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玉水駅

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玉水駅 (日本)から転送)
玉水駅
西口(2024年1月)
たまみず
Tamamizu
JR-D15 山城多賀 (2.0 km)
(3.0 km) 棚倉 JR-D17
地図
所在地 京都府綴喜郡井手町大字井手小字北垣内21
北緯34度48分0.63秒 東経135度48分24.92秒 / 北緯34.8001750度 東経135.8069222度 / 34.8001750; 135.8069222座標: 北緯34度48分0.63秒 東経135度48分24.92秒 / 北緯34.8001750度 東経135.8069222度 / 34.8001750; 135.8069222
駅番号 JR-D16
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 奈良線
キロ程 7.4 km(木津起点)
奈良から14.4 km
電報略号 タマ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 2面2線[1]
乗車人員
-統計年度-
866人/日(降車客含まず)
-2022年-
開業年月日 1896年明治29年)1月25日[2]
備考 業務委託駅
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玉水駅(たまみずえき)は、京都府綴喜郡井手町大字井手小字北垣内にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)奈良線。駅番号はJR-D16

概要

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2003年3月15日のダイヤ改正以降、全列車が停車する井手町の代表駅である。

橋上化

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奈良線輸送改善の関連事業として2017年2月から、駅の橋上化、バリアフリー化および東西自由通路の整備が行われ、2018年12月15日に供用開始された[3]。総事業費は16億6,000万円[4]

2番のりばホーム上に、1953年昭和28年)8月15日南山城水害玉川上流から流れ着いたとされる重さ約6トンの巨石があり、橋上駅舎への建て替えに伴い撤去される予定であった[5][6]。計画を知った地域住民らは井手町とJR西日本に巨石の保存を要望[6]、巨石の保存を求める6,000人分の署名を井手町に提出した。井手町はJR西日本と対応を協議した結果、同じホーム上に保存することに決まった[4][7]。元の場所では階段の土台を支障するため、東側階段の下に移動し、由来の書かれた石碑(水難記念碑)は駅の外から見えるよう向きを変えた。

歴史

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駅構造

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相対式ホーム2面2線を有する行き違い可能な地上駅[1]橋上駅)。西側ホームが1番のりば、東側ホームが2番のりばである。

宇治駅が管理し、JR西日本交通サービスが駅業務を受託している業務委託駅である。自動改札機は簡易式で、ICカード乗車券が利用することができる。

上りは当駅から長池駅まで「みどりの窓口」「みどりの券売機」などの定期券が購入可能な発券機が全くないため、この区間の定期券を購入するには、区間外にある城陽駅木津駅などにある上記のいずれか、隣駅・棚倉駅の「みどりの窓口」とは異なる業務時間の窓口販売を使うしか方法はない[注釈 1]。なお、こういった設備が整っていないのは、みやこ路快速停車駅の中で唯一である。

のりば

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のりば 路線 方向 行先
1 D 奈良線 上り 宇治京都方面[16]
2 下り 木津奈良方面[16]

利用状況

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「京都府統計書」と「井手町統計書」によると、1日の平均乗車人員は以下の通り[17][18]

年度 1日平均
乗車人員
1999年 1,000
2000年 962
2001年 984
2002年 964
2003年 1,077
2004年 1,110
2005年 1,107
2006年 1,101
2007年 1,134
2008年 1,107
2009年 1,074
2010年 1,060
2011年 1,044
2012年 1,075
2013年 1,055
2014年 1,024
2015年 1,044
2016年 1,046
2017年 1,044
2018年 984
2019年 961
2020年 770
2021年 800
2022年 866

駅周辺

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駅前(2018年)

隣の駅

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西日本旅客鉄道(JR西日本)
D 奈良線
みやこ路快速・快速
城陽駅 (JR-D12) - 玉水駅 (JR-D16) - 木津駅 (JR-D19)
区間快速・普通
山城多賀駅 (JR-D15) - 玉水駅 (JR-D16) - 棚倉駅 (JR-D17)

脚注

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注釈

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  1. ^ 証明書が必要な乗車券定期券を購入するに至っては、2024年令和6年)10月31日に城陽駅みどりの窓口の業務を終了したため、JR小倉駅まで行かなければならなくなった。

出典

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  1. ^ a b 『週刊 JR全駅・全車両基地』 16号 奈良駅・新今宮駅・王寺駅ほか70駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年11月25日、24頁。 
  2. ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、349-350頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ a b 奈良線 玉水駅橋上駅舎および自由通路の供用開始のお知らせ』(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2018年11月5日https://www.westjr.co.jp/press/article/2018/11/page_13357.html2018年12月15日閲覧 
  4. ^ a b JR駅に大水害で流れた巨石 新駅舎で公開」『京都新聞』京都新聞社、2018年12月12日。オリジナルの2019年9月3日時点におけるアーカイブ。
  5. ^ 水害遺産のホーム巨石撤去へ 京都・JR玉水駅舎橋上化で」『京都新聞』京都新聞社、2017年5月23日。オリジナルの2017年12月22日時点におけるアーカイブ。
  6. ^ a b 南山城水害伝える「巨石」保存を 井手町・JR玉水駅建て替え工事で「撤去」方針、住民有志が運動」『京都民報web』京都民報社、2017年6月10日。オリジナルの2019年1月31日時点におけるアーカイブ。
  7. ^ 水害遺産の巨石、ホーム上に保存へ 京都・井手」『京都新聞』京都新聞社、2017年12月15日。オリジナルの2017年12月28日時点におけるアーカイブ。
  8. ^ a b c d 朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』8 関西本線・草津線・奈良線・おおさか東線、曽根悟 監修、朝日新聞出版、2009年8月30日、24-25頁。 
  9. ^ 天王寺鉄道管理局  1981, pp. 69, 191.
  10. ^ 天王寺鉄道管理局 1981, p. 193.
  11. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '99年版』ジェー・アール・アール、1999年7月1日、186頁。ISBN 4-88283-120-1 
  12. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '03年版』ジェー・アール・アール、2003年7月1日、190頁。ISBN 4-88283-124-4 
  13. ^ 「ICOCA」いよいよデビュー! 〜 平成15年11月1日(土)よりサービス開始いたします 〜』(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2003年8月30日。オリジナルの2004年8月3日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20040803184954/www.westjr.co.jp/news/newslist/article/030820a.html 
  14. ^ 近畿エリアの12路線 のべ300駅に「駅ナンバー」を導入します!』(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2016年7月20日https://www.westjr.co.jp/press/article/2016/07/page_8973.html 
  15. ^ 「ひと目でわかる! JR線 電化区間と複線区間」『JTB時刻表』 97巻、3号、JTBパブリッシング、2021年3月、特集6頁。 
  16. ^ a b 玉水駅|構内図:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2023年1月16日閲覧。
  17. ^ 京都府統計書”. 京都府. 2024年3月10日閲覧。
  18. ^ 井手町統計書”. 井手町. 2024年3月10日閲覧。
  19. ^ 本校へのアクセス”. 京都府立井手やまぶき支援学校. 京都府教育委員会 (2023年10月18日). 2024年2月10日閲覧。

参考文献

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  • 『天王寺鉄道管理局三十年写真史』天王寺鉄道管理局、1981年3月。 

関連項目

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外部リンク

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