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[[高橋留美子]]のファンであり、『[[ダ・ヴィンチ (雑誌)|ダ・ヴィンチ]]』(同)2020年12月号の高橋留美子特集にてコメントを寄せている<ref>{{Cite news|url=https://natalie.mu/comic/news/403706|title=ダ・ヴィンチの高橋留美子特集に描き下ろしマンガ、荒牧慶彦と鈴木拡樹は乱馬と摩緒に|newspaper=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|date=2020-11-06|accessdate=2021-09-04}}</ref>。 |
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== 作品リスト == |
== 作品リスト == |
2022年12月7日 (水) 22:36時点における版
平庫 ワカ | |
---|---|
職業 | 漫画家 |
活動期間 | 2018年 - |
代表作 | 『マイ・ブロークン・マリコ』 |
受賞 |
MFコミック大賞ステップアップ賞(『天雷様と人間のへそ』) TV Bros.コミックアワード2020大賞 第24回 文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞 このマンガがすごい!2021オンナ編第4位 (『マイ・ブロークン・マリコ』) |
平庫 ワカ(ひらこ ワカ)は、日本の漫画家。
来歴
物心がついたころから絵を描くことが好きで、小学2年には「絵物語」のような漫画を描いていた[1]。平庫は小学4年生くらいまで漫画の読み方がわからなかったが、安孫子三和の『みかん・絵日記』で漫画の読み方が理解できるようになった[1]。それ以降、気になった漫画を手に取っていったという[1]。小学校高学年のころに高屋奈月の『フルーツバスケット』を読んだことをきっかけに、萩尾望都など少し前の世代の少女漫画を読むようになる[1]。井上雄彦の『バガボンド』や宮崎駿の作品、海外のバンド・デシネやグラフィック・ノベルなどにも影響を受けた[1]。
pixivでファンアートなどを発表した後、編集者に声をかけられたことによりMFコミック大賞に応募し[1]、『天雷様と人間のへそ』がステップアップ賞を受賞[2][3]。低迷期が続き、4年ほど時間をかけて形にした作品『YISKA -イーサカ-』が2018年に『Comic BRIDGE online』(KADOKAWA)に掲載されデビューを果たす[1][2]。
2019年、初連載作品となる『マイ・ブロークン・マリコ』を『Comic BRIDGE online』に発表[4]。同作は話題を呼び[5]、『TV Bros.』(東京ニュース通信社)コミックアワード2020大賞[6]、「第24回文化庁メディア芸術祭」マンガ部門新人賞[7]、『このマンガがすごい!2021』(宝島社)オンナ編第4位[8] を受賞。
高橋留美子のファンであり、『ダ・ヴィンチ』(同)2020年12月号の高橋留美子特集にてコメントを寄せている[9]。
作品リスト
漫画作品
- 凡例
- 太字は連載作品
- 〈掲載誌〉BR :『Comic BRIDGE』(KADOKAWA)
- 〈収録〉マ:『マイ・ブロークン・マリコ』 / 初:『天雷様と人間のへそ―平庫ワカ初期作品集―』 / 未:単行本未収録
連載作品 | 読切作品 |
作品名 | 掲載誌 | 発表年・掲載号 | 収録 | 注記 | |
---|---|---|---|---|---|
1 | マイ・ブロークン・マリコ | BR | 2019年7月[4] - | マ | 初連載作品[4] |
2 | チャイルドフット・髭 | 初 | デビュー前の作品[3] | ||
3 | I am Nobody | 初 | デビュー前の作品[3] | ||
4 | 食卓はささやく | 初 | デビュー前の作品[3] | ||
5 | 天雷様と人間のへそ | 初 | MFコミック大賞受賞作[3] | ||
6 | YISKA -イーサカ- | BR | 2018年[4] | マ[10] | デビュー作[4] |
7 | ホット アンド コールドスロー | BR | 2020年8月4日[11] | 初[3] |
書籍
- 『マイ・ブロークン・マリコ』、KADOKAWA〈BRIDGE COMICS〉2020年1月8日発売[10]、ISBN 978-4-04-064246-8
- 『天雷様と人間のへそ―平庫ワカ初期作品集―』、KADOKAWA〈BRIDGE COMICS〉2021年3月8日発売[3]、ISBN 978-4-04-680252-1
その他
- AAO Project FRINGE/RAID フリンジ/レイド(2021年5月)キャラクターデザイン[12]
外部リンク
- 平庫ワカ (@MuicoMu) - X(旧Twitter)
脚注
- ^ a b c d e f g “『マイ・ブロークン・マリコ』で注目の漫画家・平庫ワカ、初インタビュー 「この作品を描いて本当に報われた」”. リアルサウンド. blueprint (2020年3月3日). 2021年9月4日閲覧。
- ^ a b c d e f g “「マイ・ブロークン・マリコ」の平庫ワカ、デビュー前の作品など収めた初期作品集”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年3月8日) 2021年9月4日閲覧。
- ^ a b c d e “新連載「マイ・ブロークン・マリコ」ガラの悪いOLが、死んだダチのため走り出す”. コミックナタリー (ナターシャ). (2019年7月17日) 2021年9月4日閲覧。
- ^ “平庫ワカ「マイ・ブロークン・マリコ」特集 コラム「彼女の魂を埋める場所を探して」”. コミックナタリー (ナターシャ). (2020年1月8日) 2021年9月4日閲覧。
- ^ エムティーアイ. “TV Bros.がおくる年に一度の「輝け!ブロスコミックアワード2020」、今年は『マイ・ブロークン・マリコ』が大賞に! - music.jpニュース”. music.jp. 2021年9月3日閲覧。
- ^ “マイ・ブロークン・マリコ”. 文化庁メディア芸術祭 - JAPAN MEDIA ARTS FESTIVAL. 2021年9月3日閲覧。
- ^ “このマンガがすごい!2021”. 2021年9月3日閲覧。
- ^ “ダ・ヴィンチの高橋留美子特集に描き下ろしマンガ、荒牧慶彦と鈴木拡樹は乱馬と摩緒に”. コミックナタリー (ナターシャ). (2020年11月6日) 2021年9月4日閲覧。
- ^ a b “「マイ・ブロークン・マリコ」単行本化、骨になった親友と最初で最後の旅”. コミックナタリー (ナターシャ). (2020年1月8日) 2021年9月4日閲覧。
- ^ “「マイ・ブロークン・マリコ」平庫ワカ新作がCOMIC BRIDGEで公開、橋の日記念”. コミックナタリー (ナターシャ). (2020年8月4日) 2021年9月4日閲覧。
- ^ “山手線の各駅が30人のアイドルに、小野賢章や島崎信長ら参加のプロジェクト始動”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年5月20日) 2021年9月4日閲覧。