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研究分野は、[[確率論]]・[[統計学]]の哲学、[[科学的実在論]]、[[シミュレーション]]科学・[[カオス]]研究の哲学、[[イマヌエル・カント|カント]]の数学論、[[トアルフ・スコーレム|スコーレム]]の数学思想、[[分析哲学#多様化|分析アジア哲学]]など多岐にわたる<ref>{{Cite web |title=隔月刊行 ふるえ Vol.27 ソーシャル・ハプティクス 生きるために必要なこと |url=http://furue.ilab.ntt.co.jp/book/202002/ |website=furue.ilab.ntt.co.jp |access-date=2022-11-16 |language=ja |publisher=[[NTT]]研究所}}</ref>。 |
研究分野は、[[確率論]]・[[統計学]]の哲学、[[科学的実在論]]、[[シミュレーション]]科学・[[カオス]]研究の哲学、[[イマヌエル・カント|カント]]の数学論、[[トアルフ・スコーレム|スコーレム]]の数学思想、[[分析哲学#多様化|分析アジア哲学]]など多岐にわたる<ref>{{Cite web |title=隔月刊行 ふるえ Vol.27 ソーシャル・ハプティクス 生きるために必要なこと |url=http://furue.ilab.ntt.co.jp/book/202002/ |website=furue.ilab.ntt.co.jp |access-date=2022-11-16 |language=ja |publisher=[[NTT]]研究所}}</ref>。 |
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2020年10月24日、京都大学の学術[[シンポジウム]]「[[緊縛]]ニューウェーブ×アジア人文学」を主催した<ref name=":1" /><ref name=":0" />。同シンポジウムは、600人超が参加、アーカイブ動画が約59万回視聴されるほどの盛況を収めた<ref name=":0">{{Cite web |title=「緊縛」シンポ、京大が動画公開中止して謝罪 批判受け:朝日新聞デジタル |url=https://www.asahi.com/articles/ASNCF3C89NCDPTFC001.html |website=朝日新聞デジタル |date=2020-11-13 |access-date=2022-11-16 |language=ja}}</ref>。しかしその後、「これは学問か」という[[クレーム]]が1件寄せられたため、同年11月5日に動画削除と[[謝罪]]文掲載という対応を実施<ref name=":0" />、さらにその対応が物議を醸し「[[炎上 (ネット用語)|炎上]]」状態になった<ref name=":1">{{Citation|和書|title=緊縛研究と哲学者 : 京大・緊縛シンポジウムとは何だったのか|last=河原|first=梓水|date=2022-03-01|year=|url=https://doi.org/10.18910/86364|journal=臨床哲学ニューズレター|publisher=大阪大学大学院文学研究科臨床哲学研究室|number=4|page=69;84|doi=10.18910/86364}}</ref>。また、シンポジウム内容の[[研究不正]]等も指摘され<ref name=":1" />、2021年10月1日には[[日本倫理学会]]でその不正をテーマにした[[ワークショップ]]も開催され出席<ref>{{Citation|和書|title=「〈応用〉することの倫理 : 緊縛シンポ、ブルーフィルム、ジェンダー」の特集にあたって|last=小西|first=真理子|date=2022-03-01|year=|url=https://doi.org/10.18910/86362|journal=臨床哲学ニューズレター|publisher=大阪大学大学院文学研究科臨床哲学研究室|number=4|doi=10.18910/86362}}</ref><ref name=":1" />、2021年12月29日に謝罪文を掲載した<ref name=":1" /><ref>{{Cite web |title=謝罪:緊縛シンポジウムについて |url=https://kinbakuphil.jp/2021/12/29/%e8%ac%9d%e7%bd%aa%ef%bc%9a%e7%b7%8a%e7%b8%9b%e3%82%b7%e3%83%b3%e3%83%9d%e3%82%b8%e3%82%a6%e3%83%a0%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6/ |website=緊縛哲学研究会 |date=2021-12-29 |access-date=2022-11-16 |author=出口康夫}}</ref>。 |
2020年10月24日、京都大学の学術[[シンポジウム]]「[[緊縛]]ニューウェーブ×アジア人文学」を主催した<ref name=":1" /><ref name=":0" />。同シンポジウムは、600人超が参加、アーカイブ動画が約59万回視聴されるほどの盛況を収めた<ref name=":0">{{Cite web |title=「緊縛」シンポ、京大が動画公開中止して謝罪 批判受け:朝日新聞デジタル |url=https://www.asahi.com/articles/ASNCF3C89NCDPTFC001.html |website=朝日新聞デジタル |date=2020-11-13 |access-date=2022-11-16 |language=ja}}</ref>。しかしその後、「これは学問か」という[[クレーム]]が1件寄せられたため、同年11月5日に動画削除と[[謝罪]]文掲載という対応を実施<ref name=":0" />、さらにその対応が物議を醸し「[[炎上 (ネット用語)|炎上]]」状態になった<ref name=":1">{{Citation|和書|title=緊縛研究と哲学者 : 京大・緊縛シンポジウムとは何だったのか|last=河原|first=梓水|date=2022-03-01|year=|url=https://doi.org/10.18910/86364|journal=臨床哲学ニューズレター|publisher=大阪大学大学院文学研究科臨床哲学研究室|number=4|page=69;84|doi=10.18910/86364}}</ref>。また、シンポジウム内容の[[研究不正]]等も指摘され<ref name=":1" />、2021年10月1日には[[日本倫理学会]]でその不正をテーマにした[[ワークショップ]]も開催され出席<ref>{{Citation|和書|title=「〈応用〉することの倫理 : 緊縛シンポ、ブルーフィルム、ジェンダー」の特集にあたって|last=小西|first=真理子|date=2022-03-01|year=|url=https://doi.org/10.18910/86362|journal=臨床哲学ニューズレター|publisher=大阪大学大学院文学研究科臨床哲学研究室|number=4|doi=10.18910/86362}}</ref><ref name=":1" />、2021年12月29日に謝罪文を掲載した<ref name=":1" /><ref>{{Cite web |title=謝罪:緊縛シンポジウムについて |url=https://kinbakuphil.jp/2021/12/29/%e8%ac%9d%e7%bd%aa%ef%bc%9a%e7%b7%8a%e7%b8%9b%e3%82%b7%e3%83%b3%e3%83%9d%e3%82%b8%e3%82%a6%e3%83%a0%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6/ |website=緊縛哲学研究会 |date=2021-12-29 |access-date=2022-11-16 |author=出口康夫}}</ref>。辞任に値する。 |
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== 著書 == |
== 著書 == |
2023年4月26日 (水) 11:58時点における版
出口 康夫(でぐち やすお、1962年 - )は、京都大学大学院文学研究科教授。認識論・科学哲学を専門とする。
略歴
大阪市生まれ。京都大学文学部卒、同大学院文学研究科博士後期課程修了。1996年「超越論的実在論の試み-批判期カント存在論の検討をつうじて」で文学博士の学位を取得。名古屋工業大学助教授、2002年京都大学大学院文学研究科哲学専修助教授、2007年准教授。
研究内容
研究分野は、確率論・統計学の哲学、科学的実在論、シミュレーション科学・カオス研究の哲学、カントの数学論、スコーレムの数学思想、分析アジア哲学など多岐にわたる[1]。
2020年10月24日、京都大学の学術シンポジウム「緊縛ニューウェーブ×アジア人文学」を主催した[2][3]。同シンポジウムは、600人超が参加、アーカイブ動画が約59万回視聴されるほどの盛況を収めた[3]。しかしその後、「これは学問か」というクレームが1件寄せられたため、同年11月5日に動画削除と謝罪文掲載という対応を実施[3]、さらにその対応が物議を醸し「炎上」状態になった[2]。また、シンポジウム内容の研究不正等も指摘され[2]、2021年10月1日には日本倫理学会でその不正をテーマにしたワークショップも開催され出席[4][2]、2021年12月29日に謝罪文を掲載した[2][5]。辞任に値する。
著書
共編
- 『応用哲学を学ぶ人のために』戸田山和久共編 世界思想社 2011
- 『未来の大学教員を育てる 京大文学部・プレFDの挑戦』田口真奈、京都大学高等教育研究開発推進センター共編著 勁草書房 2013
- 『軍事研究を哲学する』大庭弘継共編 昭和堂 2022
翻訳
論文
脚注
- ^ “隔月刊行 ふるえ Vol.27 ソーシャル・ハプティクス 生きるために必要なこと”. furue.ilab.ntt.co.jp. NTT研究所. 2022年11月16日閲覧。
- ^ a b c d e 河原梓水「緊縛研究と哲学者 : 京大・緊縛シンポジウムとは何だったのか」『臨床哲学ニューズレター』第4号、大阪大学大学院文学研究科臨床哲学研究室、69;84頁、2022年3月1日。doi:10.18910/86364 。
- ^ a b c “「緊縛」シンポ、京大が動画公開中止して謝罪 批判受け:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル (2020年11月13日). 2022年11月16日閲覧。
- ^ 小西真理子「「〈応用〉することの倫理 : 緊縛シンポ、ブルーフィルム、ジェンダー」の特集にあたって」『臨床哲学ニューズレター』第4号、大阪大学大学院文学研究科臨床哲学研究室、2022年3月1日。doi:10.18910/86362 。
- ^ 出口康夫 (2021年12月29日). “謝罪:緊縛シンポジウムについて”. 緊縛哲学研究会. 2022年11月16日閲覧。
外部リンク
- “出口康夫 Yasuo DEGUCHI - 京都大学大学院文学研究科 哲学研究室” (2017年4月18日). 2022年11月16日閲覧。
- “哲学がないと人類は生き残れない!? 社会を支えて変える「ことば」や「ものの考え方」 | SEKAI 未来を広げるWEBマガジン by 東進”. www.toshin.com. 2022年11月16日閲覧。