伊原陵人
基本情報 | |
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国籍 | 日本 |
出身地 | 奈良県橿原市 |
生年月日 | 2000年8月7日(24歳) |
身長 体重 |
170 cm 75 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 左投左打 |
ポジション | 投手 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
この表について
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伊原 陵人(いはら たかと、2000年8月7日 - )は、奈良県橿原市出身[1]の野球選手(投手)。左投左打。
経歴
[編集]小学校1年から父と兄の影響で野球を始める。だが、練習に対する辛さや試合へのプレッシャーから逃げたいという気持ちが強かったため、橿原市立八木中学校に入学すると野球を辞めて友人とともに柔道部へ入部をする。柔道にも熱心に取り組んでいたが、帰宅途中に野球部がグラウンドで練習する姿を見たことで野球に対する情熱が再燃し、1年生の終わりごろから軟式野球部に転部をする[2][3]。
智辯学園高等学校では3年春の第90回記念選抜高等学校野球大会にエースとして出場し、日大山形との初戦(2回戦)は5回2失点で勝利[4]。創成館との3回戦では9回途中まで1失点と好投したが、試合は延長線の末敗れた[5]。同年夏は奈良大会準決勝で太田椋擁する天理に敗れた[6]。1学年上に松本竜也、福元悠真、2学年上に村上頌樹がいた。
高校卒業後は大阪商業大学へ進学。関西六大学野球連盟に所属する硬式野球部に入団すると、2年秋にリーグ最優秀投手に選出。3年春には5勝0敗、防御率0.28という好投を見せベストナインを受賞。リーグ戦通算では15勝1敗、防御率0.91を記録した[7]。プロ志望届を提出したが、2022年のドラフト会議での指名はなかった[8]。1学年下に上田大河、髙太一、2学年下に渡部聖弥、岡田皓一朗がいる。
大学卒業後はNTT西日本へ入社。入社1年目の第94回都市対抗野球大会では三菱重工Eastとの初戦で先発して6回2失点と好投したが、試合は敗れた[1]。入社2年目も主力選手として好投し、第95回都市対抗野球大会ではベスト8に進出させた[7]。
2024年のドラフト会議で阪神タイガースの1位で指名を受けた。
脚注
[編集]- ^ a b 毎日放送, MBS. “【2024年注目選手リスト】NTT西日本・伊原陵人 智弁の先輩、阪神・村上と同じ舞台へ「平均球速」アップと「落ち球」磨く!【社会人野球 投手】 | 特集”. MBSニュース. 2024年10月20日閲覧。
- ^ “もっと社会人野球:柔道部に入り気づいた「やっぱり野球がしたい」 NTT西・伊原”. 毎日新聞. 2024年10月27日閲覧。
- ^ “【ドラフト】NTT西日本・伊原陵人、阪神1位「1年間走り抜ける。目標新人王」指名漏れから成長 - アマ野球 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 日刊スポーツ (2024年10月24日). 2024年10月24日閲覧。
- ^ “智弁学園3年連続センバツ初戦突破、日大山形を撃破 - センバツ : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2024年10月20日閲覧。
- ^ “【センバツ】智弁学園・伊原、9回途中1失点の好投「ベストピッチできた」”. スポーツ報知 (2018年3月30日). 2024年10月20日閲覧。
- ^ “【奈良】天理 宿敵・智弁倒し決勝へ 「恐怖の1番打者」宮崎が勝負決めた - スポニチ Sponichi Annex 野球”. スポニチ Sponichi Annex. 2024年10月20日閲覧。
- ^ a b “近畿社会人ドラフト候補BIG3を徹底分析! 「2度の指名漏れ」甲子園準V投手、智弁学園エースらが吉報を待つ!|記事一覧|高校野球ドットコム”. 高校野球ドットコム. 2024年10月20日閲覧。
- ^ “大学日本代表でも吉報は届かず…この秋のプロ入りが叶わなかった大学生の逸材たち | BASEBALL KING”. BASEBALL KING (2022年11月11日). 2024年10月20日閲覧。