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犬ピロプラズマ症

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

犬ピロプラズマ症(いぬピロプラズマしょう、: canine babesiosis)は、Babesia canis あるいは Babesia gibsoni 寄生を原因とする寄生虫病。イヌおよびイヌ科動物を宿主とし、Babesia canisクリイロコイタマダニなどに、Babesia gibsoniフタトゲチマダニなどによって媒介される。Babesia canis rossi低酸素症低血圧性ショックBabesia canis canis溶血性貧血血色素尿黄疸発熱Babesia canis vogeli間歇熱、黄疸、血色素尿、Babesia gibsoni は発熱、溶血性貧血、ビリルビン尿などを引き起こす。診断は血液塗抹標本より赤血球内に寄生しているピロプラズムを検出するほかに、ELISAIFA などによってなされる。治療には抗バベシア薬が使用される。

関連項目

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参考文献

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