「虚構推理」の版間の差分
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2018年、第42回[[講談社漫画賞]]にノミネートされる<ref>{{Cite web|date=2018-04-05|url=https://news.kodansha.co.jp/5936|title=第42回講談社漫画賞候補作品決定|publisher=講談社コミックプラス|accessdate=2020-08-29}}</ref>。 |
2018年、第42回[[講談社漫画賞]]にノミネートされる<ref>{{Cite web|date=2018-04-05|url=https://news.kodansha.co.jp/5936|title=第42回講談社漫画賞候補作品決定|publisher=講談社コミックプラス|accessdate=2020-08-29}}</ref>。 |
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2020年1月号掲載の第30話「雪女のジレンマ (1)」より『少年マガジンR』が電子雑誌移行したことに伴い、講談社のマンガアプリ「[[マガポケ]]」と『[[月刊少年マガジン]]』を加えた3媒体での同時連載(内容は同一)が開始となった<ref>{{Cite |
2020年1月号掲載の第30話「雪女のジレンマ (1)」より『少年マガジンR』が電子雑誌移行したことに伴い、講談社のマンガアプリ「[[マガポケ]]」と『[[月刊少年マガジン]]』を加えた3媒体での同時連載(内容は同一)が開始となった<ref>{{Cite web|url=https://natalie.mu/comic/news/358447|title=「人馬」の墨佳遼が次号月刊少年マガジンに登場、「虚構推理」は3媒体での連載に|website=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|date=2019-12-06|accessdate=2023-01-21}}</ref>。2023年、『少年マガジンR』が休刊となり、以後『月刊少年マガジン』で連載していくと発表されている<ref>{{Cite web|url=https://natalie.mu/comic/news/509736|title=月刊少年マガジンRが本日発売号で休刊、新たなWeb媒体・月マガ基地が誕生|website=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|date=2023-01-20|accessdate=2023-01-21}}</ref>。 |
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なお、第8巻から第10巻、第15巻では通常版に加えて特装版・限定版がリリースされている。第8巻・第15巻の特装版にはカラー画集<ref>{{Cite web|date=2018-04-17|url=https://natalie.mu/comic/news/278474|title=「虚構推理」8巻発売、描き下ろしイラストも入ったミニカラー画集付き特装版も|website=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|accessdate=2018-12-24|archiveurl=https://web.archive.org/web/20181222044755/https://natalie.mu/comic/news/278474|archivedate=2018-12-22}}</ref>、第9巻の限定版には2019年のカレンダー、第10巻の限定版には「YES NO枕」がそれぞれ同梱されている<ref>{{Cite web|date=2018-10-17|url=https://natalie.mu/comic/news/304059|title=「虚構推理」9巻限定版に2019年カレンダー、10巻限定版には「YES NO枕」が|website=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|accessdate=2018-12-24|archiveurl=https://web.archive.org/web/20181018024836/https://natalie.mu/comic/news/304059|archivedate=2018-10-18}}</ref>。 |
なお、第8巻から第10巻、第15巻では通常版に加えて特装版・限定版がリリースされている。第8巻・第15巻の特装版にはカラー画集<ref>{{Cite web|date=2018-04-17|url=https://natalie.mu/comic/news/278474|title=「虚構推理」8巻発売、描き下ろしイラストも入ったミニカラー画集付き特装版も|website=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|accessdate=2018-12-24|archiveurl=https://web.archive.org/web/20181222044755/https://natalie.mu/comic/news/278474|archivedate=2018-12-22}}</ref>、第9巻の限定版には2019年のカレンダー、第10巻の限定版には「YES NO枕」がそれぞれ同梱されている<ref>{{Cite web|date=2018-10-17|url=https://natalie.mu/comic/news/304059|title=「虚構推理」9巻限定版に2019年カレンダー、10巻限定版には「YES NO枕」が|website=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|accessdate=2018-12-24|archiveurl=https://web.archive.org/web/20181018024836/https://natalie.mu/comic/news/304059|archivedate=2018-10-18}}</ref>。 |
2023年1月21日 (土) 23:45時点における版
虚構推理 | |||
---|---|---|---|
テレビアニメ版ロゴ | |||
ジャンル | ミステリ | ||
小説 | |||
著者 | 城平京 | ||
イラスト | 清原紘、片瀬茶柴 | ||
出版社 | 講談社 | ||
レーベル | 講談社ノベルス 講談社文庫 講談社タイガ | ||
刊行期間 | 2011年5月11日 - | ||
巻数 | 既刊5巻(2021年12月現在) | ||
漫画 | |||
原作・原案など | 城平京 | ||
作画 | 片瀬茶柴 | ||
出版社 | 講談社 | ||
| |||
掲載誌 | 少年マガジンR 月刊少年マガジン | ||
レーベル | 講談社コミックス | ||
発表号 | 少年マガジンR: 2015年1号 - 2023年2号 月刊少年マガジン: 2020年1月号 - | ||
発表期間 | 2015年4月20日[1] - | ||
巻数 | 既刊18巻(2022年11月現在) | ||
アニメ:虚構推理(第1期) 虚構推理 Season2(第2期) | |||
原作 | 城平京、片瀬茶柴 | ||
監督 | 後藤圭二 | ||
シリーズ構成 | 高木登 | ||
キャラクターデザイン | 本多孝敏(第1期) 松本健太郎(第2期) | ||
音楽 | 眞鍋昭大 | ||
アニメーション制作 | ブレインズ・ベース | ||
製作 | 虚構推理製作委員会 | ||
放送局 | 第1期:テレビ朝日・BS日テレほか 第2期:TOKYO MX・BS日テレほか | ||
放送期間 | 第1期:2020年1月12日 - 3月29日 第2期:2023年1月9日 - | ||
話数 | 第1期:全12話 | ||
テンプレート - ノート | |||
プロジェクト | 漫画・アニメ | ||
ポータル | 文学・漫画・アニメ |
『虚構推理』(きょこうすいり)は、城平京による小説シリーズ。怪異たちの知恵を司る神となった少女と不死身の男性の2人を中心に繰り広げられるミステリである[2]。2011年より講談社から刊行されている。2012年に第12回本格ミステリ大賞で小説部門を受賞[3]。2012年版本格ミステリ・ベスト10で4位に選出された[4]。2021年10月時点で、シリーズ累計発行部数は400万部を突破している[講B 1]。
また、2015年以降からは、講談社の漫画雑誌『少年マガジンR』でのコミカライズやブレインズ・ベース制作によるアニメ化などのメディアミックスが行われている。
制作背景
本シリーズの第1作は、『虚構推理 鋼人七瀬』(きょこうすいり こうじんななせ)である。この小説は、2011年に講談社ノベルスから刊行された。その後、2015年に講談社が『少年マガジンR』を創刊するにあたり、同誌でコミカライズが掲載されることが発表され[5]、創刊号から連載がスタートした[6]。コミカライズは片瀬茶柴が担当しており、片瀬は本作で漫画家デビューを果たした[7]。
2017年、『虚構推理 鋼人七瀬』のコミカライズが完結する[8]。しかし、その後も「城平が続編小説を執筆し、それを片瀬がコミカライズする」という形で連載が続けられており、加えて、城平が執筆した続編小説も講談社タイガから書籍化されている。
なお、『虚構推理 鋼人七瀬』では清原紘がカバーイラストを手掛けているが[7]、講談社タイガから刊行された書籍では片瀬がイラストを担当している。
あらすじ
虚構推理 鋼人七瀬
本シリーズの主人公・岩永琴子は、怪異絡みのトラブルを解決する日々を送っていた。
ある日、琴子のもとに、怪異から相談が持ち込まれる。それは、真倉坂市という地方都市で「鋼人七瀬」と呼ばれる怪異が暴れているので対処してほしい、というものだった。琴子は真倉坂市に赴き、現地で出会った弓原紗季という警官に協力を要請する。
同じころ、琴子の恋人・桜川九郎は、突如消息を絶った従姉の六花を探す途中、真倉坂市に立ち寄り、そこで鋼人七瀬と遭遇する。九郎は鋼人七瀬と戦うが、鋼人七瀬を退治することはできなかった。その現場を目撃した琴子と紗季は九郎と合流し、3人で鋼人七瀬を退治する策を練り始める。
一方、鋼人七瀬は力を増していき、紗季の同僚を殺害するに至る。インターネット上には鋼人七瀬のまとめサイトがあり、殺人事件を受けて書き込みが多数寄せられていた。琴子は、六花がこのサイトを管理しており、サイトの閲覧者の想像力を膨らませることで鋼人七瀬を実体化させたのだと気づく。そして、4つの「虚構の推理」をまとめサイトで披露し、「鋼人七瀬は実在しない」と閲覧者に思わせることで鋼人七瀬を消滅に導く。
登場人物
声の項はテレビアニメ版における声優。
- 岩永 琴子(いわなが ことこ)
- 声 - 鬼頭明里[9][10]
- 本シリーズの主人公。作中世界の名家・岩永家の令嬢で、大学生。一人称は「私」。
- 人間だが、11歳のときに怪異たちの知恵の神になるという契約を交わしており、それ以来、社会の秩序を守るため怪異に関するトラブルの解決に尽力している。怪異が関係している事件・事故を人間社会において受け入れられる表向きの答えの必要性や、また人智を超えた価値観である怪異に真相を詳らかにすることが必ずしも適格ではないことから詭弁や架空のストーリーの構築に長けている。
- 可愛らしい容姿の美少女だが[11]、小柄で、作中ではしばしば中学生に間違われる。また、怪異たちの知恵の神になることと引き換えに片目と片足を失っており、右目には義眼、左足には義足をはめている。外出時には赤色のステッキをついて歩く。風貌はお嬢様然としているが、しばしばその風貌にそぐわない言動を見せる。特に下ネタを言うことが多く[12]、この点については複数の作中人物から「品がない」「たちが悪い」[注 1]と指摘されている。
- 桜川 九郎(さくらがわ くろう)
- 声 - 宮野真守[9][10]、本山かおり(少年)[14]
- 琴子と同じ大学に通う大学院生。琴子の彼氏。一人称は「僕」。
- 人間だが、幼いころに祖母(声 - 大南悠[14])から人魚とくだんの肉を食べさせられた影響で、不死身の身体と「未来を自分の望むものに決定できる能力」を有している。ただし、未来を決定する能力を使う際はその都度死ぬ必要がある。
- 好きな女性のタイプは従姉の六花であり、六花と似ている紗季と長期にわたって交際していたが、婚前旅行先で発生したトラブルが遠因となり別れる。その後、琴子から告白され、琴子が高校3年のときに恋人として正式に付き合うようになり[15]、現在に至る。琴子のことをぞんざいに扱うが、彼なりに琴子の身を案じており、特に六花の魔の手が琴子に及ばないよう苦心している。
- 弓原 紗季(ゆみはら さき)
- 声 - 福圓美里[16]
- 真倉坂市の警察署の交通課に勤める女性警官。
- 琴子が通う大学のOGであり、九郎の元彼女。九郎とは結婚も視野に入れていたが、婚前旅行先で発生したトラブルが原因で九郎の体質を知り、恐怖から彼との別れを選ぶ。
- 真倉坂市で鋼人七瀬と遭遇したところを琴子に救われ、琴子や九郎と協力して鋼人七瀬への対処に当たる。九郎と別れた後も彼のことを引きずっており、琴子とはいがみ合うこともあったが、鋼人七瀬消滅後、九郎のことを吹っ切る。
- 桜川 六花(さくらがわ りっか)
- 声 - 佐古真弓[14][10]、前田玲奈(少女)[14]
- 九郎の従姉。
- 人間だが、従弟の九郎と同じく不死身の身体と「未来を自分の望むものに決定できる能力」を有している。琴子も通院していた病院に裏取引による長期の検査入院をしていたが院長の退任により退院させられ、一時岩永家に居候していたが現在は失踪中。
- 人間の想像力が怪異を生み出す力を持つことに注目しており、そのことを利用して、自身の身体を普通に戻せる怪異を生み出そうと企んでいる。自身の能力で状況を絶えず操作しており、生活費もそれを利用してギャンブル等で稼いでいる模様[17]。
- 寺田 徳之助(てらだ とくのすけ)
- 声 - 浜田賢二[18]
- 真倉坂警察署の刑事課に勤務する刑事で、階級は巡査部長。紗季に好意を寄せる。
- 鋼人七瀬の事件を追っている最中に鋼人七瀬に出くわし、七瀬かりんと同じく鉄骨で顔を潰され死亡する。
登場用語
- 鋼人七瀬(こうじんななせ)
- 『虚構推理 鋼人七瀬』に登場した怪異。
- 真倉坂市で事故死したアイドル・七瀬かりん(声 - 上坂すみれ[16])の姿をしているが、顔は黒く塗り潰されている。夜間、真倉坂市に出没し、所持している鉄骨で人間を襲う。
- その正体は、かりんのことを知った六花が、まとめサイトを駆使することで生み出した怪物である。作中では殺人を犯すまでに凶暴化するが、琴子の策により消滅させられる。
作風
本シリーズは「虚構」をテーマとしており[19]、事件の真実よりも「どうやって人々を納得させるか」に重きが置かれている[20]。城平は、『雨月物語』の「蛇性の婬」を読んで「価値観や理屈がねじれて歪んでいても、なぜか全てがおさまるべき所におさまって世界がうまく成立していると見える、けれど何かおかしい」と感じたといい、そこから本シリーズの着想を得たと述べている[21]。
しかし、シリーズ第1作の『虚構推理 鋼人七瀬』は、「妖怪や幽霊が当たり前に実在し、まごうことなき事件の真相をすっかり明らかにした後で、四種類の『嘘の解決』をあらかじめ嘘とことわった上で並べる」という内容から[19]、果たしてミステリと呼べるのかという議論を巻き起こすことになった[22]。
既刊一覧
小説
- 城平京(著)・清原紘(カバーイラスト)『虚構推理 鋼人七瀬』、講談社〈講談社ノベルス〉、2011年5月9日第1刷発行(2011年5月11日発売[講B 2])、ISBN 978-4-06-182768-4
- 城平京(著)『虚構推理』[注 2]、講談社〈講談社文庫〉、2015年12月15日第1刷発行(同日発売[講B 3])、ISBN 978-4-06-293240-0
- 城平京(著)・片瀬茶柴(イラスト)『虚構推理』、講談社〈講談社タイガ〉、既刊5冊(2021年12月15日現在)
- 『虚構推理』[注 2]、2019年1月21日第1刷発行(2019年1月23日発売[講B 4])、ISBN 978-4-06-514530-2
- 『虚構推理短編集 岩永琴子の出現』、2018年12月20日第1刷発行(同日発売[講B 5])、ISBN 978-4-06-513928-8
- 第一話 ヌシの大蛇は聞いていた(初出:『メフィスト』2017 VOL.2)
- 第二話 うなぎ屋の幸運日
- 第三話 電撃のピノッキオ、あるいは星に願いを(初出:『メフィスト』2017 VOL.3)
- 第四話 ギロチン三四郎
- 第五話 幻の自販機
- 『虚構推理 スリーピング・マーダー』、2019年6月19日第1刷発行(2019年6月21日発売[講B 6])、ISBN 978-4-06-516157-9
- 『虚構推理短編集 岩永琴子の純真』、2021年10月15日第1刷発行(同日発売[講B 1])、ISBN 978-4-06-524597-2
- 第一話 雪女のジレンマ
- 第二話 よく考えると怖くないでもない話
- 第三話 死者の不確かな伝言
- 第四話 的を得ないで的を射よう
- 第五話 雪女を斬る
- 『虚構推理 逆襲と敗北の日』、2021年12月15日第1刷発行(同日発売[講B 7])、ISBN 978-4-06-526400-3
漫画
2015年から、『虚構推理』 (Invented inference) のタイトルで『少年マガジンR』で片瀬茶柴によるコミカライズが連載されている。物語の流れは原作と基本的には同じだが、アレンジも加えられている[23]。特に、漫画版では読者が琴子を好いてくれるよう、彼女の魅力を可能な限り引き上げるようなキャラクターメイキングが行われている[11]。
2018年、第42回講談社漫画賞にノミネートされる[24]。
2020年1月号掲載の第30話「雪女のジレンマ (1)」より『少年マガジンR』が電子雑誌移行したことに伴い、講談社のマンガアプリ「マガポケ」と『月刊少年マガジン』を加えた3媒体での同時連載(内容は同一)が開始となった[25]。2023年、『少年マガジンR』が休刊となり、以後『月刊少年マガジン』で連載していくと発表されている[26]。
なお、第8巻から第10巻、第15巻では通常版に加えて特装版・限定版がリリースされている。第8巻・第15巻の特装版にはカラー画集[27]、第9巻の限定版には2019年のカレンダー、第10巻の限定版には「YES NO枕」がそれぞれ同梱されている[28]。
- 城平京(原作)・片瀬茶柴(漫画) 『虚構推理』 講談社〈講談社コミックス〉、既刊18巻(2022年11月16日現在)
- 2015年10月16日第1刷発行(同日発売[講C 1])、ISBN 978-4-06-371491-3
- 2015年11月17日第1刷発行(同日発売[講C 2])、ISBN 978-4-06-371496-8
- 2016年4月15日第1刷発行(同日発売[講C 3])、ISBN 978-4-06-392518-0
- 2016年8月17日第1刷発行(同日発売[講C 4])、ISBN 978-4-06-392537-1
- 2016年12月16日第1刷発行(同日発売[講C 5])、ISBN 978-4-06-392559-3
- 2017年6月16日第1刷発行(同日発売[講C 6])、ISBN 978-4-06-392590-6
- 2017年12月15日第1刷発行(同日発売[講C 7])、ISBN 978-4-06-510597-9
- 2018年4月17日第1刷発行(同日発売[講C 8])、ISBN 978-4-06-511186-4 / ISBN 978-4-06-511493-3(特装版)
- 2018年10月17日第1刷発行(同日発売[講C 9])、ISBN 978-4-06-513317-0 / ISBN 978-4-06-513319-4(限定版)
- 2019年4月17日第1刷発行(同日発売[講C 10][講C 11])、ISBN 978-4-06-515177-8 / ISBN 978-4-06-514130-4(限定版)
- 2019年10月17日第1刷発行(同日発売[講C 12])、ISBN 978-4-06-517244-5
- 2020年3月17日第1刷発行(同日発売[講C 13])、ISBN 978-4-06-518653-4
- 2020年8月17日第1刷発行(同日発売[講C 14])、ISBN 978-4-06-520091-9
- 2020年12月17日第1刷発行(同日発売[講C 15])、ISBN 978-4-06-521789-4
- 2021年5月17日第1刷発行(同日発売[講C 16][講C 17])、ISBN 978-4-06-523055-8 / ISBN 978-4-06-522623-0(特装版)
- 2021年12月16日第1刷発行(同日発売[講C 18])、ISBN 978-4-06-525037-2
- 2022年5月17日第1刷発行(同日発売[講C 19])、ISBN 978-4-06-527556-6
- 2022年11月16日第1刷発行(同日発売[講C 20])、ISBN 978-4-06-529466-6
テレビアニメ
2019年1月に漫画版のテレビアニメ化が発表された[29][30]。第1期『虚構推理』 (In/Spectre) は、2020年1月から3月までテレビ朝日・BS日テレほかにて放送された[16][31]。原作の長編『虚構推理 鋼人七瀬』をメインに、プロローグ(琴子と九郎の出会い)と本編の間に短編集より『ヌシの大蛇は聞いていた』を挿入した構成となっている。
第2期『虚構推理 Season2』は、2020年11月に製作が発表され[32]、2023年1月よりTOKYO MX・BS日テレほかにて放送中[10][33]。当初は2022年10月より放送予定であったが[34]、放送を延期することが同年5月2日に発表された[35]。
スタッフ
- 原作 - 城平京[29][36]
- 漫画 - 片瀬茶柴[29][36]
- 監督 - 後藤圭二[29][36]
- シリーズ構成 - 高木登[29][36]
- キャラクターデザイン・総作画監督 - 本多孝敏(第1期)[29]、松本健太郎(第2期)[36]
- デザインワークス - 梶野靖弘[36]
- 美術監督 - 諸熊倫子[36]
- 美術設定 - 藤瀬智康
- 色彩設計 - 大塚奈津子[36]
- 撮影監督 - 織田頼信(第1期)、関谷颯人(第2期)[36]
- 3DCG監督 - 瀬田頼信
- 編集 - 池田康隆
- 音響監督 - 山田陽[36]
- 音楽 - 眞鍋昭大[36]
- 音楽制作 - キングレコード
- プロデューサー - 石黒達也、黒須信彦、鈴木廉太、日高功、内海五月(第1期)、山岡勇輝、相島豪太(第1期)、田口由香子(第1期)、小澤文啓、丸山創(第2期)、鵜飼恵輔(第2期)
- アニメーションプロデューサー - 高田伸治(第1期)、小沢十光、立石知之(第2期)
- アニメーション制作 - ブレインズ・ベース[29][36]
- 制作 - NAS[29]
- 製作 - 虚構推理製作委員会(第1期)、虚構推理2製作委員会(第2期)
主題歌
- 「モノノケ・イン・ザ・フィクション」[16]
- 嘘とカメレオンによる第1期オープニングテーマ。作詞はチャム(.△)、作曲・編曲は渡辺壮亮。
- 「LAST DANCE」[37]
- 宮野真守による第1期エンディングテーマ。作詞は由潮、作曲・編曲はJin Nakamura。
- 「火炎放射器とわたし」
- 七瀬かりん(上坂すみれ)による第1期第4話劇中歌。作詞は桑原永江と漫画版作者の片瀬茶紫、作曲・編曲は渡部チェル。
- 生前の七瀬かりんがレギュラー出演した深夜連続ドラマ『青春!火吹き娘!』の主題歌という設定であり、漫画版『虚構推理』に分散して出てくる歌詞を基に制作された[38]。
- 「ヨトギバナシ」[39]
- カノエラナによる第2期オープニングテーマ。作詞・作曲はカノエラナ、編曲はエンドウ.。
- 「Invincible Love」[40]
- 宮野真守による第2期エンディングテーマ。作詞はAmon Hayashi、作曲は$ÜN (SUN)、Le`mon、NAOtheLAIZA、編曲はNAOtheLAIZA。
各話リスト
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 初放送日 | ||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
第1期 | ||||||||||||||||||||||||
第1話 | 一眼一足 | 高木登 | 後藤圭二 | 本多孝敏 | 2020年 1月12日 |
|||||||||||||||||||
第2話 | ヌシの大蛇は聞いていた | 吉永亜矢 |
| 1月19日 | ||||||||||||||||||||
第3話 | 鋼人の噂 |
| 森下柊聖 | 菅原静貴 |
| 1月26日 | ||||||||||||||||||
第4話 | アイドルは鉄骨に死す | 高木登 | 後藤圭二 | 山内東生雄 | 山川拓己 | 2月2日 | ||||||||||||||||||
第5話 | 想像力の怪物 | 吉永亜矢 | 小川治人 | 吉田りさこ |
| 2月9日 | ||||||||||||||||||
第6話 | 合理的な虚構 | 柳井祥緒 | 菅原静貴 | 山川拓己 | 2月16日 | |||||||||||||||||||
第7話 | 鋼人攻略戦準備 | 高木登 | 後藤圭二 | 山内東生雄 |
| 2月23日 | ||||||||||||||||||
第8話 | 虚構を紡ぐ者 | 吉永亜矢 | 森下柊聖 | 菅原静貴 |
| 3月1日 | ||||||||||||||||||
第9話 | 鋼人七瀬攻略議会 | 柳井祥緒 | 蒲原遥 | 山内東生雄 |
| 3月8日 | ||||||||||||||||||
第10話 | 虚構争奪 | 高木登 | 小川治人 | 菅原静貴 |
| 3月15日 | ||||||||||||||||||
第11話 | 最後の虚構 | 後藤圭二 | 小川治人 |
| 3月22日 | |||||||||||||||||||
第12話 | 秩序を守る者 | 後藤圭二 |
| 3月29日 | ||||||||||||||||||||
第2期 | ||||||||||||||||||||||||
第13話 | その神の名は | 高木登 | 後藤圭二 | 後藤圭二 | 松本健太郎 | 2023年 1月9日 |
||||||||||||||||||
第14話 | 雪女のジレンマ | 小川治人 | 大沢美奈 | 1月16日 |
放送局
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [41] | 備考 |
---|---|---|---|---|
2020年1月12日 - 3月29日 | 日曜 1:30 - 2:00(土曜深夜) | テレビ朝日 | 関東広域圏 | |
日曜 2:38 - 3:08(土曜深夜) | 毎日放送 | 近畿広域圏 | 『アニメシャワー』第2部 | |
2020年1月13日 - 3月30日 | 月曜 23:30 - 火曜 0:00 | AT-X | 日本全域 | CS放送 / リピート放送あり |
2020年1月15日 - 4月1日 | 水曜 0:00 - 0:30(火曜深夜) | BS日テレ | 日本全域 | 製作参加 / BS放送 『アニメにむちゅ〜』枠 |
水曜 23:30 - 木曜 0:00 | J:COMテレビ | 日本国内 | CATV / 『アニおび』枠 |
配信開始日 | 配信時間 | 配信サイト |
---|---|---|
2020年1月12日 | 日曜 1:30(土曜深夜) 更新 | |
2020年1月15日 | 水曜 2:00(火曜深夜) 更新 | |
水曜 3:00 - 3:30(火曜深夜) | AbemaTV[42] | |
水曜 12:00 更新 | ||
水曜 23:30 - 木曜 0:00 | ニコニコ生放送 |
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [41] | 備考 |
---|---|---|---|---|
2023年1月9日 - | 月曜 1:05 - 1:35(日曜深夜) | TOKYO MX | 東京都 | |
2023年1月10日 - | 火曜 0:00 - 0:30(月曜深夜) | BS日テレ | 日本全域 | BS放送 / 『アニメにむちゅ〜』枠 |
2023年1月14日 - | 土曜 23:30 - 日曜 0:00 | アニマックス | 日本全域 | BS/CS放送 |
配信開始日 | 配信時間 | 配信サイト |
---|---|---|
2023年1月9日 | 月曜 0:00(日曜深夜) 更新 |
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2023年1月12日 | 木曜 0:00(水曜深夜) 更新 |
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2023年1月14日 | 土曜 12:00以降順次更新 |
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BD / DVD
巻 | 発売日 | 収録話 | 規格品番 | |
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BD | DVD | |||
第1期[43] | ||||
1 | 2020年3月25日 | 第1話 - 第3話 | KIZX-399/400 | KIZB-292/3 |
2 | 2020年4月22日 | 第4話 - 第6話 | KIZX-401/2 | KIZB-294/5 |
3 | 2020年5月27日 | 第7話 - 第9話 | KIZX-403/4 | KIZB-296/7 |
4 | 2020年6月24日 | 第10話 - 第12話 | KIZX-405/6 | KIZB-298/9 |
第2期[44] | ||||
1 | 2023年3月22日予定 | 第1話 - 第3話 | KIZX-578/9 | |
2 | 2023年4月26日予定 | 第4話 - 第6話 | KIZX-580/1 | |
3 | 2023年5月24日予定 | 第7話 - 第9話 | KIZX-582/3 | |
4 | 2023年6月21日予定 | 第10話 - 第12話 | KIZX-584/5 |
Webラジオ
岩永琴子役の鬼頭明里によるWebラジオ『「虚構推理」 虚構ラヂオ』が、2021年4月2日より超!A&G+にて毎月第1金曜17時に配信[45][46]。更新の翌日には「虚構推理」公式YouTubeチャンネルでアーカイブ配信する。
注釈
出典
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- ^ “2012年度 第12回本格ミステリ大賞”. 本格ミステリ作家クラブ公式サイト. 2017年7月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年12月24日閲覧。
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- ^ 城平京『虚構推理 スリーピング・マーダー』講談社タイガ、2019年、57-66頁。ISBN 978-4-06-516157-9。
- ^ “「虚構推理」に福圓美里、浜田賢二、上坂すみれ OP主題歌を収録した第2弾PV公開”. アニメハック. エイガ・ドット・コム (2019年10月19日). 2020年4月2日閲覧。
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講談社BOOK倶楽部
以下の出典は『講談社BOOK倶楽部』(講談社)内のページ。小説の発売日の出典としている。
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講談社コミックプラス
以下の出典は『講談社コミックプラス』(講談社)内のページ。漫画の発売日の出典としている。
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- ^ “虚構推理 (10) 限定版”. 2021年5月17日閲覧。
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- ^ “虚構推理 (12)”. 2020年3月17日閲覧。
- ^ “虚構推理 (13)”. 2020年8月17日閲覧。
- ^ “虚構推理 (14)”. 2020年12月17日閲覧。
- ^ “虚構推理 (15)”. 2021年5月17日閲覧。
- ^ “虚構推理 (15) ミニカラー画集付き特装版”. 2021年5月17日閲覧。
- ^ “虚構推理 (16)”. 2021年12月16日閲覧。
- ^ “虚構推理 (17)”. 2022年5月17日閲覧。
- ^ “虚構推理 (17)”. 2022年11月16日閲覧。
外部リンク
- ノベルス「あとがきのあとがき」『虚構推理 鋼人七瀬』 - webメフィスト(講談社BOOK倶楽部)
- 虚構推理 - 少年マガジンR公式サイト
- 『虚構推理』R公式 (@kyokousuiri_r) - X(旧Twitter)
- アニメ「虚構推理」公式サイト
- アニメ「虚構推理 Season2」公式サイト
- TVアニメ「虚構推理」公式 (@kyokou_suiri) - X(旧Twitter)
- 「虚構推理」公式 - YouTubeチャンネル
- 日本の推理小説のシリーズ
- 2011年の小説
- 講談社の出版物
- 超常現象を題材とした小説
- 妖怪を題材とした小説
- 漫画作品 き
- 2015年の漫画
- 月刊少年マガジンの漫画作品
- 推理漫画
- 超常現象を題材とした漫画作品
- 妖怪を題材とした漫画作品
- アニメ作品 き
- 2020年のテレビアニメ
- テレビ朝日の深夜アニメ
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- ドコモ・アニメストアのアニメ作品
- 丸井グループのアニメ作品
- クロックワークスのアニメ作品
- マガジンKCのアニメ作品
- 小説を原作とするアニメ作品
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