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2021年11月7日 (日) 08:17時点における版
SSGランダース #13 | |
---|---|
カブスマイナー時代 | |
基本情報 | |
国籍 | 大韓民国 |
出身地 | 慶尚南道 晋州市 |
生年月日 | 1990年10月29日(34歳) |
身長 体重 |
182 cm 90 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手、中堅手(以前) |
プロ入り | 2008年 |
初出場 |
NPB / 2016年6月8日 KBO / 2019年3月23日 |
最終出場 | NPB / 2016年7月29日 |
年俸 | 7000万ウォン(2021年) |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
| |
国際大会 | |
代表チーム | 韓国 |
プレミア12 | 2019年 |
この表について
|
獲得メダル | ||
---|---|---|
男子 野球 | ||
韓国 | ||
WBSCプレミア12 | ||
銀 | 2019 |
ハ・ジェフン | |
---|---|
各種表記 | |
ハングル: | 하재훈 |
漢字: | 河載勳 |
発音: | ハジェフン |
英語表記: | Ha Jae-Hoon |
河 載勲(ハ・ジェフン、朝鮮語: 하재훈、1990年10月29日 - )は、大韓民国・慶尚南道晋州市生まれ・旧馬山市(現昌原市)育ち[1]のプロ野球選手(投手)。日本での登録名はジェフン(Jaehoon)。
経歴
アマチュア時代
小学3年生で野球を始め、4年生の時には公式戦30連勝や全国大会優勝も経験[1]。小中学生時代は、外野手と捕手を務め、中学生時代にも全国で準優勝を経験した[1]。龍馬高校時代は、中学3年生から始めたという投手もこなした[1]。
カブス傘下時代
2008年、韓国プロ野球のドラフト会議開催前にシカゴ・カブスとマイナー契約を結んだ[1]。
2009年にショートシーズンAからマイナーリーグでの経歴をスタートさせ、一時はAAA級まで昇格した[2]。この時負傷中であった藤川球児と共にリハビリをおこなったほか、和田毅とも僅かながら同時期にプレーした[2]。
2012年にオールスター・フューチャーズゲームに選出された。
2014年、2015年はチーム方針から投手としてプレーしまずまずの成績を残していたが、打者として勝負することを望み日本の独立リーグへ移籍することを決意した[2]。韓国では高校や大学卒業後に直接MLBに入った選手は、MLBでの契約満了後に韓国プロ野球でのドラフト指名を2年間受けられない規定があることも、日本の独立リーグを選んだ理由に挙げている[2]。
第一次徳島時代
2016年、四国アイランドリーグplus・徳島インディゴソックスに加入。ファーストネームのジェフンを登録名とした。
前期の30試合に出場し、リーグの打撃成績では前期終了時点で全部門でトップ5に名を連ねた[1]。5月3日の対香川オリーブガイナーズ戦では外野手として先発出場し、9回の1イニング、投手として起用された[3][4]。
ヤクルト時代
同年5月30日に東京ヤクルトスワローズとの契約が発表された[5]。背番号は00で、登録名は徳島時代と同じカタカナ表記のジェフン。6月8日に一軍に昇格、即スタメン出場する。翌6月9日には初安打を記録した[6]。
12月2日、自由契約公示された[7]。
第二次徳島時代
2017年2月15日、前年途中まで在籍していた徳島に復帰することが発表された[8]。登録名は引き続き「ジェフン」。発表ではポジションは投手となっている[8]。
4月2日のリーグ開幕戦(対愛媛マンダリンパイレーツ)では8回までセンターの守備に就いたあと9回に登板し、初セーブを挙げた[9]。2017年はクローザーとして起用され[9]、13試合に登板して7セーブ、打者としては48試合に出場して166打数39安打で打率.235、6本塁打30打点12盗塁の成績であった[10]。出場は合計52試合で、そのうち投打二刀流での出場が9試合、野手のみが39試合、投手のみが4試合だった[11]。
2018年の開幕時点では外野手として登録されていた[12]。このシーズンは投手としての登板は前期閉幕前の2試合だけで、いずれも負けている局面であったが、野手として先発出場して最終回のみ登板する「二刀流」起用だった[13][14]。シーズン終了後に、指名打者部門のベストナインに選出されている[15]。
SK・SSG時代
2018年9月10日、韓国プロ野球新人2次ドラフトでSKワイバーンズより2位で指名され入団した[16]。
2019年、SKでは投手として登録されリーグ最多の36セーブを記録。2020年は故障等で7月以降の一軍登板がなく4セーブにとどまった。
詳細情報
年度別打撃成績
年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2016 | ヤクルト | 17 | 42 | 40 | 3 | 9 | 2 | 0 | 0 | 11 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 12 | 0 | .225 | .262 | .275 | .537 |
NPB:1年 | 17 | 42 | 40 | 3 | 9 | 2 | 0 | 0 | 11 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 12 | 0 | .225 | .262 | .275 | .537 |
- 2016年度シーズン終了時
年度別投手成績
年 度 |
チ | ム |
試 合 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ | ブ |
ホ | ル ド |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
奪 三 振 率 |
W H I P |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2019 | SK | 61 | 5 | 3 | 36 | 3 | 59.0 | 47 | 1 | 26 | 1 | 64 | 13 | 13 | 1.98 | 9.76 | 1.25 |
2020 | 15 | 1 | 1 | 4 | 0 | 13.0 | 19 | 2 | 8 | 0 | 10 | 13 | 11 | 7.62 | 6.92 | 2.08 | |
KBO:2年 | 76 | 6 | 4 | 40 | 3 | 72.0 | 66 | 3 | 34 | 1 | 74 | 26 | 24 | 3.00 | 9.25 | 1.39 |
- 2020年度シーズン終了時
- 太字はシーズン最高記録
記録
- NPB
- 初出場・初先発出場:2016年6月8日、対東北楽天ゴールデンイーグルス2回戦(楽天koboスタジアム宮城)、8番・中堅手で先発出場
- 初安打:2016年6月9日、対東北楽天ゴールデンイーグルス3回戦(楽天koboスタジアム宮城)、3回表に美馬学から中前安打
- 初打点:2016年6月10日、対千葉ロッテマリーンズ1回戦(QVCマリンフィールド)、2回表に涌井秀章から中越2点適時二塁打
独立リーグでの打撃成績
年 度 |
球 団 |
打 率 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
打 点 |
三 振 |
四 球 |
死 球 |
犠 打 |
犠 飛 |
盗 塁 |
長 打 率 |
出 塁 率 |
併 殺 打 |
失 策 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2016 | 徳島 | .364 | 30 | 136 | 118 | 27 | 43 | 12 | 0 | 6 | 21 | 20 | 11 | 5 | 0 | 2 | 9 | .618 | .433 | 0 | 0 |
2017 | .241 | 48 | 185 | 162 | 29 | 39 | 11 | 1 | 6 | 30 | 33 | 15 | 3 | 0 | 5 | 12 | .432 | .308 | 6 | 0 | |
2018 | .328 | 53 | 189 | 174 | 25 | 57 | 11 | 0 | 4 | 34 | 38 | 12 | 0 | 0 | 3 | 11 | .459 | .365 | 5 | 2 | |
通算:3年 | .306 | 131 | 510 | 454 | 81 | 139 | 34 | 1 | 16 | 85 | 91 | 38 | 8 | 0 | 10 | 32 | .491 | .363 | 11 | 2 |
- 2018年度シーズン終了時
独立リーグでの投手成績
年 度 |
球 団 |
防 御 率 |
登 板 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
投 球 回 |
打 者 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
奪 三 振 |
与 四 球 |
与 死 球 |
失 点 |
自 責 点 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2016 | 徳島 | 0.00 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1.0 | 4 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2017 | 0.00 | 13 | 0 | 0 | 7 | 0 | 0 | 0 | 12.0 | 43 | 7 | 0 | 17 | 4 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | |
2018 | 0.00 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2.0 | 7 | 0 | 0 | 2 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
通算:3年 | 0.00 | 16 | 0 | 0 | 7 | 0 | 0 | 0 | 15.0 | 54 | 7 | 0 | 21 | 5 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 |
- 2018年度シーズン終了時
背番号
- 2 (2016年 - 同年5月29日)
- 00 (2016年5月30日 - 2018年)
- 13 (2019年 - )
登録名
- ジェフン (2016年 - 2018年)
登場曲
代表歴
脚注
- ^ a b c d e f 徳島インディゴソックス ハ・ジェフン外野手インタビュー(前編) - 四国アイランドリーグplusウェブサイト
- ^ a b c d 徳島インディゴソックス ハ・ジェフン外野手インタビュー(後編) - 四国アイランドリーグplusウェブサイト
- ^ “【ヤクルト】“韓国の大谷”ハ・ジェフン獲得へ四国IL・徳島の大型二刀流”. スポーツ報知. (2016年5月19日) 2016年7月2日閲覧。
- ^ 2016年5月3日徳島vs香川 (PDF) - 四国アイランドリーグplusウェブサイト(スコアカード)
- ^ ヤクルト、二刀流ハ・ジェフンと契約 1日にも1軍 日刊スポーツ、2016年6月10日閲覧
- ^ 【ヤクルト】ジェフン、来日初安打に絶叫 スポーツ報知、2016年6月10日閲覧
- ^ “自由契約選手|2016年度公示”. NPB.jp 日本野球機構 (2016年12月2日). 2016年12月3日閲覧。
- ^ a b 徳島IS 外国人選手入団のお知らせ - 四国アイランドリーグplusニュースリリース(2017年2月15日)
- ^ a b 高田博史 (2017年4月17日). “徳島 ハ・ジェフン チームに不可欠な“二刀流”の存在”. デイリースポーツ 2017年4月30日閲覧。
- ^ “選手情報 徳島インディゴソックス”. 四国アイランドリーグplus. 2017年11月9日閲覧。
- ^ リーグウェブサイト試合結果 2017年より各試合のデータ(スコアブック含む)にて確認可能。
- ^ 2018年度四国アイランドリーグplus 選手登録・練習生一覧 (2018年3月29日現在) (PDF) - 四国アイランドリーグplus
- ^ 5月29日 高知対徳島スコアブック (PDF) - 四国アイランドリーグplus
- ^ 5月31日徳島対巨人3軍スコアブック (PDF) - 四国アイランドリーグplus
- ^ 2018年 ベストナイン確定 - 四国アイランドリーグニュースリリース(2018年10月31日)
- ^ 徳島IS ジェフン選手 KBOドラフト会議 SKワイバーンズから2巡目指名 - 四国アイランドリーグplusニュース(2018年9月10日)
関連項目
外部リンク
- 個人年度別成績 ジェフン - NPB.jp 日本野球機構