「マリオカート8」の版間の差分
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2023年3月13日 (月) 04:03時点における版
ジャンル | アクションレースゲーム |
---|---|
対応機種 | Wii U |
開発元 | |
発売元 | 任天堂 |
販売元 | 任天堂 |
プロデューサー |
|
ディレクター | 矢吹光佑 |
プログラマー | 白岩祐介 |
音楽 | |
美術 | 石川雅祥 |
シリーズ | マリオカートシリーズ |
バージョン | Ver. 4.1(2015年5月1日) |
メディア |
|
発売日 | |
対象年齢 | |
ダウンロードコンテンツ | あり |
デバイス | Wii U GamePad、Wiiハンドル、Wii U PROコントローラ、ヌンチャク、クラシックコントローラ(Proも含む)[2] |
解像度 | 720p |
サウンド | サラウンド(リニアPCM5.1ch)対応 |
売上本数 | |
その他 |
|
『マリオカート8』(マリオカートエイト、Mario Kart 8)は、任天堂より2014年5月29日に発売されたWii U専用ゲームソフト。また、2017年4月28日にNintendo Switchで新要素を追加したソフトとして『マリオカート8 デラックス』(マリオカートエイト デラックス)が発売された。本項ではこちらも併せて記述する。
概要
シリーズ初のHD(720p)対応作。前作『マリオカート7』に続き、タイトルにナンバリングが記されている。
前作『7』で搭載された空中や水中での走行に加え、新しく「反重力」という要素が搭載された。コース上のカベや天井などに「反重力エリア」が配置されており、そこに進入するとタイヤが水平に可動し、壁面や天井などを走行することが可能。この反重力の概念から、本作のタイトルロゴの「8」もメビウスの輪のように裏表が反転したコースをデザインしたものとなっている。
また、『マリオカートWii』で初登場したバイクが本作で復活し、新たにATVが追加。『7』と同様に、好みのパーツを組み合わせてマシンのカスタマイズも可能。
Wii U GamePadの操作に対応しており、GamePadの画面上にはコースマップやクラクションボタンが表示される。アナログスティックによる操作に加え、Wiiリモコンと同様のモーションセンサーを使用した操作にも対応している。また、テレビを使用せずWii U GamePadの画面のみでのプレイに対応している[5]。
シリーズとしては初めてコースのBGMに生演奏が収録され、著名的なミュージシャンが多数参加した(後述)。トップを走っている時のパーカッション入りBGM(イケイケトラック)も健在。生演奏はコースのBGMだけでなく、タイトル画面のBGMにも採用されている。
『Wii』と同様に最大12台でのレースとなっており、インターネットの通信対戦では1ゲームに最大12人まで参加可能。
Wii Uと本作を同梱した『Wii U マリオカート8 セット』が2014年11月13日に発売された[6]。『Wii』とは異なり、Wiiハンドルは同梱されていない。
ゲームモード
ひとりで
1人用のモード。『7』では搭載されていなかった1人用の「VS」モードが復活し、以下の4種類のゲームをプレイできる。
- グランプリ
- 4つのコースで構成されたカップに参加し、総合順位を競う。1レース終了ごとに順位に応じて「ドライバーズポイント」が与えられ、4レース終了時の合計得点で総合順位が決まる。本作ではテクニックによるランク付けが廃止され、合計ポイントのみで星の数が決まるようになった。その代わり、星を1つ得るだけでも満点に近いポイントを取って優勝しなければならない。
- クラスは従来の50cc、100cc、150cc、ミラーに加え、Ver.4.0(2015年4月23日配信)でシリーズ初となる「200cc」が追加された[注釈 1]。150ccと比べてもあまりにも速いため、コースによってはブレーキをかけながらドリフトを続けるテクニック「ドリフトブレーキ」を駆使する必要がある。
- タイムアタック
- コースを選択して自分のマシン1台だけで走り、「トリプルダッシュキノコ」を使いつつ最速レコードを目指す。公正を期すためランダム要素は廃され、毎回コース内容が変わるコースの場合、内容が1種類に固定される。自分の走りが最速レコードになるとその走行が「ゴースト」として保存される。保存されたゴーストはインターネットにアップロードでき、世界中のユーザーと共有することができる。
- VSレース
- 「VS」から改名されたモード。走るコースやアイテム、レースの回数などの細かいルールを自由に設定できる。グランプリと同様に「ドライバーズポイント」で総合順位を競う。
- ふうせんバトル
- アイテムでライバルを攻撃し、風船を割りあうゲーム。制限時間内に相手の風船を割った回数と、残っている自分の風船の数を合計した数で順位が決まる。本作では風船がすべてなくなると、相手には見えない「ゴースト」になり、アイテムで妨害することは可能だが、それ以上ポイントを獲得することはできなくなる。CPUを除いた全員か、1人を除いた全員が「ゴースト」になった場合もその場で終了となる。
みんなで
2〜4人で対戦するモード。「グランプリ」「VSレース」「ふうせんバトル」の3種類のゲームをプレイできる。各ゲームの詳細は上述。
インターネット ひとりで / インターネット ふたりで
インターネットに接続して、遠くにいるプレイヤーやフレンドと対戦する。1台のWii U本体からは2人まで参加可能。以下の3種類の範囲から、対戦相手を探してプレイできる。本作では自由にコースを選んで投票することはできず、「あらかじめ選ばれた3つのコース」か「全てのコースからランダムで抽選」の4択となっている。「せかいのだれとでも」「こくないのだれかと」では部屋のレートに応じてクラス(100cc・150cc)が決定される。
- せかいのだれとでも
- 世界中のユーザーとマッチングし、レースやふうせんバトルで対戦する。
- こくないのだれかと
- 国内のユーザーとマッチングし、レースやふうせんバトルで対戦する。
- フレンドやライバルと
- 「フレンド」に登録したプレイヤーや、一度対戦したことのあるプレイヤーと対戦する。
マリオカートTV
自動で30秒程度に編集された[注釈 2]ハイライト映像をMiiverse上に投稿することが可能で、そのハイライトを他のユーザーと鑑賞しているかのように楽しむことができる。また、ハイライト映像をYouTubeにアップロードすることができる[注釈 3]。
発売日と同時に、マリオカートTVのWeb版がサービス開始。MiiverseのようにニンテンドーネットワークIDでログインすることによって、自分やフレンドがアップロードした映像をスマートフォンやパソコンで閲覧できた。2016年4月5日にサービス終了(ゲーム内のサービスは現在も継続中)。
カタログ
Ver.2.0(2014年8月27日配信)から追加。シリーズ初となる追加コンテンツの機能が実装され、キャラクター、マシンパーツ、コースが配信された。また、第1弾と第2弾の両方を予約または購入すると、ヨッシーとヘイホーに各8色のカラーバリエーションが追加される。なお、Wii U版「ニンテンドーeショップ」のサービス終了に伴い、2023年3月28日に配信が終了される予定。
- メルセデス・ベンツ × マリオカート8(無料)
- 2014年8月27日配信。カートフレーム「GLA」「W25シルバーアロー」「300SLロードスター」と、タイヤ「GLAホイール」が追加される。これらはメルセデス・ベンツとのコラボレーションによるマシンパーツで[7]、マリオカートシリーズ史上初の実在車両をモチーフにしたマシンパーツである。
- 第1弾 ゼルダの伝説 × マリオカート8(有料)
- 2014年11月13日配信。ゼルダの伝説シリーズとのコラボパック。「たまごカップ」「ゼルダカップ」のコースと、キャラクター「タヌキマリオ」「ネコピーチ」「リンク」、マシンパーツ「ブルーファルコン」「タヌキバギー」「Bダッシュ」「マスターバイク」「トライフォースタイヤ」「ハイラルカイト」が追加される。
- 第2弾 どうぶつの森 × マリオカート8(有料)
- 2015年4月23日配信。どうぶつの森シリーズとのコラボパック。「どうぶつカップ」「ベルカップ」のコースと、キャラクター「むらびと」「しずえ」「ほねクッパ」、マシンパーツ「わくわくビートル」「Pウイング」「きせかえスクーター」「バウザートライク」「リーフタイヤ」「かみひこうき」が追加される。
その他
- ハンコ
- ゲーム中に獲得した、Miiverse用のハンコを確認できる。
- プレイレコード
- Ver.2.0(2014年8月27日配信)から追加。最も使用したキャラクターおよびマシンパーツ、「インターネットで」における勝敗数やレートなどを確認できる。
- amiibo
- Ver.3.0(2014年11月13日配信)から追加[注釈 4]。NFCリーダーにamiiboをタッチすると、そのキャラクターに応じた「Mii スーツ」が入手できる。対応するamiiboは以下の通り[注釈 5]。スーツ名が異なる場合は()内に記載。
キャラクター
本作のプレイヤーキャラクターは、性能が9種類に大別されている[注釈 7]。また、1つの本体で複数人が同じキャラクターを選択することが可能。
基本キャラクター
- マリオ - 中量級
- ルイージ - 中量級
- ピーチ - 中量級
- デイジー - 中量級
- ヨッシー - 中量級
- キノピオ - 軽量級
- ノコノコ - 軽量級
- ヘイホー - 軽量級
- ベビィマリオ - 軽量級
- ベビィルイージ - 軽量級
- ベビィピーチ - 軽量級
- ベビィデイジー - 軽量級
- クッパ - 重量級
- ドンキーコング - 重量級
- ワリオ - 重量級
- ワルイージ - 重量級
隠しキャラクター
各グランプリで優勝することで一人ずつ解放されるが、誰が解放されるかはランダム[注釈 8]。本作では未開放の隠しキャラクターもCPUとして登場することがある[注釈 9]。
- ロゼッタ - 重量級
- メタルマリオ - 重量級[注釈 10]
- ジュゲム - 軽量級
- キノピコ - 軽量級
- ベビィロゼッタ - 完全新規キャラクター、軽量級
- ピンクゴールドピーチ - 完全新規キャラクター、重量級[注釈 10]
- レミー - 新キャラクター、軽量級
- ラリー - 新キャラクター、軽量級
- ウェンディ - 新キャラクター、軽量級
- ルドウィッグ - 新キャラクター、中量級
- イギー - 新キャラクター、中量級
- ロイ - 新キャラクター、重量級
- モートン - 新キャラクター、重量級
- Mii
- 本作からハーフヘルメットを着用。タイプは『Miiスタジオ』の本体設定で設定した身長と体重によって変化する。
追加キャラクター
追加コンテンツを購入すると、以下のキャラクターが追加される。
- 第1弾・第2弾購入特典
- 第1弾
- 第2弾
マシンパーツ
最初から使用可能なマシンパーツは太字で表記。それ以外のマシンパーツは、レースでコインを一定枚数集めることで入手していく。フレームはカートに加えて、コーナリングが得意なバイク、オフロードに強いATVの3タイプがある。本作のバイクはシステムとしてのウィリーが廃止され、代わりに他のタイプと同様にスーパーミニターボが発生するようになった。バイクは『Wii』と同様に「ドリフトタイプ」と「ハングオンタイプ」に大別され、それぞれドリフト時の挙動が異なる。
マシンパーツの種類は『7』の倍以上に増えているが、性能のバリエーションは逆に減少しており、最大8種類のパーツが同じ性能になっている。ピーチ、デイジー、ロゼッタ、ピンクゴールドピーチは、バイクかATVに搭乗すると服装がレーシングスーツに変わる。
- カートフレーム
- バイクフレーム(ドリフトタイプ)
- スタンダードバイク
- マキシマム
- バーニングボール
- モト・ドーザー
- そらまめ
- きせかえスクーター - 追加コンテンツ第2弾
- バイクフレーム(ハングオンタイプ)
- スーパーコメット
- マッハGP
- ジェットライダー
- ヨッシーバイク
- マスターバイク - 追加コンテンツ第1弾
- ATVフレーム
- スタンダードATV
- ハナチャンバギー
- くまライド
- バウザートライク - 追加コンテンツ第2弾
- タイヤ
- ノーマルタイヤ
- ワイルドタイヤ
- ローラータイヤ
- リングタイヤ
- スリックタイヤ
- メタルタイヤ
- ボタンタイヤ
- ブロックタイヤ
- スポンジタイヤ
- ウッドリング
- クッションタイヤ
- ノーマルブルー
- ワイルドホット
- スカイローラー
- スパイシーリング
- サイバースリック
- クリームブロック
- ゴールドタイヤ
- GLAホイール - 無料追加コンテンツ
- トライフォースタイヤ - 追加コンテンツ第1弾
- リーフタイヤ - 追加コンテンツ第2弾
- グライダー
- スーパーカイト
- もくもくバルーン
- ワリオカイト
- ズングリカイト
- ピーチパラソル
- パラシュート
- パラフォイル
- フラワーカイト
- クッパだこ
- セイルプレーン
- パラフォイル MKTV
- ゴールドカイト
- ハイラルカイト - 追加コンテンツ第1弾
- かみひこうき - 追加コンテンツ第2弾
アイテム
本作では21種類のアイテムが登場し、そのうち4種類が本作からの新アイテムである。アイテムはコース上のアイテムボックスを通過すると入手できる。
本作では『7』まで続いていた「順位が下位になる程、強力なアイテムが出やすい」という仕様が廃止され、「1位との距離」によって出現するアイテムが変わる仕様となった。これにより、今まで下位でしか入手できなかった「サンダー」や「スター」、「パワフルダッシュキノコ」といった強力なアイテムが中位、極端に差が開いていれば上位でも出現するようになった。逆に、状況によっては最下位でもバナナやミドリこうら、コインが出る可能性もある。
過去シリーズと異なり、装備しているアイテムを使いきるまで次のアイテムを手に入れることができない。また、トリプル系は全て入手した時点で装備するようになり、今までのシリーズよりも回転が遅くなった。その一方で、コースアウトしても所持しているアイテムは没収されなくなっている。なお、アイテムはキャラクターが手に持つため、相手の獲得したアイテムはレース画面でも直接視認が出来る。Wii U GamePadのマップ画面にも各ドライバーが所持しているアイテムが表示される。一部のアイテムは、使用可能な残り回数と時間がアイテム欄で確認出来る。
- バナナ
- コースにバナナの皮を設置し、踏んだマシンをスピンさせる。直接マシンにぶつけてもスピンさせることが出来る。
- トリプルバナナ
- バナナの3本セット。これまでのシリーズと異なり、「トリプルミドリこうら」「トリプルアカこうら」と同様にマシンの周囲を回転するようになり、背後以外の相手に直接ぶつけることも可能。
- ミドリこうら
- 前または後ろに直進し、壁で跳ね返る。当たったマシンは転倒する。
- トリプルミドリこうら
- 3つのミドリこうらがマシンの周りを回転する。投げて使用できるほか、投げずに直接相手のマシンにぶつけても攻撃できる。
- アカこうら
- 前方にいるマシンを追尾して転倒させる。ジャンプ台で穴を飛び越えたりすれば飛ばずに落ちるが、滑空エリアでは飛びながら追尾してくる。チーム戦では可能な限り味方を避けて進むようになる。
- トリプルアカこうら
- 3つのアカこうらがマシンの周りを回転する。大まかな特徴は「トリプルミドリこうら」と同様。
- ダッシュキノコ
- 使うと一定時間加速する。加速中はダートの影響を受けない。また、ゲッソーにかけられたスミを振り払える。
- トリプルダッシュキノコ
- ダッシュキノコの3個セット。本作では「トリプルバナナ」などと同様、マシンの周りに3つのキノコが回転する[注釈 18]。回転しているキノコが相手に当たってもキノコを奪われることはないが、相手のマシンに加速効果を与えてしまう。
- パワフルダッシュキノコ
- 使うと一定時間の間、何回でもダッシュが可能。
- トゲゾーこうら
- 1位のマシンに向かって高速でコース上を進んでいき、被弾したマシンをクラッシュさせ、装備アイテムを全て破壊する(装備していないアイテムやトリプルダッシュキノコなどは失わない)。スターやキラー以外で回避するには「ダッシュキノコ」をタイミングよく使うか、「スーパークラクション」を使わなければならない。『7』と同様に地面を走るため、走行中のトゲゾーこうらにぶつかると転倒する。
- ファイアフラワー
- ファイアボールを発射し、当たったマシンをスピンさせる。10回使用するか、一定時間が経つと効果が切れる。本作では一度に4発以上出しても、古いものから消えることが無くなっている。
- ボムへい
- 基本的に前に投げるか後に設置して使用する。着地してからしばらく経つか、使用者以外のマシンが近づくと爆発し、巻き込まれた相手をクラッシュさせる。周辺のアイテム(バナナ、こうら)や装備アイテムは破壊されるため、後ろからの攻撃に合わせて投げることで防御にも使用可能。また、使用者以外が近づくとボムへいが歩きだし爆発に巻き込もうとする。自分のマシンの後ろに装備することも可能だが、体当たりや、飛ばせる武器(バナナ、こうら、ボムへい)があたると、爆発する(使用者も巻き込まれる)。
- キラー
- しばらくの間キラーに変身し、障害物やライバルマシンを吹っ飛ばしながら自動でコースを進む。左右に入力することで進路を微調整できる。使用中は後方を確認できない。
- ゲッソー
- 自分より前にいるマシンすべてにスミをかけ、しばらくの間視界を悪くする。本作では視界が悪くなるだけでなく、グリップ力も落ち滑りやすくなる。ダッシュキノコ、スーパースター、キラー、ダッシュボードによる加速効果で墨を早く落とせる。また、陸上から水中に入ったとき、パックンフラワーに噛まれたときにも墨を落とすことが出来る。
- サンダー
- 使用者以外全員のマシンをスピンさせると同時にアイテムも消し去り、さらにしばらくの間マシンを小さくしてスピードを落とさせる。小さくされたマシンは通常サイズのマシンと接触すると踏み潰されるうえ更に遅くなってしまう。元のサイズに戻るまでの時間は、順位が高いほど長くなる。チーム戦では敵チームのマシンのみを小さくする。
- スーパースター
- しばらくの間無敵状態になり、触れた相手を転倒させる。ダートの影響を受けずに走ることもでき、障害物を蹴散らして進むことも可能。ただし、サンダーによるアイテムの消滅は防げない。
- コイン
- アイテムとしては『スーパーマリオカート』以来、実に22年ぶりの復活。使用するとコイン2枚をその場で入手する。コース上のコインを取った時と同様、入手した瞬間に少しだけ加速し、コインを失うまでスピードが少し上昇する。「アイテム・コインなし」以外のすべての設定で出現する。「ハイラルサーキット」ではコインの代わりにルピーが、「どうぶつの森」ではベルが登場する。
- パックンフラワー
- 新アイテム。マシンの前方に一定時間パックンフラワーを出し、近づいたライバルマシンに噛みついて転倒させる。出していれば何もしなくても噛みついてくれるが、アイテムボタンで自分の前を任意に噛みつかせることも出来る。また、噛みつくたびに加速がかかる。落ちているバナナやコイン、さらにスミをかけようとしたゲッソーも食べてくれる。装備中にジャンプアクションを決めると、パックンフラワーも一緒にポーズを取ってくれる。
- ブーメランフラワー
- 新アイテム。ブーメランを3回投げることができ、触れた相手をスピンさせる。1・2回目は投げた後に戻ってくるが、どこかで破壊された場合は戻ってこない。貫通性能があるため連続攻撃が出来たり、複数の相手にまとめて当たることがある。マシンの後ろや周囲にアイテムを装備されていても、それを貫通してスピンさせられる。
- スーパークラクション
- 新アイテム。1回だけ周囲に衝撃波を出して攻撃できる。ライバルマシンを転倒させたり、アイテムや障害物を破壊できたりする。トゲゾーこうらも破壊可能。
- ミラクル8
- 新アイテム。前作に登場した「ラッキー7」とほぼ同様のもので、入手すると8つのアイテム(バナナ、ミドリこうら、アカこうら、ボムへい、ダッシュキノコ、スーパースター、ゲッソー、コイン)がマシンの周囲を回転し、前方に来たアイテムを一つずつ使用することができる。マシンの周囲を回転しているため、スーパースターなどを横取りされることがある。本作では仕様上、全て使い切らないと次のアイテムが取れない。
コース
当初は『DS』『Wii』『7』と同様、新作16コースと、過去のマリオカートシリーズからリメイクされた16コースの計32コース。その後、追加コンテンツとして8コース×2回の計16コースが追加され、シリーズ史上最多を更新する計48コースとなった。また、本作では多くのコースに観客がいる[注釈 19]ほか、一部のコースにはBGMに合わせて動くものがある[注釈 20]。()内は英語名。
オリジナルコース
全てのコースに反重力エリアが存在する。なお、オリジナルコースで「サーキット」の名が入るコースは、前作までは必ず2コース以上存在したが、本作では「マリオサーキット」のみとなっている。また、家庭用のマリオカートシリーズとしては初めて、全てのオリジナルコースのBGMが異なっている。『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』では、本作の「マリオサーキット」が対戦ステージとして登場するほか、いくつかのBGMがアレンジ版を含めて収録されている。
キノコカップ
- マリオカートスタジアム(Mario Kart Stadium)
- スタジアム内部に造られたサーキットコース。最初のコースにしては全長が長めで、ショートカットができる場所も多い。
- ウォーターパーク(Water Park)
- 遊園地が舞台のコース。水中に垂直に建つ逆U字形の反重力エリアが特徴的。コースターやコーヒーカップ、観覧車など遊園地ならではの仕掛けも登場する。スピンターボのギミックがこのコースで初登場する。
- スイーツキャニオン(Sweet Sweet Canyon)
- お菓子でできた峡谷のコース。大砲で飛ばされた先には、ケーキの丘や、オレンジジュースで構成された水中エリア、キャンディでできた分岐エリアなど、お菓子ならではの仕掛けが存在する。
- ドッスンいせき(Thwomp Ruins)
- ドッスン達が潜む遺跡のコース。コース中盤の壁は反重力エリアで、直後の分岐には水中エリアが存在する。一定時間経過後、遺跡入口付近のグライドボードが開放される。
フラワーカップ
- マリオサーキット(Mario Circuit)
- ピーチ城周辺を走るサーキットコース。メビウスの輪の形になっており、表側と裏側を3周ずつ走る。コース中には多くのクリボーが登場するほか、反重力エリアにはパックンフラワーがいる。
- キノピオハーバー(Toad Harbor)
- 港町の道路のコース。分岐の多い入り組んだ街の中を走る。途中で路面電車が運行している線路がある。コース中盤の壁は反重力エリアになっている。
- ねじれマンション(Twisted Mansion)
- お化け屋敷とその地下水路を走るコース。その名の通り通路がねじれており、コースの半分以上が反重力エリアとなっている。ゴール手前には斧を振り下ろす像がある。
- ヘイホーこうざん(Shy Guy Falls)
- 巨大な滝のある鉱山のコース。反重力によって鉱山のふもとから滝を一気に掛け上がり、また下りるという構成になっている。
スターカップ
- サンシャインくうこう(Sunshine Airport)
- 飛行機が飛び交う空港のコース。空港館内を抜け、沢山の飛行機が並ぶ飛行場を抜けた先には、空中の足場を走行する反重力エリアが存在する。
- ドルフィンみさき(Dolphin Shoals)
- リフトン達が泳いでいる岬のコース。水中からスタートし、コース中盤でウツボの上を走り、後半は激しい水流のゾーンを抜けた先に反重力エリアが存在する。
- エレクトロドリーム(Electrodrome)
- クラブディスコをモチーフにしたコース。電子音楽をテーマにした仕掛けが至る所に盛り込まれており、背景ではノコノコやヘイホー、パックンフラワー達が踊っている。
- ワリオスノーマウンテン(Mount Wario)
- 雪山を滑降するセクション制コース。頂上から洞窟、ダム、森林、スキーコース、ジャンプ台と目まぐるしく展開していき、セクションごとにBGMも変化していく[注釈 21]。ゴール地点が完全な行き止まりになっており、スタート地点にループしない。
スペシャルカップ
- スカイガーデン(Cloudtop Cruise)
- 蔓や雲で出来た道の上を走るコース。後半ではクッパの飛行船や積乱雲の中を走っていく。積乱雲内ではダッシュボードの上に一定間隔で雷が落ちてくる。この雷に当たるとスピンするが、サンダーのように小さくはならない。BGMの後半部分では『スーパーマリオギャラクシー』の「ウィンドガーデン」と『スーパーマリオギャラクシー2』の「空島」のフレーズが流れる。
- ホネホネさばく(Bone Dry Dunes)
- 砂漠とほねクッパのような形をした洞窟内を走るコース。序盤では流砂の上を走る船から、キノピオ達が時折コインをコース上に投下する。中盤には骨の上を走る反重力エリアが存在する。コース中盤ではほねパックン、終盤ではカロンが走行の邪魔をする。
- クッパキャッスル(Bowser's Castle)
- クッパ城の内外を走るコース。コース全体のうち、半分以上が反重力エリアである。途中、巨大なクッパ像がダッシュボードをパンチし、妨害する。終盤には岩石が転がってくる仕掛けがあり、2周目以降はクッパ像のレーザー攻撃も行われる。なお、本作ではドッスンが1体も配置されていない。
- レインボーロード(Rainbow Road)
- 宇宙空間に浮かんでいる、路面が虹色に舗装されたコース。コース中盤からは宇宙ステーションらしき物の中を走行する。また、レインボーロードとしては初めてダートが存在する。
クラシックコース
デザインやレイアウトが大幅に変更されたものが多く[注釈 22]、BGMもほとんどがアレンジ版となっている。また、全てのコースに水中・滑空・反重力エリアのいずれかが配置されている。
こうらカップ
- Wii モーモーカントリー(Wii Moo Moo Meadows)
- のどかな牧場のコース。コース上を牛やチョロプーが横切る。グライドボードが新たに設置されている。
- GBA マリオサーキット(GBA Mario Circuit)
- マリオの横顔を象ったサーキットコース。ゴール手前にはピットがある。一部のカーブがジャッキで地面ごと持ち上げられ、反重力エリアになっている。また、後半の2か所にオイルが撒かれており、それぞれの手前にカラーコーンが設置されている。
- DS プクプクビーチ(DS Cheep Cheep Beach)
- 海と砂浜で構成されたコース。コース序盤のダッシュボードがグライドボードに変更され、水中に入っても水中エリアとして減速せずに走行できるようになった。また、『DS』では水中で跳ねていたプクプクが、本作では泳いでいる。最終カーブの内側には、入ると減速する泥が追加されている。
- N64 キノピオハイウェイ(N64 Toad's Turnpike)
- 交通量が多い高速道路のコース。コースの全長が大幅に短縮され、アイテムボックスやスタートラインの位置が本線上に変更された。遮音壁は反重力で走れるようになっている。また、プレイするたびに右側の車線を走る一般車の進行方向がランダムで変化する[注釈 23]ほか、グライドボードやジャンプ台が付いた一般車が追加されている。
バナナカップ
- GC カラカラさばく(GCN Dry Dry Desert)
- 砂漠のオフロードコース。サンボやアリじごくのトラップが登場する。『マリオカート ダブルダッシュ!!』にあった竜巻の代わりに、『Wii』の「カラカラいせき」のような時間経過で倒れる柱が追加されており、ジャンプ台として利用できる。また、コース後半が水中エリア(オアシス)に変更されている。
- SFC ドーナツへいや3(SNES Donut Plains 3)
- 池の周辺を走るコース。2か所にある桟橋が部分的に壊れており、池の中を走行する事が出来るようになった。後半ではチョロプーが一定エリアを移動している。
- N64 ピーチサーキット(N64 Royal Raceway)
- ピーチ城のある湖沿いを走るコース。湖の上を越える場所はグライドボードで飛ぶように変更された。
- 3DS DKジャングル(3DS DK Jungle)
- ジャングル内を走るコース。「黄金のしんでん」の内部が反重力エリアとなっている。ゴール手前の分岐点では手前側のルートの直前に隙間ができ、ジャンプで飛び越えるように変更されている。
このはカップ
- DS ワリオスタジアム(DS Wario Stadium)
- スタジアム内に造られた凸凹コース。ファイアバーやダッシュジャンプ台がある。コース後半に反重力エリア、水中エリア、グライドボードが追加され、反重力エリアは形状も変更されている。
- GC シャーベットランド(GCN Sherbet Land)
- 雪原と凍った湖の上を走るコース。雪道のため非常に滑りやすい。水中を走るエリアが追加され、その一部が反重力エリアになっている。また、コース外に設置されていたゆきだるまがコース内に移されている。
- 3DS ミュージックパーク(3DS Music Park)
- 大きな楽器で構成されたコース。テンポ君が跳ねる際にメトロノームのリズムがつくようになった他、最終ラップでもBGMに合わせて跳ねるようになった。
- N64 ヨッシーバレー(N64 Yoshi Valley)
- 分岐点が非常に多い渓谷のコース。コースの各所に柵や段差が追加され、最も遠回りになるルートには大砲が設置されている。また、『マリオカート64』にいたハリマンネンはクリボーに差し替えられている。『64』ではゴールしないと表示されなかった順位表示は、本作では通常通り表示される。
サンダーカップ
- DS チクタクロック(DS Tick-Tock Clock)
- 柱時計内部が舞台のコース。振り子や歯車などの仕掛けが登場する。コース前半の振り子が1つ増えたほか、障害物ではなく単なる壁になり[注釈 24]、手前に段差が追加されている。時計の針はジャンプアクションの足場として使用できるようになり、コース後半では時計の半分が欠け、針を利用したショートカットが追加された。
- 3DS パックンスライダー(3DS Piranha Plant Slide)
- 地下水路を走るコース。水中エリアの一部が反重力エリアとなっている。中盤のレンガブロックの足場が左右逆になっていたり、クリボーのハリボテの数が減るなど、細かい所も変更されている。
- Wii グラグラかざん(Wii Grumble Volcano)
- マグマの海に浮かぶ活火山のコース。ファイアスネークや火山弾が登場する他、時間の経過と共にコースの一部分がマグマの海に沈み、道幅が狭くなっていく。コース中盤の移動する足場にグライドボードが追加されている。
- N64 レインボーロード(N64 Rainbow Road)
- 1周が非常に長い虹の道を走るコース。『64』とは違いセクション制になっており、1周でゴールとなる[注釈 25]。レイアウトが一新されて傾斜ができ、コースの半分以上が反重力エリアとなっている。コース全体に存在した柵が一部を残して撤去され、ダッシュボードが多数設置。ワンワンの挙動も変更され、波打っている路面で繰り返し跳ねるようになっている。また、宙を走る蒸気機関車が追加され、コース上にコインを投げ入れてくれる[注釈 26]。
追加コース
マリオカートシリーズとしては初めて、1つのカップにオリジナルコースとクラシックコースの両方が含まれている。これまでの32コースとは違い、水中・滑空・反重力エリアがいずれも存在しないコースがある。
たまごカップ
- GC ヨッシーサーキット(GCN Yoshi Circuit)
- 上空から見るとヨッシーのシルエットになっている、島の外周部を走るサーキットコース。パックンフラワーの配置が一新され、原作で花が咲いていた3か所にまとめられた。『DS』で削除された、後頭部部分の崖に開いたトンネルをショートカットするルートは、本作でも存在しない。
- エキサイトバイク(Excitebike Arena)
- 『エキサイトバイク』をモチーフにした、スタジアム内部に造られたコース。長い直線とヘアピンカーブで構成された、0の字型の極めてシンプルな構造をしている。原作を再現したジャンプ台やダートが大量に設置されている。このコースはプレイするたびに地形の配置が変わり、そのバリエーションは200種類以上におよぶ[8][注釈 27]。
- ドラゴンロード(Dragon Driftway)
- ガブリュウをモチーフにした中華風のコース。ジュゲムの修行の里で、コースのあちこちにジュゲムが描かれている。全体的に曲がりくねった形状をしており、ほとんどが反重力エリアになっている。
- ミュートシティ(Mute City)
- 『F-ZEROシリーズ』の同名コースをモチーフにした、大都会の上空に造られたコース。コース全域が反重力エリアで、多くのダッシュボードやスピンターボバーがあり、一度スタートするとスタートラインもダッシュボード化する。また、コース上にコインが存在せず、代わりにピットエリアを通過している間に所持コインが増えていく。このコースと「ビッグブルー」では、レース開始時とレース結果時のBGMが初代『F-ZERO』のBGMのアレンジになる。
ゼルダカップ
- Wii ワリオこうざん(Wii Wario's Gold Mine)
- 鉱山の内外をトロッコの線路に沿って走る、高低差が激しいコース。鉱山内部が反重力エリアになり、トロッコはスピンターボのギミックとして利用できる。
- SFC レインボーロード(SNES Rainbow Road)
- 虹色のタイルで造られた元祖「レインボーロード」。所々にいるスタードッスンが着地すると、周辺の路面が波打つ。
- ツルツルツイスター(Ice Ice Outpost)
- 北極に遠征したキノピオたちが建設したコース。黄色と緑のルートが何度も分岐しながら絡み合っている。後半は反重力エリアで、スピンターボバーが設置されている。ダートは存在しないが、路面に霜がついていて非常に滑りやすい。
- ハイラルサーキット(Hyrule Circuit)
- 『ゼルダの伝説シリーズ』をモチーフにした、平原のコース。グライダーで飛んでハイラル城に入り、抜けると城下町に出て、森林地帯に入る。中盤の城の一部分に反重力エリアが存在し、そこにある3つのスイッチにぶつかると「マスターソード」への階段が開き、ダッシュボードが出現する。後半の森林地帯ではキースが飛来し、路肩にはデクババが生えている。他にも、コース上のコインがルピーに変わっていたり、アイテムボックスを通過すると「宝箱を開けたときに流れるBGM」が流れたりと、同シリーズの特徴が取り込まれている。
どうぶつカップ
- GC ベビィパーク(GCN Baby Park)
- 遊園地内に造られたコース。1周の距離が極端に短く、0の字にぐるぐる回るという極めてシンプルな構成をしており、7周でゴールとなる[注釈 28]。コースが傾けられ、ミュートシティ同様にコース全域が反重力エリアになっている。ダートが追加され、アイテムボックスが動くようになった。また、中央部に柵が設置され、植え込みを無視した流れ弾は起こらなくなった。一方で、『DS』では削除されていたジェットコースターが復活している。この他、周回を重ねるごとにBGMの音程やテンポが上がっていく。
- GBA チーズランド(GBA Cheese Land)
- チーズをモチーフにした砂漠のコース。レイアウトが一新され、中盤で反重力エリアになる。また、後半のネズミのチューさんが鎖に繋がれたワンワンに差し替えられている。
- ネイチャーロード(Wild Woods)
- ヘイホーが暮らす巨大樹につくられたコース。木を幹で上り、ウォータースライダーで下ってヘイホーの集落をグライダーで飛ぶ。コース全域が反重力エリアになっているコースを除くと、唯一スタート地点が反重力エリアとなっている。
- どうぶつの森(Animal Crossing)
- 『どうぶつの森シリーズ』をモチーフにした、森林と村のコース。プレイするたびに四季が変わり[注釈 29]、四季によってコースの仕掛けが変化する。冬は雪だるま、それ以外の季節はリセットさんが邪魔をする。コース内にある木に体当たりすると、稀にりんごやみかんが落ちてくる。これらに触れるとダッシュキノコと同様の効果を得られる。他にも、コース上のコインがベルに変わっていたり、岩にぶつかるとコインの音が鳴ったりするなど、同シリーズの特徴が取り込まれている。このコースのみ、レース結果時のBGMが「純喫茶 ハトの巣」のアレンジになる。
ベルカップ
- 3DS ネオクッパシティ(3DS Neo Bowser City)
- 街の高所に建設されたコース。雨が降っており、路面が滑りやすい。コースの最終カーブは反重力エリアに、途中の水たまりはスピンターボバーに変更されている。
- GBA リボンロード(GBA Ribbon Road)
- コース全体がリボンになっているコース。レイアウトが一新され、路面の波打ち、反重力エリア、グライドボード、障害物のメカクッパなどが追加。背景も大きく変更され、子供部屋をミニチュア感覚で走るコースになり、BGMの曲調も変わっている。
- リンリンメトロ(Super Bell Subway)
- 地下鉄の駅と線路を舞台としたコース。1つの駅の周りをまわるコースとなっており、列車が行きかう地下のトンネルではところどころに抜け道が存在する。
- ビッグブルー(Big Blue)
- 『F-ZEROシリーズ』の同名コースをモチーフにした、近未来の水の惑星に造られたセクション制のコース。コース全域が反重力エリアで、ダッシュボードやスピンターボバーが多く配置されている。1セクション目と3セクション目にはベルトコンベア、2セクション目にはウォータースライダーがある。コインは「ミュートシティ」と同様、ピットエリアを通過することで入手する。「ワリオスノーマウンテン」と同様、ゴール地点が完全な行き止まりになっている。3セクション目では「ミュートシティ」には無かった特別なSEが流れた後、独自のBGMが流れる。
バトルコース
マリオカートシリーズで初めてレースコースを使用しており、バトルモード専用のコースは存在しない。また、「N64 ヨッシーバレー」の逆走防止用の段差はスロープで埋められ、「Wii モーモーカントリー」、「GC シャーベットランド」、「N64 ヨッシーバレー」以外のコースのグライドボードは撤去されている。また、「キノピオハーバー」ではスタート近くの2つのダッシュジャンプ台が撤去され、「マリオサーキット」ではパックンフラワーが出現しない。
- Wii モーモーカントリー
- GC カラカラさばく
- SFC ドーナツへいや3
- N64 キノピオハイウェイ
- マリオサーキット
- キノピオハーバー
- GC シャーベットランド
- N64 ヨッシーバレー
障害物
レース内で障害物として登場するキャラクターなどの一覧。
- パックンフラワー
- 「スイーツキャニオン」「マリオサーキット」「エレクトロドリーム」「N64 ピーチサーキット」「3DS ミュージックパーク」「3DS パックンスライダー」「GC ヨッシーサーキット」に登場[注釈 30]。「N64 ピーチサーキット」ではその場にいるだけで何もしてこないが、ぶつかるとスピンする。それ以外のコースでは土管から顔を出しており、近くを通ったマシンに噛みついて転倒させる。複数の土管がまとまってある場所では、時間によって出現場所が変わる[注釈 31]。『7』までのタイムアタックでは一定の間隔で噛みつくようになっていたが、本作ではグランプリやVSレースと同じ挙動になっている。
- 「エレクトロドリーム」の個体は、他のコースのものとは違う柄をしており、様々な色に光っている。「ホネホネさばく」では「ほねパックン」が登場するが、見た目が違うだけで性質は噛みついてくるタイプのパックンフラワーと同じ。
- プクプク
- 「スイーツキャニオン」「ドルフィンみさき」「DS プクプクビーチ」「3DS パックンスライダー」に登場。ぶつかると減速したり、向きを変えられたりする。
- ドッスン
- 「ドッスンいせき」に登場。一定の規則で上下しており、落ちてきたときに下にいたマシンは踏み潰される。本作では両面に顔がある。
- クリボー
- 「マリオサーキット」「N64 ヨッシーバレー」「3DS パックンスライダー」に登場。コース上でゆっくり左右に動いており、触れるとスピンする。本作では倒してもダッシュキノコを落とさない。「3DS パックンスライダー」では、『7』では地下水路内に青いクリボーが登場していたが、本作では茶色に統一された。また、ハリボテにそのまま触れると大きく減速するようになった。
- 「マリオサーキット」では、タワーになっているため衝突しやすい「タワークリボー」も登場する。
- 路面電車
- 「キノピオハーバー」に登場。コース上を路線に沿って走っており、触れると転倒する。
- テレサ
- 「ねじれマンション」に登場。グライダー飛行中に触れる可能性があり、触れると減速する。
- バサバサ
- 「ワリオスノーマウンテン」「N64 ヨッシーバレー」「Wii ワリオこうざん」に登場。一度に数匹の群れで現れ、触れると少し減速する。
- カロン
- 「ホネホネさばく」に登場。「ホネホネさばく」ではコース上を歩いており、マシンが触れるとバラバラになる。触れたマシンは減速する。
- ファイアバー
- 「クッパキャッスル」「DS ワリオスタジアム」に登場。回転しており、触れるとスピンする。
- クッパ像
- 「クッパキャッスル」に登場。分岐したルートを一定間隔で左右交互に叩き、路面を波打たせる。直接叩かれると潰され、腕に触れると転倒する。
- 岩
- 「クッパキャッスル」に登場。コース上を転がっており、触れると転倒する。
- 牛
- 「Wii モーモーカントリー」に登場。コース上でゆっくりと移動している。『Wii』では触れると転倒する上にアイテムまで落とされたが、本作ではスピンするのみ。
- チョロプー
- 「Wii モーモーカントリー」「SFC ドーナツへいや3」に登場。砂地を移動しながら時々顔を出す。チョロプーが通った場所は砂地が盛り上がっており、ジャンプアクションが可能。過去作ではチョロプーやプーに触れると転倒させられたが、本作ではスピンする。
- カニ
- 「DS プクプクビーチ」に登場。特定のルートを往復しており、触れるとスピンする。
- 一般車
- 「N64 キノピオハイウェイ」に登場。触れるとスピンまたは転倒する。順走方向に走るものの一部は、サーフボードやダッシュジャンプ台、グライドボードを荷台に乗せており、乗ることが可能。
- サンボ
- 「GC カラカラさばく」に登場。左右に身体を曲げる。身体を曲げている間は、隙間にコインが出てくる。触れるとスピンする。
- ティキトントン
- 「3DS DKジャングル」に登場。左右に動いており、触れるとスピンする。
- フログーン
- 「3DS DKジャングル」に登場。とび跳ねながら左右に動いており、触れるとスピンする。
- さけぶ柱
- 「3DS DKジャングル」に登場。グライダーで飛ぶエリアにあり、風を起こして飛ぶ方向を曲げてしまう。
- ヘイホー
- 複数のコースに観客として登場するほか、「GC シャーベットランド」では障害物として登場。コース前半の地上ルートでスケートをしており、触れるとスピンする。
- ゆきだるま
- 「GC シャーベットランド」に登場。マシンが触れると壊れる。過去作では触れると転倒させられたが、本作では減速するのみ。
- 「どうぶつの森」の冬コースでは、『どうぶつの森シリーズ』のゆきだるまが登場する。
- フリーザー
- 「GC シャーベットランド」に登場。『ダブルダッシュ!!』では触れるとカートが凍りつき、大きなタイムロスとなっていたが、本作ではスピンするのみ。
- テンポ君
- 「3DS ミュージックパーク」に登場。一定のリズムでジャンプしており、着地時の衝撃波で周りのマシンが浮き上がる。このタイミングでジャンプアクションが可能。
- たまご
- 「N64 ヨッシーバレー」に登場。巨大なヨッシーのたまごで、一定の範囲を動いている。『64』では触れると潰されて大きなタイムロスとなっていたが、本作では転倒するのみ。
- ファイアスネーク
- 「Wii グラグラかざん」に登場。ジャンプしながら一定の範囲で動いている。触れるとスピンする。
- ワンワン
- 「N64 レインボーロード」「GBA チーズランド」に登場。「N64 レインボーロード」では鎖に繋がれておらず、転がりとび跳ねながら移動しており、着地で路面が波打つ。「GBA チーズランド」では鎖に繋がれており、一定範囲内で突進する。
- スタードッスン[9]
- 「SFC レインボーロード」に登場。通常のドッスンとは異なり、触れるだけで転倒する。また、着地時に路面が波打つ。本作では通常のドッスンと同じ形状になっている。
- デクババ
- 「ハイラルサーキット」に登場。コースの路肩に生えており、近づいたマシンに噛みついて転倒させる。
- キース
- 「ハイラルサーキット」に登場。数匹の群れで現れる。動きはバサバサに似ているが、バサバサと違い触れるとスピンする。
- リセットさん
- 「どうぶつの森」の春・夏・秋コースに登場。コースの特定の場所で地中から出入りしており、触れると転倒する。
- メカクッパ
- 「GBA リボンロード」に登場。コースを左右に歩いており、触れると転倒する。
- 地下鉄
- 「リンリンメトロ」に登場。コース上を路線に沿って走っており、触れると転倒する。
マリオカート8 デラックス
ジャンル | アクションレースゲーム |
---|---|
対応機種 | Nintendo Switch |
開発元 | |
発売元 | 任天堂 |
販売元 | 任天堂 |
プロデューサー | |
ディレクター | 白岩祐介 |
プログラマー | 高寺達也 |
美術 |
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シリーズ | マリオカートシリーズ |
バージョン | Ver.2.2.1(2022年12月22日) |
人数 |
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メディア |
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発売日 | |
対象年齢 | |
ダウンロードコンテンツ | あり |
デバイス | |
解像度 |
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売上本数 | |
その他 |
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『マリオカート8 デラックス』(マリオカートエイト デラックス、MARIO KART 8 DELUXE)は、2017年4月28日にリリースされたNintendo Switch専用ゲームソフト。 Nintendoの公式略称は「マリカ8DX」[22]。
追加コンテンツを含めた『8』の全てのキャラクター、マシンパーツ、コースが収録されているほか、さまざまな新要素が追加されている。また、ほぼ全てのキャラクターと全てのコースが最初から選択できるようになり、キャラクターやマシンパーツの能力がより細かく設定されている。
Ver.1.5.0(2018年6月26日配信)からは『Nintendo Labo Toy-Con 01: Variety Kit』の「バイク Toy-Con」、Ver.1.7.0(2018年9月19日配信)からは『Nintendo Labo Toy-Con 03: Drive Kit』の「クルマ Toy-Con」による操作にも対応。Toy-Con使用時は、キャラクターの背中越しの視点がデフォルトとなる[9]。
2022年12月末の時点で国内累計691万本、世界累計5,200万本の累計販売本数を記録している[23]。世界累計は2020年に社会現象を巻き起こした『あつまれ どうぶつの森』の販売本数(4,159万本)を超え、Nintendo Switchのソフトとしては最高の売上本数になっている。2021年12月には単一ソフトの売上としてそれまで1位であった、1985年発売の『スーパーマリオブラザーズ』(4,024万本)を抜き、マリオシリーズ全体でトップとなるなど、発売から5年[注釈 33]を経過しても出荷され続けている異例のロングセラーゲームとなっている[24]。
ゲームモード(8 デラックス)
ひとりで / みんなで
「ひとりで」では以下の4種類、「みんなで」では「タイムアタック」を除く3種類のゲームをプレイできる。
- グランプリ
- 4つのコースを順番に走り、総合順位を競う。『8』のVer.4.1と同様、ミラーと200ccを含む全てのクラスを最初から選択できる。
- タイムアタック
- 自分のマシンだけで走り、最速レコードを目指す。本作では150ccと200ccのどちらかを選択できるようになった。
- VSレース
- 細かいルールを自由に設定して対戦する。本作では最大48レースまでプレイ可能。
- バトル
- 『8』にあった「ふうせんバトル」に加え、歴代のマリオカートシリーズに収録されているルールを中心に、4つのルールが追加された。また、『7』までと同様に、専用のコースで行うようになった(後述)。
- ふうせんバトル
- アイテムでライバルを攻撃し、風船を割りあうゲーム。相手の風船を割った回数を競う。『8』までは3つの風船が付いた状態で始まっていたが、本作では5つに増えた。また、『Wii』や『7』と同様に風船がすべてなくなっても脱落にはならず、得点が半分になり所定の位置から風船3つで再スタートとなる。これに伴い、自分が持っている風船の数は得点に数えられなくなった。
- あつめてコイン
- ステージ上のコインを集め、その枚数を競う。『7』の「コインバトル」では10枚までしかコインを持てなかったが、本作では制限はない。
- ドッカン! ボムへい
- 『ダブルダッシュ!!』以来、およそ13年半ぶりの収録となるルール。相手にボムへいを当てた回数を競う。本作ではアイテムの仕様を除き、『ふうせんバトル』と同じルールで行うようになった。
- ボムへいはこのルール独自の仕様となっている。一度に最大10個まで持つことが可能で、自分のボムへいでの自爆や同士討ちも起こらない。前方に投げた場合はバウンドせず、地面に着地した時点で爆発する。また、ボタンを押した長さに応じて飛距離を調整できる。後方に設置する場合は他のルールやレースと同じ挙動になるが、ボタン長押しで装備することはできない。
- いただきシャイン
- こちらも『ダブルダッシュ!!』以来、およそ13年半ぶりの収録となるルール。コース上にひとつだけ落ちている「シャイン」を拾い、アイテムを使って奪い合う。誰かがシャインを取るとそのプレイヤーのカウントが進み、一番早く0にしたプレイヤーの勝利。本作ではタイマーは20カウント(チーム戦では30カウントでチーム内で共有)から始まり、2秒ごとに1カウントずつ減っていく。シャインを落とすとそこでカウントが停止する[注釈 34]。また、シャインを持っている間はスピードが落ちる。ゲーム終了時、各プレイヤーごとに減らしたカウント数が合計ポイントに加算される。
- パックン VS スパイ
- 本作で新たに登場したルール。ケイドロの要領で、常時パックンフラワーを装備して相手を追うチームと、それらから逃げるチームに別れて戦う。このルールはチーム戦限定で、CPUも合わせて必ず12台で行う。
インターネットで
インターネットに接続して対戦する。「せかいのだれとでも」「こくないのだれかと」では部屋のレートに応じて、50cc以外のクラスがランダムで選ばれるようになり、コースが決定された時にクラスも表示されるようになった。また、新たに「大会で」追加された。
- 大会で
- インターネット上で開催されている「大会」に参加して対戦できる。他のユーザーの大会に参加するだけでなく、自分で大会を開くこともでき、大会を開く場合は大会名や開催期間、その他の細かいルールを設定する。
- 2022年8月21日には『8 デラックス』初となる任天堂の公式オンライン大会「マリオカート8 デラックス オンラインチャレンジ」が開催。予選では4レース×6の計24レースを行い、獲得したドライバーズポイントを競う。上位4名は2022年10月8日の「Nintendo Live 2022」で開催される決勝ステージに出場した。
ローカル通信で / LANプレイ
Switch本体を携帯モードで持ち出せることを活かし、本体を持ち寄ってレースかバトルで対戦できる。1台のSwitch本体からは2人まで参加可能で、本体の総数を問わず最大8人まで参加できる。
また、LANケーブルを接続している場合は「LANプレイ」に差し替わり、ローカルネットワークを利用して最大12人で対戦できる。
その他(8 デラックス)
- プレイレコード
- 走行距離やプレイ回数など、より細かい記録を確認することができるようになった。また、デフォルトで使用するMiiをここで変更することができる。
- amiibo
- 対応するamiiboをNFCリーダーにタッチして「Mii スーツ」を入手できる。本作では新たに「スプラトゥーンスーツ」が追加された。
- マリオカートTV
- 過去6レース×2ページ分と、お気に入り登録した6レース分の、最大18レースのリプレイを鑑賞できる。YouTubeへの投稿機能は削除された。
- ヘルプ
- 本作に登場する様々なテクニックやアイテム、バトルのルールを確認できる。
- Toy-Con 設定
- Ver.1.5.0(2018年6月26日配信)から追加。「バイクToy-Con」および「クルマToy-Con」を使って遊ぶかどうかの設定ができる。
キャラクター(8 デラックス)
追加コンテンツを含む『8』のキャラクターに加え、以下のキャラクターが追加された。また、男女で同一枠だったむらびとが別枠扱いになった。
- キングテレサ - 重量級
- カロン - 軽量級
- クッパJr. - 軽量級[注釈 35]
- ガール[注釈 36] - 新キャラクター、中量級
- カラーバリエーションはオレンジ、ライムグリーン、ピンク。
- ボーイ[注釈 36] - 新キャラクター、中量級
- カラーバリエーションはブルー、パープル、ターコイズ。
- ゴールドマリオ[注釈 37] - 隠しキャラクター、メタルマリオのカラーバリエーション
- リンク(英傑の服) - Ver.1.6.0(2018年7月20日配信)より追加、リンクのバリエーション[注釈 38]
- キャサリン - コース追加パス第4弾より追加、中量級
- カラーバリエーションを9色から選択可能[注釈 11]。
マシンパーツ(8 デラックス)
『8』の隠しマシンパーツの一部が最初から使用できるようになっている[注釈 39]が、逆に隠し要素になったマシンパーツもある[注釈 40]。また、『8』の追加コンテンツで加わったマシンパーツも「わくわくビートル」「きせかえスクーター」を除いて隠し要素となっている。
以下は本作で新たに追加されたマシンパーツである。
- カートフレーム
- クッパクラウン - 隠しマシンパーツ
- バイクフレーム(ドリフトタイプ)
- マスターバイク零式 - Ver.1.6.0(2018年7月20日配信)より追加
- ATVフレーム
- スプラバギー - 最初から使用可能
- トルネード - 隠しマシンパーツ
- タイヤ
- 古代のタイヤ - Ver.1.6.0(2018年7月20日配信)より追加
- グライダー
- パラセール - Ver.1.6.0(2018年7月20日配信)より追加
アイテム(8 デラックス)
『ダブルダッシュ!!』以来となる、アイテムの2つ同時保持が可能になった[注釈 41]。また、『7』までと同様にスーパースターによる無敵状態で、サンダーによるアイテムの消滅を防げるようになった。
Ver.1.2.0(2017年6月29日配信)以降の「インターネットで」と、Ver.1.3.0(2017年10月19日配信)以降の「ローカル通信で」「LANプレイ」では、「現在の順位」によって出現するアイテムが制限される。Ver.2.2.0(2022年12月8日配信)より、滑空中にサンダーで小さくされてもグライダーが閉じなくなるようになっている[9]。
本作では『8』のアイテムに加え、以下のアイテムが追加された。
- テレサ
- 『DS』以来の復活。使用すると一定時間マシンが透明になり、相手から見えなくすることができる上に、アイテムをすり抜けることができる。また、自分より先のライバルからアイテムを奪ってくる[注釈 42]。ただし、過去作のようにダートを減速せずに走行することはできない。なお、本作では使用してもBGMが変化しない。Ver.2.2.0(2022年12月7日配信)より、自分より後のライバルからもテレサを除くアイテムを奪うようになった。
- ハネ
- バトル専用アイテムとして、実に『スーパーマリオカート』以来25年ぶりに復活。使用するとその場で大きくジャンプし、アイテムや低い柵などを飛び越えることができる。本作ではジャンプで相手を飛び越えた時に相手の風船、コイン、シャインを奪うことができる。ジャンプアクション扱いのため、使用後に着地すると加速する。
アイテムスイッチ
2022年12月7日配信のVer.2.2.0で、VSレースやバトル[注釈 43]のルールに「アイテムスイッチ」が追加された。どのアイテムが出現するかを細かく決めることができ、チーム戦では片方のチームでのみ出現する設定にすることも可能。出現するアイテムの種類を少なくすると、それらのアイテムが本来の同時出現個数よりも多く出現するようになる。
「ミラクル8」については、従来のミラクル8に入っているアイテムを一部に限定するとそれらのアイテムが合計8個、それらを全て出現しない設定にした場合はダッシュキノコが8個出現する。ただし、ゲッソーとミラクル8限定の場合は、ダッシュキノコ3個、コイン3個(6枚)、ゲッソー2個になる。
バトルコース(8 デラックス)
本作のバトルコースには障害物が一切存在しない。
- バトルスタジアム(Battle Stadium)
- スタジアム内部につくられたコース。分岐点が多くあり、中央部分は反重力エリアとなっている。
- スカイスイーツ(Sweet Sweet Kingdom)
- 空に浮かぶお菓子の国のコース。BGMは「スイーツキャニオン」のアレンジ。
- ドラゴンドージョー(Dragon Palace)
- 中華風の宮殿をモチーフにしたコース。宮殿の中と外両方を行き来することができる。一方通行が多い。BGMは「ドラゴンロード」のアレンジで、宮殿の外に出ると掛け声のSEが混ざる。
- ムーンステーション(Lunar Colony)
- 月面を舞台にしたコース。コース全域が反重力エリアで、クレーターなどが存在する。
- 3DS ウーフータウン(3DS Wuhu Town)
- 「ウーフーアイランド」にある市街地を舞台にした、迷路のようなコース。原作では通れなかったバスケットコートが通れるようになっている。BGMは『Wii Sports Resort』のタイトルBGMのアレンジに変更されている。
- GC ルイージマンション(GCN Luigi's Mansion)
- 『ルイージマンション』のお化け屋敷をモチーフにしたコース。3階建てのお化け屋敷の内外が舞台で、フロアを行き来して戦う。BGMは『DS』の「ルイージマンション」のBGMのアレンジに変更されている。
- SFC バトルコース1(SNES Battle Course 1)
- シンプルな形状のコース。正方形のフィールドの中央がダートになっており、その周りがフェンスで区切られている。本作ではコース外側の形状が統一され、ジャンプ台やグライドボードが設置されている。
- デカライン高架下(Urchin Underpass)
- 『スプラトゥーン』の同名ステージをモチーフにしたコース。至るところにインクが塗られており、滑りやすい。BGMは「Splattack!」のアレンジで、残り時間が1分になると「Now or Never」が流れる。また、アイテムボックスを通過するとギアパワー抽選中のSEが流れる。
コース(8 デラックス)
当初は『8』と同じ48コースだったが、2022年2月10日より「マリオカート8 デラックス コース追加パス」の予約が開始され、同年3月18日より順次配信されている。マリオカートシリーズの歴代コースを中心に、8コース×6回の計48コースが、2023年末までに追加される。これにより、家庭用としてはシリーズ最多を倍に更新する計96コースとなる。第1弾は2022年3月18日[注釈 44]、第2弾は2022年8月5日[注釈 44]、第3弾は2022年12月8日[注釈 44]、第4弾は2023年3月9日に配信された。
基本的に既に『マリオカート ツアー』に収録済み、あるいは同時期に収録されるコースに限定されており[注釈 45]、レイアウトやデザインも『ツアー』と概ね同様。また、『ツアー』出典の都市コースなど、一部のコースでは周回ごとに異なるルートを走る。この他、ほぼ全てのコースに観客がいる[注釈 46]。
本項では、コース名の表記をゲーム中のものに準拠する[注釈 47]。
パワフルカップ
- Tour パリプロムナード(Tour Paris Promenade)
- フランスの首都・パリをモチーフにしたコース。「1」と「3」のルートが統合されており、エッフェル塔の手前で左に曲がり橋を渡るルートと、塔の下をくぐり抜けるルートに分岐する。3周目は最初のカーブを右折した後、「R」コースを模して逆走になる。
- 3DS キノピオサーキット(3DS Toad Circuit)
- キノピオの巨大風船が目立つ、シンプルなデザインのサーキットコース。約30秒が経過してからコース中盤のグライドボードが立ち上がる。本作では新たにダートにタイヤが置かれている。
- N64 チョコマウンテン(N64 Choco Mountain)
- チョコレートのような色をした山間部のコース。『ツアー』と同様、コース前半のトンネルが洞窟に変更され、洞窟内ではバサバサが登場する。洞窟を抜けた後はグライダーで谷を越える。落石地帯を通過した後の崖の上では、『64』の50ccのように柵が設置されている。
- Wii ココナッツモール(Wii Coconut Mall)
- ショッピングモールの内外を舞台としたコース。モール内を出た直後のアーチが撤去されているほか、ゴールの曲がり角手前の車に乗っていたMiiがヘイホーに変更され、内外を通して完全にMiiがいなくなった。車の向きや動きが『Wii』『7』とは異なっており[注釈 48]、当初は動かない壁だったが、Ver.2.1.0(2022年8月4日配信)からは大胆に回転するようになり、回転している時にぶつかるとダメージを受けるようになった[注釈 49]。
まねきネコカップ
- Tour トーキョースクランブル(Tour Tokyo Blur)
- 日本の首都・東京をモチーフにしたコース。周回ごとに「1」「2」「3」のルートを順番に走り、2周目と3周目ではドッスンが邪魔をする。コース唯一のショートカットポイントは1周目と2周目のみ有効。
- DS キノコリッジウェイ(DS Shroom Ridge)
- 山沿いの道路のコース。一般車が2車線ともプレイヤーと同じ方向に走っているほか、グライドボードと上昇気流を使ったショートカットが新たに設置されている。また、ほとんどのアイテムボックスが一般車やコインと共に移動するようになった。この他、現実同様にトンネル内追い越し禁止のセンターラインが再現されている。
- GBA スカイガーデン(GBA Sky Garden)
- 空に浮かぶ蔓と雲のコース。コース終盤では蔓に隙間があり、ダッシュキノコを使ってショートカットできる。道路の色や模様が『ツアー』から変更されており、飛行船も同作のタイトルロゴが描かれたものから、クッパの飛行船に変更されている。
- ニンニンドージョー(Ninja Hideaway)
- 忍者屋敷のコース。上下にルートが分岐している箇所や、吊り天井、上昇気流といったからくり仕掛けが揃う。また、ジャンプアクションができる場所が多い。数箇所で忍者に扮したヘイホーが妨害をする。グライドボードの直前にいる3体のヘイホーは、当初はバナナに変身していたが、Ver.2.2.0(2022年12月7日配信)からは消えるだけになった。
カブカップ
- Tour ニューヨークドリーム(Tour New York Minute)
- アメリカのニューヨークをモチーフにしたコース。周回ごとに「1」「2」「3」のルートを順番に走る。『ツアー』とは違い、道が雨に濡れて滑りやすくなっている。
- SFC マリオサーキット3(SNES Mario Circuit 3)
- 急カーブやダートが多いサーキットコース。踏むとスリップするオイルが2か所に撒かれており、ゴールの直前にはダッシュプレートが存在する。本作では『ツアー』とは違い、オイルの手前にパイロンが置かれている。
- N64 カラカラさばく(N64 Kalimari Desert)
- 荒野のオフロードコース。踏切が2箇所あり、蒸気機関車が行く手を阻む。線路の外はダートが非常に広く、パワフルダッシュキノコなどを使って大幅なショートカットが可能。本作では2周目が2つのセクションに分かれており、2セクション目からは『ツアー』の「カラカラさばく 2」のルートを走る。これに伴い、蒸気機関車が1編成に減った他、線路内側の柵が一部取り払われた。『ツアー』とは違い、中盤に「X」コースのような金網が現れ、そこから線路内に入る形となる。
- DS ワルイージピンボール(DS Waluigi Pinball)
- ピンボールがモチーフの凸凹コース。コース上を転がる巨大なボールなど、ピンボールならではの障害物が揃っている。このコース専用の効果音も健在だが、本作ではピンボールエリア通過時の効果音が鳴らなくなっている。
プロペラカップ
- Tour シドニーサンシャイン(Tour Sydney Sprint)
- オーストラリアのニューサウスウェールズ州の州都・シドニーをモチーフにしたコース。1周目は「1」、2周目は「3」と「2」、3周目は「1R」のルートを走る。『ツアー』には無かった複数のジャンプ台が追加された。また、コース外で電車が走っており、コース上にコインを投げてくれる。2周目と3周目ではダッシュキノコを使ってショートカットできるところがある。
- GBA スノーランド(GBA Snow Land)
- 雪が降り積もるコース。高低差などができてレイアウトが一新されたほか、脇道にあったショートカット用の道路が削除されている。また、『アドバンス』ではその場で回っていたペンギンが、コース上を歩いたり滑ったりしている。
- Wii キノコキャニオン(Wii Mushroom Gorge)
- キノコ型のトランポリンがたくさん生えている峡谷のコース。後半のキノコの配置が『Wii』と『7』を合わせたようなものになり、踏むとグライドボードが開く青色のキノコが中央に寄せられた。
- アイスビルディング(Sky-High Sundae)
- 雲の上に造られた、たくさんのアイスクリームでできたコース。非常に高低差が激しいコースで、ジャンプアクションができる場所が多い。また、壁が非常に少なく、ダートも存在しない。同時期に追加された『ツアー』とは異なり、コース全域が反重力エリアとなっており、階段の手すりや支柱に触れるとスピンターボがかかる。
ゴロいわカップ
- Tour ロンドンアベニュー(Tour London Loop)
- 英国の首都・ロンドンをモチーフにしたコース。周回ごとに「1」「2」「3R」のルートを順番に走るが、1周目には『ツアー』には無かったコース途中の分岐が2か所に追加されている。他の『ツアー』のコースと比べてショートカットできる場所が多いが、ワンワンが邪魔をしてくる。追加コースの都市コースの中で唯一、グライドボードが設置されていない。
- GBA テレサレイク(GBA Boo Lake)
- テレサが生息している暗闇の湖の上の桟橋を走るコース。直角カーブなど急なカーブが多い。『ツアー』と同様に水中を走る沈没の要素があるが、同作で追加されたルートが削除されている。また、コース中盤の水中エリアが反重力エリアになっている。
- 3DS ロックロックマウンテン(3DS Rock Rock Mountain)
- 多数のグライドボードが登場する、非常に高低差の激しい山のコース。終盤の左右から大岩が転がってくる急な坂が反重力エリアとなり、ダッシュボードの一部が撤去され、新たにスピンターボバーが設置されている。
- Wii メイプルツリーハウス(Wii Maple Treeway)
- 2体のハナチャンの棲む紅葉の樹木を走るコース。所々にある落ち葉を踏むと、ダッシュキノコが出ることがある[注釈 50]。中盤では本作初となるハーフパイプ[注釈 51]がある。また、『ツアー』では削除された、ゴール前の両脇のダッシュボードが復活している。
ムーンカップ
- Tour ベルリンシュトラーセ(Tour Berlin Byways)
- ドイツの首都・ベルリンをモチーフにしたコース。周回ごとに「2」「3」「1」のルートを順番に走り、2周目の後半では同じ場所を通る箇所がある。2周目と3周目ではゴール手前の門にドッスンが、3周目ではベルリンの壁に紛れてバッタンが登場する。本作では『ツアー』にあった、車に乗ったパックンフラワーの障害物がなくなっていたり、『ツアー』で行けた道の一部が行けなくなったりしている。Ver.2.3.0(2023年3月9日配信)からは、バッタンの上でジャンプすると柵を飛び越せるようになっている。
- DS ピーチガーデン(DS Peach Gardens)
- 屋敷周辺の庭を走るコース。ワンワンとチョロプーに加え、新たにパックンフラワーが配置されている。同時期に追加された『ツアー』とは異なり、ワンワンが『DS』『Wii』と同様に跳ねながら移動しているほか、スタート直後の右側の道に柵が設置され、通行不可となっている。3周目は新たなルートを通った後、「R」コースのように逆走する。また、1周目と2周目にはないグライドボードが追加される。
- メリーメリーマウンテン(Merry Mountain)
- クリスマスの雪山を舞台とした高低差が激しいコース。キャンディケインやキャンドルなどクリスマスを感じさせる装飾が施されている。線路の上ではコインを投げ入れてくれる蒸気機関車が走っており、コース序盤の分岐で同じ道を走ることも可能だが、触れてもすり抜ける。コース後半のハーフパイプがある地点から、雪道の終端までが反重力エリアになっている。2周目からは雪道の終端にグライドボードが現れる。
- 3DS レインボーロード(3DS Rainbow Road)
- 「N64 レインボーロード」よりもさらに長い虹の道を走る、セクション制のコース。ワンワンが転がっている月面基地が反重力エリアになっている。
フルーツカップ
- Tour アムステルダムブルーム(Tour Amsterdam Drift)
- オランダの首都・アムステルダムをモチーフにしたコース。1周目は「1」、2周目は「2R」、3周目は「3R」の序盤から『ツアー』では通らない道を通り「3」のルートへ繋がる。
- GBA リバーサイドパーク(GBA Riverside Park)
- 川沿いに作られた自然系コース。本作では『ツアー』にもいなかったフーフーパックンが新たに追加されている。
- Wii DKスノーボードクロス(Wii DK Summit)
- スキー場を走るコース。ジャンプ台やハーフパイプが多い。『ツアー』では削除されたコース中盤のショートカットが復活している。
- ヨッシーアイランド(Yoshi's Island)
- 『スーパーマリオ ヨッシーアイランド』をモチーフにしたコース。ヨッシーの顔が描かれたコインや、コインを取った際の音、ハテナ雲通過で現れる足場など、原作を忠実に再現した要素が多い。BGMは『ヨッシーアイランド』の「アスレチック」のアレンジで、スタート時のジングルやゴール時のBGMも、それぞれ同作の「ゲームスタート」「ゴール&スコア」のアレンジになっている。
ブーメランカップ
- Tour バンコクラッシュ(Tour Bangkok Rush)
- タイの首都・バンコクをモチーフにしたコース。周回ごとに「1」「3」「2」のルートを順番に走る。「1」「2」のルートにいたインクパックンは、本作では「N64 ピーチサーキット」と同じ仕様のパックンフラワーに差し替えられている。また、「2」「3」のルートに停車していた車(トゥクトゥク)が撤去され、代わりにダッシュボードとカニが配置されている。
- DS マリオサーキット(DS Mario Circuit)
- ピーチ城の周辺を走るサーキットコースの一つ。大小様々なカーブが存在する。このコース特有のファイアパックンも健在。同時期に収録された『ツアー』とは違い、中盤の森林地帯にハナチャンが追加されている。
- GC ワルイージスタジアム(GCN Waluigi Stadium)
- スタジアム内に造られた凸凹コース。背景が大幅に造り替えられ、全体的に派手になっている。コース中盤の1つ目の「カベパックン」が2つに増えて向きも『Wii』から変わっており、ハーフパイプの直後に反重力エリアへの分岐が追加されている。また、ぶつかっても弾き飛ばせるタイヤが至る所に配置されている。
- Tour シンガポールスプラッシュ(Tour Singapore Speedway)
- シンガポールをモチーフにしたコース。2周目が2つのセクションに分かれており、1セクション目は「1」、2セクション目からは「1」の序盤から「3」の後半へ進んだ後、グライドボードで「2」のルートへ行き、最後に再びグライドボードを経由して改めて「3」のルートを走る。本作では「3」の後半にあたるチャイナタウンのエリアでBGMのアレンジが変化する。
障害物(8 デラックス)
追加コースにおいて、レース内で障害物として登場するキャラクターなどの一覧。『8』にも登場している障害物の詳細は上記を参照。
- ヘイホー
- 多くのコースに観客として登場するほか、複数のコースに障害物としても登場。「Wii ココナッツモール」では車に乗って登場する(挙動は前述)。「Tour ニンニンドージョー」では忍者の恰好をした「ヘイホー(にんじゃ)」がおり、触れるとスピンする。「Wii DKスノーボードクロス」ではスノーボードに乗った「スノボーヘイホー」がハーフパイプの多い地帯を滑っており、こちらも触れるとスピンする。「ヨッシーアイランド」では「たけうまヘイホー」がコース上を歩いている。
- パックンフラワー
- 「Tour パリプロムナード」「DS ピーチガーデン」「Tour アムステルダムブルーム」「ヨッシーアイランド」「Tour バンコクラッシュ」「DS マリオサーキット」に登場[注釈 52]。「Tour バンコクラッシュ」「DS マリオサーキット」では「N64 ピーチサーキット」と同様の何もしてこないタイプ、それ以外のコースではマシンに噛みついてくるタイプとなっている。また、「ヨッシーアイランド」では上下逆向きになっている。
- 「DS マリオサーキット」では一定時間おきに火の玉を吐く「ファイアパックン」も登場する。また、「GC ワルイージスタジアム」では障害物というよりはただの動く壁だが、スターやキラーでも貫通できない「カベパックン」が配置されている。
- バサバサ
- 「N64 チョコマウンテン」「3DS ロックロックマウンテン」に登場[注釈 53]。
- 岩
- 「N64 チョコマウンテン」「3DS ロックロックマウンテン」に登場。
- ドッスン
- 「Tour トーキョースクランブル」「Tour ベルリンシュトラーセ」に登場。
- 一般車
- 「DS キノコリッジウェイ」「Tour ベルリンシュトラーセ」に登場。グライドボードが付いた車は走っていない。
- クリボー
- 「Tour ニューヨークドリーム」「Wii キノコキャニオン」「DS マリオサーキット」に登場。
- 「Tour シンガポールスプラッシュ」では浮き輪に乗っている「うきわクリボー」が登場する。
- 蒸気機関車
- 「N64 カラカラさばく」のものが該当。触れるとスピンする。
- ボール
- 「DS ワルイージピンボール」に登場。コース上を転がっており、触れると転倒する。
- ゆきだるま
- 「GBA スノーランド」「Tour メリーメリーマウンテン」に登場。
- ペンギン
- 「GBA スノーランド」に登場。ルートに沿って移動しており、触れるとスピンする。
- ワンワン
- 「Tour ロンドンアベニュー」「DS ピーチガーデン」「3DS レインボーロード」に登場[注釈 54]。「Tour ロンドンアベニュー」の1周目と2周目では鎖に繋がれているが、3周目と「DS ピーチガーデン」「3DS レインボーロード」ではコース内の決まったルートを移動する。また、「3DS レインボーロード」では転がっている。
- テレサ
- 「GBA テレサレイク」に登場。このコースにはグライドボードが無いため、当たることはない。
- ハナチャン
- 「Wii メイプルツリーハウス」「DS マリオサーキット」に登場。コース上を歩いたり止まったりしている。『Wii』『7』では触れると大きく弾かれたが、本作では『ツアー』と同様にスピンする。「DS マリオサーキット」では最初は眠っており、一定時間が経つと歩き出す。
- バッタン
- 「Tour ベルリンシュトラーセ」に登場。倒れたところではジャンプアクションができるが、倒れてくるとき真下にいると踏み潰される。
- チョロプー
- 「DS ピーチガーデン」「Tour アムステルダムブルーム」に登場。
- 路面電車
- 「Tour アムステルダムブルーム」に登場。
- フーフーパックン
- 「GBA リバーサイドパーク」に登場。バナナやダッシュキノコを浮かせながら移動している。こうらなどを当てるとアイテムを落とす。
- かるがーも
- 「ヨッシーアイランド」に登場。触れてもスピンはしない。
- カニ
- 「ヨッシーアイランド」「Tour バンコクラッシュ」に登場。
- ファイアバー
- 「GC ワルイージスタジアム」に登場。回転しており、触れるとスピンする。
沿革
マリオカート8(沿革)
発売前
- 2013年1月23日 - 『Wii U Direct Nintendo Games 2013.1.23』でマリオカートの最新作をWii Uで開発中であることと、同年のE3に出展することが発表された。
- 2013年6月11日 - 『Nintendo Direct@E3 2013』で初めて予告映像が公開され、2014年春に発売予定であることが発表された。
- 2013年12月18日 - 『Nintendo Direct 2013.12.18』で2つ目の予告映像が公開された。
- 2014年2月14日 - 『Nintendo Direct 2014.2.14』で3つ目の予告映像が公開され、発売日が同年5月29日に決定された。
- 2014年4月3日 - 4つ目の予告映像が公開された。
- 2014年4月30日 - 『マリオカート8 Direct 2014.4.30』が公開。本作の新要素である"反重力"やインターネットの仕様など、詳細な情報が公開された。Direct終了間際に5つ目の予告映像が公開された。
- 2014年5月6日 - 紹介映像が公開された。
発売後
- 2014年5月29日 - 日本国内で発売開始。
- 2014年5月30日 - 北米、欧州で発売開始。
- 2014年5月31日 - 豪州で発売開始。
- 2014年8月5日 - メルセデス・ベンツによるコラボレーションカートの紹介映像が公開された。
- 2014年8月27日 - Ver.2.0(不具合修正など)および無料追加コンテンツ(メルセデス・ベンツとのコラボレーションカート)が配信された。また、追加コンテンツの予約購入ができるようになった。
- 2014年11月6日 - 『Nintendo Direct 2014.11.6』で追加コンテンツ第1弾の予告映像が公開され、配信日が同年11月13日に、第2弾の配信日が2015年5月に決定された。amiiboに対応することも発表された。同日、追加コンテンツ第1弾の紹介映像が公開された。
- 2014年11月13日 - Ver.3.0(amiiboに対応[注釈 55]、その他修正など)および追加コンテンツ第1弾が配信された。『Wii U マリオカート8セット』がシロとクロの二色で発売された。
- 2015年4月2日 - 『Nintendo Direct 2015.4.2』 で追加コンテンツ第2弾の情報が公開。配信日が当初の予定から前倒しの4月23日に決定された。amiiboの追加対応も発表され、さらに150ccを上回る速さの200ccが同日に解禁されることが発表された。
- 2015年4月21日 - 『クラブニンテンドー』で当ソフトのサウンドトラックCDが180ポイントで先行受け付けが開始された。
- 2015年4月23日 - Ver.4.0(200ccの追加、amiiboの追加対応、その他修正など)および追加コンテンツ第2弾が配信された。
- 2015年5月1日 - Ver.4.1(グランプリで最初から200ccとミラーが選べる、その他修正など)が配信された。
- 2016年4月5日 - Web版『マリオカートTV』のサービスが終了した。
マリオカート8 デラックス(沿革)
- 2017年4月28日 - 日本国内、アメリカ合衆国内で発売開始。
- 2017年5月18日 - Ver.1.1.0(不具合の修正、他)が配信された。
- 2017年6月29日 - Ver.1.2.0(インターネット対戦におけるアイテムの出現率の調整、他)が配信された。
- 2017年8月10日 - Ver.1.2.1(不具合の修正)が配信された。
- 2017年10月19日 - Ver.1.3.0(動画撮影機能に対応、他)が配信された。
- 2017年12月13日 - Ver.1.4.0(中国語・韓国語に対応、他)が配信された。
- 2018年6月26日 - Ver.1.5.0(「Nintendo Labo Toy-Con 01 VARIETY KIT」のバイク Toy-Conに対応、他)が配信された。
- 2018年7月20日 - Ver.1.6.0(新キャラクター、新マシンパーツの追加)が配信された。
- 2018年9月19日 - Ver.1.7.0(「Nintendo Labo Toy-Con 03 DRIVE KIT」のクルマ Toy-Conに対応)が配信された。
- 2019年1月23日 - Ver.1.7.1(不具合の修正)が配信された。
- 2021年5月26日 - Ver.1.7.2(不具合の修正)が配信された。
- 2022年2月10日 - 『Nintendo Direct 2022.2.10』でコース追加パスの配信が発表。同時に、第1弾の8コースが発表された。
- 2022年3月18日 - Ver.2.0.0(コース追加パス第1弾に対応、他)が配信された。
- 2022年7月28日 - コース追加パス第2弾の8コースが発表された。
- 2022年8月5日 - Ver.2.1.0(コース追加パス第2弾に対応、他)が配信された。
- 2022年9月13日 - 『Nintendo Direct 2022.9.13』で、コース追加パス第3弾に「DS ピーチガーデン」「Tour メリーメリーマウンテン」が含まれる事が発表された。
- 2022年11月21日 - コース追加パス第3弾の8コースが発表された。
- 2022年12月8日 - Ver.2.2.0(コース追加パス第3弾に対応、新要素「アイテムスイッチ」追加、他)が配信された。
- 2022年12月22日 - Ver.2.2.1(不具合の修正)が配信された。
- 2023年2月9日 - 『Nintendo Direct 2023.2.9』で、コース追加パス第4弾に「ヨッシーアイランド」と新キャラクター「キャサリン」が含まれる事が発表された。
- 2023年3月2日 - コース追加パス第4弾の8コースが発表された。
- 2023年3月9日 - Ver.2.3.0(コース追加パス第4弾に対応、一部のキャラクターやマシンパーツの性能が上昇、他)が配信された。
参加ミュージシャン
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脚注
注釈
- ^ グランプリでは当初150ccの全カップ(追加DLCコースは除く)で優勝するとプレイできたが、Ver.4.1(2015年5月1日配信)ではミラーと共に最初からプレイできるようになった。
- ^ 任意で45秒、60秒程度のハイライト映像にリメイクすることが出来る。
- ^ アップロードには「Googleアカウント」が必要。
- ^ 実質的には同年12月6日に追加。
- ^ 一部の「Mii スーツ」は互換対応あり。
- ^ Ver.4.0(2015年4月23日配信)から対応。
- ^ 軽量級は2種類、中量級は追加コンテンツを含め4種類、重量級は3種類。
- ^ Miiのみ8番目で固定。また、amiiboとの連動機能を使用すると、その場でMiiを使用できるようになる。
- ^ メタルマリオ、ベビィロゼッタ、ピンクゴールドピーチを除く。
- ^ a b マシンは中量級と同じサイズになる。
- ^ a b c デフォルトのものを含め、みどり、あか、あお、みずいろ、きいろ、ピンク、くろ、しろ、オレンジの9色。
- ^ 『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』からのゲストキャラクター。
- ^ 『とびだせ どうぶつの森』からのゲストキャラクター。選んだ性別によって能力が変わる。
- ^ 『とびだせ どうぶつの森』からのゲストキャラクター。
- ^ 本作では『スーパーマリオカート』のものをモチーフとしている。
- ^ 本作では初代『F-ZERO』のものをモチーフとしている。
- ^ 『マリオカートDS』の同名カートがモチーフ。『7』にもフレームとして登場していた。
- ^ タイムアタックではマシンの周りを回転することはなく、『7』までと同様の使い方をする。
- ^ 特にキノピオはおよそ半分のコースに登場しており、コースによってはピットクルーをはじめ、様々な衣装を身にまとっている。観客が1人もいないコースは「ドッスンいせき」「ねじれマンション」「クッパキャッスル」「3DS DKジャングル」「GC シャーベットランド」「Wii グラグラかざん」「N64 レインボーロード」「ドラゴンロード」「ミュートシティ」「SFC レインボーロード」の10コース。
- ^ 「ヘイホーこうざん」の作業中のヘイホー、「DS チクタクロック」の背景の歯車など。
- ^ このコースでは3セクション目に入っても、BGMのテンポが上がらない。後述の「ビッグブルー」も同様。
- ^ 分かりやすい例として、『スーパーマリオカート』や『マリオカートアドバンス』出典のコースに高低差や壁が付く、「DS チクタクロック」の背景に描かれている数字が、『スーパーマリオ64』に準じた算用数字の「3、6、9、12」から、ローマ数字の「III、VI、IX、XII」に変更、などが挙げられる。
- ^ タイムアタックではプレイヤーと同じ方向で固定される。
- ^ 『DS』では当たると転倒する上にアイテムも失うという、非常に危険な障害物だった。
- ^ 全コースの中でも走行時間がかなり短く、200ccでは1分以内でのゴールも可能。
- ^ 200ccではプレイヤーのマシンがあまりにも速すぎるため、コインが投げ入れられる前に追い越してしまう。
- ^ タイムアタックでは特定の1種類に固定される。
- ^ 『DS』では5周(ミッションランでは3周)だった。
- ^ 特定のボタン(L:春 R:夏 ZL:秋 ZR:冬)を押す隠しコマンドによって、季節を固定することが出来る。タイムアタックでは「夏」に固定される。
- ^ 「ヘイホーこうざん」にも登場するが、コースの外に置かれているため、当たることはない。
- ^ 「マリオサーキット」「エレクトロドリーム」「3DS ミュージックパーク」のものがこれに当たる。
- ^ 168万本(2017年度)[15]、89万本(2018年度)[16]、93万本(2019年度)[17]、130万本(2020年度)[18]、116万本(2021年度)[19]、95万本(2022年度)[20]の合算。
- ^ 『8』を含めた場合は8年。
- ^ 5以下だった場合はカウントが5に戻る。
- ^ 『Wii』では中量級だった。
- ^ a b 『スプラトゥーン』からのゲストキャラクター。
- ^ 『New スーパーマリオブラザーズ 2』や『マリオカート アーケードグランプリDX』などの過去の登場作品とは違い、単なるメタルマリオの色違いとなっている。
- ^ CPUキャラとしては別個に登場する。ただし、声は『ブレス オブ ザ ワイルド』版ではなく『スカイウォードソード』版のまま。
- ^ 「スティールダイバー」「ターボ・ワン」「スニーカート」「スーパーコメット」「ブロックタイヤ」「スポンジタイヤ」「セイルプレーン」
- ^ 「Gフォース」「ビートデイモン」「パタテンテン」「マッハGP」「ウッドリング」
- ^ 『ダブルダッシュ!!』では2人1組でそれぞれアイテムを1つずつ持てる、という点で見れば、1人で2つのアイテムを持つことができるのは初。ただし、『ダブルダッシュ!!』の時のようにアイテムの順番を入れ換えることはできない。
- ^ 奪えなかった場合はダッシュキノコを入手する。
- ^ 「ドッカン!ボムへい」を除く。
- ^ a b c 更新データは前日に配信。
- ^ 現時点で判明している32コース中、「Wii ココナッツモール」「DS キノコリッジウェイ」「GBA スノーランド」「ヨッシーアイランド」「GC ワルイージスタジアム」以外の27コースが該当。なお、「Wii ココナッツモール」は約1か月半後、「GBA スノーランド」は約4か月後、「DS キノコリッジウェイ」は約1年後に『ツアー』に収録された。
- ^ 特にキノピオはほとんどのコースに登場しており、ヨッシーとヘイホーも半分以上のコースに登場する。また、パタパタの登場頻度も高い。観客が1人もいないコースは「N64 カラカラさばく」と「GBA テレサレイク」の2コースのみ。
- ^ 公式サイトや紹介映像では全ての『ツアー』出典のコースに「Tour」の文字が付いているが、ゲーム中では都市コースに該当しない「ニンニンドージョー」と「メリーメリーマウンテン」には付いていない。
- ^ 『ツアー』では『Wii』『7』と同じ動きに戻っている。
- ^ タイムアタックでは固定されたまま。
- ^ タイムアタックでは出ない。
- ^ 本作ではハーフパイプからのジャンプ中は反重力エリア扱いになる。
- ^ 「SFC マリオサーキット3」にも登場するが、コースの外に置かれているため、当たることはない。
- ^ 「GBA テレサレイク」にも登場するが、背景を飛んでいるため、当たることはない。
- ^ 「ヨッシーアイランド」にも登場するが、コースの外に置かれているため、当たることはない。
- ^ 対応amiiboの発売は同年12月6日。
出典
- ^ 「マリオカート8 プロデューサー&ディレクターインタビュー」『電撃Nintendo 7月号』第14巻第8号、KADOKAWA、2014年5月、9頁。
- ^ “【E3 2013】「マリオカート8」は壁や天井もコースになる!”. GAME Watch. インプレスWatch (2013年6月14日). 2013年6月21日閲覧。
- ^ “ファミ通 販売本数ランキング TOP30”. ファミ通.com (2017年1月12日). 2017年1月12日閲覧。
- ^ “株主・投資家向け情報:販売データ - 主要ソフト販売実績 Wii U専用ソフト”. 任天堂. 2022年8月3日閲覧。
- ^ “マリオカート8: ソフト詳細”. 任天堂. 2015年11月27日閲覧。
- ^ “『マリオカート8』をすぐに遊べるWii U本体同梱セットが11月13日に発売決定”. ファミ通.com (2014年10月20日). 2015年7月1日閲覧。
- ^ “メルセデス・ベンツ日本、GLAクラスのCMにマリオを起用!! 「マリオカート8」に「GLA」カートが登場”. GAME Watch. インプレスWatch (2014年5月29日). 2014年5月30日閲覧。
- ^ “Mario Kart 8 Director Talks DLC, Hyrule Circuit Secrets, and More -- Interview”. GameSpot (2014年11月18日). 2023年2月16日閲覧。
- ^ a b c “【マリオカート8 デラックス】更新データの内容を教えてください。”. 任天堂 (2018年6月). 2018年7月27日閲覧。
- ^ 世界三大三代川 (2017年2月9日). “Nintendo Switchにぴったり! 『スプラトゥーン』キャラ&コースも入った全部入り、『マリオカート8 デラックス』開発者インタビュー【Nintendo Switchインタビュー特集】”. ファミ通.com. 2017年3月20日閲覧。
- ^ “Mario Kart 8 Deluxe for Nintendo Switch - Nintendo Game Details”. Nintendo America. 2017年5月16日閲覧。
- ^ “Mario Kart 8 Deluxe|Nintendo Switch|Games|Nintendo”. Nintendo UK. 2017年5月16日閲覧。
- ^ “【マリオカート8 デラックス】どのコントローラーで遊ぶことができますか?”. Nintendo. Nintendo (2022年12月29日). 2022年12月29日閲覧。
- ^ “Toy-Con™であそべる”. Nintendo. Nintendo (2018年9月19日). 2022年12月29日閲覧。
- ^ “任天堂株式会社 2018年3月期 決算参考資料” (PDF). 任天堂 (2018年4月26日). 2018年4月26日閲覧。
- ^ “任天堂株式会社 2019年3月期 決算参考資料” (PDF). 任天堂 (2019年4月25日). 2019年4月25日閲覧。
- ^ “任天堂株式会社 2020年3月期 決算参考資料” (PDF). 任天堂 (2020年5月7日). 2020年5月7日閲覧。
- ^ “任天堂株式会社 2021年3月期 決算参考資料” (PDF). 任天堂 (2021年5月6日). 2021年5月6日閲覧。
- ^ “任天堂株式会社 2022年3月期 決算参考資料” (PDF). 任天堂 (2022年5月10日). 2022年5月10日閲覧。
- ^ “任天堂株式会社 2023年3月期 第3四半期 決算参考資料” (PDF). 任天堂 (2023年2月7日). 2022年2月7日閲覧。
- ^ “株主・投資家向け情報:業績・財務情報 - 主要タイトル販売実績 Nintendo Switch専用ソフト”. 任天堂 (2023年2月7日). 2023年2月7日閲覧。
- ^ “【ニンテンドー みんなのチャレンジ】マリカ8DX「負けたいvs負けない」”. 任天堂 (2022年12月27日). 2023年1月1日閲覧。
- ^ 河村鳴紘 (2021年8月19日). “〈あつ森&マリオカートが売上ぶっちぎり〉任天堂決算で分かる「なぜSwitchにはロングセラーが多いのか」”. 週刊文春. pp. 1-2. 2021年8月19日閲覧。
- ^ 任天堂業績・財務情報 ‐ ソフト売上実績(2022年6月末時点)
外部リンク
- マリオカート8(Wii U) 公式サイト
- マリオカート8 デラックス(Nintendo Switch) 公式サイト
- マリオカート8 - YouTubeチャンネル
- マリオカート8 デラックス - YouTubeチャンネル
- マリオカート8 - YouTubeプレイリスト
- マリオカート8 デラックス - YouTubeプレイリスト