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2023年1月27日 (金) 05:12時点における版
中日ドラゴンズ #206 | |
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基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 大阪府大阪市港区 |
生年月日 | 2003年2月24日(21歳) |
身長 体重 |
178 cm 78 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2020年 育成選手ドラフト3位 |
年俸 | 315万円(2023年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
この表について
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松木平 優太(まつきひら ゆうた、2003年2月24日 - )は、大阪府大阪市港区出身[2]のプロ野球選手(投手・育成選手)。右投右打。中日ドラゴンズ所属。
経歴
プロ入り前
インドネシア人の父と日本人の母の間に生まれる。大阪市立田中小学校1年時にソフトボールを始めて投手を務め、大阪市立港南中学校時代は港ボーイズに所属し遊撃手と外野手を務めた[2]。
精華高等学校へ進学すると2年時の夏より野手としてベンチ入りし、秋から投手に転向した[3]。高校入学時は身長163cm、体重53kgと小柄な体格で球速も120km/h台後半だったが、祖母が毎食用意する3合の米やトレーニングの甲斐があり、最終的に身長は178cmまで伸びて体重は70kgまで増加し、球速は最速145km/hを計測する程に成長した[4][5]。3年時夏の高校野球大阪大会では、初戦の羽衣学園高等学校戦で先発し7回を無失点に抑え、9回二死満塁には8回より回っていた一塁から再び登板し試合を締める活躍を見せるも[6]、2回戦の大阪府立みどり清朋高等学校戦では10回タイブレークの末にサヨナラ負けを喫した[7]。8月に開催されたプロ志望高校生合同練習会では中山礼都らから三振を奪い、打者5人に対し無安打3奪三振1四球と結果を残した[8]。
2020年のプロ野球ドラフト会議では、中日ドラゴンズから育成3位指名を受け、11月12日に支度金200万円、年俸300万円で仮契約を結んだ[5]。背番号は206[9]。また、精華高等学校からプロ入りする初の野球選手となった[10]。
中日時代
2021年は5月29日、オリックスとのウエスタン・リーグ公式戦でプロ初登板。1イニングを投げ、被安打3、2失点の内容だった[11]。シーズン中は体幹強化に励み、入団時から体重を10kg近く増加させた[12]。トレーナーの判断により[12]、二軍公式戦の登板は2試合にとどまった[13]。
選手としての特徴
最速148km/hのストレートとスライダー、カーブ、スプリットを投げる[2]。
人物
- 上述の通りインドネシア人の父と日本人の母との間に生まれるが、両親は本人が2歳の頃に離婚し、親権を得た母親も小学2年の頃に病気で他界。以降は祖父母に育てられるも、高校2年の夏に祖父も亡くしている[14]。
- 現在の家族構成は千葉県に住む祖母、姉[15]。
- 目標とする選手は大谷翔平と千賀滉大[2]。
詳細情報
背番号
- 206(2021年 - )
脚注
- ^ “中日 - 契約更改 - プロ野球”. 日刊スポーツ. 2022年11月11日閲覧。
- ^ a b c d “中日育成3位・松木平優太投手「頭が真っ白に…うれしい」父はインドネシア人「日本を代表する投手に!」”. 中日スポーツ. (2020年10月27日) 2020年12月27日閲覧。
- ^ “戦国大阪に“イケメン超新星”精華・松木平 プロ3球団の前で好投 インドネシア人の父持つ原石”. スポニチアネックス. (2020年7月19日) 2020年12月27日閲覧。
- ^ “精華・松木平はドラフト「隠し玉」祖母飯で体重増加”. 日刊スポーツ. (2020年7月18日) 2020年12月27日閲覧。
- ^ a b “【中日】育成3位指名、最速145キロ右腕の精華高・松木平に指名あいさつと仮契約 「奪三振王を取りたい」”. スポーツ報知. (2020年11月12日) 2020年12月27日閲覧。
- ^ “プロ注目の精華・松木平7回0封「力みすぎ」/大阪”. 日刊スポーツ. (2020年7月18日) 2020年12月27日閲覧。
- ^ “精華・松木平サヨナラ負けに涙 2球団が視察/大阪”. 日刊スポーツ. (2020年7月23日) 2020年12月27日閲覧。
- ^ “精華・松木平「自信に」プロ注目選手2人を連続三振”. 日刊スポーツ. (2020年8月30日) 2020年12月27日閲覧。
- ^ “中日が新入団9選手の背番号を発表、1位の高橋宏は『19』、2位の森は『28』、3位の土田は『45』”. 中日スポーツ. (2020年12月11日) 2020年12月27日閲覧。
- ^ “【お知らせ】硬式野球部 松木平優太君 プロ野球ドラフト指名”. 精華高等学校公式ホームページ (2020年10月27日). 2020年12月27日閲覧。
- ^ “【中日2軍】育成3位右腕の松木平優太は1回2失点のほろ苦デビュー「やはりプロは甘い球を逃さないなと…」”. 中日スポーツ. (2021年5月29日) 2021年11月11日閲覧。
- ^ a b “【中日】育成の松田亘哲&松木平優太は現状維持の300万円で更改 ともに支配下契約めざし気合”. スポーツ報知. (2021年11月10日) 2021年11月11日閲覧。
- ^ “2021年度 中日ドラゴンズ 個人投手成績(ウエスタン・リーグ)”. 日本野球機構. 2021年11月11日閲覧。
- ^ 敬一, 若狭. “母に、祖父に、父に届け。中日の育成・松木平優太が“珍しい名前”を世界に轟かせる日”. 文春オンライン. 2022年10月19日閲覧。
- ^ “投手転向まだ2年半…中日・育成の松木平が急成長「稼げる選手になり祖母と住みたい」苦労の幼少期経て“一人前”へ(中日スポーツ)”. Yahoo!ニュース. 2022年5月3日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 個人年度別成績 松木平優太 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)