加藤翼 (野球)
基本情報 | |
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国籍 | 日本 |
出身地 | 岐阜県益田郡金山町(現:下呂市) |
生年月日 | 2002年12月14日(21歳) |
身長 体重 |
179 cm 80 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2020年 ドラフト5位 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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加藤 翼(かとう つばさ、2002年12月14日 - )は、岐阜県益田郡金山町(現:下呂市)出身[1]のプロ野球選手(投手・育成選手)。右投右打。
経歴
[編集]プロ入り前
[編集]下呂市立東第一小学校2年時に3歳上の兄の影響で野球を始め、金山少年野球クラブに入団[2]。下呂市立金山中学校時代は岐阜可茂ボーイズでプレーし[3]、この時までポジションは捕手がメインだった[2]。
中学時は建築家を目指していたため、岐阜工業高等専門学校建築学科への進学を考えていたが、成績が不足していたため兄が在籍していた帝京大学可児高等学校へ進学し、プロ野球選手を目指しつつ建築科のある大学への進学も視野に入れるようになる[2]。高校では、1年秋からベンチ入り。東京ヤクルトスワローズなどで活躍した田中祐貴コーチの指導を受け、3年時の夏には自己最速となる153km/hを計測し[4]、8月に開催されたプロ志望高校生合同練習会では、当時ドラフト候補であった大阪桐蔭高等学校の西野力矢らから2つの三振を奪った[5]。
2020年のプロ野球ドラフト会議では、中日ドラゴンズから5位指名を受け、11月28日に契約金3000万円、年俸550万円で仮契約を結んだ[6]。背番号は65[7]。同じ球団でトレード前に加藤匠馬、トレード後に加藤翔平が在籍しているため、スコアボードおよび報道上の表記はフルネームの「加藤翼」と表記される。また、帝京大学可児高等学校からプロ入りする野球選手は加藤が初である[4]。
中日時代
[編集]2021年は一・二軍共に登板が無かったものの、10月の練習試合で実戦デビューした[8]。11月11日に、現状維持の推定年俸550万円で契約を更改した。
2022年はウエスタン・リーグで、12試合に登板するが、防御率8.31と制球に苦しみ、一からフォーム作りや体力作りに取り組むためにオフには支配下から外れ、育成契約となった[9]。背番号は204になった。
2023年は、ウエスタン・リーグで、8試合に登板し防御率12.00。制球難に苦しんだ末、クイック投法に取り組んだ[10]。
2024年は、ウエスタン・リーグの登板が5試合に留まり、防御率7.71と結果を残せず、10月8日には球団から戦力外通告を受けた[11]。
選手としての特徴
[編集]最速153km/hのストレートと、スライダー、スラーブ、ナックルカーブ、チェンジアップを投げる[12]。また、コントロールに課題がある[13]。
人物
[編集]趣味は絵画であり、美術の成績は常に「5」であった[2][12]。
詳細情報
[編集]年度別投手成績
[編集]- 一軍公式戦出場なし
背番号
[編集]- 65(2021年 - 2022年)
- 204(2023年 - 2024年)
脚注
[編集]- ^ “加藤翼選手のドラフト指名について(市長メッセージ)”. 下呂市公式サイト (2020年10月28日). 2020年12月26日閲覧。
- ^ a b c d “第1253回 「プロは無理だと思っていた」建築家志望の中学生が153キロ右腕になるまで。加藤翼(帝京大可児)【前編】”. 高校野球ドットコム. (2020年10月16日) 2020年12月26日閲覧。
- ^ “岐阜可茂ボーイズから初のプロ誕生 中日5位指名・加藤投手”. 中日新聞. (2020年11月11日) 2020年12月26日閲覧。
- ^ a b “5位 加藤翼投手(帝京大可児高) 今夏153キロ計測で一躍脚光”. 中日新聞. (2020年10月27日) 2020年12月26日閲覧。
- ^ “【合同練習会】帝京大可児・加藤翼、急きょ室内も2三振「悲しかった」”. スポーツ報知. (2020年8月31日) 2020年12月26日閲覧。
- ^ “中日5位加藤翼が仮契約 岐阜の先輩根尾に色々聞きたい…故郷は下呂温泉お膝元だけど「入ったことない」”. 中日スポーツ. (2020年11月28日) 2020年12月26日閲覧。
- ^ “中日が新入団9選手の背番号を発表、1位の高橋宏は『19』、2位の森は『28』、3位の土田は『45』”. 中日スポーツ. (2020年12月11日) 2020年12月26日閲覧。
- ^ “【中日】ルーキー加藤翼が実戦デビュー「いい経験に」制球乱れ1回4失点 仁村2軍監督は粘りを評価”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ (2021年10月2日). 2022年3月13日閲覧。
- ^ “【中日】来季から育成契約の2年目・加藤翼、現状維持の550万円で更改「コントロールに苦しんだ1年」”. スポーツ報知 (2022年11月11日). 2023年5月9日閲覧。
- ^ “中日・加藤翼は減額更改 4年目へ「来年はこの場で1軍で投げられたと言えるように」”. 中日スポーツ (2023年11月16日). 2024年10月9日閲覧。
- ^ “中日育成・加藤翼投手に戦力外通告 「自分自身、今年ダメなら今年いっぱいだなと思っていた」”. 中日スポーツ (2024年10月8日). 2024年10月9日閲覧。
- ^ a b c “目標は阪神・藤川の「火の玉」ストレート!中日5位・加藤翼『日本一の真っすぐ。プロでもその思い貫く』”. 中日スポーツ. (2020年10月27日) 2020年12月26日閲覧。
- ^ 若狭敬一 (2021年6月9日). “高橋宏、森、田島…ドラゴンズの二軍投手24人の“今”を浅尾コーチに聞いてみた”. 文春オンライン: p. 2 2021年9月10日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 個人年度別成績 加藤翼 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)