王宮伊豆神社
表示
王宮伊豆神社 | |
---|---|
所在地 | 福島県郡山市片平町字王宮17 |
位置 | 北緯37度24分58秒 東経140度17分49.5秒 / 北緯37.41611度 東経140.297083度座標: 北緯37度24分58秒 東経140度17分49.5秒 / 北緯37.41611度 東経140.297083度 |
主祭神 | 安積采女命、奥州草別大神、伊豆山神、箱根大神、三嶋大神、葛城親王[1] |
社格等 | 旧村社 |
創建 | 奈良時代頃 |
例祭 | 4月29日、10月29日 |
地図 |
王宮伊豆神社(おうのみやいずじんじゃ)は福島県郡山市片平町の福島県道142号河内郡山線沿いに鎮座する神社。旧社格は村社。
祭神
[編集]- 安積采女命
- 郡山うねめまつりなどで知られる采女伝説の主人公 春姫、帝の采女として葛城親王に連れられて都に上る
- 奥州草別の大神
- 創建以前から人々に祀られていた、この地の開拓を進めた地主神
- 伊豆山神
- 伊東祐長により勧請
- 箱根大神
- 伊東祐長により勧請
- 三嶋大神
- 伊東祐長により勧請
- 葛城親王
- 境内の禁足地が墓であるとも伝えられる[2]
歴史
[編集]711年(和銅4年)、葛城親王が阿尺国按察使兼班田使に任ぜられ、安積地方を開拓して後の発展の基礎を築いた。後にその偉業を称えるために造営された。当時の名前は奥州草別大社。
鎌倉時代、源頼朝の奥州征伐や泉親衡の乱などの戦功で[3]安積祐長が[4]安積郡45カ村を拝領すると、祐長は安積伊東氏の祖となり、故郷の氏神である伊豆山神、箱根大神、三嶋大神を勧請して合祀した[5]。
1793年(寛政5年)、現在も残る安積山東葛城王祠碑が建立される。
1998年(平成10年)、『緑の詩 : 郡山の森・林・樹木ガイドブック』(郡山市農林部林業課 編)に境内の杉並木が選ばれる[1]。
その他
[編集]アクセス
[編集]脚注
[編集]- ^ a b 王宮伊豆神社 県内神社のご案内|福島県神社庁[リンク切れ]
- ^ 王宮伊豆神社|史跡|郡山の史跡・文化財・公共施設|郡山市観光協会
- ^ 安藤智重『安積歴史入門』歴史春秋社〈歴春ブックレット安積〉、2014年、18頁。ISBN 978-4-89757-841-5。
- ^ 父の工藤祐経が拝領したという説もある
- ^ 片平町の文化と歴史|郡山市、2024年3月6日閲覧。