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「東飯能駅」の版間の差分

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西武鉄道での遠隔対応化予定について追記
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橋上駅舎化前は、改札を共用し、西口側に西武鉄道が管理する駅舎があり、東口側には出入口がなかった。駅舎は西武線ホームに直結し、西武池袋線とJR八高線のホームは[[地下道]]で連絡していた。[[日本国有鉄道|国鉄]]の合理化により、[[1982年]]から改札分離が実施される[[1999年]]までは西武鉄道が出改札業務を行っていた。
橋上駅舎化前は、改札を共用し、西口側に西武鉄道が管理する駅舎があり、東口側には出入口がなかった。駅舎は西武線ホームに直結し、西武池袋線とJR八高線のホームは[[地下道]]で連絡していた。[[日本国有鉄道|国鉄]]の合理化により、[[1982年]]から改札分離が実施される[[1999年]]までは西武鉄道が出改札業務を行っていた。


駅舎外(改札の外)には[[キヨスク|KIOSK]]が立地していたが、現在は撤去されている。
駅舎外(改札の外)には[[Kiosk (JRグループ)|KIOSK]]が立地していたが、現在は撤去されている。


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2024年3月20日 (水) 23:05時点における版

東飯能駅
西口(2012年10月)
ひがしはんのう
Higashi-Hannō
地図
所在地 埼玉県飯能市東町
所属事業者
テンプレートを表示
東口(2011年9月)

東飯能駅(ひがしはんのうえき)は、埼玉県飯能市東町(あずまちょう)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・西武鉄道である[1]

乗り入れ路線

JR東日本の八高線と、西武鉄道の池袋線が乗り入れており、接続駅となっている。

  • JR東日本: 八高線
  • 西武鉄道:SI 池袋線 - 駅番号「SI27

歴史

駅構造

西武鉄道・JR東日本それぞれに橋上駅舎を有しているが、両社の改札口は分離され、自由通路で連絡している[8]

改札口はそれぞれ独立しているが、西武池袋線とJR八高線のホーム番号は連番で設定されている(このため、西武線は単式ホーム1面1線でありながら番号が振られている一方、JR線としての1番線は欠番となっている)。

両社ともにバリアフリー設備として多機能トイレエレベーターエスカレーターを設置している[8]

橋上駅舎化前は、改札を共用し、西口側に西武鉄道が管理する駅舎があり、東口側には出入口がなかった。駅舎は西武線ホームに直結し、西武池袋線とJR八高線のホームは地下道で連絡していた。国鉄の合理化により、1982年から改札分離が実施される1999年までは西武鉄道が出改札業務を行っていた。

駅舎外(改札の外)にはKIOSKが立地していたが、現在は撤去されている。

JR東日本

JR 東飯能駅
改札口と切符売り場(2023年2月)
ひがしはんのう
Higashi-Hannō
金子 (5.1 km)
(5.5 km) 高麗川
所在地 埼玉県飯能市東町1-5
北緯35度51分9.8秒 東経139度19分33.9秒 / 北緯35.852722度 東経139.326083度 / 35.852722; 139.326083 (JR 東飯能駅)座標: 北緯35度51分9.8秒 東経139度19分33.9秒 / 北緯35.852722度 東経139.326083度 / 35.852722; 139.326083 (JR 東飯能駅)
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 八高線
キロ程 25.6 km(八王子起点)
電報略号 ハノ
駅構造 地上駅橋上駅[4]
ホーム 1面2線[1]
乗車人員
-統計年度-
[JR 1]5,038人/日(降車客含まず)
-2022年-
開業年月日 1931年昭和6年)12月10日[1]
備考
テンプレートを表示

島式ホーム1面2線を有する地上駅[1]。かつては3番線側に待避線が敷設されていたが、現在は廃止され、一部の線路が残るのみである。貨物列車運行当時は、ここで旅客列車を優先させるため貨物列車が待避することがあった。JR東日本ステーションサービスが業務を行う業務委託駅で、高麗川駅が当駅を管理している。ただし、お客さまサポートコールシステムが導入されており、一部時間帯を除いて遠隔対応のため改札係員は不在となる[9]

2・3番線とも両方向に出発信号機が設置され、非常時には当駅で折り返しが可能である[注釈 1]

2015年12月23日には指定席券売機が設置されたため、みどりの窓口2016年2月29日をもって営業を終了した。

のりば

番線 路線 方向 行先 備考
2 八高線 下り 小川町高崎方面 小川町・高崎方面は高麗川で、大宮方面は川越で乗り換え
川越線 川越大宮方面
3 八高線 上り 拝島八王子方面  

(出典:JR東日本:駅構内図

西武鉄道

西武 東飯能駅
改札口と切符売り場(2023年2月)
ひがしはんのう
Higashi-Hannō
SI26 飯能 (0.8 km)
(4.0 km) 高麗 SI28
所在地 埼玉県飯能市東町1-5
駅番号 SI27
所属事業者 西武鉄道
所属路線 池袋線
キロ程 44.5 km(池袋起点)
駅構造 地上駅橋上駅[4]
ホーム 1面1線
乗降人員
-統計年度-
[西武 1]4,965人/日
-2022年-
開業年月日 1931年昭和6年)12月10日
テンプレートを表示

単式ホーム1面1線を有する地上駅で、ホーム有効長は10両編成分である[注釈 2]。駅番号はSI27

2008年10月10日より待合室の使用を開始した。独自設計として、地元産の西川材を利用したベンチが設置されている。

のりば

ホーム 路線 方向 行先
1 SI 池袋線 上り 飯能所沢池袋方面
下り 吾野西武秩父方面

(出典:西武鉄道:駅構内図

飯能短絡線(未成線)

隣の飯能駅はスイッチバック(折り返し形構造)式で、池袋方面と西武秩父方面とを直通運転する列車は同駅での方向転換が必要なため、解消策として当駅と笠縫信号所元加治駅 - 飯能駅間、廃止)との間に連絡線(飯能短絡線)の建設が予定され、土地は複線分で北飯能信号所 - 当駅(島式1面2線化) - 笠縫信号所間に確保されている。

ただし現在、機関車の付け替えを要する貨物列車が廃止され、スイッチバックによる支障が軽減された事もあり、工事は無期限での休止状態となっている。西武鉄道は「将来、武蔵丘車両基地武蔵丘車両検修場との回送や入出場列車や検査時の入出場往来のメリットがある」として、あくまで「工事は『休止』」との見解を表明している。

利用状況

  • JR東日本 - 2022年度の1日平均乗車人員5,038人である[JR 1]
  • 西武鉄道 - 2022年度の1日平均乗降人員4,965人である[西武 1]
    西武鉄道全92駅中79位。乗換駅ではあるが、1駅隣(池袋方面)の飯能駅よりも少ない。

年度別1日平均乗降人員

各年度の1日平均乗降人員数は下表のとおり(西武鉄道のみ)。

年度別1日平均乗降人員[* 1][* 2]
年度 西武鉄道
1日平均
乗降人員
増加率
1990年(平成02年) 4,638
1991年(平成03年) 4,956 2.4%
1992年(平成04年) 4,905 −1.0%
1993年(平成05年) 4,754 −3.1%
1994年(平成06年) 4,631 −2.6%
1995年(平成07年) 4,578 −1.1%
1996年(平成08年) 4,664 1.9%
1997年(平成09年) 4,627 −0.8%
1998年(平成10年) 4,476 −3.3%
1999年(平成11年) 4,594 2.6%
2000年(平成12年) 4,670 1.7%
2001年(平成13年) 4,839 3.6%
2002年(平成14年) 4,851 0.2%
2003年(平成15年) 4,868 0.4%
2004年(平成16年) 4,929 1.3%
2005年(平成17年) 5,096 3.4%
2006年(平成18年) 4,841 −5.0%
2007年(平成19年) 4,946 2.2%
2008年(平成20年) 5,174 4.6%
2009年(平成21年) 5,305 2.5%
2010年(平成22年) 5,351 0.9%
2011年(平成23年) 5,213 −2.6%
2012年(平成24年) 5,338 2.4%
2013年(平成25年) 5,478 2.6%
2014年(平成26年) 5,455 −0.4%
2015年(平成27年) 5,491 0.7%
2016年(平成28年) 5,563 1.3%
2017年(平成29年) 5,648 1.5%
2018年(平成30年) 5,681 0.6%
2019年(令和元年) 5,651 −0.5%
2020年(令和02年) [西武 2]4,141 −26.7%
2021年(令和03年) [西武 3]4,535 9.5%
2021年(令和03年) [西武 1]4,965 9.5%

年度別1日平均乗車人員

各年度の1日平均乗車人員数は下表のとおり。

年度別1日平均乗車人員[* 2][* 3]
年度 JR東日本 西武鉄道 出典
1990年(平成02年) 4,234 2,299
1991年(平成03年) 4,478 2,353
1992年(平成04年) 4,549 2,309
1993年(平成05年) 4,696 2,226
1994年(平成06年) 4,758 2,170
1995年(平成07年) 4,821 2,129
1996年(平成08年) 5,365 2,176
1997年(平成09年) 5,513 2,172
1998年(平成10年) 5,873 2,139
1999年(平成11年) 6,004 2,287 [埼玉県統計 1]
2000年(平成12年) [JR 2]6,080 2,361 [埼玉県統計 2]
2001年(平成13年) [JR 3]6,016 2,479 [埼玉県統計 3]
2002年(平成14年) [JR 4]5,970 2,486 [埼玉県統計 4]
2003年(平成15年) [JR 5]5,822 2,507 [埼玉県統計 5]
2004年(平成16年) [JR 6]5,883 2,544 [埼玉県統計 6]
2005年(平成17年) [JR 7]5,944 2,622 [埼玉県統計 7]
2006年(平成18年) [JR 8]5,842 2,469 [埼玉県統計 8]
2007年(平成19年) [JR 9]5,780 2,504 [埼玉県統計 9]
2008年(平成20年) [JR 10]5,810 2,618 [埼玉県統計 10]
2009年(平成21年) [JR 11]5,733 2,679 [埼玉県統計 11]
2010年(平成22年) [JR 12]5,599 2,639 [埼玉県統計 12]
2011年(平成23年) [JR 13]5,422 2,555 [埼玉県統計 13]
2012年(平成24年) [JR 14]5,505 2,623 [埼玉県統計 14]
2013年(平成25年) [JR 15]5,583 2,706 [埼玉県統計 15]
2014年(平成26年) [JR 16]5,540 2,689 [埼玉県統計 16]
2015年(平成27年) [JR 17]5,694 2,715 [埼玉県統計 17]
2016年(平成28年) [JR 18]5,661 2,750 [埼玉県統計 18]
2017年(平成29年) [JR 19]5,669 2,785 [埼玉県統計 19]
2018年(平成30年) [JR 20]5,678 2,804 [埼玉県統計 20]
2019年(令和元年) [JR 21]5,751 2,785 [埼玉県統計 21]
2020年(令和02年) [JR 22]4,150 2,052 [埼玉県統計 22]
2021年(令和03年) [JR 23]4,687
2022年(令和04年) [JR 1]5,038

駅周辺

駅ビル(丸広百貨店)

西口

東口

バス路線

のりば 運行事業者 系統・行先
西口
国際興業バス
  • 飯01飯01-2:湯の沢
  • 飯02飯02-2:名栗車庫
  • 飯03飯03-2:名郷
  • 飯04:中沢
  • 飯05:中藤(青石橋)
  • 飯06:上赤沢
  • 飯11:間野黒指
  • 飯15:双柳循環(双柳小先回り / 工場前先回り)
  • 飯01 - 飯06飯11飯15飯15-2:飯能駅
東口
1 西武バス 狭山26狭山市駅西口 / 飯能駅北口
2
m02(直行)メッツァ
備考

西口のうち、上記各系統の「東飯能駅バス停留所は駅からやや離れた場所にあるが、これとは別に駅前広場ロータリーに「東飯能駅駅前広場」停留所があり、上記系統のうち飯能駅発上赤沢・名栗車庫・名郷・湯の沢・中沢・中藤・間野黒指行が終日停車する。

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
八高線
金子駅 - 東飯能駅 - 高麗川駅
西武鉄道
SI 池袋線
飯能駅 (SI26) - 東飯能駅 (SI27) - (北飯能信号場) - (武蔵丘信号場) - 高麗駅 (SI28)

脚注

記事本文

注釈

  1. ^ 八高線・川越線がともに非電化だった1985年9月までは、川越線から当駅までの直通列車が運転され、当時八王子側にあったY線(2000年代まで線路が残り、2線の引き上げ線を含めて撤去)を使って折り返していた。
  2. ^ 2013年10月13日の「第11回 埼玉B級ご当地グルメ王決定戦in飯能」開催期間中の臨時ダイヤでは、当駅発着の10両編成の営業列車が運転された。
  3. ^ 2000年9月から2006年4月30日まで「東飯能店」として営業していた。その後、不動産会社に一度売却し、テナント型商業施設を開業する予定だったが、再度丸広百貨店が建物を取得し、2009年9月11日に「飯能店」が移転開業した。そのため、看板には再度丸広のロゴが施されている。

出典

  1. ^ a b c d 『週刊 JR全駅・全車両基地』 46号 甲府駅・奥多摩駅・勝沼ぶどう郷駅ほか79駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年7月7日、26頁。 
  2. ^ “JR新ダイヤスタート”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1996年3月19日) 
  3. ^ 東飯能駅 橋上駅舎 2月10日(水)使用開始 エレベーターエスカレーター設置によりバリアフリー化”. 西武鉄道. 2000年10月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年3月27日閲覧。
  4. ^ a b c 編集部「2月のメモ帳」『鉄道ピクトリアル』第49巻第5号(通巻第669号)、電気車研究会、1999年5月1日、109頁、ISSN 0040-4047 
  5. ^ a b 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '99年版』ジェー・アール・アール、1999年7月1日、183頁。ISBN 4-88283-120-1 
  6. ^ PASMOは3月18日(日)サービスを開始します ー鉄道23事業者、バス31事業者が導入し、順次拡大してまいりますー』(PDF)(プレスリリース)PASMO協議会/パスモ、2006年12月21日。オリジナルの2020年5月1日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200501075147/https://www.tokyu.co.jp/file/061221_1.pdf2020年7月11日閲覧 
  7. ^ 一部の駅における営業体制の変更について』(PDF)(プレスリリース)西武鉄道、2024年2月29日。オリジナルの2024年2月29日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20240229100520/https://www.seiburailway.jp/file.jsp?id=166832024年2月29日閲覧 
  8. ^ a b 埼玉県内鉄道駅の乗換情報 東飯能駅 (PDF) - 埼玉県庁 企画財政部 交通政策課
  9. ^ a b 駅の情報(東飯能駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2023年12月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月29日閲覧。
  10. ^ 東飯能駅の店舗情報[リンク切れ] - 西武プロパティーズ

広報資料・プレスリリースなど一次資料

  1. ^ Suicaご利用可能エリアマップ(2001年11月18日当初)” (PDF). 東日本旅客鉄道. 2019年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月29日閲覧。

利用状況

JR東日本の2000年度以降の乗車人員
西武鉄道の1日平均利用客数
  1. ^ a b c 駅別乗降人員(2022年度1日平均)” (pdf). 西武鉄道. 2023年7月30日閲覧。
  2. ^ 駅別乗降人員(2020年度1日平均) - ウェイバックマシン(2021年9月23日アーカイブ分)、2022年8月18日閲覧
  3. ^ 駅別乗降人員(2021年度1日平均) - ウェイバックマシン(2022年7月8日アーカイブ分)、2022年8月18日閲覧
JR・私鉄の統計データ
  1. ^ レポート - 関東交通広告協議会
  2. ^ a b 統計はんのう - 飯能市
  3. ^ 埼玉県統計年鑑 - 埼玉県
埼玉県統計年鑑

関連項目

外部リンク