「イージーリスニング」の版間の差分
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'''イージーリスニング'''({{lang-en-short|''easy listening''}})は、1950年代から1970年代にかけて最も人気があった[[ポピュラー音楽]]のジャンルおよびラジオの放送形式である{{Sfn|Lanza et al.|2008|p=[https://books.google.com/books?id=ipnrAgAAQBAJ&pg=PT16 16]}}。公共空間、商業施設等で生活空間の雰囲気づくりのための[[背景音楽|BGM]]として使用されることも多いが、BGMとは意味が異なる。'''ムードミュージック'''({{lang-en-short|''mood music''}})とも称される<ref>{{Cite book|last1=Musiker|first1=Naomi|last2=Musiker|first2=Reuben|title=Conductors and Composers of Popular Orchestral Music: A Biographical and Discographical Sourcebook|url=https://books.google.com/books?id=ipnrAgAAQBAJ&pg=PT16|year=2014|publisher=Routledge|isbn=978-1-135-91770-8|page=16|quote=Mood music has come to be known as easy-listening music; however ... in the strict sense of the term, mood music means background music written for radio and television programs (including 'commercials'), as well as feature, documentary and newsreel films.}}</ref>。また、{{仮リンク|ミドル・オブ・ザ・ロード (音楽)|label=ミドル・オブ・ザ・ロード|en|Middle of the road (music)}}と関連づけられている{{Sfn|Keightley|2012|p=192}}。 |
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== イージーリスニングの歴史 == |
== イージーリスニングの歴史 == |
2021年11月23日 (火) 08:57時点における版
イージーリスニング | |
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現地名 | Easy listening |
様式的起源 | |
文化的起源 | 1940年代のアメリカ合衆国[1] |
派生ジャンル | |
サブジャンル | |
スペース・エイジ・ポップ |
イージーリスニング(英: easy listening)は、1950年代から1970年代にかけて最も人気があったポピュラー音楽のジャンルおよびラジオの放送形式である[4]。公共空間、商業施設等で生活空間の雰囲気づくりのためのBGMとして使用されることも多いが、BGMとは意味が異なる。ムードミュージック(英: mood music)とも称される[5]。また、ミドル・オブ・ザ・ロードと関連づけられている[1]。
イージーリスニングの歴史
日本では1960年代から70年代にかけて、ポール・モーリア、レイモン・ルフェーブル、フランク・プウルセルらのオーケストラもののインストルメンタル曲が、イージー・リスニングの代表格として人気となった。ビルボードのイージー・リスニング・チャートは、1979年にアダルト・コンテンポラリー・チャートに名称が変更されている[6]
アメリカではオーケストラものよりも、ヘレン・メリル&クリフォード・ブラウンに始まり、セルジオ・メンデス&ブラジル66、レターメン、フィフス・ディメンションなどのボーカルグループに加え、ジャッキー・グリースン、ペリー・コモ、ナット・キング・コール、パティ・ペイジ、ドリス・デイ、ローズマリー・クルーニー、ペギー・リー、バーブラ・ストライサンドなどが、このジャンルに含まれた。 1970年代、カーペンターズ、ジョン・デンバー、バリー・マニロウ、ナンシー・ウィルソンなども、イージー・リスニングとしてラジオ・ステーションでオンエアされた。
イージーリスニングの主なアーティスト
→詳細は「en:Category:Easy listening musicians」を参照
脚注
出典
- ^ a b c d Keightley 2012, p. 192.
- ^ “The Musical Genre That Will Save the World”. Slate (2005年6月7日). 2021年8月30日閲覧。
- ^ “Gateways to Geekery: Sunshine Pop”. The A.V. Club. Onion Inc. (2011年4月7日). 2021年8月30日閲覧。
- ^ Lanza et al. 2008, p. 16.
- ^ Musiker, Naomi; Musiker, Reuben (2014). Conductors and Composers of Popular Orchestral Music: A Biographical and Discographical Sourcebook. Routledge. p. 16. ISBN 978-1-135-91770-8 . "Mood music has come to be known as easy-listening music; however ... in the strict sense of the term, mood music means background music written for radio and television programs (including 'commercials'), as well as feature, documentary and newsreel films."
- ^ Hyatt, Wesley (1999). The Billboard Book of Number One Adult Contemporary Hits.. New York City: Billboard Books. ISBN 978-0-823-07693-2
- ^ a b c d Easy Listening Music Artist - オールミュージック. 2021年8月30日閲覧。
- ^ “イージーリスニング界の第一人者として知られるフランスの作曲家/指揮者、PAUL MAURIATが死去”. TOWER RECORDS ONLINE (タワーレコード). (2006年11月6日) 2021年8月30日閲覧。
- ^ 『「音楽狂」の国 将軍様とそのミュージシャンたち』(Kindle)小学館、2015年、1953頁。ASIN B01BM7D1Y6。
参考文献
- Keightley, Keir (2012). “Easy-Listening”. Continuum Encyclopedia of Popular Music of the World Volume 8: Genres: North America. A&C Black. ISBN 978-1-4411-4874-2
- Lanza, Joseph (2008). “Chapter 16: Zing! Went the Strings”. In Miller, Paul D.. Sound Unbound: Sampling Digital Music and Culture. Cambridge, Massachusetts: MIT Press. ISBN 978-0-262-63363-5
関連項目
- 関連番組(いずれもラジオ番組)
- 『クロスオーバーイレブン』、『軽音楽をあなたに』(NHK-FM放送)
- 『JET STREAM』(TOKYO FM)
- 『バックグラウンド・ミュージック』(TBSラジオ)
- ムード音楽
- ラウンジ・ミュージック
- ニューエイジ・ミュージック
- ヒーリング・ミュージック
- ボサノヴァ