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m 登場人物: 岩永琴子「知恵の神になるという契約を交わしており、それ以来、社会の秩序を守るため怪異に関するトラブルの解決に尽力している」に注釈「知恵の神は使い潰される身で、役目に耐え切れずに心身が壊れれば、すぐに代わりが用意される」を出典とともに追記。「風貌はお嬢様然としているが」から改行する。
 
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| ジャンル = [[ミステリ]]<ref name="このラノ2020">{{Cite book |和書 |date=2019年12月9日第1刷発行 |title=このライトノベルがすごい!2020 |publisher=宝島社 |page=176 |isbn=978-4-8002-9978-9}}</ref>
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| 開始日 = 2015年4月20日<ref>{{Cite web|date=2015-04-20|url=https://natalie.mu/comic/news/144715|title=新雑誌・少年マガジンR、本日誕生! ノラガミ大判ポスター&絵馬も|website=[[ナタリー (ニュースサイト)|コミックナタリー]]|publisher=ナターシャ|accessdate=2018-12-24|archiveurl=https://web.archive.org/web/20180713165859/https://natalie.mu/comic/news/144715|archivedate=2018-07-13}}</ref>
| 開始日 = 2015年4月20日<ref>{{Cite web|和書|date=2015-04-20|url=https://natalie.mu/comic/news/144715|title=新雑誌・少年マガジンR、本日誕生! ノラガミ大判ポスター&絵馬も|website=[[ナタリー (ニュースサイト)|コミックナタリー]]|publisher=ナターシャ|accessdate=2018-12-24|archiveurl=https://web.archive.org/web/20180713165859/https://natalie.mu/comic/news/144715|archivedate=2018-07-13}}</ref>
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| 音楽 = 眞鍋昭大
| 音楽 = 眞鍋昭大
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『'''虚構推理'''』(きょこうすいり)は、[[城平京]]による[[小説]]シリーズ。怪異たち知恵を司る神となった少女と不死身の男性の2人を中心に繰り広げられる[[ミステリ#推理小説など|ミステリ]]である<ref>{{Cite web|date=2017-12-15|url=https://natalie.mu/comic/news/261174|title=「虚構推理」7巻、初版限定で七瀬かりんのデビューCD販促用ミニポスター付属|website=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|accessdate=2018-12-24|archiveurl=https://web.archive.org/web/20180131015249/https://natalie.mu/comic/news/261174|archivedate=2018-01-31}}</ref>。2011年より[[講談社]]から刊行されている。2012年に[[本格ミステリ大賞|第12回本格ミステリ大賞]]で小説部門を受賞<ref>{{Cite web|url=http://honkaku.com/taishou2012.html|title=2012年度 第12回本格ミステリ大賞|website=本格ミステリ作家クラブ公式サイト|accessdate=2018-12-24|archiveurl=https://web.archive.org/web/20170708044420/http://honkaku.com/taishou2012.html|archivedate=2017-07-08}}</ref>。2012年版[[本格ミステリ・ベスト10]]で4位に選出された<ref>{{Cite web|url=http://www5a.biglobe.ne.jp/~t-konno/honkaku.htm#2012|title=本格ミステリ・ベスト10 2012年版(2011年)|website= 『本格ミステリ・ベスト10』ランクイン作品一覧|accessdate=2020-05-30}}</ref>。202110月時点で、シリーズ累計発行部数は400万部を突破している{{R|group="B"|tanpen}}。
『'''虚構推理'''』(きょこうすいり)は、[[城平京]]による[[日本]]の[[小説]]。2011年より[[講談社]]から刊行されている。[[本格ミステリ大賞|第12回本格ミステリ大賞]]で小説部門を受賞<ref>{{Cite web|和書|url=http://honkaku.com/taishou2012.html|title=2012年度 第12回本格ミステリ大賞|website=本格ミステリ作家クラブ公式サイト|accessdate=2018-12-24|archiveurl=https://web.archive.org/web/20170708044420/http://honkaku.com/taishou2012.html|archivedate=2017-07-08}}</ref>。2012年版[[本格ミステリ・ベスト10]]で4位に選出された<ref>{{Cite web|和書|url=https://www5a.biglobe.ne.jp/~t-konno/honkaku.htm#2012|title=本格ミステリ・ベスト10 2012年版(2011年)|website= 『本格ミステリ・ベスト10』ランクイン作品一覧|accessdate=2020-05-30}}</ref>。20235月時点で累計部数は500万部を突破している<ref>{{Cite journal|和書|date = 2023-05-06|title=『虚構推理』最新⑲巻5月17日(水)発売!!|journal =月刊少年マガジン|volume=2023年6月号|publisher = 談社|page=762|asin=B0C2ZS2HB3}}</ref>


怪異たちの知恵を司る神となった少女と不死身の男性の2人を中心に繰り広げられる[[ミステリ#推理小説など|ミステリ]]である<ref>{{Cite web|和書|date=2017-12-15|url=https://natalie.mu/comic/news/261174|title=「虚構推理」7巻、初版限定で七瀬かりんのデビューCD販促用ミニポスター付属|website=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|accessdate=2018-12-24|archiveurl=https://web.archive.org/web/20180131015249/https://natalie.mu/comic/news/261174|archivedate=2018-01-31}}</ref>。
また、2015年以降からは、講談社の[[漫画雑誌]]『少年マガジンR』での[[#漫画|コミカライズ]]や[[ブレインズ・ベース]]制作による[[#テレビアニメ|アニメ化]]などのメディアミックスが行われている。


2015年以降、講談社の[[漫画雑誌]]『[[月刊少年マガジン#少年マガジンR|少年マガジンR]]』での[[#漫画|コミカライズ]]や[[ブレインズ・ベース]]制作による[[#テレビアニメ|アニメ化]]などのメディアミックスが行われている。
== 制作背景 ==
本シリーズの第1作は、『'''虚構推理 鋼人七瀬'''』(きょこうすいり こうじんななせ)である。この小説は、2011年に[[講談社ノベルス]]から刊行された。その後、2015年に講談社が『少年マガジンR』を創刊するにあたり、同誌でコミカライズが掲載されることが発表され<ref>{{Cite web|date=2015-02-13|url=https://www.oricon.co.jp/news/2048537/full/|title=城平京氏のミステリー作品『虚構推理』漫画化 『マガジンR』で掲載へ|website=ORICON NEWS|publisher=[[オリコン|oricon ME]]|accessdate=2018-12-24|archiveurl=https://web.archive.org/web/20181215042927/https://www.oricon.co.jp/news/2048537/full/|archivedate=2018-12-15}}</ref>、創刊号から連載がスタートした<ref>{{Cite web|date=2015-10-16|url=https://natalie.mu/comic/news/163097|title=城平京「虚構推理」マンガ版など3作、4月創刊のマガジンR作品が単行本化|website=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|accessdate=2018-12-24|archiveurl=https://web.archive.org/web/20170918155407/https://natalie.mu/comic/news/163097|archivedate=2017-09-18}}</ref>。コミカライズは片瀬茶柴が担当しており、片瀬は本作で漫画家デビューを果たした<ref name="konomanga50235-2">{{Cite web|author=廣澤吉泰|date=2015-12-18|url=http://konomanga.jp/guide/50235-2|title=『虚構推理』第2巻 城平京(作) 片瀬茶柴(画) 【日刊マンガガイド】|website=このマンガがすごい!WEB|publisher=[[宝島社]]|accessdate=2018-12-24|archiveurl=https://web.archive.org/web/20180927062139/http://konomanga.jp/guide/50235-2|archivedate=2018-09-27}}</ref>。

2017年、『虚構推理 鋼人七瀬』のコミカライズが完結する<ref>{{Cite web|date=2017-04-20|url=https://natalie.mu/comic/news/229597|title=マガジンRで「虚構推理」が完結&続編も決定! 新連載2本スタート|website=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|accessdate=2018-12-24|archiveurl=https://web.archive.org/web/20180811064756/https://natalie.mu/comic/news/229597|archivedate=2018-08-11}}</ref>。しかし、その後も「城平が続編小説を執筆し、それを片瀬がコミカライズする」という形で連載が続けられており、加えて、城平が執筆した続編小説も[[講談社タイガ]]から書籍化されている。

なお、『虚構推理 鋼人七瀬』では[[清原紘]]がカバーイラストを手掛けているが{{R|konomanga50235-2}}、講談社タイガから刊行された書籍では片瀬がイラストを担当している。


== あらすじ ==
== あらすじ ==
=== 虚構推理 鋼人七瀬 ===
=== 虚構推理 鋼人七瀬 ===
本シリーズの主人公・'''岩永琴子'''は、怪異絡みのトラブルを解決する日々を送っていた。
本シリーズの主人公・'''岩永琴子'''は、恋人の'''桜川九郎'''と怪異絡みのトラブルを解決する日々を送っていた。


ある日、琴子のもとに、怪異から相談が持ち込まれる。それは、真倉坂市という地方都市で「鋼人七瀬」と呼ばれる怪異が暴れているので対処してほしい、というものだった。琴子は真倉坂市に赴き、現地で出会った'''弓原紗季'''という警官に協力を要請する。
ある日、琴子のもとに、怪異から相談が持ち込まれる。それは、真倉坂市という地方都市で「'''鋼人七瀬'''」と呼ばれる怪異が暴れているので対処してほしい、というものだった。琴子は真倉坂市に赴き、現地で出会ったかつての九郎の恋人'''弓原紗季'''という警官に協力を要請する。


同じころ、琴子の恋人・'''桜川九郎'''は、突如消息を絶った従姉の'''六花'''を探す途中、真倉坂市に立ち寄り、そこで鋼人七瀬と遭遇する。九郎は鋼人七瀬と戦うが、鋼人七瀬を退治することはできなかった。その現場を目撃した琴子と紗季は九郎と合流し、3人で鋼人七瀬を退治する策を練り始める。
同じころ九郎は、突如消息を絶った従姉の'''六花'''を探す途中、真倉坂市に立ち寄り、そこで鋼人七瀬と遭遇する。九郎は鋼人七瀬と戦うが、鋼人七瀬を退治することはできなかった。その現場を目撃した琴子と紗季は九郎と合流し、3人で鋼人七瀬を退治する策を練り始める。


一方、鋼人七瀬は力を増していき、紗季の同僚を殺害するに至る。インターネット上には鋼人七瀬の[[まとめサイト]]があり、殺人事件を受けて書き込みが多数寄せられていた。琴子は、六花がこのサイトを管理しており、サイトの閲覧者の想像力を膨らませることで鋼人七瀬を実体化させたのだと気づく。そして、4つの「虚構の推理」をまとめサイトで披露し、「鋼人七瀬は実在しない」と閲覧者に思わせることで鋼人七瀬を消滅に導く。
一方、鋼人七瀬は力を増していき、紗季が勤務する警察署刑事を殺害するに至る。インターネット上には鋼人七瀬の[[まとめサイト]]があり、殺人事件を受けて書き込みが多数寄せられていた。琴子は、六花がこのサイトを管理しており、サイトの閲覧者の想像力を膨らませることで鋼人七瀬を実体化させたのだと気づく。そして、4つの「虚構の推理」をまとめサイトで披露し、「鋼人七瀬は実在しない」と閲覧者に思わせることで鋼人七瀬を消滅に導く。


== 登場人物 ==
== 登場人物 ==
声の項はテレビアニメ版における[[声優]]。
声の項はテレビアニメ版における[[声優]]。
; 岩永 琴子(いわなが ことこ)
; 岩永 琴子(いわなが ことこ)
: 声 - [[鬼頭明里]]<ref name="animate20190409">{{Cite news|url=https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1554772186|title=TVアニメ『虚構推理』メイン声優&原作CMが解禁! 主人公・岩永琴子役を鬼頭明里さん、桜川九郎役を宮野真守さんが担当|newspaper=[[アニメイトタイムズ]]|publisher=[[アニメイト]]|date=2019-04-09|accessdate=2019-04-09}}</ref><ref name="natalie501457">{{Cite web|url=https://natalie.mu/comic/news/501457|title=「虚構推理」2期は来年1月8日放送開始、第3弾PVと桜川六花役・佐古真弓のコメントも|website=[[コミックナタリー]]|publisher=ナターシャ|date=2022-11-16|accessdate=2022-11-16}}</ref>
: 声 - [[鬼頭明里]]<ref name="animate20190409">{{Cite news|url=https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1554772186|title=TVアニメ『虚構推理』メイン声優&原作CMが解禁! 主人公・岩永琴子役を鬼頭明里さん、桜川九郎役を宮野真守さんが担当|newspaper=[[アニメイトタイムズ]]|publisher=[[アニメイト]]|date=2019-04-09|accessdate=2019-04-09}}</ref><ref name="natalie501457">{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/comic/news/501457|title=「虚構推理」2期は来年1月8日放送開始、第3弾PVと桜川六花役・佐古真弓のコメントも|website=[[コミックナタリー]]|publisher=ナターシャ|date=2022-11-16|accessdate=2022-11-16}}</ref>
: 本シリーズの主人公。作中世界の名家・岩永家の令嬢で、大学生。一人称は「私」。
: 本シリーズの主人公。作中世界の名家・岩永家の令嬢で、大学生。一人称は「私」。
: 人間だが、11歳のときに怪異たちの知恵の神になるという契約を交わしており、それ以来、社会の秩序を守るため怪異に関するトラブルの解決に尽力している。怪異が関係している事件・事故を人間社会において受け入れられる表向きの答えの必要性や、また人智を超えた価値観である怪異に真相を詳らかにすることが必ずしも適格ではないことから詭弁や架空のストーリーの構築に長けている。
: 人間だが、11歳のときに怪異たちの知恵の神になるという契約を交わしており、それ以来、社会の秩序を守るため怪異に関するトラブルの解決に尽力している{{Efn2|知恵の神は使い潰される身で、役目に耐え切れずに心身が壊れれば、すぐに代わりが用意される<ref>{{Cite book|和書|author=城平京|year=2021|title=虚構推理 逆襲と敗北の日|page=292|publisher=講談社タイガ|isbn=978-4-06-526400-3}}</ref>。}}。怪異が関係している事件・事故を人間社会において受け入れられる表向きの答えの必要性や、また人智を超えた価値観である怪異に真相を詳らかにすることが必ずしも的確ではないことから詭弁や架空のストーリーの構築に長けている。
: 可愛らしい容姿の美少女だが<ref name="mantan20151219">{{Cite web|date=2015-12-19|url=https://mantan-web.jp/article/20151218dog00m200035000c.html|title=マンガ質問状:「虚構推理」 コンセプトは破天荒キャラ・琴子の「ファンになってもらう」|website=[[MANTANWEB]]|publisher=MANTAN|accessdate=2018-12-24|archiveurl=https://web.archive.org/web/20181215170004/https://mantan-web.jp/article/20151218dog00m200035000c.html|archivedate=2018-12-15}}</ref>、小柄で、作中ではしばしば中学生に間違われる。また、怪異たちの知恵の神になることと引き換えに片目と片足を失っており、右目には義眼、左足には義足をはめている。外出時には赤色のステッキをついて歩く。風貌はお嬢様然としているが、しばしばその風貌にそぐわない言動を見せる。特に[[下ネタ]]を言うことが多く<ref>{{Cite web|author=赤星秀一|date=2016-01-10|url=http://news.kodansha.co.jp/20160110_b01|title=想像力の怪物が描く、最高の嘘に酔う【本格ミステリ大賞受賞作】|website=講談社BOOK倶楽部|publisher=講談社|accessdate=2018-12-24|archiveurl=https://web.archive.org/web/20180412100422/http://news.kodansha.co.jp/20160110_b01|archivedate=2018-04-12}}</ref>、この点については複数の作中人物から「品がない」「たちが悪い」{{Refnest|group=注|『虚構推理 スリーピング・マーダー』第二章「六花ふたたび」で、六花本人を含む3人の人物から「たちが悪い」と言及されている<ref>{{Cite book|和書|author=城平京|year=2019|title=虚構推理 スリーピング・マーダー|pages=63-82|publisher=講談社タイガ|isbn=978-4-06-516157-9}}</ref>。}}と指摘されている。
: 可愛らしい容姿の美少女だが<ref name="mantan20151219">{{Cite web|和書|date=2015-12-19|url=https://mantan-web.jp/article/20151218dog00m200035000c.html|title=マンガ質問状:「虚構推理」 コンセプトは破天荒キャラ・琴子の「ファンになってもらう」|website=[[MANTANWEB]]|publisher=MANTAN|accessdate=2018-12-24|archiveurl=https://web.archive.org/web/20181215170004/https://mantan-web.jp/article/20151218dog00m200035000c.html|archivedate=2018-12-15}}</ref>、小柄で、作中ではしばしば中学生に間違われる。また、怪異たちの知恵の神になることと引き換えに片目と片足を失っており{{Efn2|作品中、一本足の[[かかし|案山子]]につながる神「[[久延毘古|クエビコ]]」や、一つ目の「鍛冶神」が挙げられている<ref>{{Cite book|和書|author=城平京|year=2019|title=虚構推理 スリーピング・マーダー|page=36|publisher=講談社タイガ|isbn=978-4-06-516157-9}}</ref>。なお、日本の「鍛冶神」は「[[天目一箇神]]」(あめのまひとつのかみ)で、「[[一本だたら]]」という一眼一足の妖怪につながりがあるとされている<ref>{{Cite web|和書|url=https://xn--u9ju32nb2az79btea.asia/shinto11/shrine76.html|title=アメノマヒトツノカミのご利益や神社|website=日本の神様|accessdate=2024-06-29}}</ref>。}}、右目には[[義眼]]、左足には[[義肢#義足|義足]]をはめている。外出時には赤色のステッキをついて歩く。
: 風貌はお嬢様然としているが、しばしばその風貌にそぐわない言動を見せる。特に[[下ネタ]]を言うことが多く<ref>{{Cite web|和書|author=赤星秀一|date=2016-01-10|url=http://news.kodansha.co.jp/20160110_b01|title=想像力の怪物が描く、最高の嘘に酔う【本格ミステリ大賞受賞作】|website=講談社BOOK倶楽部|publisher=講談社|accessdate=2018-12-24|archiveurl=https://web.archive.org/web/20180412100422/http://news.kodansha.co.jp/20160110_b01|archivedate=2018-04-12}}</ref>、この点については複数の作中人物から「品がない」「たちが悪い」{{Efn2|『虚構推理 スリーピング・マーダー』第二章「六花ふたたび」で、六花本人を含む3人の人物から「たちが悪い」と言及されている<ref>{{Cite book|和書|author=城平京|year=2019|title=虚構推理 スリーピング・マーダー|pages=63-82|publisher=講談社タイガ|isbn=978-4-06-516157-9}}</ref>。}}と指摘されている。
; 桜川 九郎(さくらがわ くろう)
; 桜川 九郎(さくらがわ くろう)
: 声 - [[宮野真守]]{{R|animate20190409|natalie501457}}、[[本山かおり]](少年)<ref name="natalie191121">{{Cite web|url=https://natalie.mu/comic/news/356399|title=アニメ「虚構推理」琴子や九郎・怪異たちが集う第2弾ビジュアル、追加キャストも|website=[[ナタリー (ニュースサイト)|コミックナタリー]]|publisher=ナターシャ|date=2019-11-21|accessdate=2022-09-06}}</ref>
: 声 - [[宮野真守]]{{R|animate20190409|natalie501457}}、[[本山かおり]](少年)<ref name="natalie191121">{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/comic/news/356399|title=アニメ「虚構推理」琴子や九郎・怪異たちが集う第2弾ビジュアル、追加キャストも|website=[[ナタリー (ニュースサイト)|コミックナタリー]]|publisher=ナターシャ|date=2019-11-21|accessdate=2022-09-06}}</ref>
: 琴子と同じ大学に通う大学院生。琴子の彼氏。一人称は「僕」。
: 琴子と同じ大学に通う大学院生。琴子の彼氏。一人称は「僕」。
: 人間だが、幼いころに祖母(声 - [[大南悠]]{{R|natalie191121}})から[[人魚#日本の人魚|人魚]]と[[くだん]]の肉を食べさせられた影響で、不死身の身体と「未来を自分の望むものに決定できる能力」を有している。ただし、未来を決定する能力を使う際はその都度死ぬ必要がある。
: 人間だが、幼いころに祖母(声 - [[大南悠]]{{R|natalie191121}})から[[人魚#日本の人魚|人魚]]と[[くだん]]の肉を食べさせられた影響で、不死身の身体と「未来を自分の望むものに決定できる能力」を有している。欠損部位は即座に完全に修復する。ただし、未来を決定する能力を使う際はその都度死ぬ必要がある。
: 好きな女性のタイプは従姉の六花であり、六花と似ている紗季と長期にわたって交際していたが、婚前旅行先で発生したトラブルが遠因となり別れる。その後、琴子から告白され、琴子が高校3年のときに恋人として正式に付き合うようになり<ref>{{Cite book|和書|author=城平京|year=2019|title=虚構推理 スリーピング・マーダー|page=111|publisher=講談社タイガ|isbn=978-4-06-516157-9}}</ref>、現在に至る。琴子のことをぞんざいに扱うが、彼なりに琴子の身を案じており、特に六花の魔の手が琴子に及ばないよう苦心している。
: 好きな女性のタイプは従姉の六花であり、六花と似ている紗季と長期にわたって交際していたが、婚前旅行先で発生したトラブルが遠因となり別れる。その後、琴子から告白され、琴子が高校3年のときに恋人として正式に付き合うようになり<ref>{{Cite book|和書|author=城平京|year=2019|title=虚構推理 スリーピング・マーダー|page=111|publisher=講談社タイガ|isbn=978-4-06-516157-9}}</ref>、現在に至る。琴子のことをぞんざいに扱うが、彼なりに琴子の身を案じており、特に六花の魔の手が琴子に及ばないよう苦心している。
; 弓原 紗季(ゆみはら さき)
; 弓原 紗季(ゆみはら さき)
: 声 - [[福圓美里]]<ref name="natalie351851">{{Cite web|url=https://natalie.mu/comic/news/351851|title=アニメ「虚構推理」第2弾PV公開!追加キャストに福圓美里、上坂すみれ、浜田賢二|work=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|date=2019-10-17|accessdate=2019-10-17}}</ref>
: 声 - [[福圓美里]]<ref name="natalie351851">{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/comic/news/351851|title=アニメ「虚構推理」第2弾PV公開!追加キャストに福圓美里、上坂すみれ、浜田賢二|work=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|date=2019-10-17|accessdate=2019-10-17}}</ref>
: 真倉坂市の警察署の交通課に勤める女性警官。
: 真倉坂市の警察署の交通課に勤める女性警官で、階級は[[巡査]]
: 琴子が通う大学の[[OB・OG|OG]]であり、九郎の元彼女。九郎とは結婚も視野に入れていたが、婚前旅行先で発生したトラブルが原因で九郎の体質を知り、恐怖から彼との別れを選ぶ。
: 琴子が通う大学の[[OB・OG|OG]]であり、九郎の元彼女。九郎とは結婚も視野に入れていたが、婚前旅行先で発生したトラブルが原因で九郎の体質を知り、恐怖から彼との別れを選ぶ。
: 真倉坂市で鋼人七瀬と遭遇したところを琴子に救われ、琴子や九郎と協力して鋼人七瀬への対処に当たる。九郎と別れた後も彼のことを引きずっており、琴子とはいがみ合うこともあったが、鋼人七瀬消滅後、九郎のことを吹っ切る。
: 真倉坂市で鋼人七瀬と遭遇したところを琴子に救われ、琴子や九郎と協力して鋼人七瀬への対処に当たる。九郎と別れた後も彼のことを引きずっており、琴子とはいがみ合うこともあったが、鋼人七瀬消滅後、九郎のことを吹っ切る。
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: 声 - [[佐古真弓]]{{R|natalie191121|natalie501457}}、[[前田玲奈]](少女){{R|natalie191121}}
: 声 - [[佐古真弓]]{{R|natalie191121|natalie501457}}、[[前田玲奈]](少女){{R|natalie191121}}
: 九郎の従姉。
: 九郎の従姉。
: 人間だが、従弟の九郎と同じく不死身の身体と「未来を自分の望むものに決定できる能力」を有している。琴子も通院していた病院に裏取引による長期の検査入院をしていたが院長の退任により退院させられ、一時岩永家に居候していたが現在は失踪中
: 人間だが、従弟の九郎と同じく不死身の身体と「未来を自分の望むものに決定できる能力」を有している。琴子も通院していた病院に裏取引による長期の検査入院をしていたが院長の退任により退院させられ、岩永家に居候後、一時失踪していた。「岩永琴子の逆襲と敗北」{{Efn2|『虚構推理 逆襲と敗北の日』第二章 - 第四章「岩永琴子の逆襲と敗北」}}後に再び岩永家に居候していたが<ref>{{Cite book|和書|author=城平京|year=2021|title=虚構推理 逆襲と敗北の日|pages=74-277|publisher=講談社タイガ|isbn=978-4-06-526400-3}}</ref>、その後「かくてあらかじめ失われ……」で九郎と同じマンションの違う階に住んでいる<ref>{{Cite book|和書|author=城平京|year=2023|title=虚構推理短編集 岩永琴子の密室|pages=56-145|quote=かくてあらかじめわれ……||publisher=講談社タイガ|isbn=978-4-06-530871-4}}</ref>
: 人間の想像力が怪異を生み出す力を持つことに注目しており、そのことを利用して、自身の身体を普通に戻せる怪異を生み出そうと企んでいる。自身の能力で状況を絶えず操作しており、生活費もそれを利用してギャンブル等で稼いでいる模様<ref>{{Cite book|和書|author=城平京|year=2019|title=虚構推理 スリーピング・マーダー|pages=57-66|publisher=講談社タイガ|isbn=978-4-06-516157-9}}</ref>。
: 人間の想像力が怪異を生み出す力を持つことに注目しており、そのことを利用して、自身の身体を普通に戻せる怪異を生み出そうと企んでいる。自身の能力で状況を絶えず操作しており、生活費もそれを利用してギャンブル等で稼いでいる模様<ref>{{Cite book|和書|author=城平京|year=2019|title=虚構推理 スリーピング・マーダー|pages=57-66|publisher=講談社タイガ|isbn=978-4-06-516157-9}}</ref>。
; 寺田 徳之助(てらだ とくのすけ)
; 寺田 徳之助(てらだ とくのすけ)
: 声 - [[浜田賢二]]<ref>{{Cite web|url=https://anime.eiga.com/news/109703/|title=「虚構推理」に福圓美里、浜田賢二、上坂すみれ OP主題歌を収録した第2弾PV公開|website=アニメハック|publisher=エイガ・ドット・コム|date=2019-10-19|accessdate=2020-04-02}}</ref>
: 声 - [[浜田賢二]]<ref>{{Cite web|和書|url=https://anime.eiga.com/news/109703/|title=「虚構推理」に福圓美里、浜田賢二、上坂すみれ OP主題歌を収録した第2弾PV公開|website=アニメハック|publisher=エイガ・ドット・コム|date=2019-10-19|accessdate=2020-04-02}}</ref>
: 真倉坂警察署の刑事課に勤務する[[刑事]]で、階級は[[巡査部長]]。紗季に好意を寄せる。
: 真倉坂警察署の刑事課に勤務する[[刑事]]で、階級は[[巡査部長]]。紗季に好意を寄せる。
: 鋼人七瀬の事件を追っている最中に鋼人七瀬に出くわし、七瀬かりんと同じく鉄骨で顔を潰され死亡する。
: 鋼人七瀬の事件を追っている最中に鋼人七瀬に出くわし、七瀬かりんと同じく鉄骨で顔を潰され死亡する。
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== 作風 ==
== 作風 ==
本シリーズは「[[虚構]]」をテーマとしており<ref name="あとがきのあとがき">{{Cite web|author=城平京|url=http://kodansha-novels.jp/mephisto/atogaki/29/index.html|title=『虚構推理 鋼人七瀬』 城平京|website=webメフィスト|work=あとがきのあとがき|publisher=講談社|accessdate=2018-12-24|archiveurl=https://web.archive.org/web/20180930183451/http://kodansha-novels.jp/mephisto/atogaki/29/index.html|archivedate=2018-09-30}}</ref>、事件の真実よりも「どうやって人々を納得させるか」に重きが置かれている<ref>{{Cite web|date=2018-03-02|url=http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1803/02/news035_2.html|title=ミステリ好きが早口で語る! ドラマ「アンナチュラル」の面白さ(1〜4話)|website=ねとらぼ|publisher=[[ITmedia]]|author=赤いシャムネコ、青柳美帆子|page=2|accessdate=2018-12-24|archiveurl=https://web.archive.org/web/20181223104111/http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1803/02/news035_2.html|archivedate=2018-12-23}}</ref>。城平は、『[[雨月物語]]』の「[[雨月物語#蛇性の婬|蛇性の婬]]」を読んで「価値観や理屈がねじれて歪んでいても、なぜか全てがおさまるべき所におさまって世界がうまく成立していると見える、けれど何かおかしい」と感じたといい、そこから本シリーズの着想を得たと述べている<ref>{{Cite book|和書|author1=城平京|author2=片瀬茶柴|year=2016|title=虚構推理 3|pages=170-171|publisher=講談社|isbn=978-4-06-392518-0}}</ref>。
本シリーズは「[[虚構]]」をテーマとしており<ref name="あとがきのあとがき">{{Cite web|和書|author=城平京|url=http://kodansha-novels.jp/mephisto/atogaki/29/index.html|title=『虚構推理 鋼人七瀬』 城平京|website=webメフィスト|work=あとがきのあとがき|publisher=講談社|accessdate=2018-12-24|archiveurl=https://web.archive.org/web/20180930183451/http://kodansha-novels.jp/mephisto/atogaki/29/index.html|archivedate=2018-09-30}}</ref>、事件の真実よりも「どうやって人々を納得させるか」に重きが置かれている<ref>{{Cite web|和書|date=2018-03-02|url=http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1803/02/news035_2.html|title=ミステリ好きが早口で語る! ドラマ「アンナチュラル」の面白さ(1〜4話)|website=ねとらぼ|publisher=[[ITmedia]]|author=赤いシャムネコ、青柳美帆子|page=2|accessdate=2018-12-24|archiveurl=https://web.archive.org/web/20181223104111/http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1803/02/news035_2.html|archivedate=2018-12-23}}</ref>。城平は、『[[雨月物語]]』の「[[雨月物語#蛇性の婬|蛇性の婬]]」を読んで「価値観や理屈がねじれて歪んでいても、なぜか全てがおさまるべき所におさまって世界がうまく成立していると見える、けれど何かおかしい」と感じたといい、そこから本シリーズの着想を得たと述べている<ref>{{Cite book|和書|author1=城平京|author2=片瀬茶柴|year=2016|title=虚構推理 3|pages=170-171|publisher=講談社|isbn=978-4-06-392518-0}}</ref>。


しかし、シリーズ第1作の『虚構推理 鋼人七瀬』は、「妖怪や幽霊が当たり前に実在し、まごうことなき事件の真相をすっかり明らかにした後で、四種類の『嘘の解決』をあらかじめ嘘とことわった上で並べる」という内容から{{R|あとがきのあとがき}}、果たしてミステリと呼べるのかという議論を巻き起こすことになった<ref>{{Cite web|author=中川凌|date=2018-06-09|url=https://ddnavi.com/matome/464828/a/|title=推理マンガのおすすめ10選! 謎解きの快感が病みつきになる、誰もが知る名作から注目のミステリーまで一挙まとめ|website=[[ダ・ヴィンチ (雑誌)|ダ・ヴィンチニュース]]|publisher=[[KADOKAWA]]|accessdate=2018-12-24|archiveurl=https://web.archive.org/web/20181223164511/https://ddnavi.com/matome/464828/a/|archivedate=2018-12-23}}</ref>。
しかし、シリーズ第1作の『虚構推理 鋼人七瀬』は、「妖怪や幽霊が当たり前に実在し、まごうことなき事件の真相をすっかり明らかにした後で、四種類の『嘘の解決』をあらかじめ嘘とことわった上で並べる」という内容から{{R|あとがきのあとがき}}、果たしてミステリと呼べるのかという議論を巻き起こすことになった<ref>{{Cite web|和書|author=中川凌|date=2018-06-09|url=https://ddnavi.com/matome/464828/a/|title=推理マンガのおすすめ10選! 謎解きの快感が病みつきになる、誰もが知る名作から注目のミステリーまで一挙まとめ|website=[[ダ・ヴィンチ (雑誌)|ダ・ヴィンチニュース]]|publisher=[[KADOKAWA]]|accessdate=2018-12-24|archiveurl=https://web.archive.org/web/20181223164511/https://ddnavi.com/matome/464828/a/|archivedate=2018-12-23}}</ref>。

== 制作背景 ==
本シリーズの第1作は、『'''虚構推理 鋼人七瀬'''』(きょこうすいり こうじんななせ)である{{Efn2|講談社文庫・講談社タイガ版では『虚構推理』に改題された。}}。この小説は、2011年に[[講談社ノベルス]]から刊行された。その後、2015年に講談社が『少年マガジンR』を創刊するにあたり、同誌でコミカライズが掲載されることが発表され<ref>{{Cite web|和書|date=2015-02-13|url=https://www.oricon.co.jp/news/2048537/full/|title=城平京氏のミステリー作品『虚構推理』漫画化 『マガジンR』で掲載へ|website=ORICON NEWS|publisher=[[オリコン|oricon ME]]|accessdate=2018-12-24|archiveurl=https://web.archive.org/web/20181215042927/https://www.oricon.co.jp/news/2048537/full/|archivedate=2018-12-15}}</ref>、創刊号から連載がスタートした<ref>{{Cite web|和書|date=2015-10-16|url=https://natalie.mu/comic/news/163097|title=城平京「虚構推理」マンガ版など3作、4月創刊のマガジンR作品が単行本化|website=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|accessdate=2018-12-24|archiveurl=https://web.archive.org/web/20170918155407/https://natalie.mu/comic/news/163097|archivedate=2017-09-18}}</ref>。コミカライズは片瀬茶柴が担当しており、片瀬は本作で漫画家デビューを果たした<ref name="konomanga50235-2">{{Cite web|和書|author=廣澤吉泰|date=2015-12-18|url=http://konomanga.jp/guide/50235-2|title=『虚構推理』第2巻 城平京(作) 片瀬茶柴(画) 【日刊マンガガイド】|website=このマンガがすごい!WEB|publisher=[[宝島社]]|accessdate=2018-12-24|archiveurl=https://web.archive.org/web/20180927062139/http://konomanga.jp/guide/50235-2|archivedate=2018-09-27}}</ref>。

2017年、『虚構推理 鋼人七瀬』のコミカライズが完結する<ref>{{Cite web|和書|date=2017-04-20|url=https://natalie.mu/comic/news/229597|title=マガジンRで「虚構推理」が完結&続編も決定! 新連載2本スタート|website=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|accessdate=2018-12-24|archiveurl=https://web.archive.org/web/20180811064756/https://natalie.mu/comic/news/229597|archivedate=2018-08-11}}</ref>。しかし、その後も「城平が続編小説を執筆し、それを片瀬がコミカライズする」という形で連載が続けられており、加えて、城平が執筆した続編小説も[[講談社タイガ]]から書籍化されている。『鋼人七瀬』は書き下ろしだったためプロローグを除けば一つのエピソードのみで構成されていたが、続編は月刊漫画誌に連載されているため、長編であっても章ごとに別のエピソードを重ねた連作短編となっている。

なお、『虚構推理 鋼人七瀬』では[[清原紘]]がカバーイラストを手掛けているが{{R|konomanga50235-2}}、講談社タイガから刊行された書籍では片瀬がイラストを担当している。


== 既刊一覧 ==
== 既刊一覧 ==
=== 小説 ===
=== 小説 ===
* [[城平京]](著)・[[清原紘]](カバーイラスト)『虚構推理 鋼人七瀬』[[講談社]]〈[[講談社ノベルス]]〉、2011年5月9日第1刷発行(2011年5月11日発売<ref group="講B">{{Cite web|url=https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000158985|title=虚構推理 鋼人七瀬|accessdate=2018-12-24}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-06-182768-4}}
* [[城平京]](著)・[[清原紘]](カバーイラスト) 『虚構推理 鋼人七瀬』 [[講談社]]〈[[講談社ノベルス]]〉、2011年5月9日第1刷発行(2011年5月11日発売<ref group="講B">{{Cite web|和書|url=https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000158985|title=虚構推理 鋼人七瀬|accessdate=2018-12-24}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-06-182768-4}}
* 城平京(著)『虚構推理』<ref name="kaidai" group="注">『虚構推理 鋼人七瀬』を改題。</ref>、講談社〈[[講談社文庫]]〉、2015年12月15日第1刷発行(同日発売<ref group="講B">{{Cite web|url=https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000212211|title=虚構推理|accessdate=2018-12-24}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-06-293240-0}}
* 城平京(著) 『虚構推理』{{Efn2|name="kaidai"|『虚構推理 鋼人七瀬』を改題。}} 講談社〈[[講談社文庫]]〉、2015年12月15日第1刷発行(同日発売<ref group="講B">{{Cite web|和書|url=https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000212211|title=虚構推理|accessdate=2018-12-24}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-06-293240-0}}
* 城平京(著)・片瀬茶柴(イラスト)『虚構推理』講談社〈[[講談社タイガ]]〉、既刊5(202112月15日現在)
* 城平京(著)・片瀬茶柴(イラスト) 『虚構推理』 講談社〈[[講談社タイガ]]〉、既刊6(20232月15日現在)
*# 『虚構推理』<ref name="kaidai" group="注" />、2019年1月21日第1刷発行(2019年1月23日発売<ref group="講B">{{Cite web|url=https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000319692|title=虚構推理|accessdate=2019-01-27}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-06-514530-2}}
*# 『虚構推理』{{Efn2|name="kaidai"}}、2019年1月21日第1刷発行(2019年1月23日発売<ref group="講B">{{Cite web|和書|url=https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000319692|title=虚構推理|accessdate=2019-01-27}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-06-514530-2}}
*# 『虚構推理短編集 岩永琴子の出現』、2018年12月20日第1刷発行(同日発売<ref group="講B">{{Cite web|url=https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000318141|title=虚構推理短編集 岩永琴子の出現|accessdate=2018-12-24}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-06-513928-8}}
*# 『虚構推理短編集 岩永琴子の出現』、2018年12月20日第1刷発行(同日発売<ref group="講B">{{Cite web|和書|url=https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000318141|title=虚構推理短編集 岩永琴子の出現|accessdate=2018-12-24}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-06-513928-8}}
<!--
*#* 第一話 ヌシの大蛇は聞いていた(初出:『[[メフィスト (文芸誌)|メフィスト]]』2017 VOL.2)
*#* 第一話 ヌシの大蛇は聞いていた(初出:『[[メフィスト (文芸誌)|メフィスト]]』2017 VOL.2)
*#* 第二話 うなぎ屋の幸運日
*#* 第二話 うなぎ屋の幸運日
129行目: 124行目:
*#* 第四話 ギロチン三四郎
*#* 第四話 ギロチン三四郎
*#* 第五話 幻の自販機
*#* 第五話 幻の自販機
-->
*# 『虚構推理 スリーピング・マーダー』、2019年6月19日第1刷発行(2019年6月21日発売<ref group="講B">{{Cite web|url=https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000322874|title=虚構推理 スリーピング・マーダー|accessdate=2019-06-21}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-06-516157-9}}
*# 『虚構推理短編集 岩永琴子の純真』、20211015日第1刷発行(同日発売<ref group="講B" name="tanpen">{{Cite web|url=https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000354749|title=虚構推理短編集 岩永琴子の純真|accessdate=2021-10-18}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-06-524597-2}}
*# 『虚構推理 スリーピング・マーダー』、2019619日第1刷発行(2019年6月21日発売<ref group="講B">{{Cite web|和書|url=https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000322874|title=虚構推理 スリーピング・マーダー|accessdate=2019-06-21}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-06-516157-9}}
<!--
*#* 第一章 岩永琴子は高校生だった
*#* 第二章 六花ふたたび
*#* 第三章 明日のために
*#* 第四章 スリーピング・マーダー(前編)
*#* 第五章 スリーピング・マーダー(後編)
*#* 第六章 岩永琴子は大学生である
-->
*# 『虚構推理短編集 岩永琴子の純真』、2021年10月15日第1刷発行(同日発売<ref group="講B" name="tanpen">{{Cite web|和書|url=https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000354749|title=虚構推理短編集 岩永琴子の純真|accessdate=2021-10-18}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-06-524597-2}}
<!--
*#* 第一話 雪女のジレンマ
*#* 第一話 雪女のジレンマ
*#* 第二話 よく考えると怖くないでもない話
*#* 第二話 よく考えると怖くないでもない話
136行目: 141行目:
*#* 第四話 的を得ないで的を射よう
*#* 第四話 的を得ないで的を射よう
*#* 第五話 雪女を斬る
*#* 第五話 雪女を斬る
-->
*# 『虚構推理 逆襲と敗北の日』、2021年12月15日第1刷発行(同日発売<ref group="講B">{{Cite web|url=https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000360001|title=虚構推理 逆襲と敗北の日|accessdate=2021-12-16}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-06-526400-3}}
*# 『虚構推理 逆襲と敗北の日』、2021年12月15日第1刷発行(同日発売<ref group="講B">{{Cite web|和書|url=https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000360001|title=虚構推理 逆襲と敗北の日|accessdate=2021-12-16}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-06-526400-3}}
<!--
*#* 第一章 見たのは何か
*#* 第二章 岩永琴子の逆襲と敗北(前編)
*#* 第三章 岩永琴子の逆襲と敗北(中編)
*#* 第四章 岩永琴子の逆襲と敗北(後編)
*#* 第五章 知恵なす者の悪夢
-->
*# 『虚構推理短編集 岩永琴子の密室』、2023年2月15日第1刷発行(同日発売<ref group="講B">{{Cite web|和書|url=https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000374251|title=虚構推理短編集 岩永琴子の密室|accessdate=2023-02-17}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-06-530871-4}}
<!--
*#* みだりに扉を開けるなかれ
*#* 鉄板前の眠り姫
*#* かくてあらかじめ失われ……
*#* 怪談・血まみれパイロン
*#* 飛島家の殺人
-->
== 漫画 ==
2015年から、『'''虚構推理'''』 (Invented inference) のタイトルで『[[月刊少年マガジン#少年マガジンR|少年マガジンR]]』で片瀬茶柴によるコミカライズが連載されている。物語の流れは原作と基本的には同じだが、アレンジも加えられている<ref>{{Cite web|和書|author=三木美波|url=https://natalie.mu/comic/pp/magaziner/page/1|title=2015年の新創刊マンガ誌が放つ、今が“読みどき”の新作 城平京×片瀬茶柴による本格ミステリ「虚構推理」に迫る|website=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|page=1|accessdate=2018-12-24|archiveurl=https://web.archive.org/web/20181223044550/https://natalie.mu/comic/pp/magaziner/page/1|archivedate=2018-12-23}}</ref>。特に、漫画版では読者が琴子を好いてくれるよう、彼女の魅力を可能な限り引き上げるようなキャラクターメイキングが行われている{{R|mantan20151219}}。


2018年、第42回[[講談社漫画賞]]にノミネートされる<ref>{{Cite web|和書|date=2018-04-05|url=https://news.kodansha.co.jp/5936|title=第42回講談社漫画賞候補作品決定|publisher=講談社コミックプラス|accessdate=2020-08-29}}</ref>。
=== 漫画 ===
2015年から、『'''虚構推理'''』 (Invented inference) のタイトルで『[[月刊少年マガジン#少年マガジンR|少年マガジンR]]』で片瀬茶柴によるコミカライズが連載されている。物語の流れは原作と基本的には同じだが、アレンジも加えられている<ref>{{Cite web|author=三木美波|url=https://natalie.mu/comic/pp/magaziner/page/1|title=2015年の新創刊マンガ誌が放つ、今が“読みどき”の新作 城平京×片瀬茶柴による本格ミステリ「虚構推理」に迫る|website=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|page=1|accessdate=2018-12-24|archiveurl=https://web.archive.org/web/20181223044550/https://natalie.mu/comic/pp/magaziner/page/1|archivedate=2018-12-23}}</ref>。特に、漫画版では読者が琴子を好いてくれるよう、彼女の魅力を可能な限り引き上げるようなキャラクターメイキングが行われている{{R|mantan20151219}}。


2020年1月号掲載の第30話「雪女のジレンマ (1)」より『少年マガジンR』が電子雑誌移行したことに伴い、講談社のマンガアプリ「[[マガポケ]]」と『[[月刊少年マガジン]]』を加えた3媒体での同時連載(内容は同一)が開始となった<ref>{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/comic/news/358447|title=「人馬」の墨佳遼が次号月刊少年マガジンに登場、「虚構推理」は3媒体での連載に|website=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|date=2019-12-06|accessdate=2023-01-21}}</ref>。2023年、『少年マガジンR』が休刊となり、以後『月刊少年マガジン』で連載していくと発表されている<ref>{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/comic/news/509736|title=月刊少年マガジンRが本日発売号で休刊、新たなWeb媒体・月マガ基地が誕生|website=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|date=2023-01-20|accessdate=2023-01-21}}</ref>。
2018年、第42回[[講談社漫画賞]]にノミネートされる<ref>{{Cite web|date=2018-04-05|url=https://news.kodansha.co.jp/5936|title=第42回講談社漫画賞候補作品決定|publisher=講談社コミックプラス|accessdate=2020-08-29}}</ref>。


2024年1月6日発売の『月刊少年マガジン』2月号掲載の第74話「飛島家の殺人5」<ref>{{Cite web|和書|url=https://gmaga.co/getsumaga/2024/02.html|title=月刊少年マガジン2024年2月号|website=月刊少年マガジン公式サイト|publisher=講談社|accessdate=2024-05-17}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://pocket.shonenmagazine.com/episode/14079602755607734791|title=虚構推理 原作/城平京 漫画/片瀬茶柴【第74話】「飛島家の殺人⑤」(1)|website=マンガアプリ「マガポケ」公式WEB|publisher=講談社|date=2024-01-06|accessdate=2024-05-17}}</ref>をもって、小説『虚構推理短編集 岩永琴子の密室』までのコミカライズが完了、小説に追い付く。オリジナルエピソードを挟んだのち、3月6日発売の『月刊少年マガジン』4月号掲載の第76話「廃墟に出会う」<ref>{{Cite web|和書|url=https://gmaga.co/getsumaga/2024/04.html|title=月刊少年マガジン2024年4月号|website=月刊少年マガジン公式サイト|publisher=講談社|accessdate=2024-05-17}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://pocket.shonenmagazine.com/episode/2550689798274138118|title=虚構推理 原作/城平京 漫画/片瀬茶柴【第76話】「廃墟に出会う①」|website=マンガアプリ「マガポケ」公式WEB|publisher=講談社|date=2024-03-06|accessdate=2024-05-17}}</ref>にて小説を追い越した。
2020年1月号掲載の第30話「雪女のジレンマ (1)」より『少年マガジンR』が電子雑誌移行したことに伴い、講談社のマンガアプリ「[[マガポケ]]」と『[[月刊少年マガジン]]』を加えた3媒体での同時連載(内容は同一)が開始となった。


なお、第8巻から第10巻、第15巻では通常版に加えて特装版・限定版がリリースされている。第8巻・第15巻の特装版にはカラー画集<ref>{{Cite web|date=2018-04-17|url=https://natalie.mu/comic/news/278474|title=「虚構推理」8巻発売、描き下ろしイラストも入ったミニカラー画集付き特装版も|website=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|accessdate=2018-12-24|archiveurl=https://web.archive.org/web/20181222044755/https://natalie.mu/comic/news/278474|archivedate=2018-12-22}}</ref>、第9巻の限定版には2019年のカレンダー、第10巻の限定版には「YES NO枕」がそれぞれ同梱されている<ref>{{Cite web|date=2018-10-17|url=https://natalie.mu/comic/news/304059|title=「虚構推理」9巻限定版に2019年カレンダー、10巻限定版には「YES NO枕」が|website=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|accessdate=2018-12-24|archiveurl=https://web.archive.org/web/20181018024836/https://natalie.mu/comic/news/304059|archivedate=2018-10-18}}</ref>。
第8巻から第10巻、第15巻では通常版に加えて特装版・限定版がリリースされている。第8巻・第15巻の特装版にはカラー画集<ref>{{Cite web|和書|date=2018-04-17|url=https://natalie.mu/comic/news/278474|title=「虚構推理」8巻発売、描き下ろしイラストも入ったミニカラー画集付き特装版も|website=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|accessdate=2018-12-24|archiveurl=https://web.archive.org/web/20181222044755/https://natalie.mu/comic/news/278474|archivedate=2018-12-22}}</ref>、第9巻の限定版には2019年のカレンダー、第10巻の限定版には「YES NO枕」がそれぞれ同梱されている<ref>{{Cite web|和書|date=2018-10-17|url=https://natalie.mu/comic/news/304059|title=「虚構推理」9巻限定版に2019年カレンダー、10巻限定版には「YES NO枕」が|website=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|accessdate=2018-12-24|archiveurl=https://web.archive.org/web/20181018024836/https://natalie.mu/comic/news/304059|archivedate=2018-10-18}}</ref>。


* [[城平京]](原作)・片瀬茶柴(漫画) 『虚構推理』 [[講談社]]〈[[講談社コミックス]]〉、既刊18(20221116日現在)
* [[城平京]](原作)・片瀬茶柴(漫画) 『虚構推理』 [[講談社]]〈[[講談社コミックス]]〉、既刊22(20241017日現在)
*# 2015年10月16日第1刷発行(同日発売<ref group="講C">{{Cite web|url=https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000043374|title=虚構推理 (1)|accessdate=2018-12-24}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-06-371491-3}}
*# 2015年10月16日第1刷発行(同日発売<ref group="講C">{{Cite web|和書|url=https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000043374|title=虚構推理 (1)|accessdate=2018-12-24}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-06-371491-3}}
*# 2015年11月17日第1刷発行(同日発売<ref group="講C">{{Cite web|url=https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000043379|title=虚構推理 (2)|accessdate=2018-12-24}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-06-371496-8}}
*# 2015年11月17日第1刷発行(同日発売<ref group="講C">{{Cite web|和書|url=https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000043379|title=虚構推理 (2)|accessdate=2018-12-24}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-06-371496-8}}
*# 2016年4月15日第1刷発行(同日発売<ref group="講C">{{Cite web|url=https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000047920|title=虚構推理 (3)|accessdate=2018-12-24}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-06-392518-0}}
*# 2016年4月15日第1刷発行(同日発売<ref group="講C">{{Cite web|和書|url=https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000047920|title=虚構推理 (3)|accessdate=2018-12-24}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-06-392518-0}}
*# 2016年8月17日第1刷発行(同日発売<ref group="講C">{{Cite web|url=https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000047939|title=虚構推理 (4)|accessdate=2018-12-24}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-06-392537-1}}
*# 2016年8月17日第1刷発行(同日発売<ref group="講C">{{Cite web|和書|url=https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000047939|title=虚構推理 (4)|accessdate=2018-12-24}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-06-392537-1}}
*# 2016年12月16日第1刷発行(同日発売<ref group="講C">{{Cite web|url=https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000047961|title=虚構推理 (5)|accessdate=2018-12-24}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-06-392559-3}}
*# 2016年12月16日第1刷発行(同日発売<ref group="講C">{{Cite web|和書|url=https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000047961|title=虚構推理 (5)|accessdate=2018-12-24}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-06-392559-3}}
*# 2017年6月16日第1刷発行(同日発売<ref group="講C">{{Cite web|url=https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000047992|title=虚構推理 (6)|accessdate=2018-12-24}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-06-392590-6}}
*# 2017年6月16日第1刷発行(同日発売<ref group="講C">{{Cite web|和書|url=https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000047992|title=虚構推理 (6)|accessdate=2018-12-24}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-06-392590-6}}
*# 2017年12月15日第1刷発行(同日発売<ref group="講C">{{Cite web|url=https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000052442|title=虚構推理 (7)|accessdate=2018-12-24}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-06-510597-9}}
*# 2017年12月15日第1刷発行(同日発売<ref group="講C">{{Cite web|和書|url=https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000052442|title=虚構推理 (7)|accessdate=2018-12-24}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-06-510597-9}}
*# 2018年4月17日第1刷発行(同日発売<ref group="講C">{{Cite web|url=https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000115620|title=虚構推理 (8)|accessdate=2018-12-24}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-06-511186-4}} / {{ISBN2|978-4-06-511493-3}}(特装版)
*# 2018年4月17日第1刷発行(同日発売<ref group="講C">{{Cite web|和書|url=https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000115620|title=虚構推理 (8)|accessdate=2018-12-24}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-06-511186-4}} / {{ISBN2|978-4-06-511493-3}}(特装版)
*# 2018年10月17日第1刷発行(同日発売<ref group="講C">{{Cite web|url=https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000314335|title=虚構推理 (9)|accessdate=2018-12-24}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-06-513317-0}} / {{ISBN2|978-4-06-513319-4}}(限定版)
*# 2018年10月17日第1刷発行(同日発売<ref group="講C">{{Cite web|和書|url=https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000314335|title=虚構推理 (9)|accessdate=2018-12-24}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-06-513317-0}} / {{ISBN2|978-4-06-513319-4}}(限定版)
*# 2019年4月17日第1刷発行(同日発売<ref group="講C">{{Cite web|url=https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000321166|title=虚構推理 (10)|accessdate=2019-04-20}}</ref><ref group="講C">{{Cite web|url=https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000318634|title=虚構推理 (10) 限定版|accessdate=2021-05-17}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-06-515177-8}} / {{ISBN2|978-4-06-514130-4}}(限定版)
*# 2019年4月17日第1刷発行(同日発売<ref group="講C">{{Cite web|和書|url=https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000321166|title=虚構推理 (10)|accessdate=2019-04-20}}</ref><ref group="講C">{{Cite web|和書|url=https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000318634|title=虚構推理 (10) 限定版|accessdate=2021-05-17}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-06-515177-8}} / {{ISBN2|978-4-06-514130-4}}(限定版)
*# 2019年10月17日第1刷発行(同日発売<ref group="講C">{{Cite web|url=https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000325168|title=虚構推理 (11)|accessdate=2019-10-17}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-06-517244-5}}
*# 2019年10月17日第1刷発行(同日発売<ref group="講C">{{Cite web|和書|url=https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000325168|title=虚構推理 (11)|accessdate=2019-10-17}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-06-517244-5}}
*# 2020年3月17日第1刷発行(同日発売<ref group="講C">{{Cite web|url=https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000333561|title=虚構推理 (12)|accessdate=2020-03-17}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-06-518653-4}}
*# 2020年3月17日第1刷発行(同日発売<ref group="講C">{{Cite web|和書|url=https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000333561|title=虚構推理 (12)|accessdate=2020-03-17}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-06-518653-4}}
*# 2020年8月17日第1刷発行(同日発売<ref group="講C">{{Cite web|url=https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000342851|title=虚構推理 (13)|accessdate=2020-08-17}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-06-520091-9}}
*# 2020年8月17日第1刷発行(同日発売<ref group="講C">{{Cite web|和書|url=https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000342851|title=虚構推理 (13)|accessdate=2020-08-17}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-06-520091-9}}
*# 2020年12月17日第1刷発行(同日発売<ref group="講C">{{Cite web|url=https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000347655|title=虚構推理 (14)|accessdate=2020-12-17}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-06-521789-4}}
*# 2020年12月17日第1刷発行(同日発売<ref group="講C">{{Cite web|和書|url=https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000347655|title=虚構推理 (14)|accessdate=2020-12-17}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-06-521789-4}}
*# 2021年5月17日第1刷発行(同日発売<ref group="講C">{{Cite web|url=https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000351126|title=虚構推理 (15)|accessdate=2021-05-17}}</ref><ref group="講C">{{Cite web|url=https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000350025|title=虚構推理 (15) ミニカラー画集付き特装版|accessdate=2021-05-17}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-06-523055-8}} / {{ISBN2|978-4-06-522623-0}}(特装版)
*# 2021年5月17日第1刷発行(同日発売<ref group="講C">{{Cite web|和書|url=https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000351126|title=虚構推理 (15)|accessdate=2021-05-17}}</ref><ref group="講C">{{Cite web|和書|url=https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000350025|title=虚構推理 (15) ミニカラー画集付き特装版|accessdate=2021-05-17}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-06-523055-8}} / {{ISBN2|978-4-06-522623-0}}(特装版)
*# 2021年12月16日第1刷発行(同日発売<ref group="講C">{{Cite web|url=https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000355954|title=虚構推理 (16)|accessdate=2021-12-16}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-06-525037-2}}
*# 2021年12月16日第1刷発行(同日発売<ref group="講C">{{Cite web|和書|url=https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000355954|title=虚構推理 (16)|accessdate=2021-12-16}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-06-525037-2}}
*# 2022年5月17日第1刷発行(同日発売<ref group="講C">{{Cite web|url=https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000363936|title=虚構推理 (17)|accessdate=2022-05-17}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-06-527556-6}}
*# 2022年5月17日第1刷発行(同日発売<ref group="講C">{{Cite web|和書|url=https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000363936|title=虚構推理 (17)|accessdate=2022-05-17}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-06-527556-6}}
*# 2022年11月16日第1刷発行(同日発売<ref group="講C">{{Cite web|url=https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000369883|title=虚構推理 (17)|accessdate=2022-11-16}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-06-529466-6}}
*# 2022年11月16日第1刷発行(同日発売<ref group="講C">{{Cite web|和書|url=https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000369883|title=虚構推理 (18)|accessdate=2022-11-16}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-06-529466-6}}
*# 2023年5月17日第1刷発行(同日発売<ref group="講C">{{Cite web|和書|url=https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000375583|title=虚構推理 (19)|accessdate=2023-05-17}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-06-531387-9}}
*# 2023年11月16日第1刷発行(同日発売<ref group="講C">{{Cite web|和書|url=https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000381753|title=虚構推理 (20)|accessdate=2023-11-16}}</ref><ref group="講C">{{Cite web|和書|url=https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000383529|title=虚構推理 (20) SDアクリルジオラマ&番外編小冊子付き特装版|accessdate=2023-11-16}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-06-533999-2}} / {{ISBN2|978-4-06-533999-2}}(特装版)
*# 2024年5月16日第1刷発行(同日発売<ref group="講C">{{Cite web|和書|url=https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000389323|title=虚構推理 (21) |accessdate=2024-05-16}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-06-535554-1}}
*# 2024年10月17日第1刷発行(同日発売<ref group="講C">{{Cite web|和書|url=https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000397908|title=虚構推理 (22) |accessdate=2024-10-17}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-06-536817-6}}


== テレビアニメ ==
== テレビアニメ ==
2019年1月に漫画版のテレビアニメ化が発表された<ref name="oricon2127466">{{Cite web|date=2019-01-15|url=https://www.oricon.co.jp/news/2127466/full/|title=『虚構推理』TVアニメ化 ティザービジュアル&スタッフ公開|website=ORICON NEWS|publisher=oricon ME|accessdate=2019-01-15}}</ref><ref>{{Cite web|url=https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1547514690|title=『虚構推理』TVアニメ化決定|website=[[アニメイトタイムズ]]|publisher=[[アニメイト]]|date=2019-01-15|accessdate=2019-01-15}}</ref>。第1期『'''虚構推理'''』 (In/Spectre) は、2020年1月から3月まで[[テレビ朝日]]・[[BS日本|BS日テレ]]ほかにて放送された{{R|natalie351851|onair1}}。原作の長編『虚構推理 鋼人七瀬』をメインに、プロローグ(琴子と九郎の出会い)と本編の間に短編集よりヌシの大蛇は聞いていたを挿入した構成となっている。
2019年1月に漫画版のテレビアニメ化が発表された<ref name="oricon2127466">{{Cite web|和書|date=2019-01-15|url=https://www.oricon.co.jp/news/2127466/full/|title=『虚構推理』TVアニメ化 ティザービジュアル&スタッフ公開|website=ORICON NEWS|publisher=oricon ME|accessdate=2019-01-15}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1547514690|title=『虚構推理』TVアニメ化決定|website=[[アニメイトタイムズ]]|publisher=[[アニメイト]]|date=2019-01-15|accessdate=2019-01-15}}</ref>。第1期『'''虚構推理'''』 (In/Spectre) は、2020年1月から3月まで[[テレビ朝日]]・[[BS日本|BS日テレ]]ほかにて放送された{{R|natalie351851|onair1}}。原作の長編『虚構推理 鋼人七瀬』をメインに、プロローグ(琴子と九郎の出会い)と本編の間に短編集よりヌシの大蛇は聞いていたを挿入した構成となっている。


第2期『'''虚構推理 Season2'''』は、2020年11月に製作が発表され<ref>{{Cite web|date=2020-11-27|url=https://www.oricon.co.jp/news/2177805/full/|title=アニメ『虚構推理』第2期制作決定に鬼頭明里「一日中ウキウキ」 PVなども解禁|website=ORICON NEWS|publisher=oricon ME|accessdate=2020-11-27}}</ref>、2023年1月より[[東京メトロポリタンテレビジョン|TOKYO MX]]・BS日テレほかにて放送{{R|natalie501457|onair2}}。当初は2022年10月より放送予定であったが<ref name="animate20220304">{{Cite web|url=https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1646310745|title=TVアニメ『虚構推理 Season2』2022年10月放送決定! 追加声優に悠木碧さん・古川慎さん、コメント到着|website=アニメイトタイムズ|publisher=アニメイト|date=2022-03-04|accessdate=2022-03-04}}</ref>、放送を延期することが同年5月2日に発表された<ref>{{Cite web|url=https://kyokousuiri.jp/news/2022-05-02_season2-postpone/|title=『虚構推理 Season2』放送延期のお知らせ|work=TVアニメ「虚構推理 Season2」公式サイト|accessdate=2022-05-02}}</ref>。
第2期『'''虚構推理 Season2'''』は、2020年11月に製作が発表され<ref>{{Cite web|和書|date=2020-11-27|url=https://www.oricon.co.jp/news/2177805/full/|title=アニメ『虚構推理』第2期制作決定に鬼頭明里「一日中ウキウキ」 PVなども解禁|website=ORICON NEWS|publisher=oricon ME|accessdate=2020-11-27}}</ref>、2023年1月から3月まで[[東京メトロポリタンテレビジョン|TOKYO MX]]・BS日テレほかにて放送された{{R|natalie501457|onair2}}。当初は2022年10月より放送予定であったが<ref name="animate20220304">{{Cite web|和書|url=https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1646310745|title=TVアニメ『虚構推理 Season2』2022年10月放送決定! 追加声優に悠木碧さん・古川慎さん、コメント到着|website=アニメイトタイムズ|publisher=アニメイト|date=2022-03-04|accessdate=2022-03-04}}</ref>、放送を延期することが同年5月2日に発表された<ref>{{Cite web|和書|url=https://kyokousuiri.jp/news/2022-05-02_season2-postpone/|title=『虚構推理 Season2』放送延期のお知らせ|work=TVアニメ「虚構推理 Season2」公式サイト|accessdate=2022-05-02}}</ref>。第1話は原作者書き下ろしシナリオを原案としたアニメオリジナル<ref>{{Cite web|和書|date=2023-01-06|url=https://natalie.mu/comic/news/507972|title=「虚構推理 Season2」第1話は原作者書き下ろし脚本のアニメオリジナルストーリー|website=コミックナタリー|publisher=株式会社ナターシャ|accessdate=2023-01-24}}</ref>。第2話から第4話は「雪女のジレンマ」(『虚構推理短編集 岩永琴子の純真』に収録)、第5話は「六花ふたたび」、第8話から第11話は「スリーピング・マーダー」(いずれも『虚構推理 スリーピング・マーダー』に収録)、第6話・第7話は「電撃のピノッキオ、あるいは星に願いを」、第12話は「うなぎ屋の幸運日」(いずれも『虚構推理短編集 岩永琴子の出現』に収録)が原作となっている


=== スタッフ ===
=== スタッフ ===
{| class="wikitable" style="font-size:small; text-align:center;"
* 原作 - [[城平京]]{{R|oricon2127466}}<ref name="animeSeason2">{{Cite web|url=https://kyokousuiri.jp/|title=TVアニメ「虚構推理 Season2」公式サイト|accessdate=2022-11-16}}</ref>
! !! 第1期{{R|oricon2127466}} !! 第2期<ref name="animeSeason2">{{Cite web|和書|url=https://kyokousuiri.jp/ |title=TVアニメ「虚構推理 Season2」公式サイト |accessdate=2022-11-16}}</ref>
* 漫画 - 片瀬茶柴{{R|oricon2127466|animeSeason2}}
|-
* 監督 - [[後藤圭二]]{{R|oricon2127466|animeSeason2}}
! 原作
* シリーズ構成 - [[高木登]]{{R|oricon2127466|animeSeason2}}
| colspan="2" |[[城平京]]
* キャラクターデザイン・総作画監督 - 本多孝敏(第1期){{R|oricon2127466}}、松本健太郎(第2期){{R|animeSeason2}}
|-
* デザインワークス - 梶野靖弘{{R|animeSeason2}}
! 漫画
* 美術監督 - 諸熊倫子{{R|animeSeason2}}
| colspan="2" |片瀬茶柴
* 美術設定 - 藤瀬智康
|-
* 色彩設計 - 大塚奈津子{{R|animeSeason2}}
! 監督
* 撮影監督 - 織田頼信(第1期)、関谷颯人(第2期){{R|animeSeason2}}
| colspan="2" |[[後藤圭二]]
* 3DCG監督 - 瀬田頼信
|-
* 編集 - 池田康隆
! シリーズ構成
* 音響監督 - [[山田陽]]{{R|animeSeason2}}
| colspan="2" |[[高木登]]
* 音楽 - 眞鍋昭大{{R|animeSeason2}}
|-
* 音楽制作 - [[キングレコード]]
! キャラクターデザイン<br />・総作画監督
* プロデューサー - [[石黒達也 (アニメプロデューサー)|石黒達也]]、黒須信彦、鈴木廉太、日高功、内海五月(第1期)、山岡勇輝、相島豪太(第1期)、田口由香子(第1期)、小澤文啓、丸山創(第2期)、鵜飼恵輔(第2期)
| 本多孝敏 || 松本健太郎
* アニメーションプロデューサー - 高田伸治(第1期)、小沢十光、立石知之(第2期)
|-
* アニメーション制作 - [[ブレインズ・ベース]]{{R|oricon2127466|animeSeason2}}
! デザインワークス
* 制作 - [[日本アドシステムズ|NAS]]{{R|oricon2127466}}
| colspan="2" |梶野靖弘
* 製作 - 虚構推理製作委員会(第1期)、虚構推理2製作委員会(第2期)
|-
! 美術監督
| colspan="2" |諸熊倫子
|-
! 美術設定
| colspan="2" |藤瀬智康
|-
! 色彩設計
| colspan="2" |大塚奈津子
|-
! 撮影監督
| 織田頼信 || 関谷颯人
|-
! 3DCG監督
| colspan="2" |瀬田頼信
|-
! 編集
| colspan="2" |池田康隆
|-
! 音響監督
| colspan="2" |[[山田陽]]
|-
! 音楽
| colspan="2" |眞鍋昭大
|-
! 音楽制作
| colspan="2" |[[キングレコード]]
|-
! rowspan="2" |プロデューサー
| colspan="2" |[[石黒達也 (アニメプロデューサー)|石黒達也]]、黒須信彦、鈴木廉太<br />日高功、山岡勇輝、小澤文啓
|-
| 内海五月、相島豪太<br />田口由香子 || 丸山創、鵜飼恵輔
|-
! アニメーション<br />プロデューサー
| 高田伸治 || 小沢十光、立石知之
|-
! アニメーション制作
| colspan="2" |[[ブレインズ・ベース]]
|-
! 制作
| colspan="2" |[[日本アドシステムズ|NAS]]
|-
! 製作
| 虚構推理製作委員会 || 虚構推理2製作委員会
|}


=== 主題歌 ===
=== 主題歌 ===
; 「モノノケ・イン・ザ・フィクション」{{R|natalie351851}}
; 「モノノケ・イン・ザ・フィクション」{{R|natalie351851}}
: [[嘘とカメレオン]]による第1期オープニングテーマ。作詞はチャム(.△)、作曲・編曲は渡辺壮亮。
: [[嘘とカメレオン]]による第1期オープニングテーマ。作詞はチャム(.△)、作曲・編曲は渡辺壮亮。
; 「LAST DANCE」<ref>{{Cite web|url=https://miyanomamoru.com/archives/13537|title=宮野真守 18thシングル「LAST DANCE」、3曲入りで2020年1月22日(水)発売!|website=宮野真守 OFFICIAL WEB SITE|date=2019-11-17|accessdate=2019-11-17}}</ref>
; 「LAST DANCE」<ref>{{Cite web|和書|url=https://miyanomamoru.com/archives/13537|title=宮野真守 18thシングル「LAST DANCE」、3曲入りで2020年1月22日(水)発売!|website=宮野真守 OFFICIAL WEB SITE|date=2019-11-17|accessdate=2019-11-17}}</ref>
: [[宮野真守]]による第1期エンディングテーマ。作詞は由潮、作曲・編曲は[[Jin Nakamura]]。
: [[宮野真守]]による第1期エンディングテーマ。作詞は[[LIL|由潮]]、作曲・編曲は[[Jin Nakamura]]。
; 「火炎放射器とわたし」
; 「火炎放射器とわたし」
: 七瀬かりん([[上坂すみれ]])による第1期第4話劇中歌。作詞は桑原永江と漫画版作者の片瀬茶紫、作曲・編曲は[[渡部チェル]]。
: 七瀬かりん([[上坂すみれ]])による第1期第4話劇中歌。作詞は桑原永江と漫画版作者の片瀬茶紫、作曲・編曲は[[渡部チェル]]。
: 生前の七瀬かりんがレギュラー出演した深夜連続ドラマ『青春!火吹き娘!』の主題歌という設定であり、漫画版『虚構推理』に分散して出てくる歌詞を基に制作された<ref>{{Cite web|url=https://animeanime.jp/article/2020/02/05/51415.html|title=「虚構推理」、七瀬かりん(CV:上坂すみれ)が歌う劇中歌が“がっつり”で評判!ヒロイン役鬼頭明里も「めちゃめちゃいい曲」|work=アニメ!アニメ!|publisher=イード|date=2020-02-05|accessdate=2020-02-05}}</ref>。
: 生前の七瀬かりんがレギュラー出演した深夜連続ドラマ『青春!火吹き娘!』の主題歌という設定であり、漫画版『虚構推理』に分散して出てくる歌詞を基に制作された<ref>{{Cite web|和書|url=https://animeanime.jp/article/2020/02/05/51415.html|title=「虚構推理」、七瀬かりん(CV:上坂すみれ)が歌う劇中歌が“がっつり”で評判!ヒロイン役鬼頭明里も「めちゃめちゃいい曲」|work=アニメ!アニメ!|publisher=イード|date=2020-02-05|accessdate=2020-02-05}}</ref>。
; 「ヨトギバナシ」<ref>{{Cite web|url=https://www.kanoerana.com/news/6356.php|title=NEWS|2023年1月9日(月)Digital Single「ヨトギバナシ」リリース決定!2023年1月放送TVアニメ「虚構推理 Season2」オープニングテーマ起用!|website=カノエラナ オフィシャルウェブサイト|date=2022-10-21|accessdate=2022-10-21}}</ref>
; 「ヨトギバナシ」<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kanoerana.com/news/6356.php|title=NEWS|2023年1月9日(月)Digital Single「ヨトギバナシ」リリース決定!2023年1月放送TVアニメ「虚構推理 Season2」オープニングテーマ起用!|website=カノエラナ オフィシャルウェブサイト|date=2022-10-21|accessdate=2022-10-21}}</ref>
: [[カノエラナ]]による第2期オープニングテーマ。作詞・作曲はカノエラナ、編曲は[[エンドウ.]]。
: [[カノエラナ]]による第2期オープニングテーマ。作詞・作曲はカノエラナ、編曲は[[エンドウ.]]。
; 「Invincible Love」<ref>{{Cite web|url=https://miyanomamoru.com/archives/16560|title=TVアニメ『虚構推理 Season2』エンディングテーマ曲が新曲「Invincible Love」に決定!|website=宮野真守 OFFICIAL WEB SITE|date=2022-10-21|accessdate=2022-10-21}}</ref>
; 「Invincible Love」<ref>{{Cite web|和書|url=https://miyanomamoru.com/archives/16560|title=TVアニメ『虚構推理 Season2』エンディングテーマ曲が新曲「Invincible Love」に決定!|website=宮野真守 OFFICIAL WEB SITE|date=2022-10-21|accessdate=2022-10-21}}</ref>
: 宮野真守による第2期エンディングテーマ。作詞はAmon Hayashi、作曲は$ÜN (SUN)、Le`mon、NAOtheLAIZA、編曲はNAOtheLAIZA。
: 宮野真守による第2期エンディングテーマ。作詞はAmon Hayashi、作曲は$ÜN (SUN)、Le`mon、NAOtheLAIZA、編曲はNAOtheLAIZA。

=== 評価 ===
第5回[[Crunchyrollアニメアワード]]では岩永琴子&桜川九郎がBest Couple(ベストカップル賞)にノミネートされた<ref>{{Cite web |url=https://www.imdb.com/event/ev0025711/2021/1/ |title=Crunchyroll Anime Awards (2021) - IMDb |website=IMDb |accessdate=2024-01-20}}</ref>。


=== 各話リスト ===
=== 各話リスト ===
232行目: 306行目:
{{エピソードリスト/base
{{エピソードリスト/base
| Number = 第2話
| Number = 第2話
| Title = {{nobr|ヌシの大蛇は聞いていた}}
| Title = ヌシの大蛇は聞いていた
| Aux1 = {{nobr|吉永亜矢}}
| Aux1 = {{nobr|吉永亜矢}}
| Aux4 = {{hlist-comma|山川拓己|本多孝敏}}
| Aux4 = {{hlist-comma|山川拓己|本多孝敏}}
329行目: 403行目:
| Number = 第13話
| Number = 第13話
| Title = その神の名は
| Title = その神の名は
| Aux1 = 高木登 | Aux1RowSpan = 2
| Aux1 = 高木登 | Aux1RowSpan = 5
| Aux2 = 後藤圭二 | Aux2RowSpan = 2
| Aux2 = 後藤圭二 | Aux2RowSpan = 2
| Aux3 = 後藤圭二
| Aux3 = 後藤圭二
341行目: 415行目:
| Aux4 = 大沢美奈
| Aux4 = 大沢美奈
| Aux5 = 1月16日
| Aux5 = 1月16日
}}
{{エピソードリスト/base
| Number = 第15話
| Title = 雪女のアリバイ
| Aux2 = [[後藤圭二|佐原亜湖]]
| Aux3 = 蒲原遥
| Aux4 = 渋谷一彦
| Aux5 = 1月23日
}}
{{エピソードリスト/base
| Number = 第16話
| Title = 雪女の純真
| Aux2 = 森下柊聖
| Aux3 = 小川治人
| Aux4 = {{hlist-comma|松本健太郎|鈴木信一}}
| Aux5 = 1月30日
}}
{{エピソードリスト/base
| Number = 第17話
| Title = 六花ふたたび
| Aux2 = 後藤圭二 | Aux2RowSpan = 3
| Aux3 = 蒲原遥
| Aux4 = [[戸部敦夫]]
| Aux5 = 2月6日
}}
{{エピソードリスト/base
| Number = 第18話
| Title = 電撃のピノッキオ
| Aux1 = 吉永亜矢 | Aux1RowSpan = 2
| Aux3 = 小川治人
| Aux4 = {{hlist-comma|松本健太郎|鈴木信一|[[しんぼたくろう]]|石井祐美子|ワンオーダー}}
| Aux5 = 2月13日
}}
{{エピソードリスト/base
| Number = 第19話
| Title = あるいは星に願いを
| Aux3 = 蒲原遥
| Aux4 = {{hlist-comma|松本健太郎|しんぼたくろう|石井祐美子|リバイバル}}
| Aux5 = 2月20日
}}
{{エピソードリスト/base
| Number = 第20話
| Title = {{nobr|そして支配者はいなくなった}}
| Aux1 = 柳井祥緒 | Aux1RowSpan = 4
| Aux2 = 森下柊聖
| Aux3 = 小川治人
| Aux4 = {{hlist-comma|松本健太郎|石井祐美子}}
| Aux5 = 2月27日
}}
{{エピソードリスト/base
| Number = 第21話
| Title = もの言えぬ子ども達
| Aux2 = 佐原亜湖
| Aux3 = 江北彼方
| Aux4 = {{hlist-comma|大津りか|工藤公聖|工藤葉瑠香|石田誠也|松本健太郎|森貞薫平|松浦有馬|石井祐美子|西川真人}}
| Aux5 = 3月6日
}}
{{エピソードリスト/base
| Number = 第22話
| Title = 招かれざる判定役
| Aux2 = 小川治人 | Aux2ColSpan = 2
| Aux4 = {{hlist-comma|鈴木信一|石井祐美子|しんぼたくろう|松本健太郎}}
| Aux5 = 3月13日
}}
{{エピソードリスト/base
| Number = 第23話
| Title = スリーピング・マーダー
| Aux2 = 北江彼方 | Aux2ColSpan = 2
| Aux4 = {{hlist-comma|鈴木信一|石井祐美子|松本健太郎}} | Aux4RowSpan = 2
| Aux5 = 3月20日
}}
{{エピソードリスト/base
| Number = 第24話
| Title = うなぎ屋の幸運日
| Aux1 = 高木登
| Aux2 = 後藤圭二 | Aux2ColSpan = 2
| Aux5 = 3月27日
}}
}}
{{エピソードリスト/base/footer}}
{{エピソードリスト/base/footer}}
391行目: 542行目:
| season=第2期
| season=第2期
| 放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 | 備考
| 放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 | 備考
| 2023年1月9日 - | 月曜 1:05 - 1:35(日曜深夜) | [[東京メトロポリタンテレビジョン|TOKYO MX]] | [[東京都]] |
| 2023年1月9日 - 3月27日 | 月曜 1:05 - 1:35(日曜深夜) | [[東京メトロポリタンテレビジョン|TOKYO MX]] | [[東京都]] |
| 2023年1月10日 - | 火曜 0:00 - 0:30(月曜深夜)| BS日テレ | 日本全域 | BS放送 / 『アニメにむちゅ〜』枠
| 2023年1月10日 - 3月28日 | 火曜 0:00 - 0:30(月曜深夜)| BS日テレ | 日本全域 | '''製作参加''' / BS放送 / 『アニメにむちゅ〜』枠
| 2023年1月14日 - | 土曜 23:30 - 日曜 0:00 | [[アニマックス]] | 日本全域 | BS/CS放送
| 2023年1月14日 - 4月1日 | 土曜 23:30 - 日曜 0:00 | [[アニマックス]] | 日本全域 | BS/CS放送
| ref={{Cite web|url=https://kyokousuiri.jp/onair/|title=ONAIR|website=TVアニメ「虚構推理 Season2」公式サイト|accessdate=2023-01-09}}
| ref={{Cite web|url=https://kyokousuiri.jp/onair/|title=ONAIR|website=TVアニメ「虚構推理 Season2」公式サイト|accessdate=2023-01-09}}
| refname=onair2
| refname=onair2
436行目: 587行目:
| refname=onair2
| refname=onair2
}}
}}

{{前後番組|放送局=[[テレビ朝日]]|放送枠=[[テレビ朝日の深夜アニメ枠|日曜 1:30 - 2:00(土曜深夜)]]|前番組=[[ユーリ!!! on ICE]](再放送)|番組名=虚構推理|次番組=[[イエスタデイをうたって]]|番組名備考=※[[BS日テレ]]製作|次番組備考=※本番組より『[[NUMAnimation]]』枠|前番組備考=※本番組からアニメ枠}}


=== BD / DVD ===
=== BD / DVD ===
443行目: 596行目:
! BD !! DVD
! BD !! DVD
|-
|-
! colspan="5"| 第1期<ref>{{Cite web|url=https://kyokousuiri.jp/season1/bddvd/|title=Blu-ray / DVD|website=アニメ「虚構推理」公式サイト|accessdate=2021-11-06}}</ref>
! colspan="5"| 第1期<ref name="DVDBD">{{Cite web|url=https://kyokousuiri.jp/season1/bddvd/|title=Blu-ray / DVD|website=アニメ「虚構推理」公式サイト|accessdate=2021-11-06}}</ref>
|-
|-
| 1 || 2020年3月25日 || 第1話 - 第3話 || KIZX-399/400 || KIZB-292/3
| 1 || 2020年3月25日 || 第1話 - 第3話 || KIZX-399/400 || KIZB-292/3
453行目: 606行目:
| 4 || 2020年6月24日 || 第10話 - 第12話 || KIZX-405/6 || KIZB-298/9
| 4 || 2020年6月24日 || 第10話 - 第12話 || KIZX-405/6 || KIZB-298/9
|-
|-
! colspan="5"| 第2期<ref>{{Cite web|url=https://kyokousuiri.jp/bd/|title=Blu-ray|website=TVアニメ「虚構推理 Season2」公式サイト|accessdate=2023-01-09}}</ref>
! colspan="5"| 第2期<ref name="season2BD">{{Cite web|url=https://kyokousuiri.jp/bd/|title=Blu-ray|website=TVアニメ「虚構推理 Season2」公式サイト|accessdate=2023-01-09}}</ref>
|-
|-
| 1 || 2023年3月22日予定 || 第1話 - 第3話 || KIZX-578/9 || rowspan=4|
| 1 || 2023年3月22日 || 第1話 - 第3話 || KIZX-578/9 || rowspan=4|
|-
|-
| 2 || 2023年4月26日予定 || 第4話 - 第6話 || KIZX-580/1
| 2 || 2023年4月26日 || 第4話 - 第6話 || KIZX-580/1
|-
|-
| 3 || 2023年5月24日予定 || 第7話 - 第9話 || KIZX-582/3
| 3 || 2023年5月24日 || 第7話 - 第9話 || KIZX-582/3
|-
|-
| 4 || 2023年6月21日予定 || 第10話 - 第12話 || KIZX-584/5
| 4 || 2023年6月21日 || 第10話 - 第12話 || KIZX-584/5
|}
|}
*第1期Vol.1には封入特典として原作者書き下ろしドラマCD「岩永琴子は悔い改めない」が付属{{R|DVDBD}}。
*Season2のブルーレイVol.3までは封入特典としてドラマCDが付属(Vol.4はサウンドトラックCDが付属)。Vol.1は原作者書き下ろし「だから犬は登場しません」(「雪女のジレンマ」の続編)、Vol.2・Vol.3は『虚構推理 スリーピング・マーダー』より「岩永琴子は高校生だった」を収録{{R|season2BD}}。


=== Webラジオ ===
=== Webラジオ ===
岩永琴子役の[[鬼頭明里]]によるWebラジオ『'''「虚構推理」 虚構ラヂオ'''』が、2021年4月2日より[[超!A&G+|超!A&G+]]にて毎月第1金曜17時に配信<ref>{{Cite web|url=https://www.joqr.co.jp/ag/article/4591/|title=【新番組】 『「虚構推理」 虚構ラヂオ』 4月~「超!A&G+」で放送決定!|work=超!A&G|publisher=[[文化放送]]|date=2021-03-17|accessdate=2021-03-24}}</ref><ref>{{Cite web|url=https://www.joqr.co.jp/qr/program/kyokou/|title=「虚構推理」 虚構ラヂオ|publisher=[[文化放送]]|accessdate=2021-04-02}}</ref>。更新の翌日には「虚構推理」公式YouTubeチャンネルでアーカイブ配信する。
岩永琴子役の[[鬼頭明里]]によるWebラジオ『'''「虚構推理」 虚構ラヂオ'''』が、2021年4月2日より[[超!A&G+|超!A&G+]]にて毎月第1金曜17時に配信<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.joqr.co.jp/ag/article/4591/|title=【新番組】 『「虚構推理」 虚構ラヂオ』 4月~「超!A&G+」で放送決定!|work=超!A&G|publisher=[[文化放送]]|date=2021-03-17|accessdate=2021-03-24}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.joqr.co.jp/qr/program/kyokou/|title=「虚構推理」 虚構ラヂオ|publisher=[[文化放送]]|accessdate=2021-04-02}}</ref>。更新の翌日には「虚構推理」公式YouTubeチャンネルでアーカイブ配信する。


== 注釈 ==
== 注釈 ==
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== 出典 ==
== 出典 ==
495行目: 650行目:
{{月刊少年マガジン連載中}}
{{月刊少年マガジン連載中}}
{{後藤圭二監督作品}}
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2024年10月19日 (土) 23:40時点における最新版

虚構推理

テレビアニメ版ロゴ
ジャンル ミステリ[1]
小説
著者 城平京
イラスト 清原紘、片瀬茶柴
出版社 講談社
レーベル 講談社ノベルス
講談社文庫
講談社タイガ
刊行期間 2011年5月11日 -
巻数 既刊6巻(2023年2月現在)
漫画
原作・原案など 城平京
作画 片瀬茶柴
出版社 講談社
その他の出版社
中華民国の旗 東立出版社
掲載誌 少年マガジンR
月刊少年マガジン
レーベル 講談社コミックス
発表号 少年マガジンR:
2015年1号 - 2023年2号
月刊少年マガジン:
2020年1月号 -
発表期間 2015年4月20日[2] -
巻数 既刊22巻(2024年10月現在)
アニメ:虚構推理(第1期)
虚構推理 Season2(第2期)
原作 城平京、片瀬茶柴
監督 後藤圭二
シリーズ構成 高木登
キャラクターデザイン 本多孝敏(第1期)
松本健太郎(第2期)
音楽 眞鍋昭大
アニメーション制作 ブレインズ・ベース
製作 第1期:虚構推理製作委員会
第2期:虚構推理2製作委員会
放送局 第1期:テレビ朝日BS日テレほか
第2期:TOKYO MX・BS日テレほか
放送期間 第1期:2020年1月12日 - 3月29日
第2期:2023年1月9日 - 3月27日
話数 第1期:全12話
第2期:全12話
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画アニメ
ポータル 文学漫画アニメ

虚構推理』(きょこうすいり)は、城平京による日本小説。2011年より講談社から刊行されている。第12回本格ミステリ大賞で小説部門を受賞[3]。2012年版本格ミステリ・ベスト10で4位に選出された[4]。2023年5月時点で累計部数は500万部を突破している[5]

怪異たちの知恵を司る神となった少女と不死身の男性の2人を中心に繰り広げられるミステリである[6]

2015年以降、講談社の漫画雑誌少年マガジンR』でのコミカライズブレインズ・ベース制作によるアニメ化などのメディアミックスが行われている。

あらすじ

虚構推理 鋼人七瀬

本シリーズの主人公・岩永琴子は、恋人の桜川九郎と怪異絡みのトラブルを解決する日々を送っていた。

ある日、琴子のもとに、怪異から相談が持ち込まれる。それは、真倉坂市という地方都市で「鋼人七瀬」と呼ばれる怪異が暴れているので対処してほしい、というものだった。琴子は真倉坂市に赴き、現地で出会ったかつての九郎の恋人弓原紗季という警官に協力を要請する。

同じころ九郎は、突如消息を絶った従姉の六花を探す途中、真倉坂市に立ち寄り、そこで鋼人七瀬と遭遇する。九郎は鋼人七瀬と戦うが、鋼人七瀬を退治することはできなかった。その現場を目撃した琴子と紗季は九郎と合流し、3人で鋼人七瀬を退治する策を練り始める。

一方、鋼人七瀬は力を増していき、紗季が勤務する警察署の刑事を殺害するに至る。インターネット上には鋼人七瀬のまとめサイトがあり、殺人事件を受けて書き込みが多数寄せられていた。琴子は、六花がこのサイトを管理しており、サイトの閲覧者の想像力を膨らませることで鋼人七瀬を実体化させたのだと気づく。そして、4つの「虚構の推理」をまとめサイトで披露し、「鋼人七瀬は実在しない」と閲覧者に思わせることで鋼人七瀬を消滅に導く。

登場人物

声の項はテレビアニメ版における声優

岩永 琴子(いわなが ことこ)
声 - 鬼頭明里[7][8]
本シリーズの主人公。作中世界の名家・岩永家の令嬢で、大学生。一人称は「私」。
人間だが、11歳のときに怪異たちの知恵の神になるという契約を交わしており、それ以来、社会の秩序を守るため怪異に関するトラブルの解決に尽力している[注 1]。怪異が関係している事件・事故を人間社会において受け入れられる表向きの答えの必要性や、また人智を超えた価値観である怪異に真相を詳らかにすることが必ずしも的確ではないことから詭弁や架空のストーリーの構築に長けている。
可愛らしい容姿の美少女だが[10]、小柄で、作中ではしばしば中学生に間違われる。また、怪異たちの知恵の神になることと引き換えに片目と片足を失っており[注 2]、右目には義眼、左足には義足をはめている。外出時には赤色のステッキをついて歩く。
風貌はお嬢様然としているが、しばしばその風貌にそぐわない言動を見せる。特に下ネタを言うことが多く[13]、この点については複数の作中人物から「品がない」「たちが悪い」[注 3]と指摘されている。
桜川 九郎(さくらがわ くろう)
声 - 宮野真守[7][8]本山かおり(少年)[15]
琴子と同じ大学に通う大学院生。琴子の彼氏。一人称は「僕」。
人間だが、幼いころに祖母(声 - 大南悠[15])から人魚くだんの肉を食べさせられた影響で、不死身の身体と「未来を自分の望むものに決定できる能力」を有している。欠損部位は即座に完全に修復する。ただし、未来を決定する能力を使う際はその都度死ぬ必要がある。
好きな女性のタイプは従姉の六花であり、六花と似ている紗季と長期にわたって交際していたが、婚前旅行先で発生したトラブルが遠因となり別れる。その後、琴子から告白され、琴子が高校3年のときに恋人として正式に付き合うようになり[16]、現在に至る。琴子のことをぞんざいに扱うが、彼なりに琴子の身を案じており、特に六花の魔の手が琴子に及ばないよう苦心している。
弓原 紗季(ゆみはら さき)
声 - 福圓美里[17]
真倉坂市の警察署の交通課に勤める女性警官で、階級は巡査
琴子が通う大学のOGであり、九郎の元彼女。九郎とは結婚も視野に入れていたが、婚前旅行先で発生したトラブルが原因で九郎の体質を知り、恐怖から彼との別れを選ぶ。
真倉坂市で鋼人七瀬と遭遇したところを琴子に救われ、琴子や九郎と協力して鋼人七瀬への対処に当たる。九郎と別れた後も彼のことを引きずっており、琴子とはいがみ合うこともあったが、鋼人七瀬消滅後、九郎のことを吹っ切る。
桜川 六花(さくらがわ りっか)
声 - 佐古真弓[15][8]前田玲奈(少女)[15]
九郎の従姉。
人間だが、従弟の九郎と同じく不死身の身体と「未来を自分の望むものに決定できる能力」を有している。琴子も通院していた病院に裏取引による長期の検査入院をしていたが院長の退任により退院させられ、岩永家に居候後、一時失踪していた。「岩永琴子の逆襲と敗北」[注 4]後に再び岩永家に居候していたが[18]、その後「かくてあらかじめ失われ……」では九郎と同じマンションの違う階に住んでいる[19]
人間の想像力が怪異を生み出す力を持つことに注目しており、そのことを利用して、自身の身体を普通に戻せる怪異を生み出そうと企んでいる。自身の能力で状況を絶えず操作しており、生活費もそれを利用してギャンブル等で稼いでいる模様[20]
寺田 徳之助(てらだ とくのすけ)
声 - 浜田賢二[21]
真倉坂警察署の刑事課に勤務する刑事で、階級は巡査部長。紗季に好意を寄せる。
鋼人七瀬の事件を追っている最中に鋼人七瀬に出くわし、七瀬かりんと同じく鉄骨で顔を潰され死亡する。

登場用語

鋼人七瀬(こうじんななせ)
『虚構推理 鋼人七瀬』に登場した怪異。
真倉坂市で事故死したアイドル・七瀬かりん(声 - 上坂すみれ[17])の姿をしているが、顔は黒く塗り潰されている。夜間、真倉坂市に出没し、所持している鉄骨で人間を襲う。
その正体は、かりんのことを知った六花が、まとめサイトを駆使することで生み出した怪物である。作中では殺人を犯すまでに凶暴化するが、琴子の策により消滅させられる。

作風

本シリーズは「虚構」をテーマとしており[22]、事件の真実よりも「どうやって人々を納得させるか」に重きが置かれている[23]。城平は、『雨月物語』の「蛇性の婬」を読んで「価値観や理屈がねじれて歪んでいても、なぜか全てがおさまるべき所におさまって世界がうまく成立していると見える、けれど何かおかしい」と感じたといい、そこから本シリーズの着想を得たと述べている[24]

しかし、シリーズ第1作の『虚構推理 鋼人七瀬』は、「妖怪や幽霊が当たり前に実在し、まごうことなき事件の真相をすっかり明らかにした後で、四種類の『嘘の解決』をあらかじめ嘘とことわった上で並べる」という内容から[22]、果たしてミステリと呼べるのかという議論を巻き起こすことになった[25]

制作背景

本シリーズの第1作は、『虚構推理 鋼人七瀬』(きょこうすいり こうじんななせ)である[注 5]。この小説は、2011年に講談社ノベルスから刊行された。その後、2015年に講談社が『少年マガジンR』を創刊するにあたり、同誌でコミカライズが掲載されることが発表され[26]、創刊号から連載がスタートした[27]。コミカライズは片瀬茶柴が担当しており、片瀬は本作で漫画家デビューを果たした[28]

2017年、『虚構推理 鋼人七瀬』のコミカライズが完結する[29]。しかし、その後も「城平が続編小説を執筆し、それを片瀬がコミカライズする」という形で連載が続けられており、加えて、城平が執筆した続編小説も講談社タイガから書籍化されている。『鋼人七瀬』は書き下ろしだったためプロローグを除けば一つのエピソードのみで構成されていたが、続編は月刊漫画誌に連載されているため、長編であっても章ごとに別のエピソードを重ねた連作短編となっている。

なお、『虚構推理 鋼人七瀬』では清原紘がカバーイラストを手掛けているが[28]、講談社タイガから刊行された書籍では片瀬がイラストを担当している。

既刊一覧

小説

  • 城平京(著)・清原紘(カバーイラスト) 『虚構推理 鋼人七瀬』 講談社講談社ノベルス〉、2011年5月9日第1刷発行(2011年5月11日発売[講B 1])、ISBN 978-4-06-182768-4
  • 城平京(著) 『虚構推理』[注 6] 講談社〈講談社文庫〉、2015年12月15日第1刷発行(同日発売[講B 2])、ISBN 978-4-06-293240-0
  • 城平京(著)・片瀬茶柴(イラスト) 『虚構推理』 講談社〈講談社タイガ〉、既刊6冊(2023年2月15日現在)
    1. 『虚構推理』[注 6]、2019年1月21日第1刷発行(2019年1月23日発売[講B 3])、ISBN 978-4-06-514530-2
    2. 『虚構推理短編集 岩永琴子の出現』、2018年12月20日第1刷発行(同日発売[講B 4])、ISBN 978-4-06-513928-8
    3. 『虚構推理 スリーピング・マーダー』、2019年6月19日第1刷発行(2019年6月21日発売[講B 5])、ISBN 978-4-06-516157-9
    4. 『虚構推理短編集 岩永琴子の純真』、2021年10月15日第1刷発行(同日発売[講B 6])、ISBN 978-4-06-524597-2
    5. 『虚構推理 逆襲と敗北の日』、2021年12月15日第1刷発行(同日発売[講B 7])、ISBN 978-4-06-526400-3
    6. 『虚構推理短編集 岩永琴子の密室』、2023年2月15日第1刷発行(同日発売[講B 8])、ISBN 978-4-06-530871-4

漫画

2015年から、『虚構推理』 (Invented inference) のタイトルで『少年マガジンR』で片瀬茶柴によるコミカライズが連載されている。物語の流れは原作と基本的には同じだが、アレンジも加えられている[30]。特に、漫画版では読者が琴子を好いてくれるよう、彼女の魅力を可能な限り引き上げるようなキャラクターメイキングが行われている[10]

2018年、第42回講談社漫画賞にノミネートされる[31]

2020年1月号掲載の第30話「雪女のジレンマ (1)」より『少年マガジンR』が電子雑誌移行したことに伴い、講談社のマンガアプリ「マガポケ」と『月刊少年マガジン』を加えた3媒体での同時連載(内容は同一)が開始となった[32]。2023年、『少年マガジンR』が休刊となり、以後『月刊少年マガジン』で連載していくと発表されている[33]

2024年1月6日発売の『月刊少年マガジン』2月号掲載の第74話「飛島家の殺人5」[34][35]をもって、小説『虚構推理短編集 岩永琴子の密室』までのコミカライズが完了、小説に追い付く。オリジナルエピソードを挟んだのち、3月6日発売の『月刊少年マガジン』4月号掲載の第76話「廃墟に出会う」[36][37]にて小説を追い越した。

第8巻から第10巻、第15巻では通常版に加えて特装版・限定版がリリースされている。第8巻・第15巻の特装版にはカラー画集[38]、第9巻の限定版には2019年のカレンダー、第10巻の限定版には「YES NO枕」がそれぞれ同梱されている[39]

テレビアニメ

2019年1月に漫画版のテレビアニメ化が発表された[40][41]。第1期『虚構推理』 (In/Spectre) は、2020年1月から3月までテレビ朝日BS日テレほかにて放送された[17][42]。原作の長編『虚構推理 鋼人七瀬』をメインに、プロローグ(琴子と九郎の出会い)と本編の間に短編集より「ヌシの大蛇は聞いていた」を挿入した構成となっている。

第2期『虚構推理 Season2』は、2020年11月に製作が発表され[43]、2023年1月から3月までTOKYO MX・BS日テレほかにて放送された[8][44]。当初は2022年10月より放送予定であったが[45]、放送を延期することが同年5月2日に発表された[46]。第1話は原作者書き下ろしシナリオを原案としたアニメオリジナル[47]。第2話から第4話は「雪女のジレンマ」(『虚構推理短編集 岩永琴子の純真』に収録)、第5話は「六花ふたたび」、第8話から第11話は「スリーピング・マーダー」(いずれも『虚構推理 スリーピング・マーダー』に収録)、第6話・第7話は「電撃のピノッキオ、あるいは星に願いを」、第12話は「うなぎ屋の幸運日」(いずれも『虚構推理短編集 岩永琴子の出現』に収録)が原作となっている。

スタッフ

第1期[40] 第2期[48]
原作 城平京
漫画 片瀬茶柴
監督 後藤圭二
シリーズ構成 高木登
キャラクターデザイン
・総作画監督
本多孝敏 松本健太郎
デザインワークス 梶野靖弘
美術監督 諸熊倫子
美術設定 藤瀬智康
色彩設計 大塚奈津子
撮影監督 織田頼信 関谷颯人
3DCG監督 瀬田頼信
編集 池田康隆
音響監督 山田陽
音楽 眞鍋昭大
音楽制作 キングレコード
プロデューサー 石黒達也、黒須信彦、鈴木廉太
日高功、山岡勇輝、小澤文啓
内海五月、相島豪太
田口由香子
丸山創、鵜飼恵輔
アニメーション
プロデューサー
高田伸治 小沢十光、立石知之
アニメーション制作 ブレインズ・ベース
制作 NAS
製作 虚構推理製作委員会 虚構推理2製作委員会

主題歌

「モノノケ・イン・ザ・フィクション」[17]
嘘とカメレオンによる第1期オープニングテーマ。作詞はチャム(.△)、作曲・編曲は渡辺壮亮。
「LAST DANCE」[49]
宮野真守による第1期エンディングテーマ。作詞は由潮、作曲・編曲はJin Nakamura
「火炎放射器とわたし」
七瀬かりん(上坂すみれ)による第1期第4話劇中歌。作詞は桑原永江と漫画版作者の片瀬茶紫、作曲・編曲は渡部チェル
生前の七瀬かりんがレギュラー出演した深夜連続ドラマ『青春!火吹き娘!』の主題歌という設定であり、漫画版『虚構推理』に分散して出てくる歌詞を基に制作された[50]
「ヨトギバナシ」[51]
カノエラナによる第2期オープニングテーマ。作詞・作曲はカノエラナ、編曲はエンドウ.
「Invincible Love」[52]
宮野真守による第2期エンディングテーマ。作詞はAmon Hayashi、作曲は$ÜN (SUN)、Le`mon、NAOtheLAIZA、編曲はNAOtheLAIZA。

評価

第5回Crunchyrollアニメアワードでは岩永琴子&桜川九郎がBest Couple(ベストカップル賞)にノミネートされた[53]

各話リスト

話数サブタイトル脚本絵コンテ演出作画監督初放送日
第1期
第1話一眼一足 高木登後藤圭二本多孝敏2020年
1月12日
第2話ヌシの大蛇は聞いていた 吉永亜矢
  • 山川拓己
  • 本多孝敏
1月19日
第3話鋼人の噂
  • 吉永亜矢
  • 高木登
森下柊聖菅原静貴
  • 松本健太郎
  • 本多孝敏
1月26日
第4話アイドルは鉄骨に死す 高木登後藤圭二山内東生雄山川拓己2月2日
第5話想像力の怪物 吉永亜矢小川治人吉田りさこ
  • 松本健太郎
  • 若月愛子
2月9日
第6話合理的な虚構 柳井祥緒菅原静貴山川拓己2月16日
第7話鋼人攻略戦準備 高木登後藤圭二山内東生雄
  • 松本健太郎
  • 若月愛子
2月23日
第8話虚構を紡ぐ者 吉永亜矢森下柊聖菅原静貴
  • 相坂ナオキ
  • 鈴木信一
3月1日
第9話鋼人七瀬攻略議会 柳井祥緒蒲原遥山内東生雄
  • 山川拓己
  • 若月愛子
  • 齊藤美旺
3月8日
第10話虚構争奪 高木登小川治人菅原静貴
  • 松本健太郎
  • 相坂ナオキ
  • 鈴木信一
3月15日
第11話最後の虚構 後藤圭二小川治人
  • 渋谷一彦
  • 山川拓己
  • 齊藤美旺
3月22日
第12話秩序を守る者 後藤圭二
  • 松本健太郎
  • 山川拓己
  • 渋谷一彦
  • 齊藤美旺
  • 若月愛子
  • 本多孝敏
3月29日
第2期
第13話その神の名は 高木登後藤圭二後藤圭二松本健太郎2023年
1月9日
第14話雪女のジレンマ 小川治人大沢美奈1月16日
第15話雪女のアリバイ 佐原亜湖蒲原遥渋谷一彦1月23日
第16話雪女の純真 森下柊聖小川治人
  • 松本健太郎
  • 鈴木信一
1月30日
第17話六花ふたたび 後藤圭二蒲原遥戸部敦夫2月6日
第18話電撃のピノッキオ 吉永亜矢小川治人
2月13日
第19話あるいは星に願いを 蒲原遥
  • 松本健太郎
  • しんぼたくろう
  • 石井祐美子
  • リバイバル
2月20日
第20話そして支配者はいなくなった 柳井祥緒森下柊聖小川治人
  • 松本健太郎
  • 石井祐美子
2月27日
第21話もの言えぬ子ども達 佐原亜湖江北彼方
  • 大津りか
  • 工藤公聖
  • 工藤葉瑠香
  • 石田誠也
  • 松本健太郎
  • 森貞薫平
  • 松浦有馬
  • 石井祐美子
  • 西川真人
3月6日
第22話招かれざる判定役 小川治人
  • 鈴木信一
  • 石井祐美子
  • しんぼたくろう
  • 松本健太郎
3月13日
第23話スリーピング・マーダー 北江彼方
  • 鈴木信一
  • 石井祐美子
  • 松本健太郎
3月20日
第24話うなぎ屋の幸運日 高木登後藤圭二3月27日

放送局

日本国内 テレビ / 第1期 放送期間および放送時間[42]
放送期間 放送時間 放送局 対象地域 [54] 備考
2020年1月12日 - 3月29日 日曜 1:30 - 2:00(土曜深夜) テレビ朝日 関東広域圏
日曜 2:38 - 3:08(土曜深夜) 毎日放送 近畿広域圏 アニメシャワー』第2部
2020年1月13日 - 3月30日 月曜 23:30 - 火曜 0:00 AT-X 日本全域 CS放送 / リピート放送あり
2020年1月15日 - 4月1日 水曜 0:00 - 0:30(火曜深夜) BS日テレ 日本全域 製作参加 / BS放送
アニメにむちゅ〜』枠
水曜 23:30 - 木曜 0:00 J:COMテレビ 日本国内 CATV / 『アニおび』枠
日本国内 インターネット / 第1期 配信期間および配信時間[42]
配信開始日 配信時間 配信サイト
2020年1月12日 日曜 1:30(土曜深夜) 更新
2020年1月15日 水曜 2:00(火曜深夜) 更新
水曜 3:00 - 3:30(火曜深夜) AbemaTV[55]
水曜 12:00 更新
水曜 23:30 - 木曜 0:00 ニコニコ生放送
日本国内 テレビ / 第2期 放送期間および放送時間[44]
放送期間 放送時間 放送局 対象地域 [54] 備考
2023年1月9日 - 3月27日 月曜 1:05 - 1:35(日曜深夜) TOKYO MX 東京都
2023年1月10日 - 3月28日 火曜 0:00 - 0:30(月曜深夜) BS日テレ 日本全域 製作参加 / BS放送 / 『アニメにむちゅ〜』枠
2023年1月14日 - 4月1日 土曜 23:30 - 日曜 0:00 アニマックス 日本全域 BS/CS放送
日本国内 インターネット / 第2期 配信期間および配信時間[44]
配信開始日 配信時間 配信サイト
2023年1月9日 月曜 0:00(日曜深夜) 更新
  • dアニメストア
2023年1月12日 木曜 0:00(水曜深夜) 更新
  • DMM TV
  • dTV
  • アニメタイムズ
2023年1月14日 土曜 12:00以降順次更新
テレビ朝日 日曜 1:30 - 2:00(土曜深夜)
前番組 番組名 次番組
ユーリ!!! on ICE(再放送)
  • ※本番組からアニメ枠
虚構推理

BD / DVD

発売日 収録話 規格品番
BD DVD
第1期[56]
1 2020年3月25日 第1話 - 第3話 KIZX-399/400 KIZB-292/3
2 2020年4月22日 第4話 - 第6話 KIZX-401/2 KIZB-294/5
3 2020年5月27日 第7話 - 第9話 KIZX-403/4 KIZB-296/7
4 2020年6月24日 第10話 - 第12話 KIZX-405/6 KIZB-298/9
第2期[57]
1 2023年3月22日 第1話 - 第3話 KIZX-578/9
2 2023年4月26日 第4話 - 第6話 KIZX-580/1
3 2023年5月24日 第7話 - 第9話 KIZX-582/3
4 2023年6月21日 第10話 - 第12話 KIZX-584/5
  • 第1期Vol.1には封入特典として原作者書き下ろしドラマCD「岩永琴子は悔い改めない」が付属[56]
  • Season2のブルーレイVol.3までは封入特典としてドラマCDが付属(Vol.4はサウンドトラックCDが付属)。Vol.1は原作者書き下ろし「だから犬は登場しません」(「雪女のジレンマ」の続編)、Vol.2・Vol.3は『虚構推理 スリーピング・マーダー』より「岩永琴子は高校生だった」を収録[57]

Webラジオ

岩永琴子役の鬼頭明里によるWebラジオ『「虚構推理」 虚構ラヂオ』が、2021年4月2日より超!A&G+にて毎月第1金曜17時に配信[58][59]。更新の翌日には「虚構推理」公式YouTubeチャンネルでアーカイブ配信する。

注釈

  1. ^ 知恵の神は使い潰される身で、役目に耐え切れずに心身が壊れれば、すぐに代わりが用意される[9]
  2. ^ 作品中、一本足の案山子につながる神「クエビコ」や、一つ目の「鍛冶神」が挙げられている[11]。なお、日本の「鍛冶神」は「天目一箇神」(あめのまひとつのかみ)で、「一本だたら」という一眼一足の妖怪につながりがあるとされている[12]
  3. ^ 『虚構推理 スリーピング・マーダー』第二章「六花ふたたび」で、六花本人を含む3人の人物から「たちが悪い」と言及されている[14]
  4. ^ 『虚構推理 逆襲と敗北の日』第二章 - 第四章「岩永琴子の逆襲と敗北」
  5. ^ 講談社文庫・講談社タイガ版では『虚構推理』に改題された。
  6. ^ a b 『虚構推理 鋼人七瀬』を改題。

出典

  1. ^ 『このライトノベルがすごい!2020』宝島社、2019年12月9日第1刷発行、176頁。ISBN 978-4-8002-9978-9 
  2. ^ 新雑誌・少年マガジンR、本日誕生! ノラガミ大判ポスター&絵馬も”. コミックナタリー. ナターシャ (2015年4月20日). 2018年7月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年12月24日閲覧。
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外部リンク