覧。
  6. ^ “欧州銀のリターン番付、スウェーデンの銀行が上位占める”. Bloomberg. (2012年8月23日). https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2012-08-23/M96OLL6K510901 2019年4月28日閲覧。 
  7. ^ a b スウェーデンの暮らし 桜の季節は今!スウェーデンでお花見ならKungsträdgården”. アライブ (2019年4月22日). 2019年4月28日閲覧。
  8. ^ 8月24日、ストックホルムにスウェーデン初のユニクロ店舗がオープン”. ファーストリテイリング (2018年6月19日). 2019年4月28日閲覧。
  9. ^ “Swedish council squashes Apple store plans”. CNN. (2018年11月2日). https://edition.cnn.com/2018/11/01/europe/apple-stockholm-store-scli-intl/index.html 2019年4月27日閲覧。 
  10. ^ a b A Walkabout around historical Blasieholmen and Nybroviken in Stockholm along the Baltic Sea water inlet to Stockholm.”. New Sweden Cultural Heritage Society. 2019年4月27日閲覧。
  11. ^ A Look at 3-Dimensional Scandinavian Art”. Nordstjernan. 2019年4月28日閲覧。
  12. ^ Ice skating in Kungsträdgården”. ストックホルム市. 2019年4月28日閲覧。
  13. ^ スウェーデン 王立公園 Kungsträdgården”. 地球の歩き方. 2019年4月28日閲覧。
  14. ^ a b c d KUNGSTRÄDGÅRDEN”. スウェーデン王立工科大学 (2016年). 2019年4月27日閲覧。
  15. ^ a b The art of the subway”. ストックホルム市. 2019年4月27日閲覧。
  16. ^ “満開の八重桜、あでやかに スウェーデン”. AFPBB News. (2012年4月30日). https://www.afpbb.com/articles/-/2875073?pid=8865863 2019年4月27日閲覧。 
  17. ^ “海外で人気! 桜の名所5選”. ウェザーニューズ. (2018年3月19日). https://weathernews.jp/s/topics/201803/140165/ 2019年4月27日閲覧。 
  18. ^ Stockholms Kulturfestival 15—20/8 2017”. ストックホルム市 (2017年). 2019年4月27日閲覧。
  19. ^ ストックホルム/ スウェーデン”. 日本放送協会 (2009年11月19日). 2019年4月28日閲覧。
  20. ^ Stockholm City Map”. ロンリープラネット. 2019年4月27日閲覧。
  21. ^ 真庭功. “生活環境整備欧州視察団に参加して”. 追手門学院大学. 2019年4月27日閲覧。
  22. ^ 松下久美 (2018年10月17日). “ユニクロの北欧1号店、スウェーデン出店に1000人行列——最高業績引っ張る海外事業”. BUSINESS INSIDER JAPAN. 2019年4月27日閲覧。

外部リンク

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