独立混成第11旅団
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独立混成第11旅団 | |
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創設 | 1934年(昭和9年)10月15日 |
廃止 | 1937年(昭和12年)9月30日 |
再編成 | 1939年(昭和14年)1月14日 |
廃止 | 1942年(昭和17年)2月2日 |
所属政体 | 大日本帝国 |
所属組織 | 大日本帝国陸軍 |
部隊編制単位 | 旅団 |
兵科 | 混成 |
兵種/任務 | 独立混成部隊 |
人員 | 4,095名(定数)/? |
所在地 | 満州-華北/華中 |
編成地 | 満州(内地)/華中 |
通称号/略称 | なし /矛 |
補充担任 | 東京/善通寺 |
上級単位 | 関東軍-支那駐屯軍/第13軍 |
最終上級単位 | 関東軍/第13軍 |
最終位置 | 大同/蘇州 |
戦歴 | 日中戦争/日中戦争 |
独立混成第11旅団(どくりつこんせいだいじゅういちりょだん)は、大日本帝国陸軍の独立混成旅団の一つ。1934年(昭和9年)と、1939年(昭和14年)に編成された。
第一次編成
[編集]1934年(昭和9年)3月17日編成下令、同年10月15日に編成完結し関東軍に属した。なお、本旅団は内地と満州にあった、近衛、第1、第2、第4、第11、第14の各師団および、独立守備隊から兵力を抽出して編成された。
内地で編成された部隊が、1935年(昭和10年)2月、大連に上陸、司令部を熱河省承徳に置き、帰還した第7師団の任務を引き継ぎ南満州の警備や治安維持に従事した。地方軍閥が熱河省南部に侵入することもあり、同年5月には長城線を越え中国領内での治安粛正作戦を展開、冀東防共自治政府を支援した。
1937年(昭和12年)7月に盧溝橋事件が勃発すると、独立混成第1旅団とともに支那駐屯軍に編入された。支那駐屯軍隷下平津地区の掃討を終え、チャハルに侵攻し、1937年(昭和12年)9月30日に第26師団に改編された。
歴代旅団長
[編集]所属部隊
[編集]- 独立歩兵第11連隊
- 独立歩兵第12連隊
- 独立野砲兵第11連隊
- 独立山砲兵第12連隊
- 独立騎兵第11中隊
- 独立工兵第11中隊
- 独立輜重兵第11中隊
第二次編成
[編集]第二次編成の独立混成第11旅団は、1939年(昭和14年)1月14日に浙江省嘉興で編成され、1942年(昭和17年)2月2日に第60師団に改編された。
歴代旅団長
[編集]- 富士井末吉 少将:1939年(昭和14年)1月14日 - 1940年(昭和15年)3月9日
- 高橋重三 少将:1940年(昭和15年)3月9日 - 1941年(昭和16年)3月1日
- 堤三樹男 少将:1941年(昭和16年)3月1日 - 1942年(昭和17年)2月2日(廃止)
所属部隊
[編集]- 独立歩兵第46大隊
- 独立歩兵第47大隊
- 独立歩兵第48大隊
- 独立歩兵第49大隊
- 独立歩兵第50大隊
参考文献
[編集]- 藤井非三四 『知られざる兵団 帝国陸軍独立混成旅団史』 国書刊行会、2020年、ISBN 978-4-336-06597-1
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 独立歩兵第11連隊 ぶらり重兵衛の歴史探訪2 - 旧陸海軍部隊と遺跡