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=== MTV→Vibe ===
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[[1992年]]10月、ミュージックチャンネル株式会社{{efn2|スカイポートTV開局前のイメージキャラクターには[[サンプラザ中野くん|サンプラザ中野]]を起用。ロゴは?マークとなっていた。}}([[パイオニア]]、[[TDK]]等出資)が米[[バイアコム]]社とのライセンス契約により、CSアナログ放送の[[スカイポート]]TVで「'''MTV'''」として放送開始(1992年12月有料放送開始)。全時間[[日本における衛星放送#通常画質の送出方式|Bモードステレオ放送]]。[[1994年]]までは[[J-POP]]はかからず洋楽専門であった。[[1996年]]にはパーフェクTV!(後の[[スカパー!プレミアムサービス]])、[[1997年]]には[[ディレクTV]]でも放送を開始した。当時は、[[マーク・パンサー]]や[[鮎貝健]]、[[ジョージ・ウィリアムズ (タレント)|ジョージ・ウィリアムズ]]、[[Chocolat]]などが[[ビデオジョッキー|VJ]]を務めていた。
[[1992年]]10月、ミュージックチャンネル株式会社{{efn2|スカイポートTV開局前のイメージキャラクターには[[サンプラザ中野くん|サンプラザ中野]]を起用。ロゴは?マークとなっていた。}}([[パイオニア]]、[[TDK]]等出資)が米[[バイアコム (1952-2006)|バイアコム]]社とのライセンス契約により、CSアナログ放送の[[スカイポート]]TVで「'''MTV'''」として放送開始(1992年12月有料放送開始)。全時間[[日本における衛星放送#通常画質の送出方式|Bモードステレオ放送]]。[[1994年]]までは[[J-POP]]はかからず洋楽専門であった。[[1996年]]にはパーフェクTV!(後の[[スカパー!プレミアムサービス]])、[[1997年]]には[[ディレクTV]]でも放送を開始した。当時は、[[マーク・パンサー]]や[[鮎貝健]]、[[ジョージ・ウィリアムズ (タレント)|ジョージ・ウィリアムズ]]、[[Chocolat]]などが[[ビデオジョッキー|VJ]]を務めていた。


[[1998年]]、ミュージックチャンネルはバイアコム社とのライセンス契約を解除(高額なライセンス料がネックだったといわれる)。[[1999年]]1月1日よりチャンネル名を「'''Vibe'''」(ヴァイブ)に変更、これまでの洋楽中心の選曲から邦楽重視に路線変更した。しかし、「MTV」というブランドを失ったことにより、老舗の[[スペースシャワーTV]]や[[ソニー・ミュージックエンタテインメント (日本)|SME]]系のViewsic(現在の[[MUSIC ON! TV|エムオン!]])にCATV局の契約獲得で劣勢を強いられ業績が伸び悩み、[[2000年]]、投資会社であるH&Qアジア・パシフィックに売却した。当時のVJはMTV時代からの鮎貝健やジョージ・ウィリアムズ、Vibeになってから加入した[[Sascha]](サッシャ)など。
[[1998年]]、ミュージックチャンネルはバイアコム社とのライセンス契約を解除(高額なライセンス料がネックだったといわれる)。[[1999年]]1月1日よりチャンネル名を「'''Vibe'''」(ヴァイブ)に変更、これまでの洋楽中心の選曲から邦楽重視に路線変更した。しかし、「MTV」というブランドを失ったことにより、老舗の[[スペースシャワーTV]]や[[ソニー・ミュージックエンタテインメント (日本)|SME]]系のViewsic(現在の[[MUSIC ON! TV|エムオン!]])にCATV局の契約獲得で劣勢を強いられ業績が伸び悩み、[[2000年]]、投資会社であるH&Qアジア・パシフィックに売却した。当時のVJはMTV時代からの鮎貝健やジョージ・ウィリアムズ、Vibeになってから加入した[[Sascha]](サッシャ)など。

2021年11月17日 (水) 09:21時点における版

バイアコム・ネットワークス・ジャパン株式会社
Viacom Networks Japan K.K.
種類 株式会社
本社所在地 105-6006
東京都港区虎ノ門4-3-1
城山トラストタワー6階
設立 1992年4月20日
業種 情報・通信業
法人番号 8011003002347 ウィキデータを編集
代表者 代表取締役社長 井股進
関係する人物 堂山昌司(元会長兼CEO)
柄澤哲夫(元ミュージックチャンネル社長、後のゴンゾ社長)
外部リンク https://www.mtvjapan.com/
特記事項:設立時の社名はミュージックチャンネル株式会社。

1999年1月、チャンネル名を「Vibe」に変更。
2001年1月、社名をエム・ティー・ヴィー・ジャパン株式会社に変更。チャンネル名も「MTV」に変更。
2011年1月、社名をMTV Networks Japan株式会社に変更。

2014年12月、社名をバイアコム・ネットワークス・ジャパン株式会社に変更し、現在地に移転。
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MTV Japan(MTVジャパン)は、音楽専門チャンネルMTV」の日本版。アメリカ合衆国(米国。以下、米と表記)バイアコムCBS・インターナショナル・メディア・ネットワークス(バイアコムCBS傘下)の子会社衛星一般放送事業者のバイアコム・ネットワークス・ジャパン株式会社が運営している。

概要

MTV
MTV HD
基本情報
運営(番組供給)事業者 バイアコム・ネットワークス・ジャパン株式会社
旧チャンネル名 パワーチャンネル
MTV(初代)
Vibe
放送(配信)開始 1990年4月1日
HD放送(配信)開始 2009年10月1日
ジャンル 音楽
放送内容 音楽・カルチャー
視聴可能世帯数 7,512,100世帯(2010年2月現在)
アナログ放送(CS、放送終了)
プラットフォーム スカイポートTV
放送事業者 ミュージックチャンネル株式会社
チャンネル番号 S-9ch
放送開始 1992年10月1日
放送終了 1998年9月30日
衛星基幹放送(東経110度CS放送)
プラットフォーム スカパー!
放送事業者 株式会社シーエス・ワンテン
チャンネル番号 Ch.323(HD)
物理チャンネル ND4-CS2
放送開始 2002年7月1日
HD放送開始 2012年12月1日
スカパー!プレミアムサービス
チャンネル番号 Ch.640(HD)
放送開始 2009年10月1日
スカパー!プレミアムサービス(標準画質)
放送事業者 バイアコム・ネットワークス・ジャパン株式会社
チャンネル番号 Ch.270
放送開始 1997年4月1日
放送終了 2014年5月31日
ディレクTV(放送終了)
放送事業者 ディレク・ティービー・ジャパン株式会社
チャンネル番号 Ch.330
放送開始 1997年12月1日
放送終了 2000年9月30日
その他(再送信・配信)
eo光テレビ 840(HD)
J:COM 352(HD)
公式サイト
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キャッチコピーは「Music&More」。ケーブルテレビスカパー!プレミアムサービススカパー!(旧・スカパー!e2)などで視聴可能である。

MTV→Vibe

1992年10月、ミュージックチャンネル株式会社[注 1]パイオニアTDK等出資)が米バイアコム社とのライセンス契約により、CSアナログ放送のスカイポートTVで「MTV」として放送開始(1992年12月有料放送開始)。全時間Bモードステレオ放送1994年まではJ-POPはかからず洋楽専門であった。1996年にはパーフェクTV!(後のスカパー!プレミアムサービス)、1997年にはディレクTVでも放送を開始した。当時は、マーク・パンサー鮎貝健ジョージ・ウィリアムズChocolatなどがVJを務めていた。

1998年、ミュージックチャンネルはバイアコム社とのライセンス契約を解除(高額なライセンス料がネックだったといわれる)。1999年1月1日よりチャンネル名を「Vibe」(ヴァイブ)に変更、これまでの洋楽中心の選曲から邦楽重視に路線変更した。しかし、「MTV」というブランドを失ったことにより、老舗のスペースシャワーTVSME系のViewsic(現在のエムオン!)にCATV局の契約獲得で劣勢を強いられ業績が伸び悩み、2000年、投資会社であるH&Qアジア・パシフィックに売却した。当時のVJはMTV時代からの鮎貝健やジョージ・ウィリアムズ、Vibeになってから加入したSascha(サッシャ)など。

MTVジャパン

ミュージックチャンネルとの契約解除後、MTV日本再上陸の動きがあり、2000年3月、CSKセガなどによるエムティービーブロードキャスティングジャパン株式会社がスカイパーフェクTV!(後のスカパー!プレミアムサービス)で委託放送事業者の認定を受けるが、開局には至らなかった(その後、エムブロス株式会社に社名変更、同年10月7日に、ディレクTVで放送されていた「M-BROS.」(エム・ブロス)をスカイパーフェクTV!で開局するが、2002年4月30日をもって放送終了した)。

そのため、バイアコム社は再びミュージックチャンネルと組むことになり、傘下のMTVネットワークスが資本参加する形で2001年1月1日、「MTVジャパン」が開局した(ちなみに、開局1曲目はbirdの「マインドトラベル」)。同時に社名も「エム・ティー・ヴィー・ジャパン株式会社」に変更している。開局を前にして、旧MTV・Vibe時代からのVJはほとんどが2000年11月頃に降板している。

なお、Vibeのインターネット事業は2000年4月に「ミュージック・オンライン株式会社」(2003年5月、「株式会社VIBE」に社名変更)に分社化されており、2005年、バンダイネットワークス(バンダイナムコグループ)の傘下となっている。

この当時のMTVジャパンは邦楽中心に構成されたものであるため、かつて海外アーティスト達のPV中心だったMTVに親しんでいた層からの評判は必ずしも良いとは言えず、MTVジャパン社長兼CEOの笹本裕も、当時、自身の経営について、「昔存在していた日本におけるMTVと現在のMTVの相違は 事業的にも市場の変化としても仕方がないものの固定概念を持った人たちといかにうまくお付き合いしつつ新たなマーケットをつくっていく必要があるかという点でも困難であります。」とコメントしているが[1]、経営的には成功を収め、視聴者数は2006年3月に600万人を突破。音楽専門チャンネルでは最大手のスペースシャワーTVに次ぐ規模を誇る。

2006年8月、MTVネットワークスによりMTVジャパンを完全子会社化。それに先立ち、2006年1月には委託放送事業者から電気通信役務利用放送事業者に変更するとともに、MTVネットワークスの子会社・MTV Networks Japan株式会社(現:バイアコム・ネットワークス・ジャパン合同会社)が運営するニコロデオン(日本でのチャンネル名は「ニコロデオン/アニメ・子どもTV」)の電気通信役務利用放送事業者となった(ニコロデオンは2009年9月放送終了。2018年1月より放送再開)。

2007年12月1日、この日開局したTwellVに番組供給を開始。

2009年1月1日付で、当社を存続会社として、エム・ティー・ヴィー・グループ・ジャパン株式会社(合併前は当社の株式80%を保有する親会社であった)、エム・ティー・ヴィー・アイ・グループ・ジャパン株式会社、Viacom Acquisition株式会社の3社を合併した。

2009年10月1日、スカパー!HDおよびひかりTVでハイビジョン放送(チャンネル名は「MTV HD」)を開始。

2010年9月1日、2001年2月から2008年12月まで当社会長を務めた沼倉重夫が社長として復帰(復帰当初は韓国語専門チャンネルを運営するKNTV社長を兼務)。

2011年1月1日、社名をMTV Networks Japan株式会社に変更。

2012年2月10日、総務省から東経110度CS放送の衛星基幹放送業務の認定が適当と認められ[2]スカパー!にて2012年12月1日よりハイビジョン放送と字幕放送を開始し、チャンネル名称を「MTV HD」に変更(衛星基幹放送事業者は、テレビ朝日系のシーエス・ワンテン)。

2014年5月31日、スカパー!プレミアムサービスにて、標準画質放送を終了。

2014年12月1日、社名をバイアコム・ネットワークス・ジャパン株式会社に変更し、現在地に移転[注 2]

2016年12月1日、スカパー!プレミアムサービスの衛星一般放送事業者がスカパー・ブロードキャスティングからスカパー・エンターテイメントに変更。

2021年4月、MTV Japanの公式ウェブサイトで使用された二代目バイアコムのロゴは、サイトリニューアルに伴い廃止[3]

番組

MTV Japanの番組は原則すべて収録(録画)放送であり、生放送番組は2001年の再開局以降存在しなかったが、2007年5月26日開催のVMAJ2007は生放送を実施した。

MTVジャパンやアメリカMTV制作の番組みならず、VH1BET、アメリカ以外のMTVの番組など、世界中のMTV Networksで制作された番組も放送している。

音楽関連

  • MTV洋楽EXPRESS
  • MTV WORLD STAGE
  • MTV81
  • M size(放送終了)
  • MTV TOP Choice
  • Top Choice アンコール
  • Int'l Choice
  • MTV Headbangers Ball - ヘヴィメタル専門の番組
  • MTV SCREEN
  • MTV Japan Chart Top30
  • MTV On-Air Chart Top30(放送終了)
  • MTV Music Download Chart Top10 - 音楽配信サービスのランキングをもとにしたミュージックビデオのランキング(放送終了)
  • MTV U.S TOP20
  • Wake Up! MTV
  • MTV World Chart Express
  • MTV ADVANCE WARNING(放送終了)
  • MTV Comp.
  • MTVロックス(放送終了)
  • MTV屋台(放送終了)
  • AFTER HOURS
  • MTV Sunrise Tune
  • MTV Morning Tune
  • MTV Afternoon Tune
  • MTV Sunset Tune
  • Rock On MTV
  • MTV Check The Rhyme
  • MTV Urban Mellow
  • MTV amp
  • クラシックMTV
  • MTVオビザラス
  • MTV×DAM WANNASING KARAOKEE CHART TOP40(放送終了)
  • MTV KARAOKEE CHART TOP50

その他

現在のVJ

過去のVJ

MTV Japan開始以前

MTV(朝日放送)

1984年10月から1988年4月にかけて、朝日放送テレビ(ABCテレビ)がMTVのミュージック・ビデオ(PV)番組を再編集し、独自の司会を加えた番組『MTV: Music Television(MTVミュージックテレビジョン)』を放送していた。初代キャスターは渡辺実[4]

当初は土日深夜の放送で、日曜に限りANN系列にも全国ネットされ、やがてテレビ朝日では、最盛期には平日、休日を問わず毎日放送されるようになった。関西地方のみ、週末は『MTV TOP20 VIDEO COUNTDOWN』が放送された。

日本においては、この朝日放送版が強烈な印象を残しており、いまだに『MTV』といえばこの頃の放送を指す場合が多い。現在、世界的には『MTV』=バラエティチャンネルという状態でありPVとはほとんど関係が無いが、日本での放送に限ってPVの割合が著しく多く、かつ各国でローカライズを積極的に行う『MTV』が、日本でのみ例外的に英米の曲を多く流すのはこの番組の路線が影響しているとされる(『MTV』の重要な節目であった90年代に、日本が『MTV』と良好な関係を築けなかったことが大きく影響している)。その後のビデオクリップ番組にも大きな影響を与えた。

朝日放送版では毎週、アメリカで放送された素材8時間分を即座に輸入し、スタッフがそのすべてをチェックして2時間に編集していた。「ビデオクリップ」という言葉は、この番組で最初に使われた。

数々のタイアップイベントが行われ、視聴者が希望するコンサートにリムジンで招待され、VIP席で鑑賞しその後アーティストに会えるという「one night stand」というコーナー企画が好評を博した。

2時間枠特番での最高視聴率は10パーセント近くあった。

ソニーの影響力が大きく、一社提供で特注のCM(特に5秒CMは大きな話題となった)を大量に製作した。

番組末期は若者の洋楽離れが進んだ時期と重なり、『MTV: Music Television』は徐々に時間枠が少なくなりやがて消滅。後身番組として島田紳助司会の、トークの合間にミュージック・ビデオを流す番組『紳助のMTV倶楽部』が開始される。朝日放送とMTVとの提携解消により、のちに番組名を『CLUB紳助』に改め、1996年まで続く長寿番組となる。

スタッフ

MTV(TBSテレビ)

1988年7月よりTBSで『MTVジャパン』の放送を開始[注 6]。当初は朝日放送同様、米MTVの番組の編集版であったが、後に日本のVJがPVを紹介する形に改められた。

その他の制作番組

テレビ朝日は、1986年1月1日午前1:00-4:54に、関係の深いCNNと共同制作した「CNN・MTVゆく年きた年」を放送した。この番組は2部制になっており、MTVが絡んだのは後半の2部のみである。

脚注

注釈

  1. ^ スカイポートTV開局前のイメージキャラクターにはサンプラザ中野を起用。ロゴは?マークとなっていた。
  2. ^ それまでは、同業のスペースシャワーネットワークスペースシャワーTV)とエムオン・エンタテインメントMUSIC ON! TV)がそれぞれ入居するビル(隣同士)から徒歩1分もしない距離のビルに入居していた。
  3. ^ ソウル・トレイン』日本版の編集、『ベストヒットUSA』のオープニング映像などを手掛けたプロダクション。
  4. ^ 読売新聞』1988年7月5日朝刊第32面(『読売縮刷版』1988年7月号p.228)および夕刊第16面(同前p.248)に放送予定記載あり。
  5. ^ 『読売新聞』1988年7月29日朝刊第28面(『読売新聞縮刷版』1988年7月号p.1360)および夕刊第20面(同前p.1380)に放送予定記載あり。
  6. ^ 火曜日深夜の放送は7月5日[注 4]、金曜日深夜の放送は7月29日から開始[注 5]

出典

関連項目

外部リンク