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狭川真一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
狭川 真一
(さがわ しんいち)
人物情報
生誕 1959年????
日本の旗 日本奈良県奈良市[1]
国籍 日本の旗 日本
出身校 奈良大学
学問
研究分野 博物館学考古学民俗学
研究機関 元興寺文化財研究所大阪大谷大学奈良文化財研究所
学位 博士(文学)
学会 日本考古学協会日本考古学会、仏教芸術学会、条里制・古代都市研究会、日本石造物研究会
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狭川 真一(さがわ しんいち、1959年[1][2][3] - )は、日本考古学者大阪大谷大学文学部歴史文化学科 教授

古代の墳墓研究や都市論を研究の中心としているが、最近は中近世の石塔研究を墳墓論に絡めて行っている[4]。また、古代の磨崖仏を三次元計測して当初の姿を復元したり、改変されたりした歴史を探求している[4]

経歴

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奈良県奈良市生まれ[1]奈良県立郡山高等学校を卒業後[要出典]奈良大学文学部文化財学科に入学。

同学を卒業後、太宰府市教育委員会技師(文化財専門職)を経て[4]、1999年に元興寺文化財研究所に研究員として配属され、2020年まで勤務[5]。2009年、「中世墓の変遷と火葬の受容」で博士(文学)奈良大学)の学位を取得[6]

2020年、大阪大谷大学歴史文化学科教授[5]

著書

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単著

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  • 狭川真一『中世墓の考古学』高志書院、2011年4月。ISBN 978-4-86215-093-6 

共著

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  • 藤澤典彦、狭川真一『石塔調べのコツとツボ : 図説採る撮る測るの三種の実技』高志書院、2017年1月。ISBN 978-4-86215-165-0 
  • 瀬口眞司、永野仁、岡田憲一、狭川真一 著「第4章 縄文人の精神世界 : 信仰と暮らしを探る」、奈良大学 編『縄文人の祈りと願い』ナカニシヤ出版〈奈良大ブックレット ; 02〉、2013年2月。ISBN 978-4-7795-0702-1 

編著

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  • 狭川真一 編『墓と葬送の中世』高志書院、2007年5月。ISBN 978-4-86215-023-3 
  • 狭川真一 著「近畿の中世石塔」、狭川真一 編『日本の中世墓』高志書院、2009年3月。ISBN 978-4-86215-055-4 
  • 狭川真一 編『季刊考古学』 134巻《特集中世の納骨信仰と霊場》、雄山閣、2016年2月。ISBN 978-4-639-02408-8 
  • 狭川真一 編『中世墓の終焉と石造物』高志書院、2020年6月。ISBN 978-4-86215-208-4 
  • 狭川真一 編『季刊考古学』 156巻《山寺と石造物からみた古代》、雄山閣、2021年8月。ISBN 978-4-639-02773-7 

共編著

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  • 狭川真一 著「九州〈五輪塔〉」、狭川真一、松井一明 編『中世石塔の考古学 : 五輪塔宝篋印塔の形式・編年と分布』高志書院、2012年7月。ISBN 978-4-86215-108-7 

担当執筆

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脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ a b c 狭川 真一”. 株式会社ナカニシヤ出版. 2023年6月5日閲覧。
  2. ^ 季刊考古学134号 中世の納骨信仰と霊場”. 雄山閣. 2023年6月5日閲覧。
  3. ^ Sagawa, Shin'ichi, 1959-”. VIAF. OCLC. 2023年5月18日閲覧。
  4. ^ a b c 狭川 真一”. 学部・専攻科・大学院. 文学部 歴史文化学科 | 教員一覧. 大阪大谷大学. 2023年5月17日閲覧。
  5. ^ a b 狭川 真一 (30321946)”. KAKEN — 研究者をさがす. 日本学術振興会. 2023年5月18日閲覧。
  6. ^ 狭川真一『中世墓の変遷と火葬の受容』奈良大学〈博士(文学) 乙第4号〉、2009年。 NAID 500000474373https://id.ndl.go.jp/bib/000010379220 
    〈公開論文〉狭川真一「中世墓の変遷と火葬の受容」『奈良大学大学院研究年報』第15号、奈良大学大学院、2010年3月、174-176頁、CRID 1050863550660122240ISSN 13420453 

外部リンク

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