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** 怪談実話系 : 書き下ろし怪談文芸競作集 2 |
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2022年12月7日 (水) 22:21時点における版
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立原 透耶(たちはら とうや、1969年2月8日[1][2] - )は、日本の小説家、翻訳家(中国語)、北星学園大学文学部准教授(中国文学)[3][4][5]。2000年までは立原とうや名義を使用していた。本名は山本範子[6]。
大阪府生まれ[2]。奈良県で育つ[2]。父の山本稔は数学者で大阪大学教授を務めた[7][8][9]。
奈良県立奈良高等学校[10]、大阪女子大学学芸学部国文学科を経て[11]、1996年、大阪市立大学大学院文学研究科中国語・中国文学専攻修士課程修了[12]。札幌市在住[13]。
1991年、『夢売りのたまご』でコバルト読者大賞を受賞する[2][4]。翌年コバルト文庫からデビュー。ファンタジー、ホラー、怪談などを執筆。日本SF作家クラブ会員。王晋康など中国SFの翻訳も行う。
幼稚園に入る前から近所の図書館に通い、子ども向けのSF小説を繰り返し読んでいたという[4]。小学2年の頃から、作家になりたいと思っていたと語っている[4]。
2021年、第41回日本SF大賞特別賞を受賞(「立原透耶氏の中華圏SF作品の翻訳・紹介の業績に対して」)[14]。
著書
- シャドウ・サークル 1992-1993 (コバルト文庫)
- ヴァシーラの伝説
- 後継者の鈴
- 闇に吹く風
- ダークサイド・ハンター 1993-1994 (コバルト文庫)
- 水竜覚醒
- 幻夢の宴
- 紅蓮の洗礼
- 宵闇の葬歌
- 夜鳥の罠
- 双貌の救世主
- 凪の大祭 1994 (コバルト文庫)
- チャイナタウン・ブルース 1995-1996 (集英社スーパーファンタジー文庫)
- 契
- 絆
- 掟
- 誓
- City vice 1995-1996 (コバルト文庫)
- City vice 慈悲深き夜の街
- City vice2 殺意なき暗殺者
- City vice3 月夜に夢みる猫
- 冥界武侠譚 1997-2000 (集英社スーパーファンタジー文庫)
- 判官流浪
- 華仙乱舞
- 迷恋錯綜
- 受胎狂詩
- 従者消失
- 美姫幻戯
- 皇帝不死
- 永遠楽土
- 闇の皇子 焔の剣篇 エンターブレイン 2000 (A-novels)
- 聞け、魂の祈りを 彷徨い人の詩 エニックス 2001 (Ex novels)
- ささやき 角川春樹事務所 2001 (ハルキ・ホラー文庫)
- 闇の停車駅 (ほんとにあった怖い話コミックス) 2003 漫画:水原冬樹
- 銀の手のシーヴァ ハカセとコトリ ソフトバンククリエイティブ 2007 (ジーエー文庫 ; 59)
- 竜と宙(そら) 幻冬舎コミックス 2008 (幻狼fantasia novels)
- ひとり百物語 怪談実話集 メディアファクトリー 2009-2012 (幽ブックス)
- ひとり百物語 怪談実話集 のちMF文庫
- 夢の中の少女
- 闇より深い闇
- 悪夢の連鎖
- 立原透耶著作集 彩流社 2016-2018
- 凪の大祭
- CITY VICE
- 冥界武侠譚 其の一
- 冥界武侠譚 其の二
- ささやき
アンソロジー収録作品
- 秘神 : 闇の祝祭者たち : 書下ろしクトゥルー・ジャパネスク・アンソロジー アスキー 1999 (アスペクトノベルス)
- チューリップ革命 : ネオ・スイート・ドリーム・ロマンス イースト・プレス 2000
- 秘神界 歴史編 東京創元社 2002 (創元推理文庫)
- 異形コレクション 2003-2004 (光文社文庫)
- アジアン怪綺
- 黒い遊園地
- 妖女
- 怪談実話系 : 書き下ろし怪談文芸競作集『幽』編集部編 メディアファクトリー 2008-2013 (MF文庫ダ・ヴィンチ)
- 怪談実話系 : 書き下ろし怪談文芸競作集
- 怪談実話系 : 書き下ろし怪談文芸競作集 2
- 怪談実話系 : 書き下ろし怪談文芸競作集 3
- 怪談実話系 : 書き下ろし怪談文芸競作集 5
- 怪談実話系 : 書き下ろし怪談文芸競作集 妖
- 怪談実話系 : 書き下ろし怪談文芸競作集 魔
- チャールズ・ウォードの系譜 クトゥルー・ミュトス・ファイルズ6 創土社 2013
- 女たちの怪談百物語 『幽』編集部編 KADOKAWA 2014 (角川ホラー文庫)
- ずっと、そばにいる : 競作集〈怪談実話系〉『幽』編集部編 KADOKAWA 2014 (角川文庫)(怪談実話系1・2巻再編集版)
監修
翻訳
- 呉岩「マウスパッド」(『小松左京マガジン 第30巻』所収)イオ 2008年4月
- 韓松「水棲人」(『SFマガジン 2008年9月号』所収)早川書房 2008年6月
- 王晋康「養蜂家」(『北星学園大学文学部北星論集 第53巻第1号』所収)2015年9月(山本範子 名義)
- 夏笳「瓶詰めの妖精」(『SFファンジン 2016年7月号』所収)
- 程婧波「白色恋歌」(『聴く中国語 2017年11月号』所収)HSJ株式会社
- 程婧波「青梅」(『聴く中国語 2017年12月号』所収)HSJ株式会社
- 王晋康「生命の歌」(『ミステリマガジン 2019年3月号』所収)早川書房 2019年1月
- 趙海虹「南島の星空」(『SFマガジン 2019年8月号』所収)早川書房 2019年6月
- 劉慈欣『三体Ⅱ 黒暗森林(上・下)』早川書房 2020年6月(大森望,上原かおり,泊功 共訳)
- 郝景芳『人之彼岸』新☆ハヤカワ・SF・シリーズ 2021年1月(浅田雅美 共訳)
- 大恵和実 編訳『中国史SF短篇集 移動迷宮』中央公論新社 2021年6月(上原かおり 他共訳)
- 武甜静, 橋本輝幸 編『走る赤 中国女性SF作家アンソロジー』中央公論新社 2022年4月(大恵和実 編訳,共訳)
編訳書
- 『時のきざはし 現代中華SF傑作選』新紀元社 2020年6月(大久保洋子 他共訳)
出典
- ^ SFセミナー2016
- ^ a b c d 怪談トークショー 京都で視えるんです。 | 京都国際マンガミュージアム - えむえむ
- ^ KAKEN — 研究者をさがす | 山本 範子 (40438346)
- ^ a b c d 立原透耶(作家、大学教員) 永遠の憧れに一歩 - 立原透耶 - わたしとSF | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
- ^ Facebookプロフィール
- ^ 22652035 研究成果報告書 - KAKEN
- ^ https://twitter.com/ttouya/status/1205089535622705152
- ^ https://twitter.com/ttouya/status/1204683975651758080
- ^ <書籍紹介> 解析学要論(I)(山本 稔 編)【数学】 - 裳華房
- ^ https://twitter.com/ttouya/status/1108619600365641728
- ^ https://twitter.com/ttouya/status/1159394085716627456
- ^ 教員情報 - 山本 範子 | 北星学園大学
- ^ http://www.youchan.com/blogs/news/2015/04/kamokmo-sapporo.html
- ^ “第41回日本SF大賞・受賞作決定! - SFWJ:日本SF大賞” (2021年2月20日). 2021年2月21日閲覧。