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コンビにおける同期(これは天野のデビューと一致する)は、[[ナインティナイン]]や[[宮川大輔 (タレント)|宮川大輔]]といった[[吉本総合芸能学院|NSC]]大阪校9期や[[よゐこ]]、[[日村勇紀]]([[バナナマン]])など。しかしウドは天野の1年先輩であり、同期は[[千原兄弟]]、[[FUJIWARA]]、[[なだぎ武]]などのNSC大阪校8期や[[堀内健]]・[[原田泰造]]([[ネプチューン (お笑いトリオ)|ネプチューン]])があたる。しかしネタ作りなどを天野に任せていたり、天野に対し『'''天野くん'''』と溺愛する仕草をしたりするため天野含め芸人はウドと同期として接している。ウド曰く漢字表記の『天野君』では硬くなりすぎるため『天野くん』と、「くん」は平仮名表記が適している{{Refnest|group="注"|『キャイ〜ンのティアチャンネル』内のウドの発言より<ref name="ティア" />。}}。
コンビにおける同期(これは天野のデビューと一致する)は、[[ナインティナイン]]や[[宮川大輔 (タレント)|宮川大輔]]といった[[吉本総合芸能学院|NSC]]大阪校9期や[[よゐこ]]、[[日村勇紀]]([[バナナマン]])など。しかしウドは天野の1年先輩であり、同期は[[千原兄弟]]、[[FUJIWARA]]、[[なだぎ武]]などのNSC大阪校8期や[[堀内健]]・[[原田泰造]]([[ネプチューン (お笑いトリオ)|ネプチューン]])があたる。しかしネタ作りなどを天野に任せていたり、天野に対し『'''天野くん'''』と溺愛する仕草をしたりするため天野含め芸人はウドと同期として接している。ウド曰く漢字表記の『天野君』では硬くなりすぎるため『天野くん』と、「くん」は平仮名表記が適している{{Refnest|group="注"|『キャイ〜ンのティアチャンネル』内のウドの発言より<ref name="ティア" />。}}。


先述の通りネタは天野が全て書いており、天野曰く「ウドならこう言う」とイメージしながら作っている。結成当時は時事ネタの[[爆笑問題]]と、ボケの[[玉袋筋太郎]]によるバカキャラが売りの[[浅草キッド]]が最も勢いのある漫才師とされ、天野はその中間を狙って難しい時事ネタをウドというバカキャラを通して解りやすく伝えるのを根底にネタを書くとのこと。またウドはネタの覚えが悪いため、ネタ中のフリのほとんどは天野が行っている<ref group="注" name="ティア3" />。
先述の通りネタは天野が全て書いており、天野曰く「ウドならこう言う」とイメージしながら作っている。結成当時は時事ネタの[[爆笑問題]]と、ボケの[[玉袋筋太郎]]によるバカキャラが売りの[[浅草キッド (お笑いコンビ)|浅草キッド]]が最も勢いのある漫才師とされ、天野はその中間を狙って難しい時事ネタをウドというバカキャラを通して解りやすく伝えるのを根底にネタを書くとのこと。またウドはネタの覚えが悪いため、ネタ中のフリのほとんどは天野が行っている<ref group="注" name="ティア3" />。


例えるなら漫才ブームで見られた「ボケが主導で、それにツッコミが一言ツッコミを入れる」と同様に「ツッコミが主導で、ボケが一言ボケてからツッコミがツッコむ」スタイルであるといえる。
例えるなら漫才ブームで見られた「ボケが主導で、それにツッコミが一言ツッコミを入れる」と同様に「ツッコミが主導で、ボケが一言ボケてからツッコミがツッコむ」スタイルであるといえる。

2021年12月24日 (金) 23:39時点における版

キャイ〜ン
KYAEEN
メンバー 天野ひろゆき
ウド鈴木
結成年 1991年
事務所 浅井企画
活動時期 1991年 -
出会い 山中伊知郎の紹介
旧コンビ名 ランドレース(ウド)
コンビ解消(天野)
チャネリングファック1号2号
現在の活動状況 テレビ・ラジオ・ライブなど
芸種 漫才
コント
ネタ作成者 天野ひろゆき
現在の代表番組 もしもツアーズ
過去の代表番組 100%キャイ〜ン!
いまあま・シネマガ
ウリナリ!!
特上!天声慎吾
リンカーン
同期 ウド
千原兄弟
FUJIWARA
バッファロー吾郎
なだぎ武
堀内健原田泰造ネプチューンほか
天野
飯尾和樹ずん
ナインティナイン
宮川大輔
よゐこ
日村勇紀バナナマンほか
公式サイト 公式プロフィール
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キャイ〜ンは、浅井企画に所属する日本お笑いコンビ

メンバー

  • 天野 ひろゆき(あまの ひろゆき、1970年3月24日 - )(54歳)
ツッコミ・ネタ作り担当、立ち位置は向かって右。
  • ウド 鈴木(ウド すずき、1970年1月19日 - )(54歳)
ボケ担当、立ち位置は向かって左。

来歴・人物

2人共お笑い芸人として浅井企画に所属。同い年だが、ウドの方が1年先に事務所へ入っている。当初はそれぞれ別々のコンビを組んでいたが、解散を経て山中伊知郎の助言により1991年に現在のコンビを結成[注 1]。捉えどころの無いウドのボケとそれを転がす天野のコンビネーションによってキャイ〜ン独自の笑いのスタイルを作り上げ、『とんねるずの生でダラダラいかせて!!』(日本テレビ系)の若手新人芸人ネタを披露するコンテストコーナーと、その後に行われた大喜利コーナーにて人気・知名度が急上昇した[注 2]。登場する時に行う「キャイ〜ンポーズ」も当番組で一般によく知られるようになり、現在は数々のバラエティ番組へ出演中。

キャイ〜ンポーズ

コンビにおける同期(これは天野のデビューと一致する)は、ナインティナイン宮川大輔といったNSC大阪校9期やよゐこ日村勇紀バナナマン)など。しかしウドは天野の1年先輩であり、同期は千原兄弟FUJIWARAなだぎ武などのNSC大阪校8期や堀内健原田泰造ネプチューン)があたる。しかしネタ作りなどを天野に任せていたり、天野に対し『天野くん』と溺愛する仕草をしたりするため天野含め芸人はウドと同期として接している。ウド曰く漢字表記の『天野君』では硬くなりすぎるため『天野くん』と、「くん」は平仮名表記が適している[注 3]

先述の通りネタは天野が全て書いており、天野曰く「ウドならこう言う」とイメージしながら作っている。結成当時は時事ネタの爆笑問題と、ボケの玉袋筋太郎によるバカキャラが売りの浅草キッドが最も勢いのある漫才師とされ、天野はその中間を狙って難しい時事ネタをウドというバカキャラを通して解りやすく伝えるのを根底にネタを書くとのこと。またウドはネタの覚えが悪いため、ネタ中のフリのほとんどは天野が行っている[注 1]

例えるなら漫才ブームで見られた「ボケが主導で、それにツッコミが一言ツッコミを入れる」と同様に「ツッコミが主導で、ボケが一言ボケてからツッコミがツッコむ」スタイルであるといえる。

コンビ名は漫画『マカロニほうれん荘』に登場するキャラクターのセリフからとったもので、天野が命名。「〜」の部分だけはウドが考えた。その時のコンビ名候補としてウドは「ヒトエーズ(2人とも目が一重だから)」を推していた[注 1]

初舞台は「チャネリングファック1号2号」という適当につけたコンビ名を名乗りギャグを多用した漫才を演じていたが[注 4]、この名前ではテレビには出られないことに気付いてコンビ名を改めた。

ウドの天野に対する溺愛ぶりが有名で、「お笑い界一仲の良いコンビ」と称される。同じく仲良しのコンビとして知られる三村マサカズさまぁ〜ず)からも「デビューからこれだけ変わらないコンビも珍しい」と言われるほど仲が良い(詳細はウド鈴木を参照)。

デビューしたての頃にビートたけしのお笑いウルトラクイズで共演したことがきっかけで出川哲朗と親しくなり[注 4]今でも「隊長」と呼び、自分たちのことを「出川ファミリー」と称するほど慕っている。

明石家さんまのことを「師匠」と呼び慕っている。関根勤主催のライブ「カンコンキンシアター」に出演した際には毎年さんまがダメ出しに来ており、そのダメ出しを2人していつも楽しみにしているという[注 1]

ブレイクした時期が近いナインティナインよゐことも仲が良い。

事務所こそ違うものの『ウッチャンウリウリ!ナンチャンナリナリ!!』で初共演して以来、ウッチャンナンチャンは師匠的な存在とされ共に慕っている。内村光良を「師匠」、南原清隆を「兄貴」(主に天野)と呼ぶことも多い[注 1]。さんまや笑福亭鶴瓶などを師匠と呼ぶことは多いが、兄貴と呼ぶのは南原だけである。

「キャイ〜ン」の言い方だが、初期はキャイ〜ンポーズをする瞬間に言っていた。しかし2000年代に入ってから「キャ」と「イ〜ン」のあいだに間を置くようになり、「イ〜ン」を言いながらキャイ〜ンポーズをするようになった。現在では(ライブビデオやDVDに収録されているものでは)「キャッイ〜ン」となっている。

現在出演中の番組

テレビ

※天野単独

※ウド単独

特別・単発番組

  • ミ社ラン(TBS系、3月・9月)
  • 美歯Navi(TOKYO MX、不定期)

※天野単独

ラジオ

※天野単独

ネット配信

※天野単独

  • 結婚はこのままでいいのか!?TV(Youtube)

※ウド単独

  • ウドちゃん!げんちゃん!ニコ生ちゃん!!(ニコニコ生放送、隔週木曜または土曜)

過去に出演していた番組

テレビ

ラジオ

ドラマ

アニメ

※声優として出演。

  • ドクタースランプ
    • Xマスだよ!ドクタースランプ キャイ〜ン声優初挑戦SP!! んちゃ砲でニコチャン星を救えっ(1998年12月23日)
  • 魔人探偵脳噛ネウロ(日本テレビ系、2007年)第3話 - 堂々ワタル 役【天野】、満腹太郎 役【ウド】

ネット配信

  • つかめ!夢のキャンパスライフ リア充バスターズ(AbemaTV - AbemaSPECIAL) ※ウド単独

雑誌

  • こちらもしもツアーズ(TVぴあ
    • もしツアまんが?道場!!
    • もしツアについて僕らが語ろうか
    • キャイ〜ンライブに出張

※フジテレビ系列の番組を題材にしたコラムシリーズ。過去には「100%に賭けるキャイ〜ンの戦記」「ザ・レターズ〜みんなの愛にありがとう」を連載。番組自体は続くが、2007年5月に連載は終了。

映画

舞台

  • キャイ〜ンLIVE
  • キャイ〜ントークライブ
  • カンコンキンシアター『クドい!』(関根勤主宰)
  • 2003年 天野ひろゆきはミュージカル『天使は瞳を閉じて』に出演。
  • 2006年 『現代狂言』(東京:2006年8月6日・8月29日・8月30日 / 大阪:2006年7月2日)
  • 2009年 『エルダーソルジャーズ』(11月26日 - 12月1日)

ビデオ・DVD

※2001-2003年のLIVEビデオ/DVDは翌年のLIVE会場で販売されたが、市販はされていない。

  • キャイ〜ンライブフルエアロバージョン(1999年LIVE)
  • キャイ〜ンライブ甥(2000年LIVE)
  • キャイ〜ンLIVE2004 キャイ〜ンがシークレットライブやりました。
  • キャイ〜ンLIVE2005 キャイ〜ンがまたシークレットライブやりました。
  • キャイ〜ンLIVE2006 キャイ〜ンがまたまたシークレットライブやりました。
  • キャイ〜ンLIVE2007 キャイ〜ンが5月1日、2日、3日、4日に紀伊國屋サザンシアターでシークレットライブやりました。
  • キャイ〜ンLIVE2008 Sweet10キャイ〜ン 10回目のキャイ〜ンLIVE
  • キャイ〜ン20周年記念ライブ「キャイニングイレブン」
  • 天使は瞳を閉じて
  • タイマン即興コントバトル アドリブキング 1・2
  • すずき
  • ウドで訊く 〜遠隔操作トークバラエティ〜

CD

  • 普通になりたい(1995年)- 谷口宗一とのユニット「3LDK」として
  • SHI〜NE☆(1996年)
  • キミはすてきさ!ベイビーメイビー(1996年)- てれび戦士1996 with キャイ〜ンとして、NHK教育テレビ『天才てれびくん』1996年度前期エンディングテーマ
  • BANG BANG BANG (1997年)- キャイ〜ン with てれび戦士1997として、NHK教育テレビ『天才てれびくん』1997年度後期エンディングテーマ
  • 勝ちに行こうぜ、アマノくん!(1999年)テレビアニメ『Bビーダマン爆外伝V』後期エンディングテーマ及び同作のオフィシャルカードゲームテーマ
  • ドキドキドン!1年生、みんなともだち(2000年) - フジテレビ系『ポンキッキーズ』オムニバス盤「P-kies 20th Century New Trax」収録
  • 世界の国からこんにちは2005(2005年) - 三波豊和とのデュエット
  • 遊びにいこう!(2016年) - DEENとのユニット「KYADEEN」として

CM

その他

  • デビュー当時は時事ネタなどを行っていたことから「わかりやすい爆笑問題」と名乗っていた。
  • 1995年に、ウドは内村光良・千秋とともにユニット「ポケットビスケッツ」を、1997年に、天野は南原清隆・ビビアンスーとともにユニット「ブラックビスケッツ」をそれぞれ結成。1998年には、「ポケビ&ブラビ スペシャルユニット」として『NHK紅白歌合戦』に出場した。代表曲は「Yellow Yellow Happy」・「Red Angel」(ポケットビスケッツ)と「スタミナ」・「タイミング」(ブラックビスケッツ)。現在は両者共に活動休止中となっている。
  • 1995年に谷口宗一とユニット「3LDK」を結成し、マキシシングルをリリースしている。
  • 「香取慎吾の特上!天声慎吾」での企画として、1999年4月-6月に放映された土曜ドラマ蘇える金狼」(主演:香取慎吾)に天野とウドの後ろ姿だけの出演を果たした。エンドロールには2人の本名がクレジットされている。
  • 1999年頃、『Bビーダマン爆外伝V』のカードゲームのイメージキャラクターを務めており、『別冊コロコロコミック』で読みきり漫画が掲載された(作:ゑびす屋ぼん子)。2人がそれぞれプロデュースした構築済みデッキ『キャイ〜ンバトルセット天野デッキ(お気に入りキャラであるくろボンと悪役キャラ2人を主軸にしたバランスデッキ)』と『キャイ〜ンバトルセットウドデッキ(お気に入りキャラであるきいろボンを主軸にした運要素重視デッキ)』も発売された。

脚注

注釈

  1. ^ a b c d e 『キャイ〜ンのティアチャンネル』内の発言より[1]
  2. ^ 2012年12月24日放送『もしものシミュレーションバラエティー お試しかっ!3時間半スペシャル』内の天野の発言、『キャイ〜ンのティアチャンネル』内の発言より[1]
  3. ^ 『キャイ〜ンのティアチャンネル』内のウドの発言より[1]
  4. ^ a b 『キャイ〜ンのティアチャンネル』内の発言より。本人のwikipedia内の訂正したい部分を語った[1]

出典

関連項目

外部リンク