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=== エンゼルス傘下時代 ===
=== エンゼルス傘下時代 ===
2016年5月27日に[[ロサンゼルス・エンゼルス (MLB)|ロサンゼルス・エンゼルス]]とマイナー契約を結んだ<ref>{{Cite web|url=http://www.mlbtraderumors.com/2016/05/angels-to-sign-erik-kratz-to-minors-deal.html |title=Angels To Sign Erik Kratz To Minors Deal|author=Jeff Todd|website=MLB Trade Rumors|date=2016-05-26|accessdate=2016-06-12}}</ref>。
2016年5月27日に[[ロサンゼルス・エンゼルス]]とマイナー契約を結んだ<ref>{{Cite web|url=http://www.mlbtraderumors.com/2016/05/angels-to-sign-erik-kratz-to-minors-deal.html |title=Angels To Sign Erik Kratz To Minors Deal|author=Jeff Todd|website=MLB Trade Rumors|date=2016-05-26|accessdate=2016-06-12}}</ref>。


=== パイレーツ復帰 ===
=== パイレーツ復帰 ===

2021年9月11日 (土) 23:36時点における版

エリック・クラッツ
Erik Kratz
ミルウォーキー・ブルワーズでの現役時代
(2018年8月31日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ペンシルベニア州モンゴメリー郡テルフォード英語版
生年月日 (1980-06-15) 1980年6月15日(44歳)
身長
体重
6' 4" =約193 cm
255 lb =約115.7 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 捕手
プロ入り 2002年 MLBドラフト29巡目
初出場 2010年7月17日
最終出場 2020年9月22日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
プレミア12 2019年

エリック・フロイド・クラッツErik Floyd Kratz, 1980年6月15日 - )は、アメリカ合衆国ペンシルベニア州モンゴメリー郡テルフォード英語版出身の元プロ野球選手捕手)。右投右打。野球アメリカ合衆国代表。MLBの9球団で出場経験があるジャーニーマンである。

経歴

プロ入りとブルージェイズ傘下時代

2002年MLBドラフト29巡目(全体866位)でトロント・ブルージェイズから指名され、プロ入り。その後、7年間ブルージェイズの傘下でプレーする。

2008年11月3日にFAとなった。

パイレーツ時代

2009年1月21日にピッツバーグ・パイレーツと契約。

2010年7月17日のヒューストン・アストロズ戦、30歳でメジャーリーグデビューを果たす。オフの11月6日にFAとなった。

フィリーズ時代

フィラデルフィア・フィリーズでの現役時代
(2013年6月1日)

2010年11月12日にフィラデルフィア・フィリーズとマイナー契約を結んだ。

2012年5月22日にシチズンズ・バンク・パークで行われたワシントン・ナショナルズ戦でトム・ゴーゼラニーからメジャー初本塁打を放った。

ブルージェイズ時代

2013年12月3日にブラッド・リンカーンとのトレードで、ロブ・ラスムッセンと共に古巣のブルージェイズへ移籍した[1]

2014年、ブルージェイズでは34試合に出場して打率.198、3本塁打、12打点を記録した。

ロイヤルズ時代

カンザスシティ・ロイヤルズでの現役時代
(2015年1月29日)

2014年7月28日にダニー・バレンシアとのトレードで、リアム・ヘンドリックスと共にカンザスシティ・ロイヤルズへ移籍した[2]。移籍後は、僅か13試合の出場ながら打率を上昇させた(.198→.276)。また8安打を記録したが、そのうち2本は本塁打である。オフの11月7日に日米野球2014のMLB選抜に選出された[3][4]

2015年6月11日にDFAとなった[5]

レッドソックス傘下時代

2015年6月21日にウェイバー公示を経てボストン・レッドソックスへ移籍した[6]が、出場機会が無いまま25日にDFAとなり[7]、28日にAAA級ポータケット・レッドソックスに異動し、翌29日に自由契約となった[8]

マリナーズ傘下時代

2015年7月2日にシアトル・マリナーズとマイナー契約を結ぶが、15日に自由契約となった。

フィリーズ復帰

2015年7月17日にフィリーズとマイナー契約を結び、9月1日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした。10月9日にFAとなった。

アストロズ時代

2015年11月8日にサンディエゴ・パドレスとマイナー契約を結んだが、2016年3月28日にダン・ストレイリーとのトレードで、アストロズへ移籍した[9]。5月16日にDFAとなり、22日に自由契約となった。

エンゼルス傘下時代

2016年5月27日にロサンゼルス・エンゼルスとマイナー契約を結んだ[10]

パイレーツ復帰

2016年6月11日に金銭トレードでパイレーツへ移籍した[11]。7月19日にDFAとなった。

ブルージェイズ傘下復帰

2016年7月28日にブルージェイズとマイナー契約を結んだ[12]。オフの11月7日にFAとなった。

インディアンス傘下時代

2016年12月1日にクリーブランド・インディアンスとマイナー契約を結び、2017年スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[13]

2017年は開幕から傘下のAAA級コロンバス・クリッパーズでプレーした。

ヤンキース時代

2017年8月31日に金銭トレードで、ニューヨーク・ヤンキースへ移籍し[14]、9月1日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした。オフにFAとなったが、12月13日にマイナー契約で再契約した[15]

ブルワーズ時代

2018年5月25日に後日発表選手とのトレードで、ミルウォーキー・ブルワーズへ移籍し、即日でアクティブ・ロースター入りした[16]。この年はマニー・ピーニャの控えとして出場し、自身最多の48安打を記録した。敗戦処理として3試合に登板した。自身初のポストシーズンでは、コロラド・ロッキーズとのディビジョンシリーズで8打数5安打2打点の活躍でチャンピオンシップシリーズ進出に貢献した。

ジャイアンツ時代

2019年3月24日にC.J.イノホサとのトレードで、サンフランシスコ・ジャイアンツへ移籍した[17]。5月13日にDFAとなった[18]

レイズ時代

2019年5月16日に後日発表選手とのトレードで、タンパベイ・レイズへ移籍した[19]。5月31日にDFAとなり[20]、6月5日に自由契約となった[13]

ヤンキース復帰

2019年6月8日にヤンキースとマイナー契約を結んだ[21]。 また、第2回プレミア12のアメリカ代表に選出された。同大会では捕手部門でベストナインを受賞した。オフの11月7日にFAとなった。後にマイナー契約を結び直した[22]

2020年8月8日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[23]。オフの10月28日にFAとなった[24]

11月に自身のSNS上に投稿した動画で現役引退を表明した[25]

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
2010 PIT 9 36 34 2 4 0 0 0 4 1 0 0 0 0 2 0 0 9 0 .118 .167 .118 .285
2011 PHI 2 6 6 0 2 1 0 0 3 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 .333 .333 .500 .833
2012 50 157 141 14 35 9 0 9 71 26 0 0 0 3 11 2 2 34 2 .248 .306 .504 .810
2013 68 218 197 21 42 7 0 9 76 26 0 0 0 2 18 4 1 45 11 .213 .280 .386 .666
2014 TOR 34 84 81 8 16 3 0 3 28 10 0 0 0 0 3 0 0 12 3 .198 .226 .346 .572
KC 13 31 29 4 8 1 0 2 15 3 0 0 0 1 1 1 0 10 1 .276 .290 .517 .808
'14計 47 115 110 12 24 4 0 5 43 13 0 0 0 1 4 1 0 22 4 .218 .243 .391 .634
2015 4 5 4 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 0 0 0 2 0 .000 .000 .000 .000
PHI 12 23 22 3 5 2 0 0 7 2 0 0 0 0 1 0 0 3 0 .227 .261 .318 .579
'15計 16 28 26 3 5 2 0 0 7 3 0 0 0 1 1 0 0 5 0 .192 .214 .269 .484
2016 HOU 14 30 29 0 2 1 0 0 3 0 0 0 0 0 1 0 0 14 1 .069 .100 .103 .203
PIT 18 57 56 3 6 1 0 1 10 4 0 0 1 0 0 0 0 18 2 .107 .107 .179 .286
'16計 32 87 85 3 8 2 0 1 13 4 0 0 1 0 1 0 0 32 3 .094 .105 .153 .258
2017 NYY 4 2 2 0 2 1 0 0 3 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1.000 1.000 1.500 2.500
2018 MIL 67 219 203 18 48 6 0 6 72 23 1 0 1 2 6 0 7 40 8 .236 .280 .355 .634
2019 SF 15 36 32 1 4 2 0 1 9 3 0 0 0 0 2 0 2 6 0 .125 .222 .281 .503
TB 6 17 17 0 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 8 0 .059 .059 .059 .118
'19計 21 53 49 1 5 2 0 1 10 3 0 0 0 0 2 0 2 14 0 .102 .170 .204 .374
2020 NYY 16 30 28 2 9 2 0 0 11 4 0 0 0 0 2 0 0 6 0 .321 .367 .393 .760
MLB:11年 332 951 881 76 184 36 0 31 313 105 1 0 2 9 47 7 12 208 28 .209 .256 .355 .611

年度別投手成績





















































W
H
I
P
2016 HOU 1 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 6 1.0 3 0 0 0 0 0 2 0 2 1 9.00 3.00
PIT 1 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 5 1.0 2 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0.00 2.00
'16計 2 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 11 2.0 5 0 0 0 0 1 2 0 2 1 4.50 2.50
2018 MIL 3 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 12 3.0 3 0 1 0 0 2 0 0 2 1 3.00 1.33
2020 NYY 2 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 9 2.0 2 2 0 0 1 0 0 0 2 2 9.00 1.00
MLB:3年 7 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 32 7.0 10 2 1 0 1 3 2 0 6 4 5.14 1.57

年度別守備成績

投手守備


投手(P)












2016 HOU 1 0 0 0 0 ----
PIT 1 1 0 0 0 1.000
'16計 2 1 0 0 0 1.000
2018 MIL 3 0 1 0 1 1.000
2020 NYY 2 0 1 0 0 1.000
MLB 7 1 2 0 1 1.000
捕手守備


捕手(C)






















2010 PIT 9 56 9 0 0 1.000 0 7 3 4 .571
2011 PHI 1 10 0 0 0 1.000 1 1 1 0 .000
2012 41 339 26 1 3 .997 3 33 18 15 .455
2013 60 414 26 1 5 .998 1 42 33 9 .214
2014 TOR 25 141 9 0 1 1.000 1 18 13 5 .278
KC 11 47 1 0 1 1.000 0 6 5 1 .167
'14計 36 188 10 0 2 1.000 1 24 18 6 .250
2015 4 12 1 0 0 1.000 0 2 2 0 .000
PHI 3 14 1 0 1 1.000 0 1 0 1 1.000
'15計 7 26 2 0 1 1.000 0 3 2 1 .333
2016 HOU 13 64 7 1 0 .986 0 8 4 4 .500
PIT 17 109 8 1 1 .992 2 9 5 4 .444
'16計 30 173 15 2 1 .989 2 17 9 8 .471
2017 NYY 2 2 0 0 0 1.000 0 0 0 0 ----
2018 MIL 61 508 23 3 3 .994 4 44 31 13 .295
2019 SF 11 101 7 4 0 .964 2 9 7 2 .222
TB 6 40 5 0 1 1.000 2 2 1 1 .500
'19計 17 141 12 4 1 .975 4 11 8 3 .273
2020 NYY 12 74 3 0 1 1.000 0 5 3 2 .400
MLB 276 1931 126 11 17 .995 16 187 126 61 .326
一塁守備


一塁(1B)












2015 PHI 2 15 0 0 2 1.000
2016 PIT 1 1 0 0 0 1.000
2018 MIL 1 0 0 0 0 ----
2020 NYY 4 6 1 0 1 1.000
MLB 8 22 1 0 3 1.000

表彰

アメリカ代表

背番号

  • 38(2010年、2016年途中 - 同年終了、2020年)
  • 31(2011年 - 2014年途中)
  • 19(2014年途中 - 2015年途中)
  • 28(2015年途中 - 同年終了)
  • 23(2016年 - 同年途中)
  • 36(2017年)
  • 15(2018年)
  • 5(2019年 - 同年5月12日)
  • 6(2019年5月18日 - 同年5月30日)

代表歴

脚注

  1. ^ "Blue Jays acquire C Erik Kratz and LHP Rob Rasmussen" (Press release) (英語). MLB.com (Toronto Blue Jays). 3 December 2013. 2016年3月30日閲覧
  2. ^ "Royals acquire Erik Kratz, Liam Hendriks from Toronto for Danny Valencia" (Press release) (英語). MLB.com (Kansas City Royals). 28 July 2014. 2016年3月30日閲覧
  3. ^ MLBオールスターチーム、追加選手発表!来日全29選手が決定”. 侍ジャパン公式サイト (2014年11月7日). 2016年3月30日閲覧。
  4. ^ “シューメーカーら14人追加=日米野球”. 日刊スポーツ. (2014年11月7日). http://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/f-bb-tp2-20141101-1390295.html 2016年3月30日閲覧。 
  5. ^ “Royals designate Erik Kratz for assignment” (英語). Associated Press. ESPN.com. (2015年6月11日). http://espn.go.com/mlb/story/_/id/13059220/kansas-city-royals-designate-erik-kratz-assignment 2016年3月30日閲覧。 
  6. ^ Doyle, Ricky (2015年6月21日). “Red Sox Claim Veteran Catcher Erik Kratz Off Waivers From Royals” (英語). nesn.com. 2015年6月28日閲覧。
  7. ^ Pedroia goes on Boston disabled list with strained hamstring” (英語). bellinghamherald.com (2015年6月25日). 2015年6月28日閲覧。
  8. ^ Marty Gitlin (2015年6月29日). “Former Red Sox C Erik Kratz chooses free agency” (英語). CBS Sports FANTASY (CBS Interactive). http://www.cbssports.com/fantasy/baseball/news/former-red-sox-c-erik-kratz-chooses-free-agency/ 2016年3月30日閲覧。 
  9. ^ Brian McTaggart (2016年3月28日). “Astros send Straily to SD for catcher Kratz” (英語). MLB.com. 2016年3月30日閲覧。
  10. ^ Jeff Todd (2016年5月26日). “Angels To Sign Erik Kratz To Minors Deal”. MLB Trade Rumors. 2016年6月12日閲覧。
  11. ^ Charlie Wilmoth (2016年6月11日). “Pirates Place Francisco Cervelli On DL, Acquire Erik Kratz From Angels” (英語). MLB Trade Rumors. 2016年6月12日閲覧。
  12. ^ Ben Nicholson-Smith, Davidi Shi (2016年7月28日). “Blue Jays to sign veteran catcher Erik Kratz to minor-league deal” (英語). Sportsnet. 2016年8月19日閲覧。
  13. ^ a b MLB公式プロフィール参照。2019年6月6日閲覧。
  14. ^ Bryan Hoch (2017年8月31日). “Yankees add catcher Kratz from Indians” (英語). MLB.com. 2017年9月2日閲覧。
  15. ^ Yankees' Erik Kratz: Re-signs with Yankees” (英語). CBS Sports (2017年12月13日). 2018年5月31日閲覧。
  16. ^ Adam McCalvy (2018年5月25日). “Brewers option Arcia amid flurry of moves” (英語). MLB.com. 2018年5月31日閲覧。
  17. ^ Adam McCalvy (2019年3月24日). “Crew deals Kratz to Giants for Hinojosa” (英語). MLB.com. 2019年4月1日閲覧。
  18. ^ Steve Adams (2019年5月13日). “Giants Designate Erik Kratz For Assignment” (英語). MLB.com. 2019年5月14日閲覧。
  19. ^ Juan Toribio (2019年5月16日). “Rays acquire Kratz; Bemboom to injured list” (英語). MLB.com. 2019年5月17日閲覧。
  20. ^ Juan Toribio (2019年5月31日). “Zunino returns to lineup, back behind the dish” (英語). MLB.com. 2019年6月1日閲覧。
  21. ^ Ashley Varela (2019年6月8日). “Yankees sign Erik Kratz to minor league deal” (英語). Yahoo! Sports. 2019年6月9日閲覧。
  22. ^ Yankees, Erik Kratz Agree To Minor League Deal” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年3月29日閲覧。
  23. ^ Mark Polishuk (2020年8月8日). “Yankees Announce Multiple Roster Moves” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年8月9日閲覧。
  24. ^ Manny Randhawa and Paul Casella (2020年11月7日). “2020-21 free agents, position by position” (英語). MLB.com. 2020年11月8日閲覧。
  25. ^ 宇根夏樹 (2020年11月21日). “プレミア12のベストナイン捕手クラッツが現役引退。若手にも慕われた心優しき女房役に「将来は監督」との声も”. THE DIGEST. https://thedigestweb.com/baseball/detail/id=28705 2021年8月21日閲覧。 

関連項目

外部リンク