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*** 木40:木更津駅西口 - 航空隊前 - '''江川''' - 金田中学校 - 金田中島 - 三井アウトレットパーク |
*** 木40:木更津駅西口 - 航空隊前 - '''江川''' - 金田中学校 - 金田中島 - 三井アウトレットパーク |
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*** 木41:木更津駅西口 - 航空隊前 - '''江川''' - 金田中学校 - 中島郵便局 - 三井アウトレットパーク |
*** 木41:木更津駅西口 - 航空隊前 - '''江川''' - 金田中学校 - 中島郵便局 - 三井アウトレットパーク |
2023年1月7日 (土) 10:24時点における版
江川海岸 | |
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所在地 | 日本 千葉県木更津市 |
座標 | 北緯35度24分12.4秒 東経139度54分7.0秒 / 北緯35.403444度 東経139.901944度座標: 北緯35度24分12.4秒 東経139度54分7.0秒 / 北緯35.403444度 東経139.901944度 |
アクセス | 木更津駅より小湊鐵道バスなど |
利用 | 参考:盤洲干潟をまもる会 |
江川海岸(えがわかいがん)は、千葉県木更津市の木更津港(東京湾)に面した海岸。海岸部には盤州干潟が形成されている[1][2]。潮干狩り場や絶景スポットとして観光名所となっている。
概要
小櫃川の河口付近に位置しており、海岸部には盤州干潟の前浜干潟(砂底質、1400ヘクタール[3])が形成され、南東側には木更津駐屯地が隣接している。東京湾の木更津港湾区域の最も北寄りに位置した江川地区に面しており、全面に広がる浅場・干潟を利用した海苔・アサリの漁業生産基地となっている[4]。漁船の安全な航行の確保を図るべく、海岸北側に位置する江川航路の維持浚渫などを実施している[5]。
潮干狩りのできる海岸として江川海岸潮干狩場にはシーズンの春から夏頃やゴールデンウィーク頃の風物詩の一つとして毎年4万 - 5万人が訪れる。観光目的であれば入場料金はかからないが、潮干狩りが目的の場合は潮干狩り場利用料金を徴収している[6]。
南側の木更津港を挟んだ海岸沖には君津共同発電所、日本製鉄君津製鉄所などが並んでおり、工場夜景のスポットとなっている。また、北側には海ほたるパーキングエリア、アクアブリッジ、西側には横浜港、富士山を望むことが出来る[7]。
自然
東京湾沿いの海岸は埋立地や護岸整備による港湾施設や工業地域、ウォーターフロント開発によって、昔ながらの自然や生態系が失われつつある[8]。しかし、盤洲干潟の後浜から前浜にかけての海岸線は自然のままで、東京湾の原風景を留めている[9]。
微生物のほか、ゴカイ、貝などの底生生物により有機物が分解されるため、水質が浄化されている[10]。特にハマグリやバカガイが多く生息するため、潮干狩りが盛んである[11]。
海中電柱
海岸には沖合に向かって電柱が林立しており、満潮になると「海中電柱」という不思議な光景が出現していた。
1985年年代(昭和60年代)にアサリ、ハマグリの密漁を防ぐため江川海岸の約1キロメートル沖合に監視小屋を建て、浅瀬に電柱を並べて陸地から送電線や電話線を通した。その後は陸地からの暗視カメラによる監視に切り替え、小屋は2003年(平成15年)に役目を終えたが、沖合の電柱はそのまま残されていた[12]。
東京湾岸の便利な立地にありながら沖合に向かって電柱が並んでいるという奇観を目にでき、波が静かな日はマジックアワーなどにより鏡のように電柱が海面に映り、ボリビアのウユニ塩湖やスタジオジブリ制作の千と千尋の神隠しの世界に類似すると話題となるなど絶景スポットとなった[12]。しかし、観光客増加による環境問題やマナーの悪化が問題となって、江川漁業協同組合は干潟への立ち入りを禁じマナー遵守を呼び掛けることとなり[13]、その後の経年劣化で倒壊などの事故が懸念されたため、2019年9月頃に撤去された[14][15]。
近隣の久津間海岸や牛込海岸(牛込漁港・牛込船溜)においても同様の海中電柱をみることができる[16]。
アクセス
脚注
- ^ “盤洲干潟:「生き物の宝庫」 国内最大級 千葉・木更津”. 毎日新聞. 2019年10月5日閲覧。
- ^ 日本の重要湿地 No.159 東京湾の干潟・浅瀬 - 環境省
- ^ “Important Bird Areas in Japan -盤州・富津干潟-”. www.wbsj.org. 2019年10月5日閲覧。
- ^ “地理院地図|国土地理院(参考)”. maps.gsi.go.jp. 2019年10月5日閲覧。
- ^ 千葉県. “木更津港”. 千葉県. 2019年10月5日閲覧。
- ^ “日帰りバスツアー”. higaeri-bus.com. 2019年10月5日閲覧。
- ^ hisway306. “夕暮れの江川海岸で海上電柱列と夕日と富士山と工場夜景と星景写真を撮る”. 酔人日月抄. 2019年10月5日閲覧。
- ^ 久昌, 高荷「東京湾の港湾における環境施設の形成過程と地域特性」『季刊地理学』第54巻第2号、2002年、73–91頁、doi:10.5190/tga.54.73。
- ^ 千葉県. “ちば県民だより(平成30年3月号)5面”. 千葉県. 2019年10月5日閲覧。
- ^ “内湾域における底生生態系による物質循環|国立環境研究所”. 国立環境研究所. 2019年10月5日閲覧。
- ^ “「所さんの目がテン!」”. 日本テレビ. 2019年10月5日閲覧。
- ^ a b “死ぬまでに見たい千葉の絶景 江川海岸の海中電柱”. 東京湾観光情報局. 一般社団法人プレスマンユニオン (2016年12月4日). 2019年10月5日閲覧。
- ^ 海の鏡に整列する電柱 ウユニ塩湖に似ている?千葉県木更津市・江川海岸『産経新聞』朝刊2017年8月27日
- ^ 木更津江川間監視小屋送電柱(海中電柱)が撤去されます 木更津市ホームページ2019年1月11月配信記事 2022年3月6日閲覧
- ^ 江川海岸海中電柱撤去作業 木更津ロケーションサービスfacebook 2019年9月27日付配信動画
- ^ “江川海岸・久津間海岸 海中電柱”. 東京湾観光情報局 (2016年12月4日). 2019年10月5日閲覧。