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猫はくちゃい

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

猫はくちゃい」(Smelly Cat)は、アメリカ合衆国のテレビシリーズ『フレンズ』に登場した楽曲。リサ・クドローが演じる主要キャラの1人・フィービー・ブッフェの自作である。

後年発売されたサウンドトラックにも収録されている。

最初に登場したのは第2シーズン第6話(30話)「忘れ物にご用心」で、この回を担当した脚本家が飼っていた「ゴーダ」という名の犬にちなんで作った歌である[1]。その後もフィービーが歌を披露する場面では定番のように登場し続ける。

フィービーはこの歌にこだわりを持っており、本人曰く「猫を歌った美しい歌」で[2]「どれだけ猫がくちゃいか」ということに重きを置き、猫を思いやる気持ちを大事にしながら歌っている[3]

第2シーズン第17話(41話)「新しいルームメイト」ではフィービーがプロデューサーに見出され、この曲のPV(プロモーション・ビデオ)が作られた[注 1]。また、「フィービーの歌がCMに!」では、『猫はくちゃい』が作中のテレビCMの歌として使用されたこともある[注 2]

ちなみに妊娠中にお腹が大きくなった時はギターをかかえられず、代わりにスネアドラムを叩きながらレギュラーに歌を聞かせた[4]

シーズン2第17話では、珍しく『猫はくちゃい』をフィービーと共に他の主要キャラ5人(レイチェル、モニカ、ロス、チャンドラー、ジョーイ)も一緒に歌い、フレーズごとに一人ずつソロで歌うシーンがある(ただしロスは、割振りが足りずソロパートはなし)。また、本作には実在のプロの歌手がゲスト出演したことがあり、クリッシー・ハインド[5]クリス・アイザック[6]などが『猫はくちゃい』をフィービーと一緒に歌唱するシーンもある。

脚注

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  1. ^ OH. MY. GOD. Friends' Smelly Cat was originally meant to be Smelly Dog
  2. ^ シーズン2第6話。
  3. ^ シーズン2第17話。
  4. ^ シリーズ4第18話。
  5. ^ シリーズ2第6話。
  6. ^ シリーズ2第12話。

注釈

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  1. ^ PVと同時にCDアルバム作成の話もあったがフィービーが出来上がったPVを見せてもらった所、彼女の映像に合わせて別人の歌声がアフレコされたと知り、結局契約に至らなかった。
  2. ^ 過去にフィービーとコンビで歌手活動していた女性が、その後CMソングの仕事に携わっていたことから(シーズン3第14話)。