「マリオカート ダブルダッシュ!!」の版間の差分
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: 雪国のコース。路面が氷で出来ているため、非常に滑りやすい。コース前半では氷上で[[ |
: 雪国のコース。路面が氷で出来ているため、非常に滑りやすい。コース前半では氷上で[[ヘイホー]]が[[スケート]]をしている。コース後半にある「フリーザー」<ref name="nott" />に触れると、一定時間凍ってしまい、操作ができなくなる。フリーザーは壁に当たるか、トゲゾーこうらやボムへいの爆風で壊れる。また、壊れたフリーザーは復活しない。 |
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; キノコシティ(Mushroom City) - (任天堂公式記録 1'43"356) |
; キノコシティ(Mushroom City) - (任天堂公式記録 1'43"356) |
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: 夜景が美しい、夜の道路が舞台のコース。高速道路から出発し、インターチェンジから市街地に降りる。街の中は道が入り組んでいる。ゴール手前の右側には吹き抜けがあるため、落ちるとコースアウトになる。「キノコブリッジ」と同様、一般車、ハナチャンカー、ボムへいカー<ref name="nott" />、キノコカー<ref name="nott" />が走っている。また、街の至るところにキャサリンのポスターがたくさん貼ってある。 |
: 夜景が美しい、夜の道路が舞台のコース。高速道路から出発し、インターチェンジから市街地に降りる。街の中は道が入り組んでいる。ゴール手前の右側には吹き抜けがあるため、落ちるとコースアウトになる。「キノコブリッジ」と同様、一般車、ハナチャンカー、ボムへいカー<ref name="nott" />、キノコカー<ref name="nott" />が走っている。また、街の至るところにキャサリンのポスターがたくさん貼ってある。 |
2023年3月13日 (月) 03:59時点における版
ジャンル | レースゲーム |
---|---|
対応機種 | ニンテンドーゲームキューブ |
発売元 | 任天堂 |
プロデューサー |
宮本茂 杉山直 高橋伸也 手塚卓志 |
ディレクター |
水木潔(チーフディレクター) 大八木泰幸 白井太 今井大二 |
音楽 |
永田権太 田中しのぶ |
人数 |
通常時:1-4人 LAN接続時:最大16人 |
メディア | GC用8cm光ディスク |
発売日 |
2003年11月7日 2003年11月13日 2003年11月17日 2003年12月20日 |
対象年齢 |
CERO:A(全年齢対象) ESRB:E PEGI:3+ BBFC:3 USK:0 |
デバイス | ブロードバンドアダプタ対応(家庭内LAN接続) |
売上本数 |
87万3,356本[1] 約177万本[2] 約412万本[2] 約695万本[2] |
その他 | ドルビーサラウンド(プロロジックII)対応 |
『マリオカート ダブルダッシュ!!』(MARIO KART: Double Dash!!)は任天堂が2003年11月7日に発売したニンテンドーゲームキューブ専用ゲームソフト。マリオカートシリーズの4作目。
概要
本作の最大の特徴は「2人乗り」で、カートに乗るキャラクターを2人選んでレースに挑む。グランプリでのカートの台数はこれまでと同様に8台だが、一度に参加するキャラクターは16人とシリーズ中最多である。
前作『マリオカートアドバンス』まではキャラクターごとに性能が設定されていたが、本作からはカートも個別に選択する事になり、基本的な性能はカート側で決定されるようになった。また、それぞれのキャラクターは「スペシャルアイテム」という専用のアイテムを使用出来る(すべてのスペシャルアイテムを使えるキャラクターもいる)。
『マリオカート64』と同じくコイン制が廃止された他、本作のみミニジャンプが出来ず、アイテム装備(バナナやこうらなどを後ろに構える)も不可能になっている。
キャラとカートの組み合わせで様々な個性が出るほか、アイテムを1プレイヤーにつき1つ、2人合わせて2つまで持てるため、1つをストックしながらレースを進める事ができ、レース中での判断によってレース運びに非常に影響するようになっているなど、実力が左右される要素が大きくなっている。
従来作よりもかなり複雑化・特殊化した要素が多く、本作の目玉であった2人乗りのシステムは現在のところ本作でしか採用されておらず、スペシャルアイテムのシステムも『マリオカート アーケードグランプリ』シリーズや『マリオカート ツアー』で部分的に採用されたのに留まっている。なお、シリーズのディレクターである紺野秀樹は『マリオカートWii』でのインタビューにおいて、2人乗りシステムは今後も何か面白い可能性が見つかり次第検討していくと表明している[3]。
本作からスタート時のカウントダウンの方式が変わり[4]、画面中央に大きな文字が表示されるようになった。また、ファイナルラップになるとBGMのテンポに加えて音程も上がる。
ゲームキューブ用ソフトの販売本数で第3位を記録したが、シリーズの据え置き機作品において、唯一ミリオンヒットしなかった作品である。
ゲームモード
グランプリ
従来の『マリオカートGP』や『マリオGP』に相当するモード。4つのコース[5]で構成された「カップ(大会)」を8台のカートでレースを行い、総合順位を競う。各コースのレースが終了すると順位に応じて「ドライバーズポイント」が与えられ、4コース[5]終了時のドライバーズポイントの合計で総合順位が決まり、総合順位で3位以内に入るとトロフィーが贈られる。本作からルールが改正され、5位以下でもリタイアせずに次のコースへ進めるようになり、順位ごとに入るドライバーズポイントも変更された[6]。本作ではプレイヤーカートが2台なら、3 - 4人でも遊ぶことができる。
従来の50cc・100cc・150ccの他、本作から隠しクラスの「ミラー」が加わった。「ミラー」は『64』の「おまけ」に相当するモードでコースが左右反転する他、キャラクターやカートのモデリングやモーションも左右反転する。排気量は『64』とは異なり150ccになっている。
クラスが上がるほどCOMキャラクターが手強くなり、使うアイテムの種類も増えていく。また、本作からミニターボ、ロケットスタートといった一通りの基本テクニックを使いこなすようになった。50ccと100ccの場合はすべてデフォルトのコンビ[7]か、選ばれなかった公式パートナー同士のコンビになるが、100cc以上では軽量級カートがライバルに選ばれなくなる。150ccとミラーでは組み合わせがランダムになり、さらに重量級カートに乗るコンビが優先的にライバルに指定される。
タイムアタック
自分のマシン1台だけで走り、規定周回数のタイムを競う。本作では1人につき1つ、合計2つのキノコを所持した状態でスタートする。メモリーカードにセーブすればゴーストを出現させる事ができ、次回以降の挑戦時に前の記録として競える。また、一定以内のタイムを記録すると、開発スタッフによる「スタッフゴースト」が出現する。なお、このモードは1人プレイ専用で、2人でのタッグプレイでは上述の「グランプリ」しか遊べない。
VS
2 - 4台のプレイヤーカートでレースを行う。シングルプレイとタッグプレイがあり、3人や4人なら様々な組み合わせで対戦出来る。タイトル画面から入れる「オプション」で、周回数を1 - 9周の間で自由に選択したり、アイテムの出現率を大まかに変更することができる。
バトル
2 - 4台のプレイヤーカートで、専用のステージを使って特殊な対戦を行う。本作では従来のルールを継承した「ふうせんバトル」に加え、新たに「いただきシャイン」と「ドッカン!ボムへい」が加わった。ふうせんやボムへいの色は、シングルプレイでは1Pから順に赤、青、緑、黄色で、タッグプレイの場合はプレイヤー番号が小さい方の色になる。
- ふうせんバトル
- 最初に3つの風船をカートにつけた状態でスタート。アイテムで相手のカートを攻撃・体当たりして、マシンについている風船を割ったり奪ったりしていく。風船をすべて割られたプレイヤーから脱落し、最後まで風船の残ったプレイヤーが勝利。本作では脱落したプレイヤーは、その時点でゲームから完全に除外される。
- いただきシャイン
- コース上にひとつだけ落ちているシャインを、アイテムを使って奪い合うモード。誰かがシャインを取ると時間が進み、画面上の時間が0になったときにシャインを持っていたプレイヤーが勝利。タイマーはカートの台数やステージに応じて変化し、攻撃を受けやすいほど短くなる(最大60秒)。また、シャインを落とすとタイマーがリセットされ、回数に応じて必要な時間が減少する[8]。「ふうせんバトル」とは異なりサンダーが出現するほか、隠しステージでも他のステージと同じBGMが流れる。
- ドッカン!ボムへい
- アイテムがボムへいに限定され、他のプレイヤーにボムへいを当てると1ポイント獲得し、逆に当てられるかコースアウトになると1ポイント減らされる。2台の場合は3ポイント、3台以上の場合は4ポイント先取で勝利。このモードのボムへいは独自の仕様で、キャラクター1人につき5個持つ事ができ、2人で最大10個持てる。また、前に投げる場合はスティックの倒れ具合に応じて飛距離が変わり、着地した瞬間に爆発する。なお、自分のボムへいで自爆する事はない。
LANモード
ニンテンドーゲームキューブの周辺機器「ブロードバンドアダプタ」に対応しており、複数の本体を使用しての最大8台・16人対戦を実現している。レースだけでなく、すべてのバトルを遊ぶことが可能。ただし、このモードでは自由にキャラクターやアイテムを選択することはできず、毎回ランダムで選ばれる。なお、5台目以降のプレイヤーカラーは順にピンク、オレンジ、水色、紫となる。
キャラクター
本作では2人乗りとなるため、使用可能なキャラクター数も16体に倍増。さらに4体の隠しキャラクターがおり、最大で20体の中から選ぶことができる。キャラクターの組み合わせにより、軽量級・中量級・重量級のどれかのカートに乗る事になる。
軽量級
仲間と同じ重量のカートを使用する事になる。
- ベビィマリオ - 新キャラクター
- ベビィルイージ - 新キャラクター
- キノピオ - 隠しキャラクター
- キノピコ - 完全新規キャラクター、隠しキャラクター
- ノコノコ - 『スーパーマリオカート』からの復活キャラクター
- パタパタ - 新キャラクター
- ディディーコング - 新キャラクター
- クッパJr. - 新キャラクター
中量級
軽量級、中量級のキャラクターとの組み合わせでは中量級カート、重量級キャラクターとの組み合わせでは重量級カートを使用する。
重量級
必ず重量級カートを使用する事になる。なお、ボスパックン使用時のみカメラが通常より遠く設定される。
カート
括弧内はそのカートの持ち主。一部のカートは『マリオカート ツアー』に、1人乗り仕様として再登場している。
- ☆…最初から使用可能なカート。
- ★…ある条件を満たすと使用可能なカート。
軽量級
プレイヤー両方が軽量級の時に使う。キャラクターの組み合わせは28通り。加速・ハンドル・悪路走行に特化したカートが多いが、本作ではスピード重視のカートも存在する。ミニターボの持続は、全カート共通で最も長い。
- ぶーぶーカート(ベビィマリオ)☆
- 乳母車のような形をしたカート。側面には『スーパーマリオ ヨッシーアイランド』の「スペシャルフラワー」が描かれている。
- 加速性能・悪路走行性能が共に最高クラス。ハンドル性能も比較的良いが、スピードは最低クラス。重さもかなり低く、加えてバトルでは重さがマグナムカートと並んで最低になる。
- がらがらカート(ベビィルイージ)★
- ぶーぶーカートの色違い。
- 性能もぶーぶーカートとほぼ同じだが、スピードを上げ、加速性能を落としている。
- ピオピオカート(キノピオ)★
- 従来作のものを改修したような、シンプルなデザインのカート。
- がらがらカートよりもさらにスピードを上げ、加速性能を落としている。
- ピコピコカート(キノピコ)★
- ピオピオカートの色違い。
- 性能はぶーぶーカートと全く同じ。ただし、ぶーぶーカートとは異なりバトルでも重さは下がらない。
- ノコノコダッシュ(ノコノコ)☆
- コウラを模したデザインのカート。ノコノコの英名「Koopa」の頭文字である「K」が象られている。
- 性能はがらがらカートとほぼ同じだが、重さを上げ、悪路走行の性能を落としている。
- パタパタウイング(パタパタ)★
- ノコノコダッシュの色違いで、文字が「P」に差し替えられている。
- 性能もノコノコダッシュとほぼ同じだが、加速が最高クラス、スピードが最低クラスになっている。
- タルポッポ(ディディーコング)★
- 汽車を模したカート。走行音・クラクション音が汽車に近く、排気口も前部に煙突として付いている。
- スピードに優れ、中量級レベルの重さを持つ代わりに、加速やハンドル性能で劣るという、重量級に近い個性付けがされている。しかし悪路での走行性能はやや高めで、グリップ性能が他車に比べて高いという特徴も併せ持つ。
- マグナムカート(クッパJr.)★
- キラーのような形をしたカート。
- 軽量級の中では唯一、加速とスピードを両立させている。しかし全カート中最も軽く、カーブで外側に引っ張られるという欠点を持つ。悪路での走行性能も最も低い。
中量級
軽量級1人・中量級1人か、中量級2人の時に使える。キャラクターの組み合わせは77通り。いずれのカートも軽量級と重量級の中間にあたる性能を持つ。
- レッドファイアー(マリオ)☆
- マリオを意識した配色のカート。所々に「M」マークが描かれている。
- 最も標準的な性能で、ハンドル性能もそこそこ良い。ただし加速性能は平均以下。
- グリーンファイアー(ルイージ)★
- レッドファイアーの色違いで、「M」マークが「L」マークに差し替えられている。
- スピードに特化しており、中量級では最も速い。反面、それ以外の性能はレッドファイアーに劣る。
- ロイヤルハート(ピーチ)☆
- 所々にハートの装飾が組み込まれたカート。
- 加速寄りのバランス型で、悪路走行・ハンドル性能も若干高め。
- キューティーフラワー(デイジー)★
- ロイヤルハートの色違いで、装飾が花に差し替えられている。
- スピードが若干高めで、加速もそこそこ。ただし重量は軽量級レベル。
- ヨッシーターボ(ヨッシー)☆
- ヨッシーを象ったデザインのカート。
- 性能はロイヤルハートとほぼ同じだが、悪路走行性能を落とし、重さを上げている。
- キャサリンターボ(キャサリン)★
- 大部分はヨッシーターボの色違いだが、顔部分がキャサリンを象ったものになっている。
- 重量級レベルの重さを誇る。それ以外はキューティーフラワーとほぼ同じ性能だが、加速性能で若干劣る。
- ワルイージバギー(ワルイージ)★
- ワルイージの鼻を思わせるデザインのカート。
- 悪路走行性能が軽量級の半数やゴーストドッカンと並んで最高クラス。スピード・加速・重さも標準以上と高水準でバランスが取れているが、多少ハンドル性能が悪い。
重量級
重量級を含めたコンビが使う。キャラクターの組み合わせは85通り。スピードに特化しているが、本作ではその逆のカートもある。ミニターボの持続は全カート共通で最も短い。
- DKジャンボ(ドンキーコング)☆
- 樽などの木材で造られたカート。
- スピード・重さ共に高いが、加速性能が低く、悪路にもかなり弱い。ただし、ハンドル性能は微妙に良かったりする。
- キングクッパ(クッパ)☆
- クッパを意識したデザインのカート。
- DKジャンボよりもさらに極端にした性能を持つ。スピード・重さ共に全カート中最高で、逆に加速・悪路走行性能は最低となっている。加えてハンドル性能も鈍い。
- ワリオカー(ワリオ)☆
- 『ワリオランドアドバンス ヨーキのお宝』のオープニングに登場したワリオの愛車を、2人乗り仕様に改造したもの。
- DKジャンボと比べバランス型に近づけた性能。重量級の中では最も軽く、加速力も極端に低いわけではないが、スピードが上記の2つより若干低い。
- フラワードッカン(ボスパックン)★
- 土管を意識したデザインのカート。
- 悪路に強く、スピードもかなり高い。重すぎるためハンドル性能は鈍いが、キングクッパほど酷ではない。
- ゴーストドッカン(キングテレサ)★
- フラワードッカンの色違い。
- 重さ以外は軽量級に近いスペックを持つ。加速が非常に高く、悪路にも強いが、スピードはかなり低い。
無差別級
すべてのキャラクターの組み合わせで使用出来る。そのため、ゲーム中のカテゴライズによる重量級というよりは無差別級という表現の方が正しく、一部の攻略本では無差別級と表記されているため、この項でも別カテゴリーとして扱う。
- スーパーパレードカート ★
- 元々は表彰式でキノじいが運転しているカートで、それを改造してレース仕様にしている。
- 性能はワリオカーと似ているが、ミニターボの持続時間が軽量級と同等になっている。また、広い車幅を利用して後続車の道を塞ぐ事も出来る。ただし、利点でもある大きい車幅故障害物やアイテムに接触しやすい事や、アイテムによる攻撃を受けてからのリカバリーがやや遅い(他のカートが1回転なのに対し、このカートのみ1回転半)事が欠点として挙げられる。
アイテム
アイテムは、コース上にあるアイテムボックスを通過すると入手出来る。本作では「ダブルアイテムボックス」という、アイテムが2つ入っているものも出現する。
通常アイテム
- バナナ
- コース上に仕掛けられたバナナに当たるとスピンする。スピンしているときはダッシュがキャンセルされる。スティックを前に倒しながら使うと前方に投げる事が出来る。本作からブレーキを踏んでもスピンの回避が出来なくなった。また、本作では後方へのストックが出来ないため、アカこうらを防ぐ防御アイテムとしてはやや使いづらくなっている。
- ミドリこうら
- 投げると直進し、当たったカートは転倒する。後ろ向きにも投げる事が出来る。壁に当たると跳ね返るが、数回反射したり、水に入ったりすると消滅する。本作からカートのほかにも、道中のクリボーやポイハナといった一部の障害物を気絶させる事が出来るようになった。
- アカこうら
- 投げると前方のカートをサーチして進み、当たったカートは転倒する。バトルの場合は近い相手を追う。後ろにも投げる事も出来るが、この場合はカートをサーチしない。本作ではサーチ性能がやや甘くなっており、当たる直前にドリフトで切り返すとよける事が出来る場合がある。
- トゲゾーこうら
- 本作から羽根がつき、発射すると1位のカートを猛烈な勢いで追跡し、着弾すると周囲のカートをも巻き込む大爆発を起こすようになった。さらに壁にぶつかって消滅することがなくなり、ほぼ確実に命中する。その代わり、今までのように途中にいる(1位以外の)カートには攻撃しない。また、1位の時に使用した場合は、その場で使用したプレイヤーに攻撃する。着弾すると上空に高く吹き飛ぶが、天井に当たるとそこで落下するため、トンネルや洞窟で当たったほうがタイムロスが少なくなる。
- にせアイテムボックス
- 『64』の「にせものアイテム」に相当する、アイテムボックスにそっくりなアイテム。接触するとクラッシュする。「にせものアイテム」とは違い前に投げる事が出来るが、こうらなどがすり抜けていくため、相手の攻撃を防ぐことはできない。?マークの向き(¿)に加え、色の違い(近づくと赤色に変化)でも見分ける事が出来る。
- キノコ
- 一定時間だけカートがダッシュする。体当たりによって相手をはじき飛ばしたり、アイテムを奪う事が出来る。また、キノコを使ってしか入れないショートカットもいくつか存在する。タイムアタックでは前後のキャラクターが各1つずつキノコを持った状態でスタートする。また、ふうせんバトルでは(使用してダッシュ時に)当たった車の風船を1つ奪える。
- トリプルキノコ
- キノコの3個セット。2つ以上持っている状態でバナナやにせアイテムボックスなどに触れてスピンすると落としてしまい、手持ちのキノコが1つになる。
- スター
- 一定時間無敵状態になる。少しだけ速度が上がり、敵のカートをはね飛ばす事も出来る。悪路でもスピードが落ちなくなるので、コースによってはショートカット出来る。
- サンダー
- すべての敵カートにカミナリを落とし、一定時間小さくして速度を低下させる。本作から持っているアイテムを落とさせるようになり、より凶悪さが増した。踏み潰される事はなくなったが、カートの重量にかかわらず極端に当たり弱くなり、アイテムを落としやすくなる。カートの他にも、アイテムで気絶したり倒せる障害物すべてにもカミナリを落とす。スター使用中のカートや、コースアウト中のカート、バナナやこうらでスピンしていたりクラッシュしているカートには効果がない。また、強制移動で飛んでいるカートにも効かない。
スペシャルアイテム
特定のキャラクターのみが入手できるアイテム。括弧内には使用可能のキャラクターを記述している。なお、「バトル」ではキャラクターを問わず、出現する可能性があるスペシャルアイテムをすべて入手できる。
- ファイアボール(マリオ・ルイージ)
- 投げると火の玉が5個(バトルでは3個)に分裂しながら飛んでいき、命中したカートはスピンし、短時間だが当たりに弱くなる(サンダーを落とされた時や、コース上の炎に触れた時も同じ効果)。また、クッパこうらをはじく効果がある。跳ね返る方向で、自分にも当たる事があるので注意が必要。当たった際、後ろに乗っていたキャラは尻に火が付いて熱がる動作が入る。通常は赤色だが、ルイージが入手した場合のみ緑色になる。
- ハート(ピーチ・デイジー)
- カートの周りを回転し、ライバルが投げたアイテムや、コース上のアイテムを2回まで取得出来る。コース上に落ちているキノコやスターに接触すると、通常はその場で効果が発動するのに対し、このアイテムで回収すると一旦ストックして任意のタイミングで使用する事が出来る。ボムへいやトゲゾーこうらは防げず、サンダーを使われると効果が消滅してしまう。また、このアイテムを使ってファイアボールを取っても、投げた時に分裂せずに1個しか出ない。重ね掛けはできず、効果が残っている間に使っても2回分のストックになる。
- ヨッシーのたまご / キャサリンのたまご(ヨッシー・キャサリン)
- 前方に投げると追跡して攻撃する(後方だと真っ直ぐ)。卵は何かに当たるか約6秒経過すると割れ、中からアイテムが3つ出てくる。出現するアイテムは出やすい順からキノコ、バナナ、ミドリこうら、スター、ボムへいの5種類。順位による中身の変化は無く、運が良ければ1位でも出てきたスターを取る事も可能。ヨッシーは緑色の「ヨッシーのたまご」、キャサリンはピンク色の「キャサリンのたまご」を入手できる。
- ワンワン(ベビィマリオ・ベビィルイージ)
- 一定時間カートを引っぱってくれる巨大なワンワン。走っているカートをはね飛ばす。鎖が切れても、ワンワンはしばらくコース上を暴走する。ただし無敵では無く、アイテムで攻撃されると即座に鎖が切れる。また、進路が不安定なので、使用した場所によってはコース外に落ちてしまう可能性もある。
- トリプルこうら(ノコノコ・パタパタ)
- 『64』から登場したこうらの3個セット。ミドリこうらかアカこうらのどちらかがでる。本作ではカートの周囲を周らず手で持っているため、気軽にアイテムを防ぐ、というわけにはいかない。2個以上持っているときにバナナやにせアイテムボックスなどに触れスピンすると落としてしまい、手持ちのこうらは1つになる。ミドリこうらかアカこうらかはランダムで決まり、ノコノコとパタパタのどちらを使っても差はない。順位が良いとミドリこうら、悪いとアカこうらが出現しやすい。
- ジャンボバナナ(ドンキーコング・ディディーコング)
- 巨大なバナナ。カートがぶつかると普通のバナナ3つに分裂する。主に後続を邪魔するための物なので逆転は狙いづらいが、置く場所によっては避けるのが難しい。スペシャルアイテムとしては珍しく上位で出現しやすく、1位でも高い頻度で出る。
- クッパこうら(クッパ・クッパJr.)
- 投げると巨大化して直進。基本的に一直線にしか走らないが、壁に反射して戻ってくる事もあるので、気をつけて使わないと自分に当たってしまう。直線コースで後ろ向きに投げると後続を一掃出来る。バナナやにせアイテムボックスと違い、派手に転倒(後ろのキャラが引きずられる)するため、リカバリーに時間が掛かるのが利点。カートや障害物に当たっても消滅せず、カートを転倒させるほかにもキノコブリッジの車を吹き飛ばしたり、クリボーを一掃したり、サンボを倒したりと障害物の一掃にも使える。
- ボムへい(ワリオ・ワルイージ)
- 強力な爆発力を持つ爆弾。投げると一定時間後に広い範囲を巻き込んで爆発する(フリーザーも破壊出来る)。設置してから爆発するまで時間がかかる上、使い方を間違うと自分も巻き込まれるので使いどころが難しいが、爆発で上方に打ち上げて長時間足止めしつつ、派手に転倒した状態にしてしばらく減速させる。敵がかたまっている所に投げれば効果的。
- パワフルキノコ(キノピオ・キノピコ)
- 『64』に登場したアイテム。5秒間だけ連続でダッシュが出来る。他の作品と比べると使用可能な時間が短いが、上位でも出現する。
- オールスペシャル(ボスパックン・キングテレサ)
- ボスパックンとキングテレサには固有のスペシャルアイテムが存在せず、色違いを除くすべてのスペシャルアイテムが出現する。どのアイテムが出やすい、出なくなるかは順位によって変化し、上記の各アイテムごとの出現傾向に順ずるが、他のキャラと比べ出現率が低く設定されている。
コース・バトルステージ
コースの規定周回数は基本的に3周だが、本作では2周や7周のコースも登場する。また、「VS」ではオプションの設定により、周回数を1~9周の範囲で変更する事が出来る。いくつかのコース・バトルステージはある条件を満たすと遊べるようになる。()内は英語名、<>内はそのコースが再収録された作品。
キノコカップ
- ルイージサーキット(Luigi Circuit) - (任天堂公式記録 1'21"542)<DS>
- 上から見ると8の字のような形をしたサーキットコース。同じ道を走る箇所があり、100cc以上では方向別に道を分けるガードがないため、他のカートとすれ違う事がある。脇道が2つある他、カーブには内側に向かって大きく傾斜するバンクが設置されている。土の上にはワンワンがおり、近づくとプレイヤーに向かって飛び出してくる。コースの敷地内には『ルイージマンション』のランクAのマンションがある。
- ピーチビーチ(Peach Beach) - (任天堂公式記録 1'14"206)<Wii>
- ドルピック島にあるリゾートビーチのコース。モンテ族の住む市街地や貿易港を走り抜ける。砂浜は潮の満ち引きの激しく、それによってコース取りが大きく変わってくる。また、水の深い所に進むとコースアウトとなる。中盤の砂浜には『スーパーマリオサンシャイン』に登場した「ポイハナ」が歩き回っており、カートを跳ね上げようとしてくる。このコースにはランダムでダブルアイテムボックスに変化するアイテムボックスが存在しない。ダブルアイテムボックスはスタート地点から前方左方向にある大きな土管で取れる所と、中盤にあるダッシュボードのジャンプ台、およびゴール手前の噴水の横道に、それぞれ固定で出現する。沖の方向には後述の「デイジークルーザー」が見える。
- ベビィパーク(Baby Park) - (任天堂公式記録 1'07"975)<DS、8(追加コンテンツ)、ツアー>
- 遊園地内に造られた、マリオカートシリーズ史上最短コース。1周の距離が極端に短く、規定周回数は7周となっている。コースの地形は数字の「0」のような形になっており、それをぐるぐる回る形となる。コース中央部の植え込みは、カートは乗ることはできないがアイテムは乗ることができる。特に、こうら系のアイテムは植え込みで弾かれずにそのまま移動するので注意しなければならない。稀に頭上を走っているジェットコースターにぶつかる事がある(主に重量級)。また、『ヨッシーアイランド』に登場したヨッシーのヘリコプターが飛んでいる。
- カラカラさばく(Dry Dry Desert) - (任天堂公式記録 1'39"556)<8>
- 広大な砂漠のコース。地面はすべて砂地となっており滑りやすい上に、白色以外の砂地に入るとスピードが低下する。また、地面がこげ茶色になっている砂地に入るとコースアウトになる。アリジゴクやサンボなど自然の罠が数多く設置されている。さらに、コースを逆走するように巨大な竜巻が巡回しており、巻き上げられると大きなタイムロスとなる。
フラワーカップ
- キノコブリッジ(Mushroom Bridge) - (任天堂公式記録 1'27"210)<DS>
- 多くの車が走っている道路のコース。歩道や橋げたの上にもアイテムボックスが設置されているが、橋げたの上へ通行するにはコントロールが難しく、一歩間違えるとかえって落下してコースアウトしやすくなる。一般車のほかにも、ぶつかっただけでクッパこうら並の被害を受ける「ハナチャンカー」[9]、カートやアイテムが当たると爆発する「ボムへいカー」[10]、ぶつかってもダメージを受けずキノコが出てきて道に落ちる「キノコカー」[10]が走っている。車のクラクションの一部は、『64』の「キノピオハイウェイ」のものから流用されている。
- マリオサーキット(Mario Circuit) - (任天堂公式記録 1'35"163)<Wii>
- ヘアピンカーブやS字カーブなど、多種多様のコーナーで構成されたサーキットコース。道路はほぼ舗装されているが、部分的に土の上を走る所もある。ワンワンやクリボー、パックンフラワー(50ccでは登場箇所が減らされている)など、おじゃまキャラが多数登場する。なお、本作から新規のマリオサーキットはピーチ城の周辺を走るものに統一されている。
- デイジークルーザー(Daisy Cruiser) - (任天堂公式記録 1'46"424)<7、ツアー>
- 「ピーチビーチ」や「ヨッシーサーキット」から見える大型客船を舞台としたコース。建造物の中であるために直角カーブが多い。デッキにあるプールに落ちるとコースアウトになる。グランプリを1台でプレイしている場合は、波で船が揺られると同時にアイテムボックスも転がっていくほか、ダブルアイテムボックスが地下倉庫にしか出現しない。2台以上でプレイしている場合は、一部を除くアイテムボックスが転がらなくなる他、ダブルアイテムボックスもランダムで出現するようになる。
- ワルイージスタジアム(Waluigi Stadium) - (任天堂公式記録 1'49"428)<Wii、8デラックス>
- 巨大なスタジアムの中にある、地面が土で出来ている凸凹コース。コースがハーフパイプ状になっているとともにジャンプ台が多数設置されており、迫力のあるレースが楽しめる。パイプ状の地面に乗り上げてしまうとタイムロスとなる。ジャンプ台の先には火の輪があり、輪の中心にはアイテムボックスが浮いている。また、ダメージを受けると観客から嘆きの声が飛んでくる。
スターカップ
- シャーベットランド(Sherbet Land) - (任天堂公式記録 1'19"847)<8>
- 雪国のコース。路面が氷で出来ているため、非常に滑りやすい。コース前半では氷上でヘイホーがスケートをしている。コース後半にある「フリーザー」[10]に触れると、一定時間凍ってしまい、操作ができなくなる。フリーザーは壁に当たるか、トゲゾーこうらやボムへいの爆風で壊れる。また、壊れたフリーザーは復活しない。
- キノコシティ(Mushroom City) - (任天堂公式記録 1'43"356)
- 夜景が美しい、夜の道路が舞台のコース。高速道路から出発し、インターチェンジから市街地に降りる。街の中は道が入り組んでいる。ゴール手前の右側には吹き抜けがあるため、落ちるとコースアウトになる。「キノコブリッジ」と同様、一般車、ハナチャンカー、ボムへいカー[10]、キノコカー[10]が走っている。また、街の至るところにキャサリンのポスターがたくさん貼ってある。
- ヨッシーサーキット(Yoshi Circuit) - (任天堂公式記録 1'52"320)<DS、8(追加コンテンツ)、ツアー>
- 上から見るとヨッシーの形をしているサーキットコース。S字カーブ2連続や傾斜の付いたヘアピンカーブなど、今まで以上に複雑なカーブが多い難関サーキットコース。コースの形状により、道の片側は海となっているためコースアウトしやすい。コース中盤にはキノコなどで突入出来る隠し通路が設置されている。「ベビィパーク」と同様にヨッシーのヘリコプターが飛んでおり、コース終盤にはキャサリンの巨大看板が建っている。海の方向を見ると、時々海に浮かぶ前述の「デイジークルーザー」が見える。
- DKマウンテン(DK Mountain) - (任天堂公式記録 1'54"604)<Wii、ツアー>
- 火山とジャングルのコース。スタートしてしばらく山を登ると見えてくるタル大砲で、山頂まで飛ばされる。その後山頂から一気に直滑降で降りてくる豪快なコース。ヘアピンの連続で途中ぽっかりと大きな穴がある。ゴール手前の吊り橋は幅が狭く、バナナなどを置かれるとほとんど通れない。さらに橋は風で大きく揺れるため、不安定に通行すると揺れる橋から落下してコースアウトしやすい。無事に通行するにはかなり安定した走行が要求される。
スペシャルカップ(隠しカップ)
- ワリオコロシアム(Wario Colosseum) - (任天堂公式記録 2'10"849)
- 複雑にからみ合った凸凹コース。1周の距離が長い代わりに、規定周回数は2周となっている。金網で出来たコースが空中に浮いている。螺旋を描きながら下降する道や斜めに傾いている道、といったかなり個性的な造りのルートが含まれる。「ワルイージスタジアム」とは違い、ダメージを受けても観客からの嘆き声は来ない。
- ディノディノジャングル(Dino Dino Jungle) - (任天堂公式記録 1'55"302)<7、ツアー>
- ジャングルや洞窟を通るコース。走っていると巨大恐竜「ノッシー」の頭と足に遭遇する。間欠泉が随所にあり、これに吹き上げられると大幅なタイムロスになる。コース中にいくつか橋があるが、幅が狭くてガードレールがなく、さらに曲がりくねっているためコースアウトの危険性がかなり高い。コースの中盤にある洞窟内の橋からキノコを使ってジャンプすればショートカット出来る。
- クッパキャッスル(Bowser's Castle) - (任天堂公式記録 2'32"540)
- クッパが用意した数々の仕掛けがレーサーの行く手を阻む難関コース。道幅が狭く直角カーブが多いため、かなり走りにくい。城の内部ではクッパ像が火の玉を撃ち出してきたり、金網の下からバブルが襲いかかってくる。また、矢印の目も睨みつけており、「ワルイージスタジアム」のようにダメージを受けると、どこからかクッパの笑い声が響く。なお、本作から新規のクッパキャッスルはスペシャルカップの3番手に固定されている[11]。『Dance Dance Revolution with MARIO』ではこのコースのBGMのアレンジ曲「ワガハイはボスである!」が存在する。
- レインボーロード(Rainbow Road) - (任天堂公式記録 3'09"006)
- 宇宙空間に浮かぶ虹のコース。ガードレールが無い道が多く、コースアウトしやすい。ガードレールがない上にダッシュプレートが多数仕掛けられている地帯もある。さらに「ワリオコロシアム」と並ぶコース全長にもかかわらず規定周回数は3周で、ただでさえ高い難易度により拍車をかけている。流れ星がコースに衝突すると、アイテムのスターが出現する事がある。また、下には前述の「キノコシティ」が見える。BGMの後半部分には『64』の同名コースのBGMの一部をアレンジしたフレーズが含まれている。
オールカップツアー(隠しカップ)
「キノコカップ」「フラワーカップ」「スターカップ」「スペシャルカップ」の計16の全コースを走破するグランプリ。コースの順番は最初に走る「ルイージサーキット」と、最後に走る「レインボーロード」を除いてランダムとなっている。途中でセーブする機能がないので、一度に長時間走り抜かなければいけない。
バトルステージ
「バトル」モードで使用する専用のステージ。全部で6種類用意されており、このうち2つは隠しステージである。
- クッキーランド(Cookie Land)<Wii、ツアー>
- 『ヨッシーのクッキー』をモチーフとした、お菓子で出来たステージ。ゼリーに当たると少し跳ね返る。
- ブロックシティ(Block City)
- 『64』の「ブロックとりで」のような、赤、青、緑、黄の4つのブロックに分けられたステージ。通路が狭いのでバナナやにせアイテムボックスの置き所が重要。1箇所のみ段差があり、反時計回りに回る事が出来ない。ブロックの1つは貫通していて道が出来ている。
- ゲームキューブ(Nintendo GameCube)
- バイオレットのニンテンドーゲームキューブ本体の上が舞台のステージ。ネームプレートの柄には本作のアートワークが描かれている。障害物が一切ないシンプルなステージ。ステージ周辺には壁があるのでコースアウトする心配もない。唯一の仕掛けとしてOPENボタンに乗ると、蓋は開かないがカートを弾いて少し飛ぶ。
- どかんひろば(Pipe Plaza)<DS>
- 土管が4つあるステージ。土管に入るとカートが別の土管から飛び出る。相手が土管に入るタイミングを読んで出口の土管周辺に設置型アイテムやボムへいを仕掛けておくのが効果的。なお、土管に入る直前にこうらなどに当たると、土管の中でコースアウトになる場合がある(この場合、「ふうせんバトル」では風船を2つ、「ドッカン!ボムへい」では2ポイント失う)。
- ルイージマンション(Luigi's Mansion)(隠しステージ)<8 デラックス>
- 『ルイージマンション』の舞台であるオバケ屋敷をモチーフとしたステージ。階ごとに分かれた構造になっており、すぐ下の階の敵を一方的に攻撃出来る屋上をキープすると展開を有利にもっていける事が多い。屋上へ繋がる唯一の通路を複数のバナナやにせアイテムボックスで封鎖しておくとさらに有利になる。なお、「ふうせんバトル」と「ドッカン!ボムへい」では、「クッパキャッスル」のBGMが流れる。
- ぐらぐらマリオ(Tilt-a-Kart)(隠しステージ)
- 巨大な『スーパーマリオブラザーズ』のマリオの絵が描かれたステージ。カートの場所によってステージが傾く。マリオの絵の外枠の白い部分はダート扱いになっており、カートのスピードが低下する。また、「どかんひろば」の転倒によるコースアウトを除けば、唯一のコースアウトがあるバトルステージでもある。なお、「ふうせんバトル」と「ドッカン!ボムへい」では、「ベビィパーク」のBGMのアレンジ版が流れる。
脚注
- ^ “Mario Kart: Double Dash!!(JPN)”. 2014年11月5日閲覧。
- ^ a b c “Mario Kart: Double Dash!!”. 2014年11月5日閲覧。
- ^ 『週刊ファミ通』[要文献特定詳細情報]より。
- ^ 『アドバンス』までは2カウント、本作以降では3カウント。
- ^ a b 「オールカップツアー」は全16コース。
- ^ 1位から順に10・8・6・4・3・2・1・0ポイント。
- ^ キャラクターセレクト画面で縦に並んでいるキャラクター同士。
- ^ キノコなどで奪われた場合は減少せず、元の時間にリセットされる。
- ^ 50ccだと車体が短くなる。
- ^ a b c d e 「タイムアタック」では出現しない。
- ^ 番外的な作品では『マリオカート ライブ ホームサーキット』が例外となっている。
関連項目
- マリオシリーズ
- マリオカートシリーズ
- スーパーマリオサンシャイン - ピーチビーチは同作をイメージしたステージであり、同作が初登場のクッパJr.やボスパックンもプレイヤーキャラクターとして登場する。シャインもいただきシャインのモードで登場する。
- 稲垣吾郎(SMAP)- TVCMのイメージキャラクター。本人がマリオに扮して「イナガキマリオ」という名前でCMに出演した。