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2023年1月27日 (金) 05:11時点における版
中日ドラゴンズ #2 | |
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基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 神奈川県愛甲郡愛川町 |
生年月日 | 2000年11月28日(24歳) |
身長 体重 |
166 cm 68 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 遊撃手 |
プロ入り | 2022年 ドラフト6位 |
年俸 | 720万円(2023年) |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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田中 幹也(たなか みきや、2000年11月28日 - )は、神奈川県愛甲郡愛川町出身のプロ野球選手(内野手)。中日ドラゴンズ所属。右投右打。
経歴
プロ入り前
愛川町立中津小学校時代は中津リバーズ、愛川町立愛川東中学校時代は相模原リトルシニアに所属[1]。
高校時代は若林弘泰が監督を務める西東京の強豪・東海大学菅生高等学校でプレー。1年時より出場し、2年夏には一学年上の松本健吾や同級生の戸田懐生らとともに西東京大会の決勝で清宮幸太郎擁する早稲田実業高等部を破り甲子園大会に出場。甲子園大会ではベスト4に進出。その後のえひめ国体にも出場。甲子園大会では俊敏な守備や俊足、シュアな打撃が注目された。
高校卒業後は東都大学野球の亜細亜大学に進学。1年春のリーグからベンチ入り。1年生ながら日米大学野球の日本代表に同学年かつ東都大学野球でライバルの中央大学・森下翔太とともに選出された。その後も二塁手として公式戦の出場を重ね、2学年先輩で遊撃手のレギュラーであった矢野雅哉が卒業後は遊撃のレギュラーに定着し、3年春のリーグ戦においてはベストナインを獲得。しかし、この頃から体調に異変を感じていた。その後3年夏のキャンプ時にスズメバチに刺されて通院した際に、偶然国指定の難病「潰瘍性大腸炎」と診断され入院[2][3]。投薬治療(対症療法)が芳しくない事から、秋に大腸全摘出の大手術を受けた。これによって2か月入院して体重も11kg減少、秋のリーグ戦も2打席のみの出場となった[3]。その後もリハビリを重ね、4年春のリーグ戦で本格的に試合復帰。2022年4月14日の第2週最終日の対國學院大學3回戦では日本大学時代の真中満と並ぶ、1試合6盗塁を決めリーグタイ記録を刻む[3]。亜細亜大学のチームとしても1試合で12盗塁を決めリーグの1試合の最多盗塁記録を更新している[3]。田中はチームの盗塁数の半分を記録し、記録更新と試合の大勝に大きく貢献している。大学の同期に青山美夏人、松本晴がいる。
同年のドラフト会議では、中日ドラゴンズより6位指名を受け[4]、11月14日に契約金3500万円、年俸720万円で仮契約を結んだ[5]。背番号は2[6]。
選手としての特徴
50m走5.9秒、大学通算48盗塁を記録した俊足が武器[5]。
人物
- 目標とする選手に大学の先輩である井端弘和を挙げており[5]、動きを参考にしている選手には菊池涼介を挙げている[7]。
- 東海大菅生高校時代の愛称は小柄な体ですばしっこく動き回る姿から監督の若林弘泰らからは親しみを込めて「サル」と呼ばれていた[3][7]。大学ではその軽快な守備と走塁から「忍者」と呼ばれている。
- 田中の父は東海大学付属相模高等学校の野球部出身で1985年には主将も務めている。田中の父の一学年先輩が後に田中の恩師ともなる若林であった。
詳細情報
背番号
- 2(2023年 - )
代表歴
脚注
- ^ “田中 幹也”. 野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト. 侍ジャパン選手プロフィール. 2022年4月15日閲覧。
- ^ “亜大・田中幹也 難病乗り越えNPB入り目指す「リハビリ続ければ野球問題ない」”. デイリー. (2022年1月10日) 2022年4月15日閲覧。
- ^ a b c d e “【東都大学野球】亜大・田中幹也「野球が楽しい」大病克服し最多タイ1試合6盗塁「盗塁は度胸」”. 日刊スポーツ. (2022年4月14日) 2022年4月15日閲覧。
- ^ 川村咲平 (2022年10月20日). “難病乗り越えた“忍者” 亜大・田中幹也、中日が6位指名”. 毎日新聞 2022年10月20日閲覧。
- ^ a b c “【中日】ドラフト6位指名の亜大・田中幹也が仮契約 「何かの縁」目標は大学の先輩・井端弘和さん”. 中日スポーツ (2022年11月14日). 2022年11月16日閲覧。
- ^ “【中日】中日が新入団選手発表 ドラフト1位の仲地礼亜は背番号31 村松開人は5、田中幹也が2”. スポーツ報知 (2022年12月1日). 2022年12月1日閲覧。
- ^ a b 菊地高弘 (2017年8月18日). “なぜそこにいる? 東海大菅生は神出鬼没の「忍者」がショートを守る”. web Sportiva: p. 4 2022年4月15日閲覧。