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2023年1月27日 (金) 05:18時点における版
阪神タイガース #49 | |
---|---|
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 熊本県熊本市南区 |
生年月日 | 1995年6月29日(29歳) |
身長 体重 |
184 cm 87 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 左投左打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2017年 育成選手ドラフト4位 |
初出場 | 2018年8月1日 |
年俸 | 2000万円(2023年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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大竹 耕太郎(おおたけ こうたろう、1995年6月29日 - )は、熊本県熊本市南区出身[2]のプロ野球選手(投手)。左投左打。阪神タイガース所属。
経歴
プロ入り前
熊本市立田迎小学校3年生の頃、福岡ドームでの福岡ダイエーホークス戦を観て、4年生で「田迎スポーツ少年団」で投手として軟式野球を始める。少年時代はホークスファンクラブに入会していた[2][3]。
熊本市立託麻中学校では、3年生の時に全国大会に出場する[2]。
高校は済々黌高校に進学。1年生の夏から背番号10番でベンチ入りし、秋には背番号1番でエースとなる[2]。2年生の夏には、前年の秋季大会で敗れた九州学院高校を準決勝で破り、第94回全国高等学校野球選手権大会に出場する[4]。2回戦、対鳴門高校戦において、4安打1失点の完投勝利で3回戦に進出するが[5]、藤浪晋太郎、澤田圭佑、森友哉を擁する大阪桐蔭高校に6対2で敗れる[6]。3年生の春の第85回記念選抜高等学校野球大会では、常総学院高校に完封勝利し、3回戦に進出[7]。3回戦では完投するも、安樂智大擁する済美高校に4対1で敗れた[8]。3年生の夏の第95回全国高等学校野球選手権熊本大会準決勝に進出するも、2年連続の夏の甲子園出場はならなかった[9]。
大学は早稲田大学に進学。1年生の春から東京六大学野球リーグ戦に起用され、1年生の秋の秋季リーグ戦において、怪我で離脱の有原航平に代わり、開幕投手として初先発、7回を3安打無失点で勝利投手となる[10]。以降も全カードに先発登板し、4勝を挙げる[11]。2年生からエースに成長し、リーグ戦春秋連覇と全日本大学野球選手権大会優勝に貢献[11]。春季リーグでは、防御率0.89でベストナインに選ばれる[12]。3年生、4年生と怪我に悩まされ、3年生秋の秋季リーグ、4年生春の春季リーグともに未勝利に終わったが[2]、4年生秋の秋季リーグ、対明治大学において、3季振りの白星を挙げる[13]。有原航平、中村奨吾、高梨雄平、重信慎之介、茂木栄五郎、石井一成は、大学時代の先輩にあたる。卒業論文のテーマは「緩急を使った投球は打ちにくいのか」だった[14]。
2017年度プロ野球ドラフト会議において福岡ソフトバンクホークスから育成選手ドラフト4巡目指名され[15]、支度金300万円、年俸400万円(金額は推定)で契約した[14]。背番号は「133」。
ソフトバンク時代
2018年はウエスタン・リーグで22試合に登板し8勝0敗防御率1.87の成績で、7月29日に支配下登録され、当年の推定年俸を600万円に、背番号を「10」に変更する[16]。8月1日の対埼玉西武ライオンズ戦(メットライフドーム)で先発して8回2失点、育成出身新人では初となる一軍公式戦初先発・初勝利[17]。シーズン終盤は中継ぎにまわり、11試合中8試合で先発登板し、48回2/3を投げ3勝2敗防御率3.88。クライマックスシリーズでは、北海道日本ハムファイターズとのファーストステージ第2戦と西武とのファイナルステージ第2戦第3戦に中継ぎ投手として登板[18]、広島東洋カープとの日本シリーズでは、第2戦で6回から2番手として登板し、2回を無失点[19]。12月1日、900万円アップの年俸1,500万円(金額は推定)で契約更改する[20]。
2019年は開幕から先発ローテーション入りするが、平均援護点が0点台と勝ち星に恵まれず[21]、5月2日の対東北楽天ゴールデンイーグルス戦にて7回無失点でシーズン初勝利[22]。その後も先発を務めていたが、オールスターゲーム以降の後半戦は5戦連続で4失点以上と結果を残せず[23]、8月2日に登録抹消[24]。そのままシーズンを終え、17試合に先発登板し5勝4敗だった。
2020年は左肘の肉離れの影響[25]で開幕一軍を逃したが、8月13日に一軍昇格、同日のシーズン初登板・初先発(対オリックス・福岡PayPayドーム)で5回2/3を投げて1失点(1回先頭打者に被本塁打)と抑え、420日ぶりに勝利投手となった[26]。一軍公式戦では3試合に先発し2勝0敗、防御率2.30。二軍公式戦では16試合に登板し92回1/3を投げ、6勝3敗(勝率.667)、防御率2.53を記録し[27]、ウエスタン・リーグおいて最多勝利投手賞、最優秀防御率投手賞、勝率第一位投手賞、優秀投手賞を獲得する[28]。日本シリーズで出場資格者40人枠に入るが、登板機会は無かった[29]。12月9日、福岡市内の球団事務所で契約交渉に臨み、300万円ダウンの年俸2,400万円(金額は推定)で契約更改した[30]。
2021年は、開幕ローテーション入りするが、最初の試合の3月31日の対オリックス戦(京セラドーム大阪)で3回7失点し[31]、4月2日に一軍登録を抹消された。結局このシーズンの一軍登板は前述のオリックス戦と10月24日の楽天戦の2試合のみであった。12月13日には、前年に続き300万円減俸の2,100万円で契約を更改した[32]。
2022年、6月27日の千葉ロッテマリーンズ戦(東京ドーム)では、予告先発の和田毅が前日に新型コロナウイルス陽性となる疑いが発覚したため、急遽先発投手として登板した(4回0/3を7被安打4失点で敗戦投手)[33]。
阪神時代
2022年12月9日、同年から初めて実施された現役ドラフトで阪神タイガースに移籍した[34][35][36]。背番号は49[37]。
選手としての特徴
投球センスの良さと、両コーナーへの安定した投げ分けが光る軟投派左腕[11]。球の出どころが見づらい投球フォームから[15]、最速144km/h[38]のストレートと、変化球は、カーブ、スライダー、チェンジアップ、ツーシームなど多彩[11]。
2018年の2月のキャンプ中、二軍投手コーチの久保康生から木箱を使った体重移動のトレーニングを命じられ、軸足を台に乗せて行ったり蹴り足を台に向かって踏み込んで行ったりするシャドーピッチングでフォームを身に付けた。それまでのように軸足の方の尻が下がるフォームの悪い癖が抜けていき、支配下登録を掴むことに成功[39]。
人物
憧れのプロ野球選手は、大学の先輩である和田毅。和田の「ひたすらポール間を走っていた」という“伝説”を伝え聞き、オフに和田が早稲田大学で自主トレを行った際には、走ることの大切さをアドバイスされた[15]。
詳細情報
年度別投手成績
年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2018 | ソフトバンク | 11 | 8 | 0 | 0 | 0 | 3 | 2 | 0 | 0 | .600 | 197 | 48.2 | 45 | 6 | 13 | 0 | 1 | 36 | 0 | 0 | 21 | 21 | 3.88 | 1.19 |
2019 | 17 | 17 | 1 | 0 | 0 | 5 | 4 | 0 | 0 | .556 | 442 | 106.0 | 111 | 13 | 20 | 1 | 4 | 72 | 0 | 1 | 47 | 45 | 3.82 | 1.24 | |
2020 | 3 | 3 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | 60 | 15.2 | 13 | 1 | 3 | 0 | 0 | 8 | 0 | 0 | 4 | 4 | 2.30 | 1.02 | |
2021 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | .000 | 22 | 4.0 | 7 | 0 | 3 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 7 | 7 | 15.75 | 2.50 | |
2022 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | .000 | 35 | 7.0 | 10 | 1 | 2 | 0 | 1 | 5 | 2 | 0 | 6 | 5 | 6.43 | 1.71 | |
通算:5年 | 35 | 31 | 1 | 0 | 0 | 10 | 9 | 0 | 1 | .526 | 756 | 181.1 | 186 | 21 | 41 | 1 | 6 | 122 | 2 | 1 | 85 | 82 | 4.07 | 1.25 |
- 2022年度シーズン終了時
年度別守備成績
年 度 |
球 団 |
投手 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2018 | ソフトバンク | 11 | 3 | 13 | 0 | 1 | 1.000 |
2019 | 17 | 8 | 22 | 0 | 1 | 1.000 | |
2020 | 3 | 0 | 4 | 0 | 1 | 1.000 | |
2021 | 2 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1.000 | |
2022 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1.000 | |
通算 | 35 | 12 | 41 | 0 | 3 | 1.000 |
- 2022年度シーズン終了時
記録
- 初記録
- 投手記録
- 初登板・初先発登板・初勝利・初先発勝利:2018年8月1日、対埼玉西武ライオンズ14回戦(メットライフドーム)、8回2失点 ※育成出身投手としてプロ初登板・初先発勝利は史上初[17]
- 初奪三振:同上、1回裏に外崎修汰から空振り三振
- 初ホールド:2021年10月24日、対東北楽天ゴールデンイーグルス25回戦(楽天生命パーク宮城)、7回裏に二番手で救援登板、1回無失点
- 打撃記録
- 初打席:2019年6月20日、対東京ヤクルトスワローズ3回戦(明治神宮野球場)、2回表に山田大樹から見逃し三振
背番号
- 133(2018年 - 同年7月28日)
- 10(2018年7月29日 - 2022年)
- 49(2023年 - )
登場曲
- 「一歩ずつ」Mintz(2018年 - )
- 「水平線」back number(2021年 - )
脚注
注釈
出典
- ^ “ソフトバンク - 契約更改 - プロ野球”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社) 2022年11月26日閲覧。
- ^ a b c d e “早大 大竹耕太郎 プロフィール”. 週刊ベースボール. 2017年11月29日閲覧。
- ^ “和田毅以来の早稲田→ホークス――大竹耕太郎「覚悟を持って臨みたい」”. Yahoo!ニュース (2017年11月2日). 2017年11月29日閲覧。
- ^ “済々黌悔いなし「出し切った」/甲子園”. 日刊スポーツ (2012年8月19日). 2017年11月29日閲覧。
- ^ “第94回全国高校野球選手権大会 済々黌―鳴門(2回戦)”. 朝日新聞デジタル バーチャル高校野球 (2012年8月13日). 2017年11月29日閲覧。
- ^ “第94回全国高校野球選手権大会 大阪桐蔭―済々黌(3回戦)”. 朝日新聞デジタル バーチャル高校野球 (2012年8月18日). 2017年11月29日閲覧。
- ^ “第85回記念選抜高校野球大会 済々黌―常総学院(2回戦)”. 朝日新聞デジタル バーチャル高校野球 (2013年3月26日). 2017年11月29日閲覧。
- ^ “第85回記念選抜高校野球大会 済美―済々黌(3回戦)”. 朝日新聞デジタル バーチャル高校野球 (2013年3月30日). 2017年11月29日閲覧。
- ^ “第95回全国高校野球選手権記念熊本大会 文徳―済々黌(準決勝)”. 朝日新聞デジタル バーチャル高校野球 (2013年7月22日). 2017年11月29日閲覧。
- ^ “早大先勝!1年大竹が初勝利 東京6大学”. 日刊スポーツ (2014年9月13日). 2017年11月29日閲覧。
- ^ a b c d “大竹がソフトバンクから育成4位指名を受ける”. 早稲田スポーツ新聞会- wasedasports.com (2017年10月27日). 2017年11月29日閲覧。
- ^ “早大勢が6人受賞/東京6大学野球ベストナイン”. 日刊スポーツ (2015年5月31日). 2017年11月29日閲覧。
- ^ “早大が明大相手に13得点、先発大竹耕太5回2失点”. 日刊スポーツ (2017年9月10日). 2017年11月29日閲覧。
- ^ a b “早大・大竹、工藤塾に入門志願 ソフトB育成ドラフト4位入団合意”. 西日本スポーツ (2017年11月16日). 2017年11月29日閲覧。
- ^ a b c “ソフトB育成4位大竹「和田2世」に 済々黌高出身”. 西日本スポーツ (2017年11月3日). 2017年11月29日閲覧。
- ^ “ソフトバンクが育成の大竹耕太郎を支配下登録 背番号「133」から「10」に変更”. SANSPO.COM(サンスポ) (2018年7月29日). 2018年8月5日閲覧。
- ^ a b “ソフトバンク大竹、史上初育成新人プロ初先発初勝利”. 日刊スポーツ (2018年8月2日). 2018年3月8日閲覧。
- ^ “ソフトB大竹「やり返す」 西武とオープン戦6日先発”. 西日本スポーツ (2019年3月5日). 2018年3月8日閲覧。
- ^ “2018/10/28(日)第2戦 広島 vs 福岡ソフトバンク”. 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト (2018年10月28日). 2019年3月8日閲覧。
- ^ “SB大竹の年俸がジャンプアップ 忘れえぬ「片道8時間バス移動」3軍での日々”. 西日本スポーツ (2018年12月1日). 2019年3月8日閲覧。
- ^ “援護点0点台…2番目に少ないソフトバンク大竹1勝”. 日刊スポーツ (2019年5月3日). 2020年2月28日閲覧。
- ^ “ソフトバンク大竹涙の1勝 千賀のヒントで状態修正”. 日刊スポーツ (2019年5月2日). 2020年2月28日閲覧。
- ^ “ソフトバンク大竹4被弾KO…監督は次回登板明言”. 日刊スポーツ (2019年7月25日). 2020年2月28日閲覧。
- ^ “日本ハム杉浦ら登録、巨人炭谷ら抹消/2日公示”. 日刊スポーツ (2019年8月2日). 2020年2月28日閲覧。
- ^ “ソフトバンクに暗雲 甲斐野開幕絶望/故障者一覧”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2020年2月16日) 2020年12月21日閲覧。
- ^ “420日ぶり白星ソフトバンク大竹「黄金」同期の活躍に悔しさと刺激”. 西日本スポーツ (西日本新聞社). (2020年8月24日) 2020年12月21日閲覧。
- ^ “2020年度 福岡ソフトバンクホークス 個人投手成績(ウエスタン・リーグ)”. 日本野球機構 NPB.jp. 2020年12月21日閲覧。
- ^ “2020年度 表彰選手(ウエスタン・リーグ)”. 日本野球機構 NPB.jp. 2020年12月20日閲覧。
- ^ “SMBC日本シリーズ2020 出場資格者名簿(福岡ソフトバンクホークス)”. 日本野球機構 NPB.jp. 2020年12月21日閲覧。
- ^ “ソフトバンク大竹300万減「悔しかった分来年に」”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2020年12月9日) 2020年12月21日閲覧。
- ^ “ソフトバンク今季初黒星 大荒れ大竹の次回登板は「あのエース」次第”. 西日本スポーツ. (2021年4月1日) 2021年4月23日閲覧。
- ^ “ソフトバンク大竹耕太郎「納得できた」2度目交渉でサイン 300万円減”. 日刊スポーツ. (2021年12月13日) 2022年7月13日閲覧。
- ^ “【ソフトバンク】緊急先発の大竹耕太郎5回持たずKO 当初は和田が予告もコロナ陽性で変更”. 日刊スポーツ. (2022年6月27日) 2022年7月13日閲覧。
- ^ “2022年度現役ドラフト結果”. NPB.jp 日本野球機構 (December 9, 2022). December 15, 2022閲覧。
- ^ “大竹耕太郎投手 移籍のお知らせ”. 福岡ソフトバンクホークス (2022年12月9日). 2022年12月9日閲覧。
- ^ “現役ドラフトによる選手の移籍について”. 阪神タイガース 公式サイト (December 9, 2022). December 15, 2022閲覧。
- ^ “【阪神】現役ドラフト大竹耕太郎「監督も早大の大先輩、早くアレに貢献」狙うは先発ローテ入り - プロ野球 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2022年12月16日閲覧。
- ^ ソフトバンク大竹、遠い1勝 好投報われず「イチローさんも言ってたけど…」 西日本新聞 (2019年04月11日)
- ^ ベースボール・マガジン社『週刊ベースボール』2018年10月1日号 p.57.
- ^ “チーム情報 球場使用曲一覧”. 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト. 2021年3月10日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 個人年度別成績 大竹耕太郎 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)、The Baseball Cube
- 選手の各国通算成績 The Baseball Cube ※2018年・2019年の成績
- 大竹耕太郎 (@ohtake89) - X(旧Twitter)
- 大竹耕太郎 (@ohtake89) - Instagram