「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」の版間の差分
Miwa Steve (会話 | 投稿記録) 韓国検察、尹美香議員に懲役5年求刑…「元慰安婦のためのお金、小遣いのように流用」 |
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'''日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯'''(にほんぐんせいどれいせいもんだいかけつのためのせいぎきおくれんたい、略称:'''正義連'''、{{lang-ko-short|일본군성노예제문제해결을위한정의기억연대}}、{{lang-en-short|The Korean Council for Justice and Remembrance}})は、[[大韓民国]]の慰安婦関連最大の[[市民団体]]。[[1990年]]から'''韓国挺身隊問題対策協議会'''(かんこくていしんたいもんだいたいさくきょうぎかい、略称:'''挺対協'''、{{lang-ko-short|한국정신대문제대책협의회}}、{{lang-en-short|Chong Dae Hyup, The Korean Council for the Women Drafted for Military Sexual Slavery}})<ref>{{Cite web|title=尹美香氏は当選を辞退し、真実を明らかに 韓国元慰安婦支援団体の不正疑惑:朝日新聞GLOBE+|url=https://globe.asahi.com/article/13388114|website=朝日新聞GLOBE+|accessdate=2020-05-26 |
'''日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯'''(にほんぐんせいどれいせいもんだいかけつのためのせいぎきおくれんたい、略称:'''正義連'''、{{lang-ko-short|일본군성노예제문제해결을위한정의기억연대}}、{{lang-en-short|The Korean Council for Justice and Remembrance}})は、[[大韓民国]]の慰安婦関連最大の[[市民団体]]。[[1990年]]から'''韓国挺身隊問題対策協議会'''(かんこくていしんたいもんだいたいさくきょうぎかい、略称:'''挺対協'''、{{lang-ko-short|한국정신대문제대책협의회}}、{{lang-en-short|Chong Dae Hyup, The Korean Council for the Women Drafted for Military Sexual Slavery}})<ref>{{Cite web|title=尹美香氏は当選を辞退し、真実を明らかに 韓国元慰安婦支援団体の不正疑惑:朝日新聞GLOBE+|url=https://globe.asahi.com/article/13388114|website=朝日新聞GLOBE+|accessdate=2020-05-26}}</ref><ref>{{Cite web|title=元慰安婦支援団体、脱北者に帰国勧告か 金銭支援も:朝日新聞デジタル|url=https://www.asahi.com/articles/ASN5Q77DKN5QUHBI01J.html|website=朝日新聞デジタル|accessdate=2020-05-26}}</ref><ref name=":26">{{Cite web|title=【中央時評】御用権力になった市民団体=尹美香事態|url=https://japanese.joins.com/JArticle/266347?sectcode=120&servcode=100|website=中央日報|accessdate=2020-05-26}}</ref><ref>{{Cite web|title=韓国政府元高官「正義連は利益追求団体…文政権、正義連を被害者と勘違い」|url=http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/05/26/2020052680085.html|website=www.chosunonline.com|accessdate=2020-05-26|last=朝鮮日報日本語版}}</ref><ref>{{Cite web|title=韓国政府元高官が語ったタブー「元慰安婦と支援団体は利害関係が違う」|url=https://www.fnn.jp/articles/-/44095|website=FNNプライムオンライン|accessdate=2020-05-26}}</ref><ref>{{Cite web|title=【寄稿】正義記憶連帯の積弊を契機に改めて考える慰安婦問題|url=http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/05/22/2020052280172.html|website=www.chosunonline.com|accessdate=2020-05-26|last=朝鮮日報日本語版}}</ref> が活動していたが、[[2016年]]に設立した[[日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶財団]]と組織統合し、[[2018年]]7月に現在の名称に改名した<ref name="joonang20180717" /><ref name="sankei20180716" /><ref name=":3" /><ref name=":19" />。 |
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問題解決を望まない支援団体、支援団体の反発を恐れる外交当局、支援団体を批判できないメディア…千氏の証言から浮き彫りになるのは、慰安婦問題の解決を妨げてきた韓国国内の歪んだ事情だ。日本側からはこうした問題が再三指摘されてきたが、韓国国内で表沙汰になるのは初めての事だ。}}</ref><ref>{{Cite web|title=【寄稿】正義記憶連帯の積弊を契機に改めて考える慰安婦問題|url=http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/05/22/2020052280172.html|website=www.chosunonline.com|accessdate=2020-05-26|language=ja|last=朝鮮日報/朝鮮日報日本語版|publisher=|quote=「不都合な真実」は、被害の当事者である元慰安婦のほかには口に出せない。メディアや政府当局者は、正義連とその前身である韓国挺身(ていしん)隊問題対策協議会(挺対協)の実態を知っていても、これを報道したり言及したりすること自体がタブーとされてきた聖域だったからだ。ほかの目的を追求するため慰安婦被害者を利用し、慰安婦被害者に寄生してきた団体だという非難を免れ難いだろう。正義連が反日を韓国の存在価値として尊ぶ勢力を代弁し、政治的打算を働かせることに魂を売ったのであれば、慰安婦被害者の利益は政治的目的に従属してしまう。韓国政府が「挺対協・正義連は被害当事者の利益を代表している」と錯覚し、慰安婦問題の解法を探ろうとしたのであれば、それは被害者中心主義を無視するものだ。}}</ref> が活動していたが、[[2016年]]に設立した[[日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶財団]]と組織統合し、[[2018年]]7月に現在の名称に改名した<ref name="joonang20180717" /><ref name="sankei20180716" /><ref name=":3" /><ref name=":19" />。 |
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韓国政府・主要メディアを含む韓国の官民に多大な影響力を持っていたが、[[沈美子|世界平和ムクゲ会]]など元慰安婦当事者グループから正義連の活動に対し告発や告訴を受けていた。しかし、あまり報道されなかったことから、ムクゲ会の行動はほとんど国民には認知されなかった。正義連は日本との和解を受け入れようとするこのような元慰安婦らを圧迫し、組織の活動に批判的又は日本との和解を受け入れた元慰安婦らを名簿から削除、韓国政府の支援対象から除外するなどしてきた<ref name=":26" /><ref>{{Cite web|title="'윤미향 정대협' 비판 할머니 8명, 남산 기림비 명단서 빠졌다"|url=https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&oid=025&aid=0003006859&sid1=001|website=news.naver.com|accessdate=2021-01-09|language={{ISO639言語名|ko}}}}</ref><ref>{{Cite web|title=アジア女性基金に市民団体反発:朝日新聞デジタル|url=https://www.asahi.com/articles/ASG795JBJG79UTIL026.html|website=朝日新聞デジタル|accessdate=2021-01-09 |
韓国政府・主要メディアを含む韓国の官民に多大な影響力を持っていたが、[[沈美子|世界平和ムクゲ会]]など元慰安婦当事者グループから正義連の活動に対し告発や告訴を受けていた。しかし、あまり報道されなかったことから、ムクゲ会の行動はほとんど国民には認知されなかった。正義連は日本との和解を受け入れようとするこのような元慰安婦らを圧迫し、組織の活動に批判的又は日本との和解を受け入れた元慰安婦らを名簿から削除、韓国政府の支援対象から除外するなどしてきた<ref name=":26" /><ref>{{Cite web|title="'윤미향 정대협' 비판 할머니 8명, 남산 기림비 명단서 빠졌다"|url=https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&oid=025&aid=0003006859&sid1=001|website=news.naver.com|accessdate=2021-01-09|language={{ISO639言語名|ko}}}}</ref><ref>{{Cite web|title=アジア女性基金に市民団体反発:朝日新聞デジタル|url=https://www.asahi.com/articles/ASG795JBJG79UTIL026.html|website=朝日新聞デジタル|accessdate=2021-01-09}}</ref><ref>{{Cite web|title=[단독]위안부 피해 할머니들, 일본 지원금 받으면 배신자 낙인|url=https://n.news.naver.com/mnews/article/025/0002999457?sid=001|website=n.news.naver.com|accessdate=2021-01-09|language={{ISO639言語名|ko}}}}</ref><ref>{{Cite web|title=慰安婦被害者「私の血の代償なのに、韓国挺対協がなぜ日本のお金を受け取れないようにするのか」|url=https://s.japanese.joins.com/JArticle/265868?sectcode=A10&servcode=A00|website=中央日報|accessdate=2021-01-09}}</ref><ref>{{Cite web|title=慰安婦被害者の証言「挺対協が汚い金を受け取るなと言った」|url=https://s.japanese.joins.com/JArticle/266208?sectcode=A10&servcode=A00|website=中央日報|accessdate=2021-01-09}}</ref>。 |
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[[2020年]][[5月7日]]、正義連(挺対協)の活動に協力してきた元慰安婦の[[李容洙]]が、正義連は寄付金や補助金の0.2~3%しか元慰安婦らに渡さず、ピンハネや別の目的に利用していたこと、慰安婦は「芸をする熊」のようで熊から搾取する熊使いのような組織であると告発した。その後は「慰安婦支援団体」への韓国世論も変わり、[[慰安婦像]]設置運動と共に慰安婦をお金稼ぎになど別目的に利用している組織と認知された上に正義連と[[尹美香]]議員(前代表)は親北・左派支援、心身障害の慰安婦からの財産窃取、寄付先へ個人口座使使用などが提起されだした。ソウル西部地方検察庁に家宅捜索され、2020年9月に正義連の理事も[[共犯]]として補助金管理法及び地方財政法違反、詐欺、寄付金品法違反、業務上横領、準詐欺、[[背任|業務上背任]]、公衆衛生管理法違反など6つの疑惑、8つの罪名で在宅起訴されて裁判にかけられている<ref>{{Cite web|title=元慰安婦に告発された支援団体の「腐敗の構図」|url=https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/05/post-93496.php|website=Newsweek日本版|date=2020-05-25|accessdate=2021-01-09}}</ref><ref name=":20">{{Cite web|title=韓国人の〝不都合な真実〟を韓国人みずから明らかにする。『韓国人、韓国を叱る 日韓歴史問題の新証言者たち』|url=https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000684.000013640.html|website=PR TIMES|accessdate=2020-06-26}}</ref><ref name=":21">{{Cite web|title=「人権とは無縁」を露呈した韓国の慰安婦支援活動【崔さんの眼】:時事ドットコム|url=https://www.jiji.com/jc/v4?id=20200621sai0001|website=時事ドットコム|accessdate=2020-06-26}}</ref><ref name=":23">{{Cite web|title=慰安婦支援団体が非協力的な被害者を差別か 最大野党議員が指摘|url=http://www.wowkorea.jp/news/Korea/2020/0605/10260825.html|website=wowKorea(ワウコリア)|date=2020-06-05|accessdate=2020-06-26}}</ref><ref name=":25">{{Cite web|title=: 韓国で大騒動、元慰安婦団体をめぐる「疑惑の数々」が止まらないワケ(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース|url=https://archive.is/https://news.yahoo.co.jp/articles/7d7e97c2060140cd1d59a7ab0c167b8e89bdd66c|website=archive.is|accessdate=2020-06-26|publisher=}}</ref><ref>{{Cite web |title=韓国で反日波紋の「永遠の贖罪」銅像、「ユン・ミヒャン(尹美香)事態のようにお金稼ぎで設置したのではない」=植物園長 |url=https://www.wowkorea.jp/news/Korea/2020/0729/10266115.html |website=wowKorea(ワウコリア) |date=2020-07-29 |access-date=2023-01-07}}</ref><ref>{{Cite web |title=[만물상] ‘재주는 곰이, 돈은 되놈이’ |url=https://www.chosun.com/site/data/html_dir/2020/05/26/2020052604633.html |website=조선일보 |access-date=2023-01-07 |last=조선일보}}</ref><ref name=":5">{{Cite web |title=검찰, ‘정의연 기부금 횡령 의혹’ 윤미향 의원에 징역 5년 구형 |url=https://n.news.naver.com/mnews/article/023/0003739034 |website=n.news.naver.com |access-date=2023-01-07 |language=ko}}</ref>。2023年1月6日にソウル西部地裁の審理で行われた結審公判で、正義連後援支援金を私的に流用した容疑などで起訴された無所属の尹美香議員に対し、検察が懲役5年を求刑した。共に起訴された正義連理事であり元韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)常任理事のキム被告には懲役3年を求刑した<ref>{{Cite news|和書 |title=韓国検察、尹美香議員に懲役5年求刑…「元慰安婦のためのお金、小遣いのように流用」 |newspaper=韓国 中央日報 |date=2023-01-06}}</ref><ref>{{Cite web |title=archive.md |url=https://archive.md/VSiBw |website=archive.md |access-date=2023-01-16}}</ref>。 |
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== 概要 == |
== 概要 == |
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[[1990年]]、[[梨花女子大学]]教授の[[尹貞玉]]が主導し、 [[韓国教会女性連合会]]、[[韓国女性団体連合会]]等16団体が参加して、[[日本の慰安婦|旧日本軍の慰安婦]]制度を非難する'''韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)'''を結成(代表は尹貞玉)。[[日本基督教団|日本キリスト教団]]など日本の左派と韓国人の多くの支持を受けて定期的なデモ活動主催。「慰安婦に対する日本国政府の真の謝罪と賠償金」の要求<ref name=":7">{{Cite web|title=慰安婦被害者「テレビを見て『憩いの場』のことを知り、悔しくて身震いがした」(朝鮮日報日本語版)|url=https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200518-00080107-chosun-kr|website=Yahoo!ニュース|accessdate=2020-05-18|language=ja}}</ref>、世界各国で「日本軍慰安婦は強制動員された」など日本非難を展開している<ref>[http://japanese.yonhapnews.co.kr/relation/2009/08/06/0400000000AJP20090806003700882.HTML 慰安婦問題訴える水曜集会、光復節控え各国で開催] 聯合ニュース 2009/08/06</ref>。中でも毎週水曜日に開催される[[在大韓民国日本国大使館|在韓日本大使館]]前での[[デモ活動]]([[日本軍『慰安婦』問題解決全国行動|水曜デモ]])は日韓の政府間で問題を引き起こしている。また、日本軍慰安婦制度を非難することを目的とした[[戦争と女性の人権博物館]]を[[ソウル特別市|ソウル]]で運営しており、正義連の事務所もここに置かれている<ref name="韓国慰安婦団体の不正疑惑、何が問題なのか {{!}} 韓国・北朝鮮">{{Cite web|title=韓国慰安婦団体の不正疑惑、何が問題なのか |
[[1990年]]、[[梨花女子大学]]教授の[[尹貞玉]]が主導し、 [[韓国教会女性連合会]]、[[韓国女性団体連合会]]等16団体が参加して、[[日本の慰安婦|旧日本軍の慰安婦]]制度を非難する'''韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)'''を結成(代表は尹貞玉)。[[日本基督教団|日本キリスト教団]]など日本の左派と韓国人の多くの支持を受けて定期的なデモ活動主催。「慰安婦に対する日本国政府の真の謝罪と賠償金」の要求<ref name=":7">{{Cite web|title=慰安婦被害者「テレビを見て『憩いの場』のことを知り、悔しくて身震いがした」(朝鮮日報日本語版)|url=https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200518-00080107-chosun-kr|website=Yahoo!ニュース|accessdate=2020-05-18|language=ja}}</ref>、世界各国で「日本軍慰安婦は強制動員された」など日本非難を展開している<ref>[http://japanese.yonhapnews.co.kr/relation/2009/08/06/0400000000AJP20090806003700882.HTML 慰安婦問題訴える水曜集会、光復節控え各国で開催] 聯合ニュース 2009/08/06</ref>。中でも毎週水曜日に開催される[[在大韓民国日本国大使館|在韓日本大使館]]前での[[デモ活動]]([[日本軍『慰安婦』問題解決全国行動|水曜デモ]])は日韓の政府間で問題を引き起こしている。また、日本軍慰安婦制度を非難することを目的とした[[戦争と女性の人権博物館]]を[[ソウル特別市|ソウル]]で運営しており、正義連の事務所もここに置かれている<ref name="韓国慰安婦団体の不正疑惑、何が問題なのか {{!}} 韓国・北朝鮮">{{Cite web|title=韓国慰安婦団体の不正疑惑、何が問題なのか|url=https://toyokeizai.net/articles/-/353315|website=東洋経済オンライン|date=2020-05-30|accessdate=2020-07-05}}</ref>。 |
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[[2015年]]12月の[[慰安婦問題日韓合意]]とこれに基づく「[[和解・癒やし財団]]」は受け入れられないとして、元慰安婦[[金福童]]が市民財団構想を提案<ref name="hani20160114">{{cite web|author=|url=http://japan.hani.co.kr/arti/politics/23062.html|title=慰安婦問題の正しい解決のため「正義記憶財団」設立|work=[[ハンギョレ]] |
[[2015年]]12月の[[慰安婦問題日韓合意]]とこれに基づく「[[和解・癒やし財団]]」は受け入れられないとして、元慰安婦[[金福童]]が市民財団構想を提案<ref name="hani20160114">{{cite web|author=|url=http://japan.hani.co.kr/arti/politics/23062.html|title=慰安婦問題の正しい解決のため「正義記憶財団」設立|work=[[ハンギョレ]]|date=2016-01-14|accessdate=2020-05-29}}</ref>。[[2016年]]6月9日、挺対協が中心となり「[[日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶財団]]」を設立した<ref name="cs201606172">{{cite web|author=|url=https://www.chosonsinbo.com/jp/2016/06/20160617riyo-jjj01/|title=市民がつくった独自財団創設/「慰安婦」問題の正しい解決に向け 10万人に及ぶ募金で10億ウォン|work=[[朝鮮新報]]|format=|publisher=|page=|date=2016-06-17|accessdate=2020-05-29}}</ref>。2年後の[[2018年]]7月16日、挺対協と組織統合し'''日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)'''に改名した<ref name="yh20181102">{{Cite web|url=https://www.sankei.com/world/news/180716/wor1807160041-n1.html|archivedurl=|title=挺対協が「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」に名称変更 韓国の元慰安婦支援団体|publisher=[[産経新聞]]|date=2018-07-16|accessdate=2018-11-21}}</ref>。 |
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彼女らの資金源は、国内外から集めた寄付金と韓国政府からの補助金<ref name="sankei22">{{Cite news|author=[[加藤達也 (ジャーナリスト)|加藤達也]]|url=http://sankei.jp.msn.com/world/news/120923/kor12092318010001-n2.htm|title=慰安婦問題 日韓歩み寄りを妨害する韓国の親北勢力と北朝鮮(2/5ページ)|publisher=[[MSN産経ニュース]]|date=2012-09-23|archiveurl=https://web.archive.org/web/20120923135027/http://sankei.jp.msn.com/world/news/120923/kor12092318010001-n2.htm|archivedate=2012-09-23 |accessdate=2019-03-07}}</ref><ref name="sankei22"/><ref>[http://uccj.org/newaccount/18480.html 日本基督教団【4575号】「平和聖日献金」の一本化を協議 在日韓国朝鮮人・日韓連帯特別委員会] |
彼女らの資金源は、国内外から集めた寄付金と韓国政府からの補助金<ref name="sankei22">{{Cite news|author=[[加藤達也 (ジャーナリスト)|加藤達也]]|url=http://sankei.jp.msn.com/world/news/120923/kor12092318010001-n2.htm|title=慰安婦問題 日韓歩み寄りを妨害する韓国の親北勢力と北朝鮮(2/5ページ)|publisher=[[MSN産経ニュース]]|date=2012-09-23|archiveurl=https://web.archive.org/web/20120923135027/http://sankei.jp.msn.com/world/news/120923/kor12092318010001-n2.htm|archivedate=2012-09-23 |accessdate=2019-03-07}}</ref><ref name="sankei22"/><ref>[http://uccj.org/newaccount/18480.html 日本基督教団【4575号】「平和聖日献金」の一本化を協議 在日韓国朝鮮人・日韓連帯特別委員会] |
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</ref><ref>{{Cite web|title=慰安婦問題解決を阻んだ朝日と韓国|url=https://ironna.jp/article/687|website= |
</ref><ref>{{Cite web|title=慰安婦問題解決を阻んだ朝日と韓国|url=https://ironna.jp/article/687|website=iRONNA|accessdate=2020-05-18|language=jp}}</ref><ref>{{Cite web|title=韓国慰安婦支援団体の挺対協 正義連に統合後も補助金受給で物議|url=http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/05/15/2020051580250.html|website=www.chosunonline.com|accessdate=2020-05-18|last=聯合ニュース}}</ref><ref>{{Cite web|title=【独自】正義記憶連帯、4年間13億ウォンの国庫補助金のうち8億ウォンが消えた(朝鮮日報日本語版)|url=https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200515-00080005-chosun-kr|website=Yahoo!ニュース|accessdate=2020-05-18}}</ref><ref name=":6">{{Cite web|title=慰安婦問題の韓国重鎮女性「少女像で騒ぐだけの団体は大嫌い」|url=https://www.news-postseven.com/archives/20190822_1433931.html/2|website=NEWSポストセブン|accessdate=2020-05-18}}</ref><ref>[http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20131126-118-OYTPT00092 [政治の現場]冷え切る日韓<9>決断せぬ韓国へ「疲れ」] 2013年11月26日 [[読売新聞]]</ref><ref>{{Cite web|title=元慰安婦の告発が剥がす慰安婦団体元代表の化けの皮 「利用された」と憤る元慰安婦、「記憶歪曲」と反論する支援団体|url=https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/60488|website=JBpress(日本ビジネスプレス)|accessdate=2020-05-18}}</ref><ref>{{Cite web|title=慰安婦被害者の李容洙さん「尹美香にこれ以上だまされない」 4月にも会見|url=https://japanese.joins.com/JArticle/265970?sectcode=400&servcode=400|website=中央日報|accessdate=2020-05-18}}</ref> であったが、この団体の下に約30年いた元慰安婦とされる[[李容洙]]が、[[2020年]]5月7日に寄付金の使途などで正義連を公式の場で非難。正義連は金銭稼ぎや自陣営の政治活動に慰安婦たちを利用しており組織の言うことを聞かない慰安婦を排除している。「性奴隷」という呼称はアメリカ向けのメディアアピールであり元慰安婦本人らはこれを否定している。などと告発している<ref name=":0">{{Cite web|title=イ・ヨンス「慰安婦への寄付金はどこに使ったのか」…正義記憶連帯「誤解」|url=https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&oid=001&aid=0011594585&sid1=001|website=news.naver.com|accessdate=2020-05-07|language={{ISO639言語名|ko}}}}</ref><ref name=":8">{{Cite web|title=李容洙さん「30年間熊が芸を見せ、熊使いがカネを受け取った」-Chosun online 朝鮮日報|url=https://archive.is/wqyKR|website=archive.is|date=2020-05-29|accessdate=2020-06-06}}</ref>。また義援金が被害者に使われたことはないなどと主張。挺対協代表や正義連の理事長を務めていた[[尹美香]]は国会議員になるべきではないとした。これを受け、2020年5月20日、寄付金や補助金の中間搾取、親北・左派支援などの容疑で、ソウル西部地方検察庁が正義連と挺対協の事務室も兼ねる「戦争と女性人権博物館」を家宅捜索、翌21日には正義連が運営し元慰安婦が住んでいたとするソウル市[[麻浦区]]にある「平和のわが家」という施設も家宅捜索した<ref name="韓国慰安婦団体の不正疑惑、何が問題なのか {{!}} 韓国・北朝鮮"/><ref>{{Cite web|title=検察の家宅捜索受けた慰安婦支援施設の所長 自宅で死亡|url=http://world.kbs.co.kr/service/news_view.htm?lang=j&Seq_Code=75983|website=world.kbs.co.kr|accessdate=2020-07-05|language=ja}}</ref>。団体を取り仕切ってきた尹美香は5月30日から国会議員としての活動を始めることになるが、国会議員には不逮捕特権が与えられ、これらは現行犯ではないので、会期中は国会の同意なく逮捕・拘束することはできない<ref name=":20" /><ref name=":21" /><ref name=":23" /><ref name=":25" />。 |
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正義連は日韓対立の悪化と長期化に異見する元慰安婦などを排除することで団体が聖域化され、彼らの言動は慰安婦問題の解決を阻止するほど韓国の官民の言論に多大な影響力を持っていた。[[毎日新聞]]記者でソウル支局長を務めた、[[ジャーナリスト]]の[[澤田克己]]は、自著の中で「一市民団体であるはずの挺対協が、慰安婦問題解決の拒否権を持っている」としている。その根拠は、[[2012年]]に日本国政府が大韓民国政府に対して解決策を提示したが、韓国側は受け入れを強く拒否、大韓民国[[外交部 (大韓民国)|外交部]]東北アジア局長の[[趙世暎]]が拒否した理由を「日本の[[国家責任]]を認めていない案を、被害者と関連団体が受け入れるとは思えなかった」と語っているからである<ref>[[澤田克己]]『韓国「反日」の真相』117頁、文藝春秋、2015年1月、ISBN 978-4166610075</ref>。 |
正義連は日韓対立の悪化と長期化に異見する元慰安婦などを排除することで団体が聖域化され、彼らの言動は慰安婦問題の解決を阻止するほど韓国の官民の言論に多大な影響力を持っていた。[[毎日新聞]]記者でソウル支局長を務めた、[[ジャーナリスト]]の[[澤田克己]]は、自著の中で「一市民団体であるはずの挺対協が、慰安婦問題解決の拒否権を持っている」としている。その根拠は、[[2012年]]に日本国政府が大韓民国政府に対して解決策を提示したが、韓国側は受け入れを強く拒否、大韓民国[[外交部 (大韓民国)|外交部]]東北アジア局長の[[趙世暎]]が拒否した理由を「日本の[[国家責任]]を認めていない案を、被害者と関連団体が受け入れるとは思えなかった」と語っているからである<ref>[[澤田克己]]『韓国「反日」の真相』117頁、文藝春秋、2015年1月、ISBN 978-4166610075</ref>。 |
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=== 日本との和解拒否 === |
=== 日本との和解拒否 === |
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[[日本の慰安婦問題|慰安婦問題]]解決のため、日本政府によって設立された[[女性のためのアジア平和国民基金|アジア女性基金]]が日本全国に寄付金を募り、[[1997年]]1月から元慰安婦へこの寄付金の支給を開始した。しかし、挺対協はこれを日本政府からの支給ではないとして拒否。寄付金を受け入れた元慰安婦らは、韓国政府・支援団体・日韓市民団体など基金反対派から批判に晒され、支援対象外とされた。寄付金を受け取った元慰安婦のうち7名は実名報道されたため、以降日本側は基金を受け取りたい慰安婦らのために特定されないように配慮し、最終的に61名に支給した<ref>{{Cite web|title=慰安婦問題解決を阻んだ朝日性奴隷であると韓国|url=https://ironna.jp/article/687|website= |
[[日本の慰安婦問題|慰安婦問題]]解決のため、日本政府によって設立された[[女性のためのアジア平和国民基金|アジア女性基金]]が日本全国に寄付金を募り、[[1997年]]1月から元慰安婦へこの寄付金の支給を開始した。しかし、挺対協はこれを日本政府からの支給ではないとして拒否。寄付金を受け入れた元慰安婦らは、韓国政府・支援団体・日韓市民団体など基金反対派から批判に晒され、支援対象外とされた。寄付金を受け取った元慰安婦のうち7名は実名報道されたため、以降日本側は基金を受け取りたい慰安婦らのために特定されないように配慮し、最終的に61名に支給した<ref>{{Cite web|title=慰安婦問題解決を阻んだ朝日性奴隷であると韓国|url=https://ironna.jp/article/687|website=iRONNA|accessdate=2020-05-07}}</ref><ref name=":1">書評 朴 裕河『帝国の慰安婦 植民地支配と記憶の闘い』(盧 志炫)[https://www.waseda.jp/inst/oris/assets/uploads/2016/12/04JisedaiRonsyu_1_Ro.pdf 朴裕河『帝国の慰安婦 植民地支配と記憶の闘い』 - 早稲田大学](3.アジア女性基金についての再評価)</ref><ref>{{Cite web|title=アジア女性基金に市民団体反発:朝日新聞デジタル|url=https://www.asahi.com/articles/ASG795JBJG79UTIL026.html|website=朝日新聞デジタル|accessdate=2020-05-10}}</ref>。 |
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元慰安婦の[[沈美子]]をリーダーとする33名の元慰安婦たちは、挺対協は支援ではなく政治活動が目的だとして度々批判し、別の慰安婦支援団体「[[世界平和無窮花会|世界平和無窮花(ムクゲ)会]]」を組織した<ref name=":0" /><ref name=":2">{{Cite web|title=慰安婦支援団体代表が韓国選挙に与党から出馬へ 突然の政界転身の理由 (3/4)|url=https://bunshun.jp/articles/-/36892?page=3|website=文春オンライン|accessdate=2020-05-10|author=赤石晋一郎|publisher=[[文藝春秋]]}}</ref>。[[2004年]]3月13日、元[[日本の慰安婦|慰安婦]]らは貧しい境遇にあったのに、お金を持っていくことをおかしいと感じていた[[沈美子]] |
元慰安婦の[[沈美子]]をリーダーとする33名の元慰安婦たちは、挺対協は支援ではなく政治活動が目的だとして度々批判し、別の慰安婦支援団体「[[世界平和無窮花会|世界平和無窮花(ムクゲ)会]]」を組織した<ref name=":0" /><ref name=":2">{{Cite web|title=慰安婦支援団体代表が韓国選挙に与党から出馬へ 突然の政界転身の理由 (3/4)|url=https://bunshun.jp/articles/-/36892?page=3|website=文春オンライン|accessdate=2020-05-10|author=赤石晋一郎|publisher=[[文藝春秋]]}}</ref>。[[2004年]]3月13日、元[[日本の慰安婦|慰安婦]]らは貧しい境遇にあったのに、お金を持っていくことをおかしいと感じていた[[沈美子]]・ソクら13人の元慰安婦は、[[挺対協]]と[[ナヌムの家]]に対して「募金行為及びデモ禁止の仮処分申請」を申立てる裁判を起こした。目的は、運動の資金源である募金を止めさせることと、日本大使館前で行われる水曜集会を止めさせることであった<ref name=":22">{{Cite web|title=慰安婦被害者の証言「挺対協が汚い金を受け取るなと言った」(中央日報日本語版)|url=https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200521-00000054-cnippou-kr|website=Yahoo!ニュース|accessdate=2020-05-21}}</ref><ref name=":02">{{Cite web|title=慰安婦支援団体代表が韓国選挙に与党から出馬へ 突然の政界転身の理由 (3/4)|url=https://bunshun.jp/articles/-/36892?page=3|website=文春オンライン|accessdate=2020-05-10|publisher=赤石晋一郎}}</ref>。2008年に沈が亡くなると、 挺対協は沈が元慰安婦ではないと主張するようになった<ref name=":4">{{Cite web|title=慰安婦支援団体代表が韓国選挙に与党から出馬へ 突然の政界転身の理由 (4/4)|url=https://bunshun.jp/articles/-/36892?page=4|website=文春オンライン|accessdate=2020-05-10|author=赤石晋一郎|publisher=[[文藝春秋]]}}</ref>。[[2016年]]にはソウル[[南山]]に設置された「慰安婦記憶の場」にある慰安婦被害者247名の名前が刻まれた造形物からも沈美子は排除されている。 |
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2012年、当時の[[野田佳彦]]政権と[[李明博]]政権が協議していた慰安婦問題の解決策について、外交安保主席秘書官だった千英宇は、挺対協代表だった尹美香に説明し、せめて反対はしないでほしいと求めたところ、尹美香の表情はとても困惑している様子であり、「ああ、挺対協と元慰安婦の利害関係が違うこともあるのだ。この解決法は元慰安婦にとって悪いことではないが、挺対協としては、仕事が無くなるのだから組織を閉める準備しろという死刑宣告と同じなのだ。尹前理事長が喜ぶと私は勘違いしていた。」と語っている<ref>{{Cite web|title=韓国政府元高官が語ったタブー「元慰安婦と支援団体は利害関係が違う」|url=https://www.fnn.jp/articles/-/44095|website=FNNプライムオンライン|accessdate=2020-12-02|author=|publisher= Fuji News Network}}</ref>。 |
2012年、当時の[[野田佳彦]]政権と[[李明博]]政権が協議していた慰安婦問題の解決策について、外交安保主席秘書官だった千英宇は、挺対協代表だった尹美香に説明し、せめて反対はしないでほしいと求めたところ、尹美香の表情はとても困惑している様子であり、「ああ、挺対協と元慰安婦の利害関係が違うこともあるのだ。この解決法は元慰安婦にとって悪いことではないが、挺対協としては、仕事が無くなるのだから組織を閉める準備しろという死刑宣告と同じなのだ。尹前理事長が喜ぶと私は勘違いしていた。」と語っている<ref>{{Cite web|title=韓国政府元高官が語ったタブー「元慰安婦と支援団体は利害関係が違う」|url=https://www.fnn.jp/articles/-/44095|website=FNNプライムオンライン|accessdate=2020-12-02|author=|publisher= Fuji News Network}}</ref>。 |
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2014年、[[正義党 (韓国)|韓国正義党]]による元内閣総理大臣の[[村山富市]]の韓国招請に対して、[[村山内閣]]で[[女性のためのアジア平和国民基金]]を発足させたことを問題視し、「当時、被害者らに国民基金を受領させるため、ブローカーを雇い脅迫性の電話など、さまざまなことが行われ、今でもこれは日本政府にすべきことをしたという着実な弁解の種になっている」 「何よりも戦後、貧しい生活を続けていくほかはなかった被害者に対して日本軍『慰安婦』という重大な人権犯罪を金の問題に転落させる、とても悪い例になってしまった」と批判して、反対の姿勢を示した<ref>{{Cite news|title=挺対協「村山元総理は歓迎できない」|date=2014.02.12 08:07|newspaper=レイバーネット|url=http://www.labornetjp.org/worldnews/korea/knews/00_2014/1392224263328Staff}}</ref>。 |
2014年、[[正義党 (韓国)|韓国正義党]]による元内閣総理大臣の[[村山富市]]の韓国招請に対して、[[村山内閣]]で[[女性のためのアジア平和国民基金]]を発足させたことを問題視し、「当時、被害者らに国民基金を受領させるため、ブローカーを雇い脅迫性の電話など、さまざまなことが行われ、今でもこれは日本政府にすべきことをしたという着実な弁解の種になっている」 「何よりも戦後、貧しい生活を続けていくほかはなかった被害者に対して日本軍『慰安婦』という重大な人権犯罪を金の問題に転落させる、とても悪い例になってしまった」と批判して、反対の姿勢を示した<ref>{{Cite news|title=挺対協「村山元総理は歓迎できない」|date=2014.02.12 08:07|newspaper=レイバーネット|url=http://www.labornetjp.org/worldnews/korea/knews/00_2014/1392224263328Staff}}</ref>。 |
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[[2015年]]の[[慰安婦問題日韓合意|日韓慰安婦合意]]では、当時存命だった元慰安婦47人の内、「[[ナヌムの家]]」の居住者ら12人中11人が合意を拒否した。残りの元慰安婦全員は合意案を受け入れ日本からの10億円で設立された「[[和解・癒やし財団]]」からの1人1億[[ウォン]](約900万円)の支援金受け取りを希望。遺族199人には各2000万ウォン(約180万円)を支給する事業がスタートした。ナヌムの家の1人は拒否に反対し、秘密裏に合意金を受け取った<ref>{{Cite web|title=韓国政府は元慰安婦に「日本の支援金」をなぜ渡さないのか?|url=https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E9%9F%93%E5%9B%BD%E6%94%BF%E5%BA%9C%E3%81%AF%E5%85%83%E6%85%B0%E5%AE%89%E5%A9%A6%E3%81%AB%E3%80%8C%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E6%94%AF%E6%8F%B4%E9%87%91%E3%80%8D%E3%82%92%E3%81%AA%E3%81%9C%E6%B8%A1%E3%81%95%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%8B%EF%BC%9F/ar-AACTJ1u|website=www.msn.com|accessdate=2020-05-07}}</ref><ref>{{Cite web|title=慰安婦被害者の李容洙さん「尹美香は良心もない、ありのままに話すべき」(1)|url=https://s.japanese.joins.com/JArticle/265908?sectcode=400&servcode=400|website=中央日報 |
[[2015年]]の[[慰安婦問題日韓合意|日韓慰安婦合意]]では、当時存命だった元慰安婦47人の内、「[[ナヌムの家]]」の居住者ら12人中11人が合意を拒否した。残りの元慰安婦全員は合意案を受け入れ日本からの10億円で設立された「[[和解・癒やし財団]]」からの1人1億[[ウォン]](約900万円)の支援金受け取りを希望。遺族199人には各2000万ウォン(約180万円)を支給する事業がスタートした。ナヌムの家の1人は拒否に反対し、秘密裏に合意金を受け取った<ref>{{Cite web|title=韓国政府は元慰安婦に「日本の支援金」をなぜ渡さないのか?|url=https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E9%9F%93%E5%9B%BD%E6%94%BF%E5%BA%9C%E3%81%AF%E5%85%83%E6%85%B0%E5%AE%89%E5%A9%A6%E3%81%AB%E3%80%8C%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E6%94%AF%E6%8F%B4%E9%87%91%E3%80%8D%E3%82%92%E3%81%AA%E3%81%9C%E6%B8%A1%E3%81%95%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%8B%EF%BC%9F/ar-AACTJ1u|website=www.msn.com|accessdate=2020-05-07}}</ref><ref>{{Cite web|title=慰安婦被害者の李容洙さん「尹美香は良心もない、ありのままに話すべき」(1)|url=https://s.japanese.joins.com/JArticle/265908?sectcode=400&servcode=400|website=中央日報|accessdate=2020-06-26}}</ref>。韓国では慰安婦たち本人よりも挺対協のような慰安婦関連市民団体やそれに従う少数派慰安婦が優遇されている<ref>{{Cite web|title=慰安婦支援団体代表が韓国選挙に与党から出馬へ 突然の政界転身の理由 (2/4)|url=https://bunshun.jp/articles/-/36892?page=2|website=文春オンライン|accessdate=2020-05-10|author=赤石晋一郎|publisher=[[文藝春秋]]}}</ref><ref>{{Cite web|title=【日韓合意検証発表】かき消される合意受け入れ派の声 現実論は袋だたき|url=https://www.sankei.com/article/20171227-4ZRDUGSXBRNLBBWVGTSS3CZBV4/|website=産経ニュース|date=2017-12-27|accessdate=2020-06-26|first=SANKEI DIGITAL|last=INC}}</ref>。[[太平洋戦争遺族会]]会長は「挺対協はこれまでアジア女性基金を潰し、和解・癒やし財団を解散に追い込むなど、常に慰安婦問題の解決への道を妨げてきました。」と批判している<ref name=":4" />。 |
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元女性運動家でアンチフェミニストと称するオ・セラビは、慰安婦活動がまるで巨大な産業になってしまい、慰安婦問題が本当に解決されたら、正義連の存在価値は消えるから、正義連が実質的に慰安婦問題解決を望んでいないと主張した<ref>{{Cite web|title=「慰安婦活動がまるで巨大な産業…正義連は解決を望んでいない」(2)|url=https://japanese.joins.com/JArticle/274716|website=中央日報|accessdate=2021-01-24 |
元女性運動家でアンチフェミニストと称するオ・セラビは、慰安婦活動がまるで巨大な産業になってしまい、慰安婦問題が本当に解決されたら、正義連の存在価値は消えるから、正義連が実質的に慰安婦問題解決を望んでいないと主張した<ref>{{Cite web|title=「慰安婦活動がまるで巨大な産業…正義連は解決を望んでいない」(2)|url=https://japanese.joins.com/JArticle/274716|website=中央日報|accessdate=2021-01-24|publisher=[[中央日報]]}}</ref>。 |
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=== 活動資金 === |
=== 活動資金 === |
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=== 活動資金への疑惑 === |
=== 活動資金への疑惑 === |
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活動資金の疑惑を追及された正義連は、3年間の一般寄付金22億[[ウォン]]のうち、被害者支援事業に9億ウォンを執行したと説明。正義連は、日本軍慰安婦被害者の生活の安定のみを目的とする人道支援団体ではなく、女性の人権のための運動団体であるとしている<ref>[http://news.kbs.co.kr/news/view.do?ncd=4443171&ref=A 정의연 “3년간 일반 기부금 22억 중 피해자 지원사업에 9억 집행”] KBSニュース 2020/05/11</ref>。これまでも、挺対協は寄付金や補助金の搾取と左派団体への資金横流し・親北協力の程度で慰安婦を差別・左派政治運動利用など数々の不正が告発されてきたが、2020年5月の元慰安婦とされる[[李容洙]]の告発によって、寄付金のほぼ全てを慰安婦当人たち以外に使うために問題解決を妨害して金稼ぎをする慰安婦ビジネス団体と韓国国内でも漸く認知され始めた。日韓合意による基金とほぼ同額を8人の拒否者に渡した時を除けば、2016年は30人に1人当たり約7800円、2018年は27人に1人当たり約7万5000円、2019年は23人に1人当たり約9万2000円しか支給していない。それぞれ、これらは各年に集まった寄付金収入の0.2%、1.9%、3%に過ぎないため慰安婦らから含めて慰安婦ビジネスと大々的な批判を受けた。さらに慰安婦らの「証言」への疑念が起きた際に、「おばあさんの記憶は確かだ」「被害者を侮辱してはならない」と主張していたが、より高齢になった慰安婦の口から不正が告発されると「大金のために態度を変えた」と罵倒し、「たわごとを言う認知症の老人」扱いした二重基準、慰安婦らが即座に貰えるお金を求めているのに左派政治運動のために「謝罪と賠償」を要求するようにシム・ミジャなど反対派を慰安婦含めて、韓国左派と協力して排除してきたことも「いつ死ぬか分からない慰安婦被害者を歴史の舞台に物乞いとして売り、腹を肥やしてきた悪党」と糾弾されている<ref name=":7"/><ref>{{Cite web|title=【独自】挺対協、元慰安婦の憩いの場をペンションのように使っていた|url=http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/05/16/2020051680017.html|website=www.chosunonline.com|accessdate=2020-05-18 |
活動資金の疑惑を追及された正義連は、3年間の一般寄付金22億[[ウォン]]のうち、被害者支援事業に9億ウォンを執行したと説明。正義連は、日本軍慰安婦被害者の生活の安定のみを目的とする人道支援団体ではなく、女性の人権のための運動団体であるとしている<ref>[http://news.kbs.co.kr/news/view.do?ncd=4443171&ref=A 정의연 “3년간 일반 기부금 22억 중 피해자 지원사업에 9억 집행”] KBSニュース 2020/05/11</ref>。これまでも、挺対協は寄付金や補助金の搾取と左派団体への資金横流し・親北協力の程度で慰安婦を差別・左派政治運動利用など数々の不正が告発されてきたが、2020年5月の元慰安婦とされる[[李容洙]]の告発によって、寄付金のほぼ全てを慰安婦当人たち以外に使うために問題解決を妨害して金稼ぎをする慰安婦ビジネス団体と韓国国内でも漸く認知され始めた。日韓合意による基金とほぼ同額を8人の拒否者に渡した時を除けば、2016年は30人に1人当たり約7800円、2018年は27人に1人当たり約7万5000円、2019年は23人に1人当たり約9万2000円しか支給していない。それぞれ、これらは各年に集まった寄付金収入の0.2%、1.9%、3%に過ぎないため慰安婦らから含めて慰安婦ビジネスと大々的な批判を受けた。さらに慰安婦らの「証言」への疑念が起きた際に、「おばあさんの記憶は確かだ」「被害者を侮辱してはならない」と主張していたが、より高齢になった慰安婦の口から不正が告発されると「大金のために態度を変えた」と罵倒し、「たわごとを言う認知症の老人」扱いした二重基準、慰安婦らが即座に貰えるお金を求めているのに左派政治運動のために「謝罪と賠償」を要求するようにシム・ミジャなど反対派を慰安婦含めて、韓国左派と協力して排除してきたことも「いつ死ぬか分からない慰安婦被害者を歴史の舞台に物乞いとして売り、腹を肥やしてきた悪党」と糾弾されている<ref name=":7"/><ref>{{Cite web|title=【独自】挺対協、元慰安婦の憩いの場をペンションのように使っていた|url=http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/05/16/2020051680017.html|website=www.chosunonline.com|accessdate=2020-05-18|last=朝鮮日報日本語版}}</ref><ref>{{Cite web|title=【朝鮮日報コラム】正義も記憶も連帯もなかった|url=http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/05/15/2020051580112.html|website=www.chosunonline.com|accessdate=2020-05-18|last=朝鮮日報日本語版}}</ref><ref>{{Cite web|title=【朝鮮日報コラム】かつては甘いと思ったけれど今となっては苦いとでも?|url=http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/05/15/2020051580113.html|website=www.chosunonline.com|accessdate=2020-05-18|last=朝鮮日報日本語版}}</ref><ref>{{Cite web|title=【社説】悪臭漂う慰安婦支援団体「正義連」疑惑、国民は苦々しい(中央日報日本語版)|url=https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200518-00000033-cnippou-kr|website=Yahoo!ニュース|accessdate=2020-05-18}}</ref><ref>{{Cite web|title=李栄薫氏「正義記憶連帯、神聖不可侵の権威を捨てて公論の場に出るべき」(朝鮮日報日本語版)|url=https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200512-00080088-chosun-kr|website=Yahoo!ニュース|accessdate=2020-05-18}}</ref><ref>{{Cite web|title=共に市民党代表「慰安婦被害者・李容洙さん、記憶が歪曲されたようだ…検証必要」|url=https://japanese.joins.com/JArticle/265739?sectcode=200&servcode=200|website=中央日報 - 韓国の最新ニュースを日本語でサービスします|accessdate=2020-05-18}}</ref><ref>{{Cite web|title=慰安婦被害者「私の血の代償なのに、韓国挺対協がなぜ日本のお金を受け取れないようにするのか」|url=https://japanese.joins.com/JArticle/265868?sectcode=A10&servcode=A00|website=中央日報|accessdate=2020-05-18}}</ref><ref>{{Cite web|title=慰安婦被害女性ら、日本からの支援金受け取ると「裏切り者」の烙印|url=https://japanese.joins.com/JArticle/265771?sectcode=A10&servcode=A00|website=中央日報|accessdate=2020-05-18}}</ref><ref>{{Cite web|title=2004年慰安婦被害者33人「挺身隊対策協議会、私たちを物乞いに売った悪党」|url=https://japanese.joins.com/JArticle/266019?sectcode=400&servcode=400|website=中央日報|accessdate=2020-05-18}}</ref>。 |
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革新系の[[ハンギョレ]]も、旧挺対協の初期から唯一の常勤スタッフとして団体を率いてきた尹美香が、実質的に一人で団体を取り仕切っており、情報を独占したまま、事実上どんぶり勘定式で運営してきたと指摘している<ref>{{Cite web|title=「正義連『ユン・ミヒャン1人体制』が問題を大きくした」|url=http://japan.hani.co.kr/arti/politics/36677.html|website=ハンギョレ|accessdate=2020-05-19 |
革新系の[[ハンギョレ]]も、旧挺対協の初期から唯一の常勤スタッフとして団体を率いてきた尹美香が、実質的に一人で団体を取り仕切っており、情報を独占したまま、事実上どんぶり勘定式で運営してきたと指摘している<ref>{{Cite web|title=「正義連『ユン・ミヒャン1人体制』が問題を大きくした」|url=http://japan.hani.co.kr/arti/politics/36677.html|website=ハンギョレ|accessdate=2020-05-19}}</ref>。 |
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中央日報は、2020年5月、2004年にシムミジャをはじめとする慰安婦12人が韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)とナヌムの家が大金をかけて中国から輸入して正体不明のおばあさん6人を動員して、デモ参加者慰安婦数を水増しして[[日本軍『慰安婦』問題解決全国行動|水曜集会]]を維持していたと告発していたことを報じた<ref>https://archive.is/WJzCX</ref>。 |
中央日報は、2020年5月、2004年にシムミジャをはじめとする慰安婦12人が韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)とナヌムの家が大金をかけて中国から輸入して正体不明のおばあさん6人を動員して、デモ参加者慰安婦数を水増しして[[日本軍『慰安婦』問題解決全国行動|水曜集会]]を維持していたと告発していたことを報じた<ref>https://archive.is/WJzCX</ref>。 |
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[[慰安婦問題日韓合意]]に基づく現金受け取りを拒否した元慰安婦(主に挺対協、ナヌムの家に所属する元慰安婦)に対して、挺対協が国民から集めた募金1億ウォンを代わりに支給したが、すぐに全額が引き出され、うち半額が挺対協に寄付されたが、当時元慰安婦は認知症を発症しており、横領の疑いがあると指摘されている。また、同元慰安婦に対しては、「私に関連したすべてのことを整理することを挺対協の尹美香代表に任せる」という内容の動画遺言状を作成させていたことも明らかになっている<ref>{{Cite web|title=吉元玉ハルモニの口座に寄付金1億ウォン入金、1時間後に全額引き出し|url=http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/06/29/2020062980089.html|website=朝鮮日報|accessdate=2020-07-04 |
[[慰安婦問題日韓合意]]に基づく現金受け取りを拒否した元慰安婦(主に挺対協、ナヌムの家に所属する元慰安婦)に対して、挺対協が国民から集めた募金1億ウォンを代わりに支給したが、すぐに全額が引き出され、うち半額が挺対協に寄付されたが、当時元慰安婦は認知症を発症しており、横領の疑いがあると指摘されている。また、同元慰安婦に対しては、「私に関連したすべてのことを整理することを挺対協の尹美香代表に任せる」という内容の動画遺言状を作成させていたことも明らかになっている<ref>{{Cite web|title=吉元玉ハルモニの口座に寄付金1億ウォン入金、1時間後に全額引き出し|url=http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/06/29/2020062980089.html|website=朝鮮日報|accessdate=2020-07-04}}</ref>。 |
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=== 挺対協を非難した李容洙への対応 === |
=== 挺対協を非難した李容洙への対応 === |
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告発以後は元慰安婦に正義連を支持する韓国左派層からバッシングが浴びせられている。 出身地域が韓国右派の多い大邱の出身であることから「大邱ババア」「本当に大邱らしい」などとの[[韓国の地域対立|地域差別]]、人格攻撃もある。産経新聞は元慰安婦本人への批判は聖域どころかタブーでなかったのかと疑念を呈し、慰安婦当人らより支援団体を彼らが大事にしていたこと、正義連などが推進・設置した慰安婦像が慰安婦らよりも重視されて偶像崇拝化していたこと、運動そのものが目的化し、一種の宗教になっていた韓国慰安婦運動の実態を指摘している。元慰安婦は脇に置かれ、産経新聞は日韓の歴史問題で客観的事実より「正義」の名の下で理念を優先させる韓国側の姿勢、当事者や事実より歪んだ正義という危うさに韓国社会はそろそろ気づくキッカケにすべきだと報道している<ref name=":12">{{Cite web|title=【外信コラム】「おばあさんへの関心」より 宗教化した慰安婦運動(産経新聞)|url=https://news.yahoo.co.jp/articles/eaf37c362d206b4b2c71017df8184245d2027680|website=Yahoo!ニュース|accessdate=2020-06-11 |
告発以後は元慰安婦に正義連を支持する韓国左派層からバッシングが浴びせられている。 出身地域が韓国右派の多い大邱の出身であることから「大邱ババア」「本当に大邱らしい」などとの[[韓国の地域対立|地域差別]]、人格攻撃もある。産経新聞は元慰安婦本人への批判は聖域どころかタブーでなかったのかと疑念を呈し、慰安婦当人らより支援団体を彼らが大事にしていたこと、正義連などが推進・設置した慰安婦像が慰安婦らよりも重視されて偶像崇拝化していたこと、運動そのものが目的化し、一種の宗教になっていた韓国慰安婦運動の実態を指摘している。元慰安婦は脇に置かれ、産経新聞は日韓の歴史問題で客観的事実より「正義」の名の下で理念を優先させる韓国側の姿勢、当事者や事実より歪んだ正義という危うさに韓国社会はそろそろ気づくキッカケにすべきだと報道している<ref name=":12">{{Cite web|title=【外信コラム】「おばあさんへの関心」より 宗教化した慰安婦運動(産経新聞)|url=https://news.yahoo.co.jp/articles/eaf37c362d206b4b2c71017df8184245d2027680|website=Yahoo!ニュース|accessdate=2020-06-11}}</ref><ref>{{Cite web|title=【朝鮮日報コラム】与党勢力の「大邱たたき」-Chosun online 朝鮮日報|url=https://archive.is/J8vjS|website=archive.is|date=2020-06-08|accessdate=2020-06-11}}</ref>。 |
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2020年6月26日、正義連新理事長の李娜栄は、これまで正義連を批判してきた李容洙と初めて面会し、「李さんと協議してさらに活発な活動をしたい」とし、日韓学生交流や慰安婦歴史教育館の建設など今後の慰安婦運動の方向について、7月中に共同で記者会見することを明らかにした。一方で、前理事長の尹美香の件に関しては、「余計な誤解が生じる」として触れられていない<ref>{{Cite web|title=慰安婦被害者と批判対象の支援団体理事長が面談 7月に共同会見へ|url=https://jp.yna.co.kr/view/AJP20200626004500882|website=聯合ニュース|accessdate=2020-06-27 |
2020年6月26日、正義連新理事長の李娜栄は、これまで正義連を批判してきた李容洙と初めて面会し、「李さんと協議してさらに活発な活動をしたい」とし、日韓学生交流や慰安婦歴史教育館の建設など今後の慰安婦運動の方向について、7月中に共同で記者会見することを明らかにした。一方で、前理事長の尹美香の件に関しては、「余計な誤解が生じる」として触れられていない<ref>{{Cite web|title=慰安婦被害者と批判対象の支援団体理事長が面談 7月に共同会見へ|url=https://jp.yna.co.kr/view/AJP20200626004500882|website=聯合ニュース|accessdate=2020-06-27}}</ref>。 |
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李娜栄が李容洙が水曜デモに参加すると発言したとする内容について、李容洙の側近は「正義連の問題が解決できた後に水曜集会に出席するということ」という意味であり、正義連が早く元慰安婦と和解する姿を見せたいと焦っている、水曜デモについていたずらに言及していると不快感を示した<ref>{{Cite web|title=「水曜集会への出席は正義連の問題が解決できてから」…李容洙さん激怒|url=https://japanese.joins.com/JArticle/267648|website=中央日報|accessdate=2020-07-02}}</ref>。7月30日、正義連は李容洙が8月12日の水曜デモに参加することを明らかにした。正義連や水曜デモを批判した自身の記者会見以降97日ぶりに正義連が主催する水曜デモに参加することになる予定であったが、結局本人は参加しなかった<ref>{{Cite web|title=水曜集会の中止を主張していた慰安婦被害者、翌月水曜集会に出席|url=https://japanese.joins.com/JArticle/268707|website=中央日報|accessdate=2020-07-31}}</ref>。 |
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== 北朝鮮・韓国左派や親北派・日本左派との関係 == |
== 北朝鮮・韓国左派や親北派・日本左派との関係 == |
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[[2016年]][[1月18日]]、挺対協は韓国の[[安全保障]]関連[[NGO]]ブルーユニオン({{lang-ko-short|블루유니온}})によって、国家保安法違反の嫌疑で[[検察庁 (大韓民国)|韓国検察]]に告発された<ref>[http://www.asiatoday.co.kr/view.php?key=20160118010010987 블루유니온, ‘정대협을 국보법 위반 혐의로 검찰 고발’] 아시아투데이 2016.01.18</ref>。ブルーユニオンは告発理由として、「挺対協はヨーロッパにおける慰安婦問題の啓発を目的に[[ソウル市]]から公益事業費として2千万[[韓国ウォン|ウォン]]を支給されたが、その一部を当局から[[利敵団体]]の構成容疑を受けている「コリア連帯」の支援にまわしたため、国家保安法第5条に違反した疑いがあるため」としている<ref>[http://www.blueunion.or.kr/gnuboard4/bbs/board.php?bo_table=notice&wr_id=47 보도자료] [블루유니온, 국가보안법 제5조 [자진지원] 혐의로 검찰고발] ブルーユニオン公式HP(2016.01.20公表)</ref>。 |
[[2016年]][[1月18日]]、挺対協は韓国の[[安全保障]]関連[[NGO]]ブルーユニオン({{lang-ko-short|블루유니온}})によって、国家保安法違反の嫌疑で[[検察庁 (大韓民国)|韓国検察]]に告発された<ref>[http://www.asiatoday.co.kr/view.php?key=20160118010010987 블루유니온, ‘정대협을 국보법 위반 혐의로 검찰 고발’] 아시아투데이 2016.01.18</ref>。ブルーユニオンは告発理由として、「挺対協はヨーロッパにおける慰安婦問題の啓発を目的に[[ソウル市]]から公益事業費として2千万[[韓国ウォン|ウォン]]を支給されたが、その一部を当局から[[利敵団体]]の構成容疑を受けている「コリア連帯」の支援にまわしたため、国家保安法第5条に違反した疑いがあるため」としている<ref>[http://www.blueunion.or.kr/gnuboard4/bbs/board.php?bo_table=notice&wr_id=47 보도자료] [블루유니온, 국가보안법 제5조 [자진지원] 혐의로 검찰고발] ブルーユニオン公式HP(2016.01.20公表)</ref>。 |
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2016年4月に中国にある北朝鮮が運営する柳京食堂から集団脱北した元従業員に対して、[[民主社会のための弁護士会]](民弁)と挺対協が、挺対協が運営する慰安婦施設において、北朝鮮に戻るように懐柔しようとしたと元支配人は主張している<ref>{{Cite web|title=「慰安婦団体の挺対協、脱北従業員の顔を露出して北送還を要求しようと…」|url=https://japanese.joins.com/JArticle/266225|website=中央日報|accessdate=2020-05-22 |
2016年4月に中国にある北朝鮮が運営する柳京食堂から集団脱北した元従業員に対して、[[民主社会のための弁護士会]](民弁)と挺対協が、挺対協が運営する慰安婦施設において、北朝鮮に戻るように懐柔しようとしたと元支配人は主張している<ref>{{Cite web|title=「慰安婦団体の挺対協、脱北従業員の顔を露出して北送還を要求しようと…」|url=https://japanese.joins.com/JArticle/266225|website=中央日報|accessdate=2020-05-22}}</ref>。 |
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2020年にコリア国際研究所所長の朴斗鎮は、1987年8月の原水爆禁止世界大会で秘密会談が行われ、北朝鮮工作機関と[[清水澄子]]率いる社会党婦人会議、挺対協の前身と3者の連帯の密約と北朝鮮・日韓左派の慰安婦問題利用を指摘している。日韓の左翼と北朝鮮の連携の「アジアの平和と女性の役割のシンポジウム」を画策、1991年の5月、1987年8月に[[長崎湾]]の船上で交わした密約が実行に移され、日本社会党傘下の日本婦人会議によるアジアの平和と女性の役割シンポジュウム第1回が東京で開催され、北朝鮮代表の呂燕九祖国統一民主主義戦線議長と当時の挺対協共同代表の尹貞玉と李効再がそこに参加し、南北共闘に合意した。彼らは日朝国交正常化、日韓分断戦略に使えるとして、慰安婦問題に目を付けた、1990年11月挺対協結成、1991年5月から密約実行、南北合意し挺対協、北朝鮮工作機関と社会党婦人会議の三者共闘に合意、1992年9月に平壌で第3回アジアの平和と女性の役割のシンポジウムが行われ、挺対協メンバーは金日成主席と面会した。死亡した慰安婦の金で奨学基金を立ち上げた後、支給対象者全員が左派市民団体活動家の子女であることが判明した。2019年親北組織の韓国大学生進歩連合の学生たちに奨学金を支給していたこと、2020年選ばれた奨学生10人も全員が市民団体や労組、農民団体の活動家の子女であること、尹美香が2013年9月にパリで行った水曜集会で、フランスの情報当局に北朝鮮に核開発情報渡すスパイ罪で逮捕されていた[[ブノワ・ケネディー]]とも接触していたことも明らかとなっている。韓国左派出身のチュ・ドンシクは、「尹美香と挺対協(正義記憶連帯)は日本軍慰安婦問題の解決を望んでいない。彼らに必要なのは、問題の解決ではなく、問題の深刻化であり、悪化であり、慢性化であり、その問題がそのまま維持されて大きくなることだ」「日本政府の補償金を慰安婦たちが拒否するようにあらゆる術数をめぐらし、そのお金を受け取ったおばあさんを“娼婦”、“売春婦”と罵倒した」「(このような行動を通じて彼らは)個人的には、色々な種類の後援金と社会的名声、政治権力を得ることができたし、より根本的には、日韓・韓米関係を破綻させ、大韓民国を「金氏朝鮮」(北朝鮮)と中国の手に委ねようとした」と批判した<ref>{{Cite web|title=韓国激震、支援団体真の目的(Japan In-depth)|url=https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200526-00010003-jindepth-int|website=Yahoo!ニュース|accessdate=2020-05-26 |
2020年にコリア国際研究所所長の朴斗鎮は、1987年8月の原水爆禁止世界大会で秘密会談が行われ、北朝鮮工作機関と[[清水澄子]]率いる社会党婦人会議、挺対協の前身と3者の連帯の密約と北朝鮮・日韓左派の慰安婦問題利用を指摘している。日韓の左翼と北朝鮮の連携の「アジアの平和と女性の役割のシンポジウム」を画策、1991年の5月、1987年8月に[[長崎湾]]の船上で交わした密約が実行に移され、日本社会党傘下の日本婦人会議によるアジアの平和と女性の役割シンポジュウム第1回が東京で開催され、北朝鮮代表の呂燕九祖国統一民主主義戦線議長と当時の挺対協共同代表の尹貞玉と李効再がそこに参加し、南北共闘に合意した。彼らは日朝国交正常化、日韓分断戦略に使えるとして、慰安婦問題に目を付けた、1990年11月挺対協結成、1991年5月から密約実行、南北合意し挺対協、北朝鮮工作機関と社会党婦人会議の三者共闘に合意、1992年9月に平壌で第3回アジアの平和と女性の役割のシンポジウムが行われ、挺対協メンバーは金日成主席と面会した。死亡した慰安婦の金で奨学基金を立ち上げた後、支給対象者全員が左派市民団体活動家の子女であることが判明した。2019年親北組織の韓国大学生進歩連合の学生たちに奨学金を支給していたこと、2020年選ばれた奨学生10人も全員が市民団体や労組、農民団体の活動家の子女であること、尹美香が2013年9月にパリで行った水曜集会で、フランスの情報当局に北朝鮮に核開発情報渡すスパイ罪で逮捕されていた[[ブノワ・ケネディー]]とも接触していたことも明らかとなっている。韓国左派出身のチュ・ドンシクは、「尹美香と挺対協(正義記憶連帯)は日本軍慰安婦問題の解決を望んでいない。彼らに必要なのは、問題の解決ではなく、問題の深刻化であり、悪化であり、慢性化であり、その問題がそのまま維持されて大きくなることだ」「日本政府の補償金を慰安婦たちが拒否するようにあらゆる術数をめぐらし、そのお金を受け取ったおばあさんを“娼婦”、“売春婦”と罵倒した」「(このような行動を通じて彼らは)個人的には、色々な種類の後援金と社会的名声、政治権力を得ることができたし、より根本的には、日韓・韓米関係を破綻させ、大韓民国を「金氏朝鮮」(北朝鮮)と中国の手に委ねようとした」と批判した<ref>{{Cite web|title=韓国激震、支援団体真の目的(Japan In-depth)|url=https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200526-00010003-jindepth-int|website=Yahoo!ニュース|accessdate=2020-05-26|author=コリア国際研究所所長朴斗鎮}}</ref><ref>{{Cite web|title=パリの水曜集会で…尹美香氏、北朝鮮に核開発情報渡したフランス人と接触|url=http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/05/23/2020052380014.html|website=www.chosunonline.com|accessdate=2020-05-26|language=ja|last=朝鮮日報/朝鮮日報日本語版}}</ref><ref>{{Cite web|title=パリの水曜集会で…尹美香氏、北朝鮮に核開発情報渡したフランス人と接触(朝鮮日報日本語版)|url=https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200523-00080014-chosun-kr|website=Yahoo!ニュース|accessdate=2020-05-26}}</ref><ref>{{Cite web|title=挺対協、「欧州平和紀行」で親北朝鮮教育(朝鮮日報日本語版)|url=https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200522-00080061-chosun-kr|website=Yahoo!ニュース|accessdate=2020-05-26}}</ref><ref>{{Cite web|title=韓国で大騒動、元慰安婦団体をめぐる「疑惑の数々」が止まらないワケ(現代ビジネス)|url=https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200526-00072825-gendaibiz-kr|website=Yahoo!ニュース|accessdate=2020-05-26}}</ref>。 |
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=== 韓国左派や親北派への資金供給源・政権加入 === |
=== 韓国左派や親北派への資金供給源・政権加入 === |
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=== 日本の宗教団体との関係 === |
=== 日本の宗教団体との関係 === |
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2020年7月16日、両国の歴史を記憶して歴史の犠牲者の傷を癒やす事業のほか、韓半島の平和プロセスや日本の平和憲法の維持に向けた事業などに取り組む計画を目的とした「韓日和解と平和プラットフォーム」を発足し、[[日本キリスト教協議会]]、[[日本カトリック正義と平和協議会]]などが発足式に出席した<ref>{{Cite news|title=韓国の市民団体・宗教団体が日本との新しい関係づくりへ 「和解と平和プラットフォーム」|date=2020年7月6日|newspaper=キリスト新聞」(The Christ Weekly)|url=http://www.kirishin.com/2020/07/06/43932/}}</ref>。 |
2020年7月16日、両国の歴史を記憶して歴史の犠牲者の傷を癒やす事業のほか、韓半島の平和プロセスや日本の平和憲法の維持に向けた事業などに取り組む計画を目的とした「韓日和解と平和プラットフォーム」を発足し、[[日本キリスト教協議会]]、[[日本カトリック正義と平和協議会]]などが発足式に出席した<ref>{{Cite news|title=韓国の市民団体・宗教団体が日本との新しい関係づくりへ 「和解と平和プラットフォーム」|date=2020年7月6日|newspaper=キリスト新聞」(The Christ Weekly)|url=http://www.kirishin.com/2020/07/06/43932/}}</ref>。 |
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=== 日本の社団法人やNPO等左派市民団体との関係 === |
=== 日本の社団法人やNPO等左派市民団体との関係 === |
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2022年8月に[[Colabo|一般社団法人colabo]]が正義連および正義連による「ドイツにおける慰安婦像」運動後援へ寄付している<ref>{{Cite web |url=http://womenandwar.net/kr/account/?fbclid=IwAR3uPb72pAc-vtR4g_qtr2b-iyRpUiOogcSqIdgt8mMSzD_hjhTdgi_p_Sg&uid=1635&mod=document&pageid=1&ckattempt=1 |website=womenandwar.net |access-date=2023-01-07 |title=2022年8月ご支援いただきありがとうございます。}}</ref>。[[水曜デモ]]にも参加し、代表の[[仁藤夢乃]]がマイクを握って発言している様子が韓国の「聯合ニュース」でも報じられている<ref>{{Cite web |title=仁藤夢乃さん代表のColaboが韓国の元慰安婦支援団体やドイツ慰安婦像のスポンサーに? SNSでの指摘にひろゆきさんは「 ほほぉ。」(2023年1月8日)|BIGLOBEニュース |url=https://news.biglobe.ne.jp/trend/0108/gad_230108_4368643462.html |website=BIGLOBEニュース |access-date=2023-01-09 |language=ja}}</ref><ref>{{Cite web |title=「水曜集会」に日本市民団体も参加 |url=https://jp.yna.co.kr/view/PYH20220831171800882 |website=聯合ニュース |date=2022-08-31 |access-date=2023-01-09 |last=김태균}}</ref>。 |
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同じく慰安婦には壁掛け時計すら買ってくれないくらいに使ってくれないのに「慰安婦のため」と行っている寄付金集め目的で日韓を対立させる[[憎悪]]集会であると慰安婦から告発された正義連が開催に関わる「[[水曜デモ]](水曜集会)」こと「日本軍『慰安婦』問題解決全国行動」<ref name=":27" />に、2022年8月に渡韓して参加し、マイクを握って発言している様子が韓国の「聯合ニュース」でも報じられている<ref>{{Cite web |title=仁藤夢乃さん代表のColaboが韓国の元慰安婦支援団体やドイツ慰安婦像のスポンサーに? SNSでの指摘にひろゆきさんは「 ほほぉ。」(2023年1月8日)|BIGLOBEニュース |url=https://news.biglobe.ne.jp/trend/0108/gad_230108_4368643462.html |website=BIGLOBEニュース |access-date=2023-01-09 |language=ja}}</ref><ref>{{Cite web |title=「水曜集会」に日本市民団体も参加 |url=https://jp.yna.co.kr/view/PYH20220831171800882 |website=聯合ニュース |date=2022-08-31 |access-date=2023-01-09 |language=ja |last=김태균}}</ref>。 |
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== 批判 |
== 批判 == |
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*韓国検察は、2020年9月に補助金管理法及び地方財政法違反、詐欺、寄付金品法違反、業務上横領、準詐欺、業務上背任、公衆衛生管理法違反など6つの疑惑、8つの罪名で前代表の尹美香議員を在宅起訴した。正義連の理事も共犯として一緒に裁判にかけられた。2023年1月6日に韓国検察は、前代表の補助金管理法及び寄付金品法違反などの結審公判で前代表の尹美香議員へ懲役5年、共犯として起訴した正義記憶連帯の理事には3年を求刑した。検察は尹美香は代表時代に個人口座に寄付金を募集し、寄付金流用、慰安婦おばあさんよりも団体や自身の活動を優先視していた上に、「被告人たちは、犯行の一切を否認しており反省する姿を見せていない」と批判した。尹は更に、代表時代の2017年11月から2020年1月までの約3年間、当時95歳の慰安婦[[キル・ウォンオク]]が心身障害であることに漬け込み、財産7920万ウォンを自身へ寄付・贈与させていた。また、尹議員は「慰安婦の海外旅行経費と弔意金」などの名目で3億3000万ウォンを個人口座で募金を集め、私的な用途で使った<ref name=":5" />。 |
*韓国検察は、2020年9月に補助金管理法及び地方財政法違反、詐欺、寄付金品法違反、業務上横領、準詐欺、業務上背任、公衆衛生管理法違反など6つの疑惑、8つの罪名で前代表の尹美香議員を在宅起訴した。正義連の理事も共犯として一緒に裁判にかけられた。2023年1月6日に韓国検察は、前代表の補助金管理法及び寄付金品法違反などの結審公判で前代表の尹美香議員へ懲役5年、共犯として起訴した正義記憶連帯の理事には3年を求刑した。検察は尹美香は代表時代に個人口座に寄付金を募集し、寄付金流用、慰安婦おばあさんよりも団体や自身の活動を優先視していた上に、「被告人たちは、犯行の一切を否認しており反省する姿を見せていない」と批判した。尹は更に、代表時代の2017年11月から2020年1月までの約3年間、当時95歳の慰安婦[[キル・ウォンオク]]が心身障害であることに漬け込み、財産7920万ウォンを自身へ寄付・贈与させていた。また、尹議員は「慰安婦の海外旅行経費と弔意金」などの名目で3億3000万ウォンを個人口座で募金を集め、私的な用途で使った<ref name=":5" />。 |
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*[[安秉直]][[ソウル大学]]名誉教授は、「この韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)と3年間、日本軍慰安婦について共同調査をおこなったが、慰安婦を強制動員した証拠はなく、元慰安婦とされる人たちの証言についての客観的な資料もなかった」と述べるとともに、挺対協の人たちの行動については「慰安婦の本質を把握し、現在の悲惨な慰安婦の状態を防止するためではなく、日本と[[喧嘩]]するためだった」と述べている<ref>[https://web.archive.org/web/20080129121328/http://www.dailyseop.com/section/article_view.aspx?at_id=52265 教科書フォーラムの安秉直、「慰安婦は自発的」妄言で波紋] デイリー・サプライズ 2006年12月6日付 閲覧{{ko icon}}</ref>。 |
*[[安秉直]][[ソウル大学]]名誉教授は、「この韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)と3年間、日本軍慰安婦について共同調査をおこなったが、慰安婦を強制動員した証拠はなく、元慰安婦とされる人たちの証言についての客観的な資料もなかった」と述べるとともに、挺対協の人たちの行動については「慰安婦の本質を把握し、現在の悲惨な慰安婦の状態を防止するためではなく、日本と[[喧嘩]]するためだった」と述べている<ref>[https://web.archive.org/web/20080129121328/http://www.dailyseop.com/section/article_view.aspx?at_id=52265 教科書フォーラムの安秉直、「慰安婦は自発的」妄言で波紋] デイリー・サプライズ 2006年12月6日付 閲覧{{ko icon}}</ref>。 |
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*[[李栄薫]][[ソウル大学]]教授は、「従軍慰安婦は[[売春]]業」、「[[朝鮮総督府]]が強制的に慰安婦を動員したと、どの学者が主張しているのか」などと発言し、常任代表の申蕙秀から教授職辞任の要求を受けた。(朝鮮日報 2004/09/03) |
*[[李栄薫]][[ソウル大学]]教授は、「従軍慰安婦は[[売春]]業」、「[[朝鮮総督府]]が強制的に慰安婦を動員したと、どの学者が主張しているのか」などと発言し、常任代表の申蕙秀から教授職辞任の要求を受けた。(朝鮮日報 2004/09/03) |
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*[[女性のためのアジア平和国民基金|アジア女性基金]]元理事の[[大沼保昭]][[明治大学|明治大]]特任教授は、挺対協の活動について「慰安婦問題を韓国で根深い反日問題の方向に曲げた」「元慰安婦の幸せや置かれた状況に関する問題ではなく、支援団体の正義を実現するためのものにすり替わった」と批判している<ref>[http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM3100H_R30C14A8FF8000/ 「韓国の強硬姿勢に絶望」 アジア女性基金の元理事] [[日本経済新聞]] 2014年8月31日</ref>。 |
*[[女性のためのアジア平和国民基金|アジア女性基金]]元理事の[[大沼保昭]][[明治大学|明治大]]特任教授は、挺対協の活動について「慰安婦問題を韓国で根深い反日問題の方向に曲げた」「元慰安婦の幸せや置かれた状況に関する問題ではなく、支援団体の正義を実現するためのものにすり替わった」と批判している<ref>[http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM3100H_R30C14A8FF8000/ 「韓国の強硬姿勢に絶望」 アジア女性基金の元理事] [[日本経済新聞]] 2014年8月31日</ref>。 |
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* 元慰安婦の[[李容洙]]は、2015年のインタビューにて「日本が話し合おうといっているのに。会わずに問題が解決できようか」と挺対協を批判し、挺対協が在韓日本大使館前での毎週行っている抗議集会について「何のためにしているのか分からない。ただ、『謝罪しろ』『賠償しろ』と叫んで集会の回数をこなせばいいというものではない」と疑問を呈していた。他にも挺対協への批判として、元慰安婦の意見なしに独自で行動しており、水曜集会の寄付金、出版物の印税の利益も元慰安婦に殆ど還元されずに寄付金はほぼ不当に横領されていたと告発している。また正義連と尹次期国会議員をめぐる各種疑惑について、「必ず罪を問われ、罰を受けなければならない」とした。これらは当該メディアや産経新聞な以外のど他の主流韓国メディアでは報道されずに知られていなかった。しかし、2020年5月に李が記者会見で同じように批判すると大体的に報道されて、韓国社会で漸く組織の実態が広く知れ渡った<ref name=":0" /><ref name=":9" /><ref>[https://www.sankei.com/article/20150703-VOGGJ5XDF5OSHAURJYAFNAXPWY/ 元慰安婦が支援団体「挺対協」批判 「当事者の意見聞かない」「事実と異なる証言集出した」] 産経新聞、2015年7月3日</ref><ref name=":10">{{Cite web|title=【外交安保取材】挺対協 元慰安婦の告発で浮かび上がるその目的と実態|url=https://www.sankei.com/article/20200519-KDIXD5COSFKOZPJNAIK3JT3R2I/|website=産経ニュース|date=2020-05-19|accessdate=2020-06-06 |
* 元慰安婦の[[李容洙]]は、2015年のインタビューにて「日本が話し合おうといっているのに。会わずに問題が解決できようか」と挺対協を批判し、挺対協が在韓日本大使館前での毎週行っている抗議集会について「何のためにしているのか分からない。ただ、『謝罪しろ』『賠償しろ』と叫んで集会の回数をこなせばいいというものではない」と疑問を呈していた。他にも挺対協への批判として、元慰安婦の意見なしに独自で行動しており、水曜集会の寄付金、出版物の印税の利益も元慰安婦に殆ど還元されずに寄付金はほぼ不当に横領されていたと告発している。また正義連と尹次期国会議員をめぐる各種疑惑について、「必ず罪を問われ、罰を受けなければならない」とした。これらは当該メディアや産経新聞な以外のど他の主流韓国メディアでは報道されずに知られていなかった。しかし、2020年5月に李が記者会見で同じように批判すると大体的に報道されて、韓国社会で漸く組織の実態が広く知れ渡った<ref name=":0" /><ref name=":9" /><ref>[https://www.sankei.com/article/20150703-VOGGJ5XDF5OSHAURJYAFNAXPWY/ 元慰安婦が支援団体「挺対協」批判 「当事者の意見聞かない」「事実と異なる証言集出した」] 産経新聞、2015年7月3日</ref><ref name=":10">{{Cite web|title=【外交安保取材】挺対協 元慰安婦の告発で浮かび上がるその目的と実態|url=https://www.sankei.com/article/20200519-KDIXD5COSFKOZPJNAIK3JT3R2I/|website=産経ニュース|date=2020-05-19|accessdate=2020-06-06|first=SANKEI DIGITAL|last=INC}}</ref>。更には慰安婦を「性奴隷」という言い換える理由を尹美香代表(当時)は「'''こう表現してこそ米国が怖がる'''」と言い、李は正しくないので使用を辞めて「慰安婦」という言葉を用いるように言ったのに無視した上で、更には挺対協の後継組織の正義連には、「日本軍性奴隷問題解決のための〜」の正式名称にという[[ロビー活動]]優先の組織名にしている<ref name=":15" /> |
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*評論家の[[池萬元]]は、挺対協の[[日本軍『慰安婦』問題解決全国行動|水曜デモ]]に参加する元挺身隊の女性たちについて「偽者である」などの批判をしている<ref name="中央日報 2005.04.14">[http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=62513&servcode=400§code=400 池萬元氏「偽の慰安婦」疑惑を提起、波紋広がる] 中央日報 2005.04.14</ref>。 |
*評論家の[[池萬元]]は、挺対協の[[日本軍『慰安婦』問題解決全国行動|水曜デモ]]に参加する元挺身隊の女性たちについて「偽者である」などの批判をしている<ref name="中央日報 2005.04.14">[http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=62513&servcode=400§code=400 池萬元氏「偽の慰安婦」疑惑を提起、波紋広がる] 中央日報 2005.04.14</ref>。 |
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* 韓国左派運動家代表の一人は、「挺対協は、日本軍慰安婦問題の解決を望んでいない、彼らに必要なのは問題の深刻化であり、悪化であり、慢性化であり、その問題がそのまま維持されて大きくなること指摘し、それは、運動ではなく陰謀のための企画である。」、「日本政府の保証金を慰安婦が拒否するようにあらゆる術数をめぐらし、受け取るおばあさん達を娼婦、売春婦と罵倒した、挺対協は個人的には甘い汁を吸い、日韓、韓米関係を破綻させ韓国を北朝鮮と中国に売り渡そうとした、歴代政権がしっかりしていれば反逆罪で処分できたはず、」と批判した<ref>{{Cite web|title=韓国激震、支援団体真の目的(Japan In-depth)|url=https://archive.is/q1Ys5|website=Yahoo!ニュース|accessdate=2020-06-10 |
* 韓国左派運動家代表の一人は、「挺対協は、日本軍慰安婦問題の解決を望んでいない、彼らに必要なのは問題の深刻化であり、悪化であり、慢性化であり、その問題がそのまま維持されて大きくなること指摘し、それは、運動ではなく陰謀のための企画である。」、「日本政府の保証金を慰安婦が拒否するようにあらゆる術数をめぐらし、受け取るおばあさん達を娼婦、売春婦と罵倒した、挺対協は個人的には甘い汁を吸い、日韓、韓米関係を破綻させ韓国を北朝鮮と中国に売り渡そうとした、歴代政権がしっかりしていれば反逆罪で処分できたはず、」と批判した<ref>{{Cite web|title=韓国激震、支援団体真の目的(Japan In-depth)|url=https://archive.is/q1Ys5|website=Yahoo!ニュース|accessdate=2020-06-10}}</ref>。 |
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== 名称 == |
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* 1990年12月 - [[日本キリスト教婦人矯風会]]が尹貞玉を日本に招聘し、協力関係を構築した<ref>矯風会元会長の[[高橋喜久江]]さん、北星学園大学の決定を評価 [http://www.christiantoday.co.jp/articles/14997/20150107/takahashi-kikue-hokusei-gakuen-university.htm <nowiki>[1]</nowiki>] "『日本キリスト教婦人矯風会 年表<一八八六年〜二〇〇六年>』には、1990年12月、「韓国挺身隊問題対策協議会に協力、資料情報送付。尹貞玉挺対協共同代表を迎え集会開催、来日活動に協力」と記されている。"</ref>。 |
* 1990年12月 - [[日本キリスト教婦人矯風会]]が尹貞玉を日本に招聘し、協力関係を構築した<ref>矯風会元会長の[[高橋喜久江]]さん、北星学園大学の決定を評価 [http://www.christiantoday.co.jp/articles/14997/20150107/takahashi-kikue-hokusei-gakuen-university.htm <nowiki>[1]</nowiki>] "『日本キリスト教婦人矯風会 年表<一八八六年〜二〇〇六年>』には、1990年12月、「韓国挺身隊問題対策協議会に協力、資料情報送付。尹貞玉挺対協共同代表を迎え集会開催、来日活動に協力」と記されている。"</ref>。 |
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* 1992年12月 - 東京で開かれた「『従軍慰安婦』等国際公聴会」で'''[[朝鮮日本軍性的奴隷及び強制連行被害者補償対策委員会]]'''と合流し、「慰安婦」を「性奴隷」と位置づける政治宣伝工作に着手した<ref>[http://sankei.jp.msn.com/world/news/120923/kor12092318010001-n3.htm 慰安婦問題 日韓歩み寄りを妨害する韓国の親北勢力と北朝鮮(3/5ページ)] [[MSN産経ニュース]]、2012年9月23日</ref>。 |
* 1992年12月 - 東京で開かれた「『従軍慰安婦』等国際公聴会」で'''[[朝鮮日本軍性的奴隷及び強制連行被害者補償対策委員会]]'''と合流し、「慰安婦」を「性奴隷」と位置づける政治宣伝工作に着手した<ref>[http://sankei.jp.msn.com/world/news/120923/kor12092318010001-n3.htm 慰安婦問題 日韓歩み寄りを妨害する韓国の親北勢力と北朝鮮(3/5ページ)] [[MSN産経ニュース]]、2012年9月23日</ref>。 |
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* 1993年3月 - 初の「元慰安婦証言集」として『証言・強制連行された朝鮮人慰安婦たち』を刊行。日本では右派から指摘されてきたが、2020年には金儲けと国内外の反日本政府感情扇動のためであり、デタラメばかりと韓国でも漸く報道<ref name=":15">{{Cite web |title=慰安婦被害者の李容洙さん「尹美香は良心もない、ありのままに話すべき」(2) |url=https://s.japanese.joins.com/JArticle/265909?sectcode=400&servcode=400 |website=中央日報 |
* 1993年3月 - 初の「元慰安婦証言集」として『証言・強制連行された朝鮮人慰安婦たち』を刊行。日本では右派から指摘されてきたが、2020年には金儲けと国内外の反日本政府感情扇動のためであり、デタラメばかりと韓国でも漸く報道<ref name=":15">{{Cite web |title=慰安婦被害者の李容洙さん「尹美香は良心もない、ありのままに話すべき」(2) |url=https://s.japanese.joins.com/JArticle/265909?sectcode=400&servcode=400 |website=中央日報 |accessdate=2020-06-10 }}</ref><ref>{{Cite web|title=元慰安婦語って、一儲け・二儲け「鬼畜の韓国・人権団体」実態は詐欺師集団か!|url=https://news.nicovideo.jp/watch/nw7239630|website=ニコニコニュース|accessdate=2020-06-10|language=ja}}</ref><ref>{{Cite web|title=祖国日本を貶める慰安婦騒動に憤った元軍人たちが声をあげた。『日本軍人が証言する戦場の花 朝鮮人慰安婦』刊行|url=https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000049367.html|website=PR TIMES|accessdate=2020-06-10}}</ref><ref>{{Cite web|title=“慰安婦問題”利用のツケ… 李容洙さんと挺対協の告発トラブル(デイリー新潮)|url=https://news.yahoo.co.jp/articles/2677a846393d4c2a3600d085299f637cf64bae2e|website=Yahoo!ニュース|accessdate=2020-06-10}}</ref>。 ジュネーブの国連人権会議で挺対協に近い戸塚悦朗の発案したアピール活動にて、尹美香と夫の金三錫らと戸塚を含む日本左派の協力で実行する。この際に慰安婦らが否定し、実態と乖離する「性奴隷」との表現を国外、特に対米アピールのために用いる。李さんは当初から元慰安婦を「性奴隷」と歪曲する運動のやり方にも「どうして私が性奴隷なのか。とんでもない話だ」と怒りをあらわにしている<ref name=":16">{{Cite web|title=国連委員会は左派の牙城 「慰安婦=性奴隷」を広めた日本人たち|url=https://ironna.jp/article/2943|website=iRONNA|accessdate=2020-06-15}}</ref><ref name=":13">{{Cite web|title=「当事者は“良し”としていないのに『性奴隷』と……」慰安婦支援30年の日本人が見た挺対協の仕打ち|url=https://bunshun.jp/articles/-/38367|website=文春オンライン|accessdate=2020-06-15|first=赤石|last=晋一郎}}</ref><ref>{{Cite web|title=慰安婦被害者の李容洙さん「尹美香は良心もない、ありのままに話すべき」(2)|url=https://s.japanese.joins.com/JArticle/265909?sectcode=400&servcode=400|website=中央日報|accessdate=2020-06-15|language=ja}}</ref><ref>{{Cite web|title=韓国の元慰安婦リーダーから届いた手紙「被害者たちは食い物にされている」:時事ドットコム|url=https://www.jiji.com/jc/bunshun?id=37913|website=時事ドットコム|accessdate=2020-06-15}}</ref><ref>{{Cite web|title=元慰安婦が支援団体批判 「利用され、だまされてきた」:朝日新聞デジタル|url=https://www.asahi.com/articles/ASN5T63QRN5TUHBI01K.html|website=朝日新聞デジタル|accessdate=2020-06-15}}</ref><ref>{{Cite web|title=告発の元慰安婦も嫌悪「性奴隷」の語源 – 東京スポーツ新聞社|url=https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/193702|website=東スポWeb – 東京スポーツ新聞社|accessdate=2020-06-15}}</ref>。 |
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*1993年7月 - 証言の真実性を確かめに来た日本政府の実態調査を 「250万ウォン(約25万円)あげるから、日本政府の調査に協力しないと誓約書を書け」と誘惑して妨害した。2020年に元慰安婦を利用し金儲けをしていたことを告発された際の反論の一環で、「挺対協が李容洙へお金を払っている」と主張した際に公開された領収書の1枚が93年のモノであり、この当時口封じのために挺対協が配ったカネの領収書である<ref name=":17">{{Cite web|title=「お金をあげるから事務所に来なさい」慰安婦支援団体がいかに日本政府の調査を妨害したか|url=https://bunshun.jp/articles/-/38366|website=文春オンライン|accessdate=2020-06-15|first=赤石|last=晋一郎}}</ref>。 |
*1993年7月 - 証言の真実性を確かめに来た日本政府の実態調査を 「250万ウォン(約25万円)あげるから、日本政府の調査に協力しないと誓約書を書け」と誘惑して妨害した。2020年に元慰安婦を利用し金儲けをしていたことを告発された際の反論の一環で、「挺対協が李容洙へお金を払っている」と主張した際に公開された領収書の1枚が93年のモノであり、この当時口封じのために挺対協が配ったカネの領収書である<ref name=":17">{{Cite web|title=「お金をあげるから事務所に来なさい」慰安婦支援団体がいかに日本政府の調査を妨害したか|url=https://bunshun.jp/articles/-/38366|website=文春オンライン|accessdate=2020-06-15|first=赤石|last=晋一郎}}</ref>。 |
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*1997年-アジア女性基金に挺対協は「日本から金を貰ったら娼婦だと認めたことになる」 と反対。基金を受け取った女性7名の実名と住所を公開。マスコミと批判が殺到することになる。韓国左派を中心に罵倒や脅迫電話、「母の日」等の元慰安婦参加公式行事の招待メンバーから排除、慰安婦名簿から名前削除。最初にアジア女性基金から償い金を受け取った7人の元慰安婦を苛め抜いた<ref name=":13" /><ref name=":18">{{Cite web|title=韓国の元慰安婦リーダーから届いた手紙「被害者たちは食い物にされている」(文春オンライン)|url=https://news.yahoo.co.jp/articles/251830123a73c32ad05f39ed3c3457bd47e6d981|website=Yahoo!ニュース|accessdate=2020-06-15 |
*1997年-アジア女性基金に挺対協は「日本から金を貰ったら娼婦だと認めたことになる」 と反対。基金を受け取った女性7名の実名と住所を公開。マスコミと批判が殺到することになる。韓国左派を中心に罵倒や脅迫電話、「母の日」等の元慰安婦参加公式行事の招待メンバーから排除、慰安婦名簿から名前削除。最初にアジア女性基金から償い金を受け取った7人の元慰安婦を苛め抜いた<ref name=":13" /><ref name=":18">{{Cite web|title=韓国の元慰安婦リーダーから届いた手紙「被害者たちは食い物にされている」(文春オンライン)|url=https://news.yahoo.co.jp/articles/251830123a73c32ad05f39ed3c3457bd47e6d981|website=Yahoo!ニュース|accessdate=2020-06-15}}</ref><ref name=":14">{{Cite web|title=慰安婦被害者「テレビを見て『憩いの場』のことを知り、悔しくて身震いがした」(朝鮮日報日本語版) - Yahoo!ニュース|url=https://archive.is/tKtAK|website=archive.is|date=2020-05-18|accessdate=2020-06-15}}</ref>。 |
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* 2000年 - [[尹貞玉]]、[[金允玉]](キム・ユノク)、[[池銀姫]](チ・ウニ)の共同代表に移行。 |
* 2000年 - [[尹貞玉]]、[[金允玉]](キム・ユノク)、[[池銀姫]](チ・ウニ)の共同代表に移行。 |
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* 2001年 - 金允玉、池銀姫、鄭鎮星(チョン・ジンソン)の3代表体制。尹貞玉は名誉共同代表に。 |
* 2001年 - 金允玉、池銀姫、鄭鎮星(チョン・ジンソン)の3代表体制。尹貞玉は名誉共同代表に。 |
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* 2006年 - 申恵秀、ユン・スンニョ、ハン・クギョム共同代表体制に |
* 2006年 - 申恵秀、ユン・スンニョ、ハン・クギョム共同代表体制に |
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* [[2009年]][[3月5日]] - [[民主党 (日本 1998-2016)|日本の民主党]]に法制定などを通じた旧日本軍慰安婦問題の早期解決を促す要請書を伝達と発表<ref>[http://japanese.yonhapnews.co.kr/relation/2009/03/06/0400000000AJP20090306000200882.HTML 挺身隊問題対策協、日本に慰安婦問題解決要請書伝達] 聯合ニュース 2009/03/06</ref>。 |
* [[2009年]][[3月5日]] - [[民主党 (日本 1998-2016)|日本の民主党]]に法制定などを通じた旧日本軍慰安婦問題の早期解決を促す要請書を伝達と発表<ref>[http://japanese.yonhapnews.co.kr/relation/2009/03/06/0400000000AJP20090306000200882.HTML 挺身隊問題対策協、日本に慰安婦問題解決要請書伝達] 聯合ニュース 2009/03/06</ref>。 |
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* [[2011年]][[12月14日]] - 韓国の[[在大韓民国日本国大使館]]前(公道)に、無許可で「元慰安婦を題材にした」という[[ブロンズ像]](慰安婦像)を建て、[[日本国政府]]から[[外交関係に関するウィーン条約]]違反と抗議される<ref name="2011年12月14日 読売新聞"/>。後に韓国左派による組織に批判的な慰安婦らを罵倒しながら、像は宗教のように讃えている矛盾した実態、像が1体できるごとに製作者の反米反日親北と指摘されてきた理事の韓国人夫妻製作者に約340万円ほどの収入、総数は50以上で小型の販売も含めると総額は約2億円以上を儲けている慰安婦像ビジネスが指摘されている<ref>{{Cite web|title=慰安婦像製作で意外な収入に 制作をつづける韓国人夫妻が明かす|url=https://news.livedoor.com/article/detail/12546152/|website=ライブドアニュース|accessdate=2020-06-15 |
* [[2011年]][[12月14日]] - 韓国の[[在大韓民国日本国大使館]]前(公道)に、無許可で「元慰安婦を題材にした」という[[ブロンズ像]](慰安婦像)を建て、[[日本国政府]]から[[外交関係に関するウィーン条約]]違反と抗議される<ref name="2011年12月14日 読売新聞"/>。後に韓国左派による組織に批判的な慰安婦らを罵倒しながら、像は宗教のように讃えている矛盾した実態、像が1体できるごとに製作者の反米反日親北と指摘されてきた理事の韓国人夫妻製作者に約340万円ほどの収入、総数は50以上で小型の販売も含めると総額は約2億円以上を儲けている慰安婦像ビジネスが指摘されている<ref>{{Cite web|title=慰安婦像製作で意外な収入に 制作をつづける韓国人夫妻が明かす|url=https://news.livedoor.com/article/detail/12546152/|website=ライブドアニュース|accessdate=2020-06-15}}</ref><ref>{{Cite web|title=【外信コラム】「おばあさんへの関心」より 宗教化した慰安婦運動(産経新聞)|url=https://news.yahoo.co.jp/articles/eaf37c362d206b4b2c71017df8184245d2027680|website=Yahoo!ニュース|accessdate=2020-06-15|language=ja}}</ref><ref>{{Cite web|title=金銭疑惑が次々と浮上! “慰安婦ビジネス”に口を閉ざしてきた日本の左派の責任 識者「実態を知らなかったはずはない」|url=https://news.yahoo.co.jp/articles/6e80d0580068b446ae4189c5fd0900e4ca194f70|website=Yahoo!ニュース|accessdate=2020-06-15}}</ref>。 |
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* 2012年8月15日 - 北朝鮮の[[朝鮮日本軍性的奴隷及び強制連行被害者補償対策委員会]]と共同声明を出した<ref name="sankei22"/><ref name="sankei1" />。 |
* 2012年8月15日 - 北朝鮮の[[朝鮮日本軍性的奴隷及び強制連行被害者補償対策委員会]]と共同声明を出した<ref name="sankei22"/><ref name="sankei1" />。 |
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* [[2012年]][[5月5日]] - 日本軍慰安婦に関する[[博物館]]「[[戦争と女性の人権博物館]]」を開館し運営している。 |
* [[2012年]][[5月5日]] - 日本軍慰安婦に関する[[博物館]]「[[戦争と女性の人権博物館]]」を開館し運営している。 |
2023年1月28日 (土) 05:48時点における版
略称 | 正義連 (정의연) |
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前身 | 韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)、日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶財団[1] |
設立 | 1990年 |
本部 |
韓国 ソウル特別市麻浦区 ワールドカップ北路11道20[3] |
座標 | 北緯37度33分37秒 東経126度54分55秒 / 北緯37.56028度 東経126.91528度座標: 北緯37度33分37秒 東経126度54分55秒 / 北緯37.56028度 東経126.91528度 |
重要人物 | 尹美香(前理事長) |
関連組織 | 戦争と女性の人権博物館 |
ウェブサイト |
womenandwar |
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各種表記 | |
ハングル: | |
発音: |
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日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(にほんぐんせいどれいせいもんだいかけつのためのせいぎきおくれんたい、略称:正義連、朝: 일본군성노예제문제해결을위한정의기억연대、英: The Korean Council for Justice and Remembrance)は、大韓民国の慰安婦関連最大の市民団体。1990年から韓国挺身隊問題対策協議会(かんこくていしんたいもんだいたいさくきょうぎかい、略称:挺対協、朝: 한국정신대문제대책협의회、英: Chong Dae Hyup, The Korean Council for the Women Drafted for Military Sexual Slavery)[6][7][8][9][10][11] が活動していたが、2016年に設立した日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶財団と組織統合し、2018年7月に現在の名称に改名した[1][2][12][13]。
韓国政府・主要メディアを含む韓国の官民に多大な影響力を持っていたが、世界平和ムクゲ会など元慰安婦当事者グループから正義連の活動に対し告発や告訴を受けていた。しかし、あまり報道されなかったことから、ムクゲ会の行動はほとんど国民には認知されなかった。正義連は日本との和解を受け入れようとするこのような元慰安婦らを圧迫し、組織の活動に批判的又は日本との和解を受け入れた元慰安婦らを名簿から削除、韓国政府の支援対象から除外するなどしてきた[8][14][15][16][17][18]。
2020年5月7日、正義連(挺対協)の活動に協力してきた元慰安婦の李容洙が、正義連は寄付金や補助金の0.2~3%しか元慰安婦らに渡さず、ピンハネや別の目的に利用していたこと、慰安婦は「芸をする熊」のようで熊から搾取する熊使いのような組織であると告発した。その後は「慰安婦支援団体」への韓国世論も変わり、慰安婦像設置運動と共に慰安婦をお金稼ぎになど別目的に利用している組織と認知された上に正義連と尹美香議員(前代表)は親北・左派支援、心身障害の慰安婦からの財産窃取、寄付先へ個人口座使使用などが提起されだした。ソウル西部地方検察庁に家宅捜索され、2020年9月に正義連の理事も共犯として補助金管理法及び地方財政法違反、詐欺、寄付金品法違反、業務上横領、準詐欺、業務上背任、公衆衛生管理法違反など6つの疑惑、8つの罪名で在宅起訴されて裁判にかけられている[19][20][21][22][23][24][25][26]。2023年1月6日にソウル西部地裁の審理で行われた結審公判で、正義連後援支援金を私的に流用した容疑などで起訴された無所属の尹美香議員に対し、検察が懲役5年を求刑した。共に起訴された正義連理事であり元韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)常任理事のキム被告には懲役3年を求刑した[27][28]。
概要
1990年、梨花女子大学教授の尹貞玉が主導し、 韓国教会女性連合会、韓国女性団体連合会等16団体が参加して、旧日本軍の慰安婦制度を非難する韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)を結成(代表は尹貞玉)。日本キリスト教団など日本の左派と韓国人の多くの支持を受けて定期的なデモ活動主催。「慰安婦に対する日本国政府の真の謝罪と賠償金」の要求[29]、世界各国で「日本軍慰安婦は強制動員された」など日本非難を展開している[30]。中でも毎週水曜日に開催される在韓日本大使館前でのデモ活動(水曜デモ)は日韓の政府間で問題を引き起こしている。また、日本軍慰安婦制度を非難することを目的とした戦争と女性の人権博物館をソウルで運営しており、正義連の事務所もここに置かれている[31]。
2015年12月の慰安婦問題日韓合意とこれに基づく「和解・癒やし財団」は受け入れられないとして、元慰安婦金福童が市民財団構想を提案[32]。2016年6月9日、挺対協が中心となり「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶財団」を設立した[33]。2年後の2018年7月16日、挺対協と組織統合し日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)に改名した[34]。
彼女らの資金源は、国内外から集めた寄付金と韓国政府からの補助金[35][35][36][37][38][39][40][41][42][43] であったが、この団体の下に約30年いた元慰安婦とされる李容洙が、2020年5月7日に寄付金の使途などで正義連を公式の場で非難。正義連は金銭稼ぎや自陣営の政治活動に慰安婦たちを利用しており組織の言うことを聞かない慰安婦を排除している。「性奴隷」という呼称はアメリカ向けのメディアアピールであり元慰安婦本人らはこれを否定している。などと告発している[44][45]。また義援金が被害者に使われたことはないなどと主張。挺対協代表や正義連の理事長を務めていた尹美香は国会議員になるべきではないとした。これを受け、2020年5月20日、寄付金や補助金の中間搾取、親北・左派支援などの容疑で、ソウル西部地方検察庁が正義連と挺対協の事務室も兼ねる「戦争と女性人権博物館」を家宅捜索、翌21日には正義連が運営し元慰安婦が住んでいたとするソウル市麻浦区にある「平和のわが家」という施設も家宅捜索した[31][46]。団体を取り仕切ってきた尹美香は5月30日から国会議員としての活動を始めることになるが、国会議員には不逮捕特権が与えられ、これらは現行犯ではないので、会期中は国会の同意なく逮捕・拘束することはできない[20][21][22][23]。
正義連は日韓対立の悪化と長期化に異見する元慰安婦などを排除することで団体が聖域化され、彼らの言動は慰安婦問題の解決を阻止するほど韓国の官民の言論に多大な影響力を持っていた。毎日新聞記者でソウル支局長を務めた、ジャーナリストの澤田克己は、自著の中で「一市民団体であるはずの挺対協が、慰安婦問題解決の拒否権を持っている」としている。その根拠は、2012年に日本国政府が大韓民国政府に対して解決策を提示したが、韓国側は受け入れを強く拒否、大韓民国外交部東北アジア局長の趙世暎が拒否した理由を「日本の国家責任を認めていない案を、被害者と関連団体が受け入れるとは思えなかった」と語っているからである[47]。
正義連は北朝鮮工作機関の傘下にある朝鮮日本軍性的奴隷及び強制連行被害者補償対策委員会と協力関係にあり、この団体と共に日韓両政府の慰安婦問題解決に向けた歩み寄りを度々妨害してきた[29][35][48]。大韓民国国家情報院はこの団体を「北朝鮮工作機関と連携し、北朝鮮の利益を代弁する親北団体」として監視している[49]。
活動
- 女性のためのアジア平和国民基金にはそれが国家賠償ではなく、日本国政府の責任を曖昧にするとして批判している。アジア女性基金が元慰安婦各個人に「償い金」を受けとるよう活動した際には、上記の理由から反対し、受け取れば「自ら進んで行った売春婦」であると認めることになるとして非難した[50]。
- 韓国の日本軍の元慰安婦7人が1997年にアジア女性基金から一時金を受け取ったことに対し韓国内の支援団体やマスコミが猛反発。7人は厳しい批判にさらされ、挺身隊対策協議会は、7人を募金対象者から外した[51]。
- 韓国人補償裁判を進めてきた日本のNGO1名を、アジア女性基金への考え方が違うとの理由から、韓国政府に働き掛けて1997年に入国拒否指定させている[52][53]。
- 2011年9月、挺対協設立20周年を記念して水曜デモの活動記録『20年間の水曜日』を出版。日本図書館協会の選定図書に採用されることに成功した[54]。
- 2011年12月14日には、ソウル特別市にある在大韓民国日本国大使館前の公道に、無許可で少女の慰安婦を模したブロンズ像(慰安婦像)を建てた。日本の在韓大使は韓国政府に抗議したが、韓国側は日本国政府が解決に向けて努力すべきだとし、黙認するに至っている[55][56]。
- 2015年12月、日韓政府が慰安婦問題の最終的かつ不可逆的解決で合意したことに反発し、慰安婦像を韓国内外でさらに設置していく考えを示した[57]。
慰安婦像設置運動
チョウ・プロジェクト(朝: 나비프로젝트)という、韓国挺身隊問題対策協議会と韓国GObalnews[58] が2012年に始めた元慰安婦とされる金福童(キム・ポクドン、朝: 김복동、プロジェクト開始当時87歳)とともに、慰安婦像を建立しようという活動。金福童の映像とともに活動宣材が作成されたり[59]、GObalnewsではマンガを用いての活動の主旨を広める運動も行なっている[60] 。
このプロジェクトとしての慰安婦像建立の最初の目的地は、シンガポールになる予定であるとし、関係者は2013年3月中に場所を確定し建立するようシンガポール当局と協議中としている発表していた[61]。しかしシンガポールは1月30日に、この慰安婦像の設置を認めないと発表。シンガポール文化省によると、この韓国人団体とシンガポール政府との間で行われている話し合いはないとし、また設置を認めることもないだろうと説明した[62]。
日本との和解拒否
慰安婦問題解決のため、日本政府によって設立されたアジア女性基金が日本全国に寄付金を募り、1997年1月から元慰安婦へこの寄付金の支給を開始した。しかし、挺対協はこれを日本政府からの支給ではないとして拒否。寄付金を受け入れた元慰安婦らは、韓国政府・支援団体・日韓市民団体など基金反対派から批判に晒され、支援対象外とされた。寄付金を受け取った元慰安婦のうち7名は実名報道されたため、以降日本側は基金を受け取りたい慰安婦らのために特定されないように配慮し、最終的に61名に支給した[63][64][65]。
元慰安婦の沈美子をリーダーとする33名の元慰安婦たちは、挺対協は支援ではなく政治活動が目的だとして度々批判し、別の慰安婦支援団体「世界平和無窮花(ムクゲ)会」を組織した[44][66]。2004年3月13日、元慰安婦らは貧しい境遇にあったのに、お金を持っていくことをおかしいと感じていた沈美子・ソクら13人の元慰安婦は、挺対協とナヌムの家に対して「募金行為及びデモ禁止の仮処分申請」を申立てる裁判を起こした。目的は、運動の資金源である募金を止めさせることと、日本大使館前で行われる水曜集会を止めさせることであった[67][68]。2008年に沈が亡くなると、 挺対協は沈が元慰安婦ではないと主張するようになった[69]。2016年にはソウル南山に設置された「慰安婦記憶の場」にある慰安婦被害者247名の名前が刻まれた造形物からも沈美子は排除されている。
2012年、当時の野田佳彦政権と李明博政権が協議していた慰安婦問題の解決策について、外交安保主席秘書官だった千英宇は、挺対協代表だった尹美香に説明し、せめて反対はしないでほしいと求めたところ、尹美香の表情はとても困惑している様子であり、「ああ、挺対協と元慰安婦の利害関係が違うこともあるのだ。この解決法は元慰安婦にとって悪いことではないが、挺対協としては、仕事が無くなるのだから組織を閉める準備しろという死刑宣告と同じなのだ。尹前理事長が喜ぶと私は勘違いしていた。」と語っている[70]。
2014年、韓国正義党による元内閣総理大臣の村山富市の韓国招請に対して、村山内閣で女性のためのアジア平和国民基金を発足させたことを問題視し、「当時、被害者らに国民基金を受領させるため、ブローカーを雇い脅迫性の電話など、さまざまなことが行われ、今でもこれは日本政府にすべきことをしたという着実な弁解の種になっている」 「何よりも戦後、貧しい生活を続けていくほかはなかった被害者に対して日本軍『慰安婦』という重大な人権犯罪を金の問題に転落させる、とても悪い例になってしまった」と批判して、反対の姿勢を示した[71]。
2015年の日韓慰安婦合意では、当時存命だった元慰安婦47人の内、「ナヌムの家」の居住者ら12人中11人が合意を拒否した。残りの元慰安婦全員は合意案を受け入れ日本からの10億円で設立された「和解・癒やし財団」からの1人1億ウォン(約900万円)の支援金受け取りを希望。遺族199人には各2000万ウォン(約180万円)を支給する事業がスタートした。ナヌムの家の1人は拒否に反対し、秘密裏に合意金を受け取った[72][73]。韓国では慰安婦たち本人よりも挺対協のような慰安婦関連市民団体やそれに従う少数派慰安婦が優遇されている[74][75]。太平洋戦争遺族会会長は「挺対協はこれまでアジア女性基金を潰し、和解・癒やし財団を解散に追い込むなど、常に慰安婦問題の解決への道を妨げてきました。」と批判している[69]。
元女性運動家でアンチフェミニストと称するオ・セラビは、慰安婦活動がまるで巨大な産業になってしまい、慰安婦問題が本当に解決されたら、正義連の存在価値は消えるから、正義連が実質的に慰安婦問題解決を望んでいないと主張した[76]。
活動資金
挺対協と正義連は2017年から2019年までの3年間で、計35億4626万1598ウォン(約3億1200万円)を得ている。
内訳は、一般寄付金が22億ウォン(約1億9000万円)、ソウル市からは「教育コンテンツ開発事業」や「韓日青年交流事業」などの目的で2億3808万ウォン(約2000万円)、国の機関である女性家族部から「慰安婦被害者保護施設運営費」と「慰安婦被害者の健康治療」などの名目で10億6900万ウォン(約9300万円)、教育部の出資機関である東北アジア歴史財団から「慰安婦問題の解決に向けたアジア連帯会議」などの名目で3600万ウォン(約310万円)が支給されている[77][78]
2020年2月3日、一連の疑惑を受けて、今後は国の補助金など公金を受け取らず、個人の寄付を頼りに、慰安婦問題の解決のための活動を続けると発表した[79]。
活動資金への疑惑
活動資金の疑惑を追及された正義連は、3年間の一般寄付金22億ウォンのうち、被害者支援事業に9億ウォンを執行したと説明。正義連は、日本軍慰安婦被害者の生活の安定のみを目的とする人道支援団体ではなく、女性の人権のための運動団体であるとしている[80]。これまでも、挺対協は寄付金や補助金の搾取と左派団体への資金横流し・親北協力の程度で慰安婦を差別・左派政治運動利用など数々の不正が告発されてきたが、2020年5月の元慰安婦とされる李容洙の告発によって、寄付金のほぼ全てを慰安婦当人たち以外に使うために問題解決を妨害して金稼ぎをする慰安婦ビジネス団体と韓国国内でも漸く認知され始めた。日韓合意による基金とほぼ同額を8人の拒否者に渡した時を除けば、2016年は30人に1人当たり約7800円、2018年は27人に1人当たり約7万5000円、2019年は23人に1人当たり約9万2000円しか支給していない。それぞれ、これらは各年に集まった寄付金収入の0.2%、1.9%、3%に過ぎないため慰安婦らから含めて慰安婦ビジネスと大々的な批判を受けた。さらに慰安婦らの「証言」への疑念が起きた際に、「おばあさんの記憶は確かだ」「被害者を侮辱してはならない」と主張していたが、より高齢になった慰安婦の口から不正が告発されると「大金のために態度を変えた」と罵倒し、「たわごとを言う認知症の老人」扱いした二重基準、慰安婦らが即座に貰えるお金を求めているのに左派政治運動のために「謝罪と賠償」を要求するようにシム・ミジャなど反対派を慰安婦含めて、韓国左派と協力して排除してきたことも「いつ死ぬか分からない慰安婦被害者を歴史の舞台に物乞いとして売り、腹を肥やしてきた悪党」と糾弾されている[29][81][82][83][84][85][86][87][88][89]。
革新系のハンギョレも、旧挺対協の初期から唯一の常勤スタッフとして団体を率いてきた尹美香が、実質的に一人で団体を取り仕切っており、情報を独占したまま、事実上どんぶり勘定式で運営してきたと指摘している[90]。
中央日報は、2020年5月、2004年にシムミジャをはじめとする慰安婦12人が韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)とナヌムの家が大金をかけて中国から輸入して正体不明のおばあさん6人を動員して、デモ参加者慰安婦数を水増しして水曜集会を維持していたと告発していたことを報じた[91]。
慰安婦問題日韓合意に基づく現金受け取りを拒否した元慰安婦(主に挺対協、ナヌムの家に所属する元慰安婦)に対して、挺対協が国民から集めた募金1億ウォンを代わりに支給したが、すぐに全額が引き出され、うち半額が挺対協に寄付されたが、当時元慰安婦は認知症を発症しており、横領の疑いがあると指摘されている。また、同元慰安婦に対しては、「私に関連したすべてのことを整理することを挺対協の尹美香代表に任せる」という内容の動画遺言状を作成させていたことも明らかになっている[92]。
挺対協を非難した李容洙への対応
告発以後は元慰安婦に正義連を支持する韓国左派層からバッシングが浴びせられている。 出身地域が韓国右派の多い大邱の出身であることから「大邱ババア」「本当に大邱らしい」などとの地域差別、人格攻撃もある。産経新聞は元慰安婦本人への批判は聖域どころかタブーでなかったのかと疑念を呈し、慰安婦当人らより支援団体を彼らが大事にしていたこと、正義連などが推進・設置した慰安婦像が慰安婦らよりも重視されて偶像崇拝化していたこと、運動そのものが目的化し、一種の宗教になっていた韓国慰安婦運動の実態を指摘している。元慰安婦は脇に置かれ、産経新聞は日韓の歴史問題で客観的事実より「正義」の名の下で理念を優先させる韓国側の姿勢、当事者や事実より歪んだ正義という危うさに韓国社会はそろそろ気づくキッカケにすべきだと報道している[93][94]。
2020年6月26日、正義連新理事長の李娜栄は、これまで正義連を批判してきた李容洙と初めて面会し、「李さんと協議してさらに活発な活動をしたい」とし、日韓学生交流や慰安婦歴史教育館の建設など今後の慰安婦運動の方向について、7月中に共同で記者会見することを明らかにした。一方で、前理事長の尹美香の件に関しては、「余計な誤解が生じる」として触れられていない[95]。
李娜栄が李容洙が水曜デモに参加すると発言したとする内容について、李容洙の側近は「正義連の問題が解決できた後に水曜集会に出席するということ」という意味であり、正義連が早く元慰安婦と和解する姿を見せたいと焦っている、水曜デモについていたずらに言及していると不快感を示した[96]。7月30日、正義連は李容洙が8月12日の水曜デモに参加することを明らかにした。正義連や水曜デモを批判した自身の記者会見以降97日ぶりに正義連が主催する水曜デモに参加することになる予定であったが、結局本人は参加しなかった[97]。
北朝鮮・韓国左派や親北派・日本左派との関係
日本の左派と協力関係にあり、戸塚弁護士を筆頭に日弁連、日本共産党系新日本婦人の会などのいわゆる左派NGOや市民団体と国内外で反日ロビー活動をしてきた。更には、「性奴隷」とは異なるから慰安婦という表現以外を使うなと元慰安婦ら言っているのにロビー運動受けが良いからと慰安婦らの反対を押し切って用いるなどメディアアピール優先の活動を行ってきた[98][99][100][101][102][103]。挺対協と常任代表の尹美香は北朝鮮との関係から韓国公安当局の監視対象になっている[49] ものの、2016年3月末時点で具体的な法令違反による立件をうけてはいない。だが、その関係者の中には親北的行為が国家保安法違反に問われ、有罪となった者もいる。尹美香代表の夫である金三石(김삼석)とその妹金銀周(김은주)は、日本で北朝鮮の工作員と接触した容疑で1993年にスパイとして逮捕され、国家保安法違反で有罪が確定した[104][105]。また、金銀周の夫である崔ギヨン(최기영)は民主労働党事務副総長や統合進歩党政策企画室長を務めたが、2006年に一心会事件が発生した際に国家保安法違反で逮捕され、[106] 起訴内容の一部で有罪の判決を受けている。
2016年1月18日、挺対協は韓国の安全保障関連NGOブルーユニオン(朝: 블루유니온)によって、国家保安法違反の嫌疑で韓国検察に告発された[107]。ブルーユニオンは告発理由として、「挺対協はヨーロッパにおける慰安婦問題の啓発を目的にソウル市から公益事業費として2千万ウォンを支給されたが、その一部を当局から利敵団体の構成容疑を受けている「コリア連帯」の支援にまわしたため、国家保安法第5条に違反した疑いがあるため」としている[108]。
2016年4月に中国にある北朝鮮が運営する柳京食堂から集団脱北した元従業員に対して、民主社会のための弁護士会(民弁)と挺対協が、挺対協が運営する慰安婦施設において、北朝鮮に戻るように懐柔しようとしたと元支配人は主張している[109]。 2020年にコリア国際研究所所長の朴斗鎮は、1987年8月の原水爆禁止世界大会で秘密会談が行われ、北朝鮮工作機関と清水澄子率いる社会党婦人会議、挺対協の前身と3者の連帯の密約と北朝鮮・日韓左派の慰安婦問題利用を指摘している。日韓の左翼と北朝鮮の連携の「アジアの平和と女性の役割のシンポジウム」を画策、1991年の5月、1987年8月に長崎湾の船上で交わした密約が実行に移され、日本社会党傘下の日本婦人会議によるアジアの平和と女性の役割シンポジュウム第1回が東京で開催され、北朝鮮代表の呂燕九祖国統一民主主義戦線議長と当時の挺対協共同代表の尹貞玉と李効再がそこに参加し、南北共闘に合意した。彼らは日朝国交正常化、日韓分断戦略に使えるとして、慰安婦問題に目を付けた、1990年11月挺対協結成、1991年5月から密約実行、南北合意し挺対協、北朝鮮工作機関と社会党婦人会議の三者共闘に合意、1992年9月に平壌で第3回アジアの平和と女性の役割のシンポジウムが行われ、挺対協メンバーは金日成主席と面会した。死亡した慰安婦の金で奨学基金を立ち上げた後、支給対象者全員が左派市民団体活動家の子女であることが判明した。2019年親北組織の韓国大学生進歩連合の学生たちに奨学金を支給していたこと、2020年選ばれた奨学生10人も全員が市民団体や労組、農民団体の活動家の子女であること、尹美香が2013年9月にパリで行った水曜集会で、フランスの情報当局に北朝鮮に核開発情報渡すスパイ罪で逮捕されていたブノワ・ケネディーとも接触していたことも明らかとなっている。韓国左派出身のチュ・ドンシクは、「尹美香と挺対協(正義記憶連帯)は日本軍慰安婦問題の解決を望んでいない。彼らに必要なのは、問題の解決ではなく、問題の深刻化であり、悪化であり、慢性化であり、その問題がそのまま維持されて大きくなることだ」「日本政府の補償金を慰安婦たちが拒否するようにあらゆる術数をめぐらし、そのお金を受け取ったおばあさんを“娼婦”、“売春婦”と罵倒した」「(このような行動を通じて彼らは)個人的には、色々な種類の後援金と社会的名声、政治権力を得ることができたし、より根本的には、日韓・韓米関係を破綻させ、大韓民国を「金氏朝鮮」(北朝鮮)と中国の手に委ねようとした」と批判した[110][111][112][113][114]。
韓国左派や親北派への資金供給源・政権加入
事業費・広報費・奨学金などの名目で韓国の左派進歩陣営団体同士の資金融通を月に数千万ウォンしていた。「慣行であっても、会計検証不可能」とされている。さらに左派政権にて増えた国の補助金が韓国左派陣営流入する仕組みができていた。ムン・ジェイン政府に市民団体出身者の編入で国家の補助金も増加したという指摘が出ている。代表的なところが正義連である。正義連は2016年に1600万ウォンの補助金を受けたが、翌年1億5000万ウォン、2018年4億3000万ウォン、2019年に7億4708万ウォンに増加していた。内部情報誌のデザインをユン・ミヒャンの夫会社(水原市民新聞)に発注しており、奨学金の相当額は、左派市民団体の活動家の子供に支給した。これは1億3204万ウォンの総支出のうち、1億ウォンの奨学金を正義連取締役と左派市民団体の活動家の子供たちに支給され、金慰安婦が2019年1月に死去した後に、勝手に「国内市民・社会団体活動家の大学生の子供」に限定した奨学金枠を追加で作った。正義連は市民団体ではなく、資金提供連帯という指摘されている。残りの事業費も韓国女性団体連合連帯事業(200万ウォン)、戦争と女性の人権博物館広報事業(500万ウォン)などで使われた。チン・ジュングォン教授はフェイスブックで「正義連はNL運動圏の水を与える役割をしたこと解説した。それとともに「運動組織が成し遂げた経済ブロック、これは彼らの執拗な生存力の秘訣かもしれない」「少なくとも活動家が生活のために運動費用を最小限に抑えることができるからだ」と分析した。2019年7月には、労働者の支援の名目で移住労働希望センター、11月には釜山地下鉄労組などに資金を支給した。2020年総選挙直前には「セウォル号記憶及び責任及び約束忘れません」と書かれた横断幕を京畿道通りのあちこちにかけ認証ショットをSNSに載せた。さらに国立現代美術館で「そのような船に乗ったという理由で死ぬべき人は誰もいない」というセウォル合関連作品を展示した組織、金属労組ベスト、民衆歌謡レコード、長期闘争の顔覆う、フラグ、旗竿などを専門的に販売しているデモ用品専門販売店「連帯と前進」HPに民主労総・全農・チョン・テイル財団・移住労働希望センターなど左派団体の広告が提供されていた[115]。
日本の宗教団体との関係
2020年7月16日、両国の歴史を記憶して歴史の犠牲者の傷を癒やす事業のほか、韓半島の平和プロセスや日本の平和憲法の維持に向けた事業などに取り組む計画を目的とした「韓日和解と平和プラットフォーム」を発足し、日本キリスト教協議会、日本カトリック正義と平和協議会などが発足式に出席した[116]。
日本の社団法人やNPO等左派市民団体との関係
2022年8月に一般社団法人colaboが正義連および正義連による「ドイツにおける慰安婦像」運動後援へ寄付している[117]。水曜デモにも参加し、代表の仁藤夢乃がマイクを握って発言している様子が韓国の「聯合ニュース」でも報じられている[118][119]。
批判
- 韓国検察は、2020年9月に補助金管理法及び地方財政法違反、詐欺、寄付金品法違反、業務上横領、準詐欺、業務上背任、公衆衛生管理法違反など6つの疑惑、8つの罪名で前代表の尹美香議員を在宅起訴した。正義連の理事も共犯として一緒に裁判にかけられた。2023年1月6日に韓国検察は、前代表の補助金管理法及び寄付金品法違反などの結審公判で前代表の尹美香議員へ懲役5年、共犯として起訴した正義記憶連帯の理事には3年を求刑した。検察は尹美香は代表時代に個人口座に寄付金を募集し、寄付金流用、慰安婦おばあさんよりも団体や自身の活動を優先視していた上に、「被告人たちは、犯行の一切を否認しており反省する姿を見せていない」と批判した。尹は更に、代表時代の2017年11月から2020年1月までの約3年間、当時95歳の慰安婦キル・ウォンオクが心身障害であることに漬け込み、財産7920万ウォンを自身へ寄付・贈与させていた。また、尹議員は「慰安婦の海外旅行経費と弔意金」などの名目で3億3000万ウォンを個人口座で募金を集め、私的な用途で使った[26]。
- 安秉直ソウル大学名誉教授は、「この韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)と3年間、日本軍慰安婦について共同調査をおこなったが、慰安婦を強制動員した証拠はなく、元慰安婦とされる人たちの証言についての客観的な資料もなかった」と述べるとともに、挺対協の人たちの行動については「慰安婦の本質を把握し、現在の悲惨な慰安婦の状態を防止するためではなく、日本と喧嘩するためだった」と述べている[120]。
- 李栄薫ソウル大学教授は、「従軍慰安婦は売春業」、「朝鮮総督府が強制的に慰安婦を動員したと、どの学者が主張しているのか」などと発言し、常任代表の申蕙秀から教授職辞任の要求を受けた。(朝鮮日報 2004/09/03)
- アジア女性基金元理事の大沼保昭明治大特任教授は、挺対協の活動について「慰安婦問題を韓国で根深い反日問題の方向に曲げた」「元慰安婦の幸せや置かれた状況に関する問題ではなく、支援団体の正義を実現するためのものにすり替わった」と批判している[121]。
- 元慰安婦の李容洙は、2015年のインタビューにて「日本が話し合おうといっているのに。会わずに問題が解決できようか」と挺対協を批判し、挺対協が在韓日本大使館前での毎週行っている抗議集会について「何のためにしているのか分からない。ただ、『謝罪しろ』『賠償しろ』と叫んで集会の回数をこなせばいいというものではない」と疑問を呈していた。他にも挺対協への批判として、元慰安婦の意見なしに独自で行動しており、水曜集会の寄付金、出版物の印税の利益も元慰安婦に殆ど還元されずに寄付金はほぼ不当に横領されていたと告発している。また正義連と尹次期国会議員をめぐる各種疑惑について、「必ず罪を問われ、罰を受けなければならない」とした。これらは当該メディアや産経新聞な以外のど他の主流韓国メディアでは報道されずに知られていなかった。しかし、2020年5月に李が記者会見で同じように批判すると大体的に報道されて、韓国社会で漸く組織の実態が広く知れ渡った[44][99][122][123]。更には慰安婦を「性奴隷」という言い換える理由を尹美香代表(当時)は「こう表現してこそ米国が怖がる」と言い、李は正しくないので使用を辞めて「慰安婦」という言葉を用いるように言ったのに無視した上で、更には挺対協の後継組織の正義連には、「日本軍性奴隷問題解決のための〜」の正式名称にというロビー活動優先の組織名にしている[100]
- 評論家の池萬元は、挺対協の水曜デモに参加する元挺身隊の女性たちについて「偽者である」などの批判をしている[124]。
- 韓国左派運動家代表の一人は、「挺対協は、日本軍慰安婦問題の解決を望んでいない、彼らに必要なのは問題の深刻化であり、悪化であり、慢性化であり、その問題がそのまま維持されて大きくなること指摘し、それは、運動ではなく陰謀のための企画である。」、「日本政府の保証金を慰安婦が拒否するようにあらゆる術数をめぐらし、受け取るおばあさん達を娼婦、売春婦と罵倒した、挺対協は個人的には甘い汁を吸い、日韓、韓米関係を破綻させ韓国を北朝鮮と中国に売り渡そうとした、歴代政権がしっかりしていれば反逆罪で処分できたはず、」と批判した[125]。
名称
前身の「韓国挺身隊問題対策協議会」の名称に「挺身隊」とあるが、これは大戦末期に内地の軍需工場で働いた「女子挺身隊」のことではなく、日本軍の慰安婦のことを示している。女子挺身隊の一部は、朝鮮半島や台湾などから招集され主に内地の軍需工場で働いたが、当時朝鮮の慰安婦斡旋業者が挺身隊と偽り慰安婦を集めるなどしたため、「挺身隊として徴集されると慰安婦にさせられる」という噂・デマが流布した。「慰安婦」の語は後の韓国の米軍や韓国軍の慰安婦と混同するため、韓国では現在も日本軍の慰安婦を「挺身隊」と表現することが多い。
現在の「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」は、英語の名称を「The Korean Council for the Women Drafted for Military Sexual Slavery by Japan」[126](日本による軍性奴隷に徴用された女性のための協議会)としている。
略歴
- 1990年11月16日 - 韓国教会女性連合会、韓国女性団体連合会等16団体が参加して韓国挺身隊問題対策協議会結成。初代代表は尹貞玉。
- 1990年12月 - 日本キリスト教婦人矯風会が尹貞玉を日本に招聘し、協力関係を構築した[127]。
- 1992年12月 - 東京で開かれた「『従軍慰安婦』等国際公聴会」で朝鮮日本軍性的奴隷及び強制連行被害者補償対策委員会と合流し、「慰安婦」を「性奴隷」と位置づける政治宣伝工作に着手した[128]。
- 1993年3月 - 初の「元慰安婦証言集」として『証言・強制連行された朝鮮人慰安婦たち』を刊行。日本では右派から指摘されてきたが、2020年には金儲けと国内外の反日本政府感情扇動のためであり、デタラメばかりと韓国でも漸く報道[100][129][130][131]。 ジュネーブの国連人権会議で挺対協に近い戸塚悦朗の発案したアピール活動にて、尹美香と夫の金三錫らと戸塚を含む日本左派の協力で実行する。この際に慰安婦らが否定し、実態と乖離する「性奴隷」との表現を国外、特に対米アピールのために用いる。李さんは当初から元慰安婦を「性奴隷」と歪曲する運動のやり方にも「どうして私が性奴隷なのか。とんでもない話だ」と怒りをあらわにしている[98][101][132][133][134][135]。
- 1993年7月 - 証言の真実性を確かめに来た日本政府の実態調査を 「250万ウォン(約25万円)あげるから、日本政府の調査に協力しないと誓約書を書け」と誘惑して妨害した。2020年に元慰安婦を利用し金儲けをしていたことを告発された際の反論の一環で、「挺対協が李容洙へお金を払っている」と主張した際に公開された領収書の1枚が93年のモノであり、この当時口封じのために挺対協が配ったカネの領収書である[102]。
- 1997年-アジア女性基金に挺対協は「日本から金を貰ったら娼婦だと認めたことになる」 と反対。基金を受け取った女性7名の実名と住所を公開。マスコミと批判が殺到することになる。韓国左派を中心に罵倒や脅迫電話、「母の日」等の元慰安婦参加公式行事の招待メンバーから排除、慰安婦名簿から名前削除。最初にアジア女性基金から償い金を受け取った7人の元慰安婦を苛め抜いた[101][103][136]。
- 2000年 - 尹貞玉、金允玉(キム・ユノク)、池銀姫(チ・ウニ)の共同代表に移行。
- 2001年 - 金允玉、池銀姫、鄭鎮星(チョン・ジンソン)の3代表体制。尹貞玉は名誉共同代表に。
- 2002年 - 金允玉常任共同代表、李キョンスク共同代表体制に。
- 2004年 - 慰安婦を題材としたヌード写真集の制作を行った女優のイ・スンヨンに抗議し、写真集の販売は差し止め、ナヌムの家において、ナヌムの家に住む元慰安婦らへのみ謝罪行事をさせた。同年に元慰安婦ら13名から「いつ死ぬかも知れない慰安婦被害者たちを歴史の舞台で『物ごい』にして私腹を肥やしてきた悪党たち」「挺対協は慰安婦被害者のためと言って全国から寄付金を集めたが、私たちはその寄付金で恩恵を受けたことが一度もない」とナヌムの家と共に、募金とデモを禁止するための訴えを起こされる[136]。
- 2005年 - 申惠秀(シン・ヘス)常任代表に。
- 2005年4月18日 - 「被害者と被害者たちを支援する団体の名誉まで毀損した」などとして韓国陸軍大佐の評論家池萬元を名誉毀損でソウル中央地検に告訴した[137]。
- 2006年 - 申恵秀、ユン・スンニョ、ハン・クギョム共同代表体制に
- 2009年3月5日 - 日本の民主党に法制定などを通じた旧日本軍慰安婦問題の早期解決を促す要請書を伝達と発表[138]。
- 2011年12月14日 - 韓国の在大韓民国日本国大使館前(公道)に、無許可で「元慰安婦を題材にした」というブロンズ像(慰安婦像)を建て、日本国政府から外交関係に関するウィーン条約違反と抗議される[56]。後に韓国左派による組織に批判的な慰安婦らを罵倒しながら、像は宗教のように讃えている矛盾した実態、像が1体できるごとに製作者の反米反日親北と指摘されてきた理事の韓国人夫妻製作者に約340万円ほどの収入、総数は50以上で小型の販売も含めると総額は約2億円以上を儲けている慰安婦像ビジネスが指摘されている[139][140][141]。
- 2012年8月15日 - 北朝鮮の朝鮮日本軍性的奴隷及び強制連行被害者補償対策委員会と共同声明を出した[35][48]。
- 2012年5月5日 - 日本軍慰安婦に関する博物館「戦争と女性の人権博物館」を開館し運営している。
- 2016年6月9日 - 韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)が中心となり日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶財団が設立された[33]。
- 2018年7月 - 日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶財団と組織統合し、現名称に改称[1][2][12][13]。
- 2020年5月 - 慰安婦支援はどうでもよく、組織自体が寄付金集めという金銭的・政治目的であったことなどを30年傘下として活動していた元慰安婦から数々の不正が告発され、 韓国社会の明るみになり批判を受ける[12][44]。
- 2020年5月 - 中国からお金で輸入してきた正体不明の老婆らを元慰安婦として動員することで水曜集会を維持している事が暴露された[142]。
- 2020年8月 - 韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)が総会の議決により解散した[143]。
- 2021年2月 - 女性家族部は、元慰安婦の生活支援などの事業について、正義連への委託をやめると発表した[144]。
脚注
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- ^ “韓国の元慰安婦リーダーから届いた手紙「被害者たちは食い物にされている」:時事ドットコム”. 時事ドットコム. 2020年6月15日閲覧。
- ^ “元慰安婦が支援団体批判 「利用され、だまされてきた」:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2020年6月15日閲覧。
- ^ “告発の元慰安婦も嫌悪「性奴隷」の語源 – 東京スポーツ新聞社”. 東スポWeb – 東京スポーツ新聞社. 2020年6月15日閲覧。
- ^ a b “慰安婦被害者「テレビを見て『憩いの場』のことを知り、悔しくて身震いがした」(朝鮮日報日本語版) - Yahoo!ニュース”. archive.is (2020年5月18日). 2020年6月15日閲覧。
- ^ 挺身隊対策協、「偽者慰安婦発言」チ・マンウォン氏を告発 朝鮮日報 2005/04/18
- ^ 挺身隊問題対策協、日本に慰安婦問題解決要請書伝達 聯合ニュース 2009/03/06
- ^ “慰安婦像製作で意外な収入に 制作をつづける韓国人夫妻が明かす”. ライブドアニュース. 2020年6月15日閲覧。
- ^ “【外信コラム】「おばあさんへの関心」より 宗教化した慰安婦運動(産経新聞)”. Yahoo!ニュース. 2020年6月15日閲覧。
- ^ “金銭疑惑が次々と浮上! “慰安婦ビジネス”に口を閉ざしてきた日本の左派の責任 識者「実態を知らなかったはずはない」”. Yahoo!ニュース. 2020年6月15日閲覧。
- ^ “위안부 할머니들 "정대협, 中서 정체불명 피해자 6명 수입"”. archive.is (2020年5月22日). 2020年6月15日閲覧。
- ^ 【独自】金福童さん賠償金、挺対協が受取人に 朝鮮日報 2021/02/06
- ^ 元慰安婦支援事業、韓国政府が「正義連」への委託打ち切り 読売新聞 2021/02/04
関連項目
- 朝日新聞の慰安婦報道問題
- 戦争と女性の人権博物館
- 日本軍『慰安婦』問題解決全国行動(水曜デモ)
- 慰安婦像
- ナヌムの家
- 共に民主党
- 朝鮮日本軍性的奴隷及び強制連行被害者補償対策委員会
- 「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクション・センター
- なでしこアクション
- 台北市婦女救援基金会
- コリア協議会
- ベトナム戦争時期の韓国軍による民間人虐殺真相究明のための市民平和法廷
外部リンク
- 正義記憶連帯(公式ウェブサイト)
- 日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯 (@war_women) - X(旧Twitter)
- 正義記憶連帯 (womenandwar) - Facebook
- 正義記憶連帯 (@war_women) - Instagram
- 正義記憶連帯 - YouTubeチャンネル
- I'm The Evidence(私が証拠) 大韓民国 女性家族部
- 慰安婦問題に対する日本政府のこれまでの施策 日本国 外務省
- 『韓国挺身隊問題対策協議会』 - コトバンク