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2022年10月7日 (金) 03:58時点における版
清風南海中学校・高等学校 | |
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北緯34度31分2.7秒 東経135度25分40秒 / 北緯34.517417度 東経135.42778度座標: 北緯34度31分2.7秒 東経135度25分40秒 / 北緯34.517417度 東経135.42778度 | |
過去の名称 | 南海鉄道高等学校 |
国公私立の別 | 私立学校 |
設置者 | 学校法人清風南海学園 |
校訓 | 「徳・健・財」 |
設立年月日 | 1963年 |
創立記念日 | 5月31日 |
創立者 | 平岡宕峯 |
共学・別学 | 男女共学 |
中高一貫教育 | 併設型 |
分校 | なし |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年単位併用制 |
設置学科 | 普通科 |
学科内専門コース |
スーパー特進コース 特進コース |
学校コード |
C127310000470 中学校) D127310000520 (高等学校) | (
高校コード | 27577J |
所在地 | 〒592-0014 |
外部リンク | 清風南海学園 |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
清風南海中学校・高等学校(せいふうなんかい ちゅうがっこう・こうとうがっこう、英称:Seifu Nankai Junior/Senior High School)は、大阪府高石市綾園に所在し、中高一貫教育を提供する私立中学校・高等学校。
概要
現在は学校法人清風南海学園の運営する泉北地域の男女共学の中高一貫校であるが、元々は南海電気鉄道が設立した、南海電鉄の運転士を養成する学校法人南海学園南海高等学校(定時制、電気科)が母体である。社会状況の変化により、南海高等学校は1960年代初頭には入学者が皆無となり、廃校も検討されるようになった。しかし、かねてから堺市教育委員会や泉北地域の各自治体から地域への高校新設要望があり、学校法人清風学園理事長・平岡宕峯が「泉北地域に男子校の私立高校を新設したい」という構想をもっていたことなど、南海電鉄と清風学園の要望が一致し、学校法人南海学園を同清風学園に譲渡する形で「学校法人清風南海学園」が設立された。なお、学校法人清風学園とは別の組織である。
1983年4月に清風南海中学校を併設開校し、中高一貫教育となる。男子校であったが、1999年度より中学校が、そして2002年度より高等学校も共学となった。
教育方針、行事など、清風学園と重なる部分が多い。仏教の戒律の精神に基づく厳格な学則がある。
- 建学の精神
- 「徳・健・財、三拍子そろった姿でルールを守り、世の中のために尽くす人間となるために、勤勉努力する理想的な人物を育成する。」
- 教育方針
- 「安心」「尊敬」「信頼」され、信用される人材の育成を目指している。
沿革
南海高校は中学校を卒業後新卒の南海電鉄の社員に高等学校教育を行い、南海電鉄の運転士を養成する企業内高校だった。しかし、社会状況の変化により、南海高等学校は1960年代初頭には入学者が皆無となり、廃校も検討されるようになった。
南海高等学校は泉北郡高石町羽衣998番地(高師浜駅に併設)に位置し定時制電気科を設置する高等学校であったが、清風南海学園はそれを引き継がず、現校地[注 1](大阪府高石市綾園)に1963年7月、全日制普通科高校として開校している。したがって、清風南海高等学校は学校法人は継承したものの、実質的には南海高等学校と清風南海高等学校との間には教育活動上の連続性はほとんどない。
- 1962年12月26日 - 南海電鉄、学校法人南海学園を清風学園に譲渡することを決定。
- 1963年
- 2月16日 - 学校法人清風南海学園が大阪府から認可される。
- 4月1日 - 清風南海高等学校が開校。当初は清風高等学校内に仮校舎を置く。
- 7月 - 現在地に移転。
- 1983年4月 - 清風南海中学校を併設開校。
- 1999年4月 - 中学校男女共学実施。
- 2002年4月 - 高等学校男女共学実施。
- 2005年9月 - 同学園で初めて、文化部が中心となって活躍する「文化・芸術の日」が本年より始まる。
- 2015年4月 - 中学、高校共に新入生より男子のカッターシャツのデザインを一新。スーパーグローバルハイスクール(5年間)にも認定される。
- 2016年9月 - 高等学校の生徒全員にノートPCの購入を義務付けるなど、教育のICT化を進めている。
特徴
- 高校生が選挙活動を行うことを過去にその当時の校長が難色を示したため、生徒会が設けられていない。そのため、行事ごとに有志の委員会で行事を進める。
- PTAは設置されておらず、学校運営には一切関与できない後援会のみが設けている。
- 朝礼時、各位は般若心経を読誦する。
- いわゆる「文化祭」のような、自由度の高い行事がなく、その代わりとして「文化芸術の日」が存在する。これは学校関係者が入ることができるもので、部外者の立ち入りは概ね禁じられている。
- 罰則を犯した者には写経を課し、改悛を求めることがある。
構成
- スーパー特進コース - 東京大学、京都大学、医学部医学科など最難関国公立大学現役合格を目指す。
- 特進コース - 国公立大学現役合格を目指す。
- 三ヵ年特進コース - 高校からの編入コース。難関国公立大学現役合格を目指す。
組織
- 創立者 - 平岡宕峯(本名:平岡静人)
- 理事長・学園長 - 平岡正巳
- 専務理事・校長 - 平岡正
姉妹校
- 国内姉妹校 - 清風中学校・高等学校、清風情報工科学院
- 海外姉妹校 - 北京大学附属中学(中華人民共和国)、ブリスベン・グラマースクール(オーストラリア)、ザ・ロイヤル・ウルバーハンプトン・スクール(イギリス)、モンマス・スクール(イギリス)、カレジオ・デ・サンファン・デ・レトラン(フィリピン)
不祥事
- 2007年には、文部科学省から履修漏れの通達がなされた。これを受け、学校側は時間割を例年平日60分×6時限、土曜日60分×3時限であったのを平日50分×7時限、土曜日50分×4時限に変更した。
出身者
- 武内和彦 - 環境学者、地球環境戦略研究機関理事長、東京大学未来ビジョン研究センター特任教授。
- 貴志祐介 - 作家。
- 阪口伸六 - 高石市長。同校ラグビー部(現タッチラグビー部)OB。
- 好本達也 - 大丸松坂屋百貨店元代表取締役社長。J.フロント リテイリング取締役兼代表執行役社長。
- 万城目学 - 作家。
- 山田隆道 - 作家。
- 櫻井伸一 - 京都工芸繊維大学教授。
- 藤岡慎介 - 大阪大学教授。
- 福岡良子 - 気象予報士。現NHKニュース7平日担当。
- 呉城久美 - 女優[1]。
- 谷井等 - 起業家、投資家。シナジーマーケティング創業者・会長。
- 菅生新 - 経営コンサルタント。菅田将暉の父。
- 小早川俊輔 - 俳優、タレント。
- 小川啓之 - 小松製作所代表取締役社長兼CEO
- 酒井了 - 貝塚市長。元国土交通官僚。
アクセス
関連項目
参考文献
- 清風南海学園45周年史編纂委員会『清風南海学園創立45周年史』清風南海学園、2008年。
脚注
外部リンク
- ^ “本校卒業生 呉城久美さんトークショー出演”. 清風南海学園 (2018年11月14日). 2019年4月30日閲覧。