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| ウィキポータル = [[Portal:漫画|漫画]]・[[Portal:アニメ|アニメ]]・[[Portal:映画|映画]]
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『'''ぼくらのよあけ'''』は、[[今井哲也]]による[[サイエンス・フィクション|SF]][[ジュブナイル]][[漫画]]<ref name="eiga.com20220318">{{Cite web|url=https://eiga.com/news/20220318/18/|author=|title=SFジュブナイル漫画「ぼくらのよあけ」初秋に劇場アニメ化 少年と宇宙から来たAIのひと夏の物語|date=2022-03-18|accessdate=2022-03-30|website=[[映画.com]]|publisher=株式会社エイガ・ドット・コム}}</ref>。『[[月刊アフタヌーン]]』（[[講談社]]）にて2011年3月号から12月号まで連載され、[[単行本]]は[[アフタヌーンKC]]より全2巻で刊行された<ref name="kai-you83144">{{cite web|url=https://kai-you.net/article/83144|author=|title =傑作SF漫画『ぼくらのよあけ』劇場アニメ化 24時間限定で原作全話を無料公開|date=2022-03-18|accessdate=2022-03-30|website=KAI-YOU.net|publisher=株式会社カイユウ}}</ref><ref name="natalie470195">{{Cite web|url=https://natalie.mu/comic/news/470195|author=|title=今井哲也「ぼくらのよあけ」劇場アニメ化! 団地に佇む少年とロボット映る特報も公開|date=2022-03-18|accessdate=2022-03-30|website=[[ナタリー (ニュースサイト)|コミックナタリー]]|publisher=株式会社ナターシャ}}</ref>。2012年には日本で最も長い歴史を誇るSF賞である「[[星雲賞]]」の候補にも選出されている<ref name="eiga.com20220318" />。東京都の杉並区をロケ地に作られた。キャッチコピーの「”なみ"じゃない冒険（ミッション）が今、始まる」は杉並区のキャッチコピー「なみじゃない杉並」からとっている。
『'''ぼくらのよあけ'''』は、[[今井哲也]]による[[サイエンス・フィクション|SF]][[ジュブナイル]][[漫画]]<ref name="eiga.com20220318">{{Cite web|和書|url=https://eiga.com/news/20220318/18/|author=|title=SFジュブナイル漫画「ぼくらのよあけ」初秋に劇場アニメ化 少年と宇宙から来たAIのひと夏の物語|date=2022-03-18|accessdate=2022-03-30|website=[[映画.com]]|publisher=株式会社エイガ・ドット・コム}}</ref>。『[[月刊アフタヌーン]]』（[[講談社]]）にて2011年3月号から12月号まで連載され、[[単行本]]は[[アフタヌーンKC]]より全2巻で刊行された<ref name="kai-you83144">{{Cite web|和書|url=https://kai-you.net/article/83144|author=|title =傑作SF漫画『ぼくらのよあけ』劇場アニメ化 24時間限定で原作全話を無料公開|date=2022-03-18|accessdate=2022-03-30|website=KAI-YOU.net|publisher=株式会社カイユウ}}</ref><ref name="natalie470195">{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/comic/news/470195|author=|title=今井哲也「ぼくらのよあけ」劇場アニメ化! 団地に佇む少年とロボット映る特報も公開|date=2022-03-18|accessdate=2022-03-30|website=コミックナタリー|publisher=株式会社ナターシャ}}</ref>。2012年には日本で最も長い歴史を誇る[[サイエンス・フィクション|SF]]賞である「[[星雲賞]]」の候補にも選出されている<ref name="eiga.com20220318" />。[[東京都]]の[[杉並区]]をロケ地に作られた。キャッチコピーの「“なみ”じゃない冒険（ミッション）が今、始まる」は杉並区のキャッチコピー「なみじゃない杉並」から取られている。


2022年秋、これを原作とする同名の[[アニメーション映画]]が全国公開された<ref name="natalie470195" />。
2022年にアニメ映画版が公開された<ref name="natalie470195" />。


== あらすじ ==
== あらすじ ==
物語の舞台は[[人工知能]]が発達した[[近未来]]、[[西暦]]2038年夏の日本。[[宇宙]]と[[ロボット]]が大好きな少年・沢城ゆうまは、まもなく[[地球]]に大接近するという[[彗星]]に夢中になっていた。そんなある日、彼は宇宙から来たという"未知なる存在"と出会う。人工知能を搭載した家庭用オートボット・ナナコの体を乗っ取ったそれは自らの秘密を明かし、ゆうまとその友達たちにあることを頼む。その願いを聞くことにしたゆうまたちは、前代未聞の極秘ミッションに挑むことになる。
物語の舞台は[[人工知能]]が発達した[[近未来]]、[[西暦]]2038年夏の日本。[[宇宙]]と[[ロボット]]が大好きな少年・沢渡悠真は、まもなく[[地球]]に大接近するという[[彗星]]に夢中になっていた。そんなある日、彼は宇宙から来たという"未知なる存在"と出会う。人工知能を搭載した家庭用オートボット・ナナコの体を乗っ取ったそれは自らの秘密を明かし、ゆうまとその友達たちにあることを頼む。その願いを聞くことにしたゆうまたちは、前代未聞の極秘ミッションに挑むことになる。


== 登場人物 ==
== 登場人物 ==
; 沢渡 悠真（さわたり ゆうま）
; 沢渡 悠真（さわたり ゆうま）
: 本作の主人公。[[阿佐ヶ谷団地]]に住み、杉二小に通う小学4年生の男子<ref>{{Cite web|url=https://www.suginamigaku.org/2014/09/bokura-no-yoake.html|author=|title=ぼくらのよあけ|date=2011-10-06|accessdate=2022-03-30|website=すぎなみ学倶楽部|publisher=杉並区産業振興センター}}</ref>。
: 本作の主人公。[[阿佐ヶ谷団地]]に住み、杉二小に通う小学4年生の男子<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.suginamigaku.org/2014/09/bokura-no-yoake.html|author=|title=ぼくらのよあけ|date=2011-10-06|accessdate=2022-03-30|website=すぎなみ学倶楽部|publisher=杉並区産業振興センター}}</ref>。
; ナナコ
; ナナコ
: 女性型の家庭用オートボット。搭載されている人工知能はオートボットだけでなく、[[携帯電話]]、[[家電製品]]、[[自動車]]、医療用から産業用までの様々なロボットにも使われている。その[[プログラム (コンピュータ)|プログラム]]を作ったのは[[日本人]]で、基となったシリーズ第1号の人工知能はSHIII（エスエイチスリー）に使われている。
: 女性型の家庭用オートボット。搭載されている人工知能はオートボットだけでなく、[[携帯電話]]、[[家電機器|家電製品]]、[[自動車]]、医療用から産業用までの様々なロボットにも使われている。その[[プログラム (コンピュータ)|プログラム]]を作ったのは[[日本人]]で、基となったシリーズ第1号の人工知能はSHIII（エスエイチスリー）に使われている。
; SHIII（エスエイチスリー）
; SHIII（エスエイチスリー）
: 世界に先駆けて本格的な人工知能による制御が採用された[[JAXA]]の半自律型[[人工衛星]]、またはその人工知能。宇宙観測のために2009年に打ち上げられたが老朽化が進み、SHIII自身の提案により運用終了が決定している。人工知能の人格パターンは地上の[[サーバ]]へ移植され、引き続き後継機のサポートを担当する予定。
: 世界に先駆けて本格的な人工知能による制御が採用された[[JAXA]]の半自律型[[人工衛星]]、またはその人工知能。宇宙観測のために2009年に打ち上げられたが老朽化が進み、SHIII自身の提案により運用終了が決定している。人工知能の人格パターンは地上の[[サーバ]]へ移植され、引き続き後継機のサポートを担当する予定。
; 2月の黎明号（にがつのれいめいごう）
; 2月の黎明号（2がつのれいめいごう）
: ナナコの体を使って悠真たちに語りかけてきた正体不明の存在。その正体は、1万2000年の歳月をかけて地球にたどり着いた異星の[[無人機|無人]][[惑星探査機]]およびその人工知能。地球に不時着する際にSHIIIに助けられ、以後阿佐ヶ谷団地の1棟となって休止状態にあった。[[ユーザインタフェース|UI]]は地球人と円滑なコミュニケーションがとれるよう、SHⅢの人工知能をコピーして構築されている。
: ナナコの体を使って悠真たちに語りかけてきた正体不明の存在。その正体は、1万2000年の歳月をかけて地球にたどり着いた異星の[[無人機|無人]][[惑星探査機]]およびその人工知能。地球に不時着する際にSHIIIに助けられ、以後阿佐ヶ谷団地の1棟となって休止状態にあった。[[ユーザインタフェース|UI]]は地球人と円滑なコミュニケーションがとれるよう、SHⅢの人工知能をコピーして構築されている。
; 田所 銀之助（たどころ ぎんのすけ）
; 田所 銀之助（たどころ ぎんのすけ）
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== 書誌情報 ==
== 書誌情報 ==
* 今井哲也 『ぼくらのよあけ』 [[講談社]]〈[[アフタヌーンKC]]〉、全2巻
* 今井哲也『ぼくらのよあけ [[講談社]]〈[[アフタヌーンKC]]〉、全2巻
*# 2011年6月23日発売<ref>{{Cite web|url=https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000029815|title=『ぼくらのよあけ（1）』（今井　哲也）|website=講談社コミックプラス|publisher=[[講談社]]|accessdate=2022-08-26}}</ref>、{{ISBN2|978-4-06-310758-6}}
*# 2011年6月23日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000029815|title=『ぼくらのよあけ（1）』（今井　哲也）|website=講談社コミックプラス|publisher=[[講談社]]|accessdate=2022-08-26}}</ref>、{{ISBN2|978-4-06-310758-6}}
*# 2011年11月22日発売<ref>{{Cite web|url=https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000029848|title=『ぼくらのよあけ（2）』（今井　哲也）|website=講談社コミックプラス|publisher=[[講談社]]|accessdate=2022-08-26}}</ref>、{{ISBN2|978-4-06-310791-3}}
*# 2011年11月22日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000029848|title=『ぼくらのよあけ（2）』（今井　哲也）|website=講談社コミックプラス|publisher=[[講談社]]|accessdate=2022-08-26}}</ref>、{{ISBN2|978-4-06-310791-3}}


== 劇場アニメ ==
== 劇場アニメ ==
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| 脚本 = [[佐藤大]]
| 脚本 = [[佐藤大]]
| 原案 =
| 原案 =
| 原作 = 今井哲也
| 原作 = [[今井哲也]]
| 製作 = 新井修平<br />大胡寛二
⚫
| 製作 = [[依田巽]]<br />[[勝股英夫]]<br />[[川崎由紀夫]]<br />先川幸矢<br />松下幸生<br />古川公平<br />古迫智典
| 製作総指揮 =
| 製作総指揮 =
| ナレーター =
| ナレーター =
| 出演者 = [[杉咲花]]<br />[[悠木碧]]<br />[[藤原夏海]]<br />[[岡本信彦]]<br />[[水瀬いのり]]<br />[[戸松遥]]<br />[[朴璐美]]
| 出演者 = [[杉咲花]]<br />[[悠木碧]]<br />[[藤原夏海]]<br />[[岡本信彦]]<br />[[水瀬いのり]]<br />[[戸松遥]]<br />[[花澤香菜]]<br />[[細谷佳正]]<br />[[津田健次郎]]<br />[[朴璐美]]<br />[[横澤夏子]]
| 音楽 = [[横山克]]
| 音楽 = [[横山克]]
| 主題歌 = [[三浦大知]]<br />「いつしか」
| 主題歌 = [[三浦大知]]「[[いつしか]]」
| 撮影 = 國重元宏<br />難波史
| 撮影 = 國重元宏<br />難波史
| 編集 = 黒澤雅之
| 編集 = 黒澤雅之
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| 配給 = [[ギャガ]]<br />[[エイベックス・ピクチャーズ]]
| 配給 = [[ギャガ]]<br />[[エイベックス・ピクチャーズ]]
| 公開 = {{Flagicon|JPN}} [[2022年]][[10月21日]]
| 公開 = {{Flagicon|JPN}} [[2022年]][[10月21日]]
| 上映時間 =
| 上映時間 = 120分
| 製作国 = {{JPN}}
| 製作国 = {{JPN}}
| 言語 = [[日本語]]
| 言語 = [[日本語]]
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| 次作 =
| 次作 =
}}
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[[2022年]][[10月21日]]に公開された<ref name="animeanime68247">{{Cite web|和書|url=https://animeanime.jp/article/2022/03/18/68247.html|author=|title=「アフタヌーン」のSFジュブナイル「ぼくらのよあけ」劇場アニメ化決定! ティザービジュ&特報公開|date=2022-03-18|accessdate=2022-03-30|website=アニメ!アニメ!|publisher=イード}}</ref><ref name="natalie220826">{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/comic/news/491064|title=劇場アニメ「ぼくらのよあけ」公開日は10月21日、三浦大知の主題歌聴ける本予告|website=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|date=2022-08-26|accessdate=2022-08-26}}</ref>。年代設定が原作漫画の2038年から11年後の2049年に変更されている<ref name="kai-you83144" />。


[[2022年]][[10月21日]]に全国公開<ref name="animeanime68247">{{Cite web|url=https://animeanime.jp/article/2022/03/18/68247.html|author=|title=「アフタヌーン」のSFジュブナイル「ぼくらのよあけ」劇場アニメ化決定! ティザービジュ&特報公開|date=2022-03-18|accessdate=2022-03-30|website=アニメ!アニメ!|publisher=[[イード (企業)|イード]]}}</ref><ref name="natalie220826">{{Cite web|url=https://natalie.mu/comic/news/491064|title=劇場アニメ「ぼくらのよあけ」公開日は10月21日、三浦大知の主題歌聴ける本予告|website=[[ナタリー (ニュースサイト)|コミックナタリー]]|publisher=ナターシャ|date=2022-08-26|accessdate=2022-08-26}}</ref>
[[2023年]][[4月28日]]にBlu-rayとDVDが発売、およびデジタル配信された<ref>{{Cite web|和書|title=4月28日(金)Blu-ray&DVD発売決定！|url=https://bokuranoyoake.com/news/detail.php?id=1105563|website=劇場アニメ「ぼくらのよあけ」公式サイト|accessdate=2023-06-18|language=ja}}</ref><ref>{{Cite web|和書|title=配信決定！|url=https://bokuranoyoake.com/news/detail.php?id=1105803|website=劇場アニメ「ぼくらのよあけ」公式サイト|accessdate=2023-06-18|language=ja}}</ref>。

劇場アニメの年代設定は、原作漫画の2038年から11年後の2049年に変更されている<ref name="kai-you83144" />。


=== 声の出演 ===
=== 声の出演 ===
* 沢渡悠真：[[杉咲花]]<ref name="walker1091874">{{Cite web|title=悠真に杉咲花、ナナコ役に悠木碧が決定! SFアニメ『ぼくらのよあけ』第2弾ティザービジュアル、特報&スタッフ情報も解禁|url=https://moviewalker.jp/news/article/1091874/|website=[[Movie Walker|MOVIE WALKER PRESS]]|publisher=ムービーウォーカー|date=2022-07-05|accessdate=2022-07-21}}</ref>
* 沢渡悠真：[[杉咲花]]<ref name="walker1091874">{{Cite web|和書|title=悠真に杉咲花、ナナコ役に悠木碧が決定! SFアニメ『ぼくらのよあけ』第2弾ティザービジュアル、特報&スタッフ情報も解禁|url=https://moviewalker.jp/news/article/1091874/|website=MOVIE WALKER PRESS|publisher=ムービーウォーカー|date=2022-07-05|accessdate=2022-07-21}}</ref>
* ナナコ：[[悠木碧]]{{R|walker1091874}}
* ナナコ：[[悠木碧]]{{R|walker1091874}}
* 岸真悟：[[藤原夏海]]<ref name="real1081733">{{Cite web|title=杉咲花主演『ぼくらのよあけ』に藤原夏海、岡本信彦、水瀬いのり、戸松遥、朴ロ美が出演へ|url=https://realsound.jp/movie/2022/07/post-1081733.html|website=Real Sound映画部|publisher=blueprint|date=2022-07-20|accessdate=2022-07-21}}</ref>
* 岸真悟：[[藤原夏海]]<ref name="real1081733">{{Cite web|和書|title=杉咲花主演『ぼくらのよあけ』に藤原夏海、岡本信彦、水瀬いのり、戸松遥、朴ロ美が出演へ|url=https://realsound.jp/movie/2022/07/post-1081733.html|website=リアルサウンド映画部|publisher=blueprint|date=2022-07-20|accessdate=2022-07-21}}</ref>
* 田所銀之介：[[岡本信彦]]{{R|real1081733}}
* 田所銀之介：[[岡本信彦]]{{R|real1081733}}
* 河合花香：[[水瀬いのり]]{{R|real1081733}}
* 河合花香：[[水瀬いのり]]{{R|real1081733}}
* 岸わこ：[[戸松遥]]{{R|real1081733}}
* 岸わこ：[[戸松遥]]{{R|real1081733}}
⚫
* 沢渡はるか：[[花澤香菜]]<ref name="まんたん20220808">{{Cite web|和書|title=ぼくらのよあけ：花澤香菜が主人公の母役　細谷佳正、津田健次郎も　SFマンガ原作の劇場版アニメ|website=まんたんウェブ|publisher=MANTAN|date=2022-08-08|url=https://mantan-web.jp/article/20220808dog00m200014000c.html|accessdate=2022-08-08}}</ref>
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* 二月の黎明号：[[朴璐美]]{{R|real1081733}}
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* 沢渡はるか：[[花澤香菜]]<ref name="まんたん20220808">{{Cite web|title=ぼくらのよあけ：花澤香菜が主人公の母役　細谷佳正、津田健次郎も　SFマンガ原作の劇場版アニメ|website=まんたんウェブ|publisher=MANTAN|date=2022-08-08|url=https://mantan-web.jp/article/20220808dog00m200014000c.html|accessdate=2022-08-08}}</ref>
* 沢渡遼：[[細谷佳正]]{{R|まんたん20220808}}
* 沢渡遼：[[細谷佳正]]{{R|まんたん20220808}}
* 河合義達：[[津田健次郎]]{{R|まんたん20220808}}
* 河合義達：[[津田健次郎]]{{R|まんたん20220808}}
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* 二月の黎明号：[[朴璐美]]{{R|real1081733}}
* 岸みふゆ：[[横澤夏子]]<ref>{{Cite web|publisher=ナターシャ|website=コミックナタリー|url=https://natalie.mu/comic/news/491998|title=劇場アニメ「ぼくらのよあけ」岸真悟の母役で横澤夏子が出演、応援大使を兼任|date=2022-09-02|accessdate=2022-09-02}}</ref>
* 岸みふゆ：[[横澤夏子]]<ref>{{Cite web|和書|publisher=ナターシャ|website=コミックナタリー|url=https://natalie.mu/comic/news/491998|title=劇場アニメ「ぼくらのよあけ」岸真悟の母役で横澤夏子が出演、応援大使を兼任|date=2022-09-02|accessdate=2022-09-02}}</ref>


=== スタッフ ===
=== スタッフ ===
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* 監督：黒川智之{{R|natalie220826}}
* 監督：黒川智之{{R|natalie220826}}
* 脚本：[[佐藤大]]{{R|natalie220826}}
* 脚本：[[佐藤大]]{{R|natalie220826}}
* 音楽：[[横山克]]{{R|natalie220826}}
* 主題歌：[[三浦大知]]「[[いつしか]]」（[[SONIC GROOVE]]）{{R|natalie220826}}
* 主題歌：[[三浦大知]]「いつしか」（[[SONIC GROOVE]]）{{R|natalie220826}}
* アニメーションキャラクター原案・コンセプトデザイン：pomodorosa{{R|natalie220826}}
* アニメーションキャラクター原案・コンセプトデザイン：pomodorosa{{R|natalie220826}}
* アニメーションキャラクターデザイン・総作画監督：[[吉田隆彦]]{{R|natalie220826}}
* アニメーションキャラクターデザイン・総作画監督：[[吉田隆彦]]{{R|natalie220826}}
* 虹の根デザイン：みっちぇ{{R|detail}}
* 音楽：[[横山克]]{{R|natalie220826}}
⚫
* 製作：[[依田巽]]、[[勝股英夫]]、[[川崎由紀夫]]、先川幸矢、松下幸生、古川公平、古迫智典{{R|detail}}
⚫
* 企画・プロデュース：新井修平{{R|detail}}
⚫
* プロデューサー：大胡寛二{{R|detail}}
⚫
* アニメーションプロデューサー：鈴木良兵{{R|detail}}
* 総作画監督：草間英興、谷拓也、植田羊一<ref name="detail">{{Cite web|url=https://bokuranoyoake.com/caststaff/|title=CAST/STAFF|publisher=劇場アニメ「ぼくらのよあけ」公式サイト|accessdate=2022-08-26}}</ref>
* 総作画監督：草間英興、谷拓也、植田羊一<ref name="detail">{{Cite web|url=https://bokuranoyoake.com/caststaff/|title=CAST/STAFF|publisher=劇場アニメ「ぼくらのよあけ」公式サイト|accessdate=2022-08-26}}</ref>
* エフェクト作画監督：植田羊一{{R|detail}}
* エフェクト作画監督：植田羊一{{R|detail}}
161行目: 165行目:
* 宣伝統括：長屋圭井子{{R|detail}}
* 宣伝統括：長屋圭井子{{R|detail}}
* 宣伝プロデューサー：松田尚子{{R|detail}}
* 宣伝プロデューサー：松田尚子{{R|detail}}
* 配給：[[ギャガ]]、[[エイベックス・ピクチャーズ]]{{R|natalie220826}}
* 製作：[[依田巽]]、[[勝股英夫]]、[[川崎由紀夫]]、先川幸矢、松下幸生、古川公平、古迫智典{{R|detail}}
⚫
* 企画・プロデュース：新井修平{{R|detail}}
⚫
* プロデューサー：大胡寛二{{R|detail}}
⚫
* アニメーションプロデューサー：鈴木良兵{{R|detail}}
* アニメーション制作：[[ゼロジー]]{{R|natalie220826}}
* アニメーション制作：[[ゼロジー]]{{R|natalie220826}}
* 配給：[[ギャガ]]、[[エイベックス・ピクチャーズ]]{{R|natalie220826}}
* 製作：「ぼくらのよあけ」製作委員会（ギャガ、エイベックス・ピクチャーズ、[[テレビ東京]]、ゼロジー、[[クオラス]]、講談社、[[クープ (企業)|qooop]]）{{R|natalie220826}}　
* 製作：「ぼくらのよあけ」製作委員会{{R|natalie220826}}　


== 脚注 ==
== 脚注 ==
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* {{Official|https://bokuranoyoake.com/|劇場アニメ「ぼくらのよあけ」公式サイト}}
* {{Official|https://bokuranoyoake.com/|劇場アニメ「ぼくらのよあけ」公式サイト}}
* {{Twitter|bokura_no_yoake|劇場アニメ『ぼくらのよあけ』公式}}
* {{Twitter|bokura_no_yoake|劇場アニメ『ぼくらのよあけ』公式}}
* {{TikTok|bokuranoyoake|劇場アニメ『ぼくらのよあけ』公式}}


{{Manga-stub}}
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189行目: 190行目:
|1-1= アニメ作品 ほ
|1-1= アニメ作品 ほ
|1-2= 2022年のアニメ映画
|1-2= 2022年のアニメ映画
|1-3=日本のアニメ映画
|1-3= 漫画を原作とするアニメ映画
|1-4=漫画を原作とするアニメ映画
|1-4= アフタヌーンKCのアニメ作品
|1-5= ロボットを題材としたアニメ映画
|1-5= 日本のアニメ映画
|1-6=小学校を舞台としたアニメ作品
|1-6= 自律ロボットを題材としたアニメ映画
|1-7=東京を舞台としたアニメ作品
|1-7= 地球外生命体を題材としたアニメ映画
|1-8=杉並区を舞台としたアニメ作品
|1-8= 遭難・漂流を題材としたアニメ映画
|1-9=地球外生命体を題材としたアニメ作品
|1-9= 未来を題材としたアニメ作品
|1-10=自律ロボットを題材としたアニメ作品
|1-10= 未来を題材とした映画作品
|1-11=集合住宅を舞台としたアニメ作品
|1-11= 集合住宅を舞台としたアニメ作品
|1-12=未来を題材にしたアニメ作品
|1-12= 小学校を舞台としたアニメ作品
|1-13=アフタヌーンKCのアニメ作品
|1-13= 杉並区を舞台としたアニメ作品
|1-14=人工知能を題材とした映画作品
|1-14= 横山克の作曲映画
|1-15=遭難・漂流を題材とした作品
|1-15= ギャガのアニメ作品
|1-16= エイベックス・グループのアニメ映画
|1-17= テレビ東京製作のアニメ映画
|1-18= ゼロジー
|1-19= クオラス
}}
}}


209行目: 214行目:
[[Category:SF漫画作品]]
[[Category:SF漫画作品]]
[[Category:自律ロボットを題材とした漫画作品]]
[[Category:自律ロボットを題材とした漫画作品]]
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[[Category:小学校を舞台とした漫画作品]]
[[Category:東京を舞台とした漫画作品]]
[[Category:杉並区を舞台とした漫画作品]]
[[Category:地球外生命体を題材とした漫画作品]]
[[Category:地球外生命体を題材とした漫画作品]]
[[Category:遭難・漂流を題材とした漫画作品]]
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2024年7月26日 (金) 15:07時点における最新版

ぼくらのよあけ
ジャンル SF、ジュブナイル
漫画
作者 今井哲也
出版社 講談社
掲載誌 月刊アフタヌーン
レーベル アフタヌーンKC
発表号 2011年3月号 - 2011年12月号
巻数 全2巻
話数 全10話
映画
原作 今井哲也
監督 黒川智之
脚本 佐藤大
キャラクターデザイン 吉田隆彦
音楽 横山克
制作 ゼロジー
製作 「ぼくらのよあけ」製作委員会
配給 ギャガ、エイベックス・ピクチャーズ
封切日 2022年10月21日
上映時間 120分
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画・アニメ・映画
ポータル 漫画・アニメ・映画

『ぼくらのよあけ』は、今井哲也によるSFジュブナイル漫画[1]。『月刊アフタヌーン』（講談社）にて2011年3月号から12月号まで連載され、単行本はアフタヌーンKCより全2巻で刊行された[2][3]。2012年には日本で最も長い歴史を誇るSF賞である「星雲賞」の候補にも選出されている[1]。東京都の杉並区をロケ地に作られた。キャッチコピーの「“なみ”じゃない冒険（ミッション）が今、始まる」は杉並区のキャッチコピー「なみじゃない杉並」から取られている。

2022年にアニメ映画版が公開された[3]。

あらすじ

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物語の舞台は人工知能が発達した近未来、西暦2038年夏の日本。宇宙とロボットが大好きな少年・沢渡悠真は、まもなく地球に大接近するという彗星に夢中になっていた。そんなある日、彼は宇宙から来たという"未知なる存在"と出会う。人工知能を搭載した家庭用オートボット・ナナコの体を乗っ取ったそれは自らの秘密を明かし、ゆうまとその友達たちにあることを頼む。その願いを聞くことにしたゆうまたちは、前代未聞の極秘ミッションに挑むことになる。

登場人物

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沢渡 悠真（さわたり ゆうま）
本作の主人公。阿佐ヶ谷団地に住み、杉二小に通う小学4年生の男子[4]。
ナナコ
女性型の家庭用オートボット。搭載されている人工知能はオートボットだけでなく、携帯電話、家電製品、自動車、医療用から産業用までの様々なロボットにも使われている。そのプログラムを作ったのは日本人で、基となったシリーズ第1号の人工知能はSHIII（エスエイチスリー）に使われている。
SHIII（エスエイチスリー）
世界に先駆けて本格的な人工知能による制御が採用されたJAXAの半自律型人工衛星、またはその人工知能。宇宙観測のために2009年に打ち上げられたが老朽化が進み、SHIII自身の提案により運用終了が決定している。人工知能の人格パターンは地上のサーバへ移植され、引き続き後継機のサポートを担当する予定。
2月の黎明号（2がつのれいめいごう）
ナナコの体を使って悠真たちに語りかけてきた正体不明の存在。その正体は、1万2000年の歳月をかけて地球にたどり着いた異星の無人惑星探査機およびその人工知能。地球に不時着する際にSHIIIに助けられ、以後阿佐ヶ谷団地の1棟となって休止状態にあった。UIは地球人と円滑なコミュニケーションがとれるよう、SHⅢの人工知能をコピーして構築されている。
田所 銀之助（たどころ ぎんのすけ）
阿佐ヶ谷団地に住み、杉二小に通う小学6年生の男子。悠真の遊び仲間。
岸 真悟（きし しんご）
阿佐ヶ谷団地に住み、杉二小に通う小学4年生の男子。悠真の遊び仲間。
岸 わこ（きし わこ）
阿佐ヶ谷団地に住み、杉二小に通う小学6年生の女子。真悟の姉。
河合 花香（かわい ほのか）
杉二小に通う小学6年生の女子。
沢渡 はるか（さわたり はるか）
悠真の母。
沢渡 遼（さわたり りょう）
悠真の父。
河合 義達（かわい よしたつ）
花香の父。

書誌情報

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  • 今井哲也『ぼくらのよあけ 講談社〈アフタヌーンKC〉、全2巻
    1. 2011年6月23日発売[5]、ISBN 978-4-06-310758-6
    2. 2011年11月22日発売[6]、ISBN 978-4-06-310791-3

劇場アニメ

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ぼくらのよあけ
監督 黒川智之
脚本 佐藤大
原作 今井哲也
製作 新井修平
大胡寛二
出演者 杉咲花
悠木碧
藤原夏海
岡本信彦
水瀬いのり
戸松遥
花澤香菜
細谷佳正
津田健次郎
朴璐美
横澤夏子
音楽 横山克
主題歌 三浦大知「いつしか」
撮影 國重元宏
難波史
編集 黒澤雅之
制作会社 ゼロジー
製作会社 「ぼくらのよあけ」製作委員会
配給 ギャガ
エイベックス・ピクチャーズ
公開 日本の旗 2022年10月21日
上映時間 120分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
テンプレートを表示

2022年10月21日に公開された[7][8]。年代設定が原作漫画の2038年から11年後の2049年に変更されている[2]。

2023年4月28日にBlu-rayとDVDが発売、およびデジタル配信された[9][10]。

声の出演

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スタッフ

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脚注

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[脚注の使い方]

出典

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  1. ^ a b “SFジュブナイル漫画「ぼくらのよあけ」初秋に劇場アニメ化 少年と宇宙から来たAIのひと夏の物語”. 映画.com. 株式会社エイガ・ドット・コム (2022年3月18日). 2022年3月30日閲覧。
  2. ^ a b “傑作SF漫画『ぼくらのよあけ』劇場アニメ化 24時間限定で原作全話を無料公開”. KAI-YOU.net. 株式会社カイユウ (2022年3月18日). 2022年3月30日閲覧。
  3. ^ a b “今井哲也「ぼくらのよあけ」劇場アニメ化! 団地に佇む少年とロボット映る特報も公開”. コミックナタリー. 株式会社ナターシャ (2022年3月18日). 2022年3月30日閲覧。
  4. ^ “ぼくらのよあけ”. すぎなみ学倶楽部. 杉並区産業振興センター (2011年10月6日). 2022年3月30日閲覧。
  5. ^ “『ぼくらのよあけ（1）』（今井　哲也）”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2022年8月26日閲覧。
  6. ^ “『ぼくらのよあけ（2）』（今井　哲也）”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2022年8月26日閲覧。
  7. ^ “「アフタヌーン」のSFジュブナイル「ぼくらのよあけ」劇場アニメ化決定! ティザービジュ&特報公開”. アニメ!アニメ!. イード (2022年3月18日). 2022年3月30日閲覧。
  8. ^ a b c d e f g h i j k “劇場アニメ「ぼくらのよあけ」公開日は10月21日、三浦大知の主題歌聴ける本予告”. コミックナタリー. ナターシャ (2022年8月26日). 2022年8月26日閲覧。
  9. ^ “4月28日(金)Blu-ray&DVD発売決定！”. 劇場アニメ「ぼくらのよあけ」公式サイト. 2023年6月18日閲覧。
  10. ^ “配信決定！”. 劇場アニメ「ぼくらのよあけ」公式サイト. 2023年6月18日閲覧。
  11. ^ a b “悠真に杉咲花、ナナコ役に悠木碧が決定! SFアニメ『ぼくらのよあけ』第2弾ティザービジュアル、特報&スタッフ情報も解禁”. MOVIE WALKER PRESS. ムービーウォーカー (2022年7月5日). 2022年7月21日閲覧。
  12. ^ a b c d e “杉咲花主演『ぼくらのよあけ』に藤原夏海、岡本信彦、水瀬いのり、戸松遥、朴ロ美が出演へ”. リアルサウンド映画部. blueprint (2022年7月20日). 2022年7月21日閲覧。
  13. ^ a b c “ぼくらのよあけ：花澤香菜が主人公の母役　細谷佳正、津田健次郎も　SFマンガ原作の劇場版アニメ”. まんたんウェブ. MANTAN (2022年8月8日). 2022年8月8日閲覧。
  14. ^ “劇場アニメ「ぼくらのよあけ」岸真悟の母役で横澤夏子が出演、応援大使を兼任”. コミックナタリー. ナターシャ (2022年9月2日). 2022年9月2日閲覧。
  15. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa “CAST/STAFF”. 劇場アニメ「ぼくらのよあけ」公式サイト. 2022年8月26日閲覧。

外部リンク

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