コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「マルエス主婦の店」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集 改良版モバイル編集
Cewbot (会話 | 投稿記録)
72行目: 72行目:
*アップルツー(Apple two) - [[亀甲町 (弘前市)|亀ノ甲町]](亀甲町)に所在していた[[ショッピングセンター]]。{{要出典範囲|date=2023年3月|2階建てで1階にはスーパー「マルエス」の他、[[鮮魚店]]、[[精肉店]]、[[神戸屋]]、ナチュラルハウス、[[ラグノオささき|ラグノオ]]、[[菊池薬店]]、[[生花店]]などの専門店も入っており、2階には文具・雑貨の「MILK PAN」(ミルクパン)やゲームコーナーがあった。かつては1階に[[軽食|軽食店]]、2階に[[喫茶店]]もあった。2009年7月、[[みちのく銀行]]亀甲町支店を除く、店舗部分のみ解体された。}}
*アップルツー(Apple two) - [[亀甲町 (弘前市)|亀ノ甲町]](亀甲町)に所在していた[[ショッピングセンター]]。{{要出典範囲|date=2023年3月|2階建てで1階にはスーパー「マルエス」の他、[[鮮魚店]]、[[精肉店]]、[[神戸屋]]、ナチュラルハウス、[[ラグノオささき|ラグノオ]]、[[菊池薬店]]、[[生花店]]などの専門店も入っており、2階には文具・雑貨の「MILK PAN」(ミルクパン)やゲームコーナーがあった。かつては1階に[[軽食|軽食店]]、2階に[[喫茶店]]もあった。2009年7月、[[みちのく銀行]]亀甲町支店を除く、店舗部分のみ解体された。}}
*[[鍛冶町 (弘前市)|鍛治町]]店(十番館) - {{要出典範囲|date=2023年3月|元々十番館であったが、ウェブサイト上では[[2005年]]より鍛冶町店と表記。破産後、美濃清食品が所得(今後については検討中)。}}
*[[鍛冶町 (弘前市)|鍛治町]]店(十番館) - {{要出典範囲|date=2023年3月|元々十番館であったが、ウェブサイト上では[[2005年]]より鍛冶町店と表記。破産後、美濃清食品が所得(今後については検討中)。}}
*桔梗野店(弘前市[[桔梗野 (弘前市)|桔梗野]]3-5-11<ref name="supermarcket-yearbook-1970-79">『日本スーパーマーケット名鑑 1970年版』 [[商業界]]、1970年。pp79</ref>、1964年(昭和39年)5月開店<ref name="supermarcket-yearbook-1970-79" />)
*桔梗野店(弘前市[[桔梗野]]3-5-11<ref name="supermarcket-yearbook-1970-79">『日本スーパーマーケット名鑑 1970年版』 [[商業界]]、1970年。pp79</ref>、1964年(昭和39年)5月開店<ref name="supermarcket-yearbook-1970-79" />)
: 店舗面積330m<sup>2</sup><ref name="supermarcket-yearbook-1970-79" />
: 店舗面積330m<sup>2</sup><ref name="supermarcket-yearbook-1970-79" />
: {{要出典範囲|date=2023年3月|破産後の2008年8月21日に、Uマート桔梗野店として再開業。}}
: {{要出典範囲|date=2023年3月|破産後の2008年8月21日に、Uマート桔梗野店として再開業。}}

2024年3月20日 (水) 22:35時点における版

株式会社 マルエス主婦の店
Maruesu.Co.
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 マルエス、Maruesu
本社所在地 036-8076
青森県弘前市和泉1-7-1(登記上本店)
青森県弘前市境関西田16-3(本部)
設立 1958年(昭和33年)11月29日[1]
業種 小売業
事業内容 スーパーマーケットチェーンの運営
代表者 鈴木孝彦(代表取締役会長)
資本金 9300万円
売上高 約74億円(2007年5月期)
従業員数 370名
決算期 5月末
特記事項:2008年7月に破産手続き申請。
テンプレートを表示
アップルツー店(2008年8月撮影)

株式会社マルエス主婦の店(マルエスしゅふのみせ、Maruesu.Co.)は、かつて青森県弘前市に本社を置き、スーパーマーケットチェーンの「Maruesu」(マルエス)を展開していた企業である。名前の通り、○にSの字をあしらったマークをシンボルとしていた。

なお、弘前市・青森市八戸市の3市:合計4カ所(旧浪岡町含む)で『モータースクール』等を運営するマルエス自工(現:ムジコ・クリエイト)などは元々同社率いるマルエスグループに属していたが、後にグループから離脱し資本関係は無かった[2]2006年頃までは同社の公式ウェブサイト内に掲載されていた。外部リンクを参照)。

なお、同名のおつまみ・珍味を製造している「マルエス」(本社:大阪府堺市中区)とは資本・人材とも一切無関係である。

概要

お隣さん』というプライベートブランドも展開し、それを冠した商品(牛乳萩原乳業製造〕、納豆野田食品工業[3]製造〕)が販売されていた。また「お隣さんで〜す」というイメージソングも制作し、店内で流された。後に佐藤生朗(弘前出身)をはじめ、地元東奥義塾高等学校出身者らで結成されたコーラス・グループJ's(ジェイズ)により、同曲のカバーがなされ、2006年10月には同曲を含めたコラボレーション・ミニアルバムとして「Maruesu meets J's」を発表した(ジャケットはマルエスマークをあしらったもの)。

スーパーマーケット事業のみならず、飲食店健康食品販売店などの専門店事業部、パチンコホール運営の遊技事業部も設けていた(後者については2008年1月撤退)。

破産

2008年7月13日までに9店舗を展開してきたが原料の高騰などによる値上げなどの影響により経営が悪化したことなどから、同日の営業をもって全て閉鎖しうち3店舗を同業のユニバースに事業譲渡を行うこととなった[4]。この秋までに改装後、店名をユニバースでは無く新業態である『Uマート』として順次開業する予定となっていた(これは3店舗とも売場面積が1,000m2前後と小規模店舗であり、現行のユニバースの店舗基準である2,000m2よりも下回っていることなどが挙げられる)。[5]

9店舗を展開してきたが原料の高騰などによる値上げなどの影響により経営が悪化したことなどとなっているが、それ以前にどんぶり勘定による経営を危惧し辞めた従業員や若葉店の店長による使い込みにより店内で自殺したことが経営を悪化させた。

その後、同年7月25日青森地方裁判所弘前支部に破産手続きを申し立て、受理された。[6]

ピーク時の2000年5月期 - 2003年5月期は計100億円台の年商を維持していた。

破産後手続き後の2008年8月21日に、ユニバースへ譲渡された2店舗(桔梗野店・弘大前店)がUマートとして開業された。

沿革

  • 1958年(昭和33年)11月29日 - 主婦の店弘前店(しゅふのみせ ひろさきてん、後の土手町店)として創業。
  • 1966年(昭和41年)11月 - 株式会社マルエス主婦の店(マルエスしゅふのみせ)に改称。
  • 1969年(昭和44年)5月 - 弘前市和徳字和泉(現:同市和泉1丁目)に本部・配送センターを開設。後に、同地近辺は「マルエス団地」という住宅地に発展していった。
  • 1978年(昭和53年)4月 - パチンコ店(パチンコサンサン土手町店)などの遊技事業部を開設。
  • 1993年(平成5年)6月 - 全店POS化完了。
  • 1999年(平成11年)3月 - 全店新POS切り替え完了。
  • 2000年(平成12年)8月 - 本部を弘前市和泉1-7-1から同市城東中央3-3-3(城東店とほぼ同地)に移転。
  • 2003年(平成15年)11月 - 本部を弘前市境関西田へ移転。
  • 2008年(平成20年)
    • 1月 - パチンコ店(パーラーサンプラザ黒石店)を閉店。
    • 7月13日 - ユニバース八戸市)がマルエスの9店舗のうち、3店舗(桔梗野店・城東店・弘大前店)を譲り受けると発表(改装後に、同社の新業態『Uマート』として順次開業予定)。
    • 7月25日 - 青森地方裁判所弘前支部に破産手続きを申し立て、受理(負債総額:約29億円)。

店舗

※:50音順に掲載

事業停止までに存在した店舗

スーパーマーケット事業部

弘前市
  • アップルツー(Apple two) - 亀ノ甲町(亀甲町)に所在していたショッピングセンター2階建てで1階にはスーパー「マルエス」の他、鮮魚店精肉店神戸屋、ナチュラルハウス、ラグノオ菊池薬店生花店などの専門店も入っており、2階には文具・雑貨の「MILK PAN」(ミルクパン)やゲームコーナーがあった。かつては1階に軽食店、2階に喫茶店もあった。2009年7月、みちのく銀行亀甲町支店を除く、店舗部分のみ解体された。[要出典]
  • 鍛治町店(十番館) - 元々十番館であったが、ウェブサイト上では2005年より鍛冶町店と表記。破産後、美濃清食品が所得(今後については検討中)。[要出典]
  • 桔梗野店(弘前市桔梗野3-5-11[7]、1964年(昭和39年)5月開店[7]
店舗面積330m2[7]
破産後の2008年8月21日に、Uマート桔梗野店として再開業。[要出典]
2008年中に取り壊された。[要出典]
  • 弘大前店 - 富田3丁目に所在。2002年3月に、旧富田店から移転するかたちで、旧スーパーマルサン富田店において開業。破産後の2008年8月21日に、ユニバースが引き継ぎ、「Uマート弘大前店」として再開業後、2020年6月、店舗建物老朽化により同月30日に閉店。[要出典]その後、店舗建物は解体され、跡地に青森市紅屋商事の「メガ富田店」として2021年9月に開業。[8]
  • 本町店 - 1975年10月開店。破産後、美濃清食品が所得し、他の不動産会社に売却。[要出典]
  • 若葉店 - 2000年10月開店。公式ウェブサイト内や企業パンフレットに同店の写真が使われた。現在は解体され、更地となったのち、コメリ若葉店が建つ。[要出典]
平川市
  • 尾上店 - 尾上栄松に所在。破産後、佐藤長弘前市)が取得。2009年3月27日に「スーパー佐藤長尾上店」として開店。[要出典]
  • 平賀店 - 柏木町字東田に所在。1996年11月開店。破産後、佐藤長が取得。2009年2月6日に「スーパー佐藤長平賀店」として開店。[要出典]

専門店事業部

  • ナチュラルハウス - アップルツー内に置いていた。1986年8月開店。
  • ミルクパン - 上に同じく。
  • ラッキーランドリー富田店 - 富田町大通りに所在。旧富田店が弘大前店として移転開業した後、開業したコインランドリー。現在は閉店、貸店舗。

事業停止前に閉店した店舗

スーパーマーケット事業部

弘前市
  • 土手町店(弘前市土手町57[7]、1958年(昭和33年)12月23日開店[7]
店舗面積650m2[7]
創業店。
  • 駅前店(弘前市駅前町1-1[7]、1964年(昭和39年)3月3日開店[7]
店舗面積706m2[7]
  • 桝型店 - 富田町197[7]、1964年(昭和37年)11月開店[7]
店舗面積396m2[7]
2002年3月に弘大前店に移転する形で閉店。同年12月に「ラッキーランドリー富田店」となった。[要出典]
  • 松原店(弘前市中野4-2-8[9]、1966年(昭和41年)7月15日開店[9]
店舗面積297m2[7]
  • 松森店 - 松森町に所在。マルエスを軸に複数の食品店が集まっており、「テンフード」の愛称も付いていた。1990年代に閉店。現在、跡地は青森県道109号弘前平賀線が通っている。[要出典]
  • 宮園店 - 1983年12月開店。2007年に閉店。ただし、事業停止まで、公式ウェブサイトの店舗一覧から削除されることはなかった。[要出典]
  • 千年店 - 1年もせずに閉店。現在ファミリーマート千年店。[要出典]

専門店事業部

弘前市
  • 中国四川料理ベア - 土手町に所在していた中国料理店。2006年頃閉店。
平賀町(現:平川市)
  • S・マート平賀店 - 1999年12月開店。柏木町字東田に所在していた。2006年 - 2007年頃閉店。

遊技事業部

弘前市
  • パチンコサンサン駅前店 - 駅前町に所在していた(現在の弘前警察署弘前駅前交番辺り)。
  • パチンコサンサン土手町店 - 遊技事業部最初の店舗。
平賀町(現:平川市)
  • パチンコサンサン平賀店 - 1983年8月開店。本町字北柳田に所在。2003年頃まで営業していた。
黒石市
  • パーラーサンプラザ黒石店 - 1993年12月開店。追子野木3丁目に所在。遊技事業部の中で最後まで営業していた店舗だった。

関連企業

  • マルエス総業 - 遊技器具の卸売業者。商号:株式会社マルエス総業。本社所在地:青森県弘前市和泉1-7-1(マルエス主婦の店本店と同位置)。

参考文献

脚注

  1. ^ 『日本スーパーマーケット名鑑 1970年版』 商業界、1970年。pp651
  2. ^ http://motor-school.jp/pdf/080715.pdf
  3. ^ 弘前市野田に本社・工場を置き、主に「パール納豆」ブランドの納豆を製造していた。
  4. ^ ユニバースのリリースより(2008年7月14日)
  5. ^ デーリー東北:2008年7月15日付け朝刊より。
  6. ^ スーパー「マルエス」が破産申請東奥日報ウェブ版:2008年7月25日
  7. ^ a b c d e f g h i j k l m 『日本スーパーマーケット名鑑 1970年版』 商業界、1970年。pp79
  8. ^ スーパー跡地に「メガ」出店へ/弘前市富田|経済・産業・雇用|青森ニュース|Web東奥
  9. ^ a b 『日本スーパーマーケット名鑑 1970年版』 商業界、1970年。pp80